ゴルフ雑誌やYoutubeに出てくるゴルフクラブの評論家はシャフトメーカーから報酬をもらっているため、彼らのおすすめを鵜呑みにはできませんよね。ドライバーのシャフトは無数にありますが、46m/s以上のハードヒッターならば、実はかなり選択肢は絞られます。

実際、PGAやLIVのプロが使用するシャフトは数モデルに集約されています。プロが使うシャフトも参考にして、ヘッドスピード46m/s以上のゴルファー向けのドライバーシャフト選び完全ガイドです。 

シャフトの重さは? 

アイアンのシャフト重量を基準にして選びましょう。 HS46m/s以上のゴルファーなら、Modus Tour 125X や120TX、 ダイナミックゴールドS200、X100あたりを使っている方が多いと思います。 

そうなると、ドライバーシャフトの重さは60g台を選ぶことになります。 プロでも多くは60g台のシャフトを使っているので、よほど合わないということがない限り、60g台で良いです。 

シャフトの長さは? 

プロの中には、44インチ台の短尺や46インチの長尺ドライバーを使う選手もいますが、45インチのものを選んでおけば間違いないです。 46インチまで長くすると当たった時の飛距離は伸びますが、コントロールが難しい。 

44インチ台になると、コントロールが若干しやすくなりますが、バランスが変わるのと、短くすると長くはできません。長さが短くなると、距離も落ちてしまいます。45〜45.5インチくらいのシャフトでしっかり飛距離を出すことを考えましょう。コントロール性を求めるなら45インチのドライバーを短く持つことで対応した方が良いでしょう。

パリオリンピックで銀メダルを獲得した英国のフリートウッド選手はドライバーを短く持ってコントロール性を高めています。プロでも短く持って対応している選手は結構多いです。

シャフトの硬度は? 

シャフトによってSの表記だがXくらいの硬さがあるとか、というゴルフクラブ評論家がいますが、そんなことは気にせず、HS46m/s以上ならXのシャフトを選んでおけばまあ間違いないです。 Sだと柔らかすぎてダウンスイングでしなりが大きすぎ、ヘッドが戻ってくるまでに時間がかかってしまい、コントロールが難しくなってしまいます。

シャフトのキックポイントは? 

キックポイントは先端部分の強度が高いモデルを選ぶのが基本です。 そうなると、中元から元調子という表記となります。松山英樹が愛用するTour AD DIなんかはかなりの元調子のイメージですが、中調子という表記になっているものもあります。あまり表記を気にしなくて良いです。

ヘッドスピードが速い場合、先端部分が柔らかいとヘッドがブレてコントロールが難しくなってしまいます。 表記が先調子のモデルは避けておいた方がいいです。

絶対純正スリーブを

シャフト単体で購入する場合、社外品のスリーブが装着される商品(特にタイトリストが多いイメージ)が販売されていますが、これは絶対におすすめしません。純正に比べて耐久性が悪いので、使っていくうちにスリーブに隙間が空いたりと、後々不具合が多いのが社外品スリーブ

純正以外のスリーブだと、シャフトが破損してもメーカーで修理することもできません。少し高価ですが、絶対に純正スリーブ装着モデルを買いましょう。

ヘッドスピード46m/s以上のドライバーシャフトおすすめモデル

調子係数の目安

調子係数については、以下の通りの目安としています。

9.9以下超先調子
10.0~14.9先調子
15.0~19.9先中調子
20.0~24.9中調子
25.0~29.9中元調子
30.0~34.9元調子
35.0以上超元調子
調子係数とキックポイントの関係

シャフトおすすめ第1位 フジクラ VENTUS TR BLUE 6X 

重量(g)70.4
フレックス値14.1
トルク(度)2.9
調子係数30.5元調子

PGAツアー選手が今こぞって使っているのが、VENTUSシリーズです。 

VENTUSの日本モデルが、VENTUS BLUE。 

米国では、VENTUS BLACKが主流で売られているようですが、PGAツアーの選手でもVENTUS BLUEを使っている選手は多いです。

VENTUS BLACKについては、Xシャフトの硬度(フレックス値)が15台とかなり硬くなっています。ヘッドスピードは48m/sくらいは必要かなと。

VENTUS BLUEを使ってみると驚くのが、ヘッドスピードが2m/sほど上がることです。 

これがPGAツアー選手が使っている理由でしょう。とにかく飛距離性能が高い。このシャフトが使えれば、10ヤードほど飛距離が伸びます。 

使用選手:ジョーダン・スピース、キーガン・ブラッドリー、チェス・リービー、ハリス・イングリッシュ

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シャフトおすすめ第2位 三菱ケミカル TENSEI PRO ORANGE 1K 6X 

重量(g)71.3
フレックス値14.4
トルク(度)2.9
調子係数31.6元調子

カウンターバランスでとにかくヘッドが思い通りおりてくるシャフト。

ダブルキックポイントという人がいますが、ダブルキックポイントではなく重量の配分が特徴的なシャフトです。 

コントロール性能が最高。 TENSEI CK Pro Orange というモデルもありますが、その後継モデルがこの1K。

ヘッドのスイートスポットに当たりやすくなるので、結果的に飛距離が伸びます。

一部のゴルフ批評家は、TENSEIは表示より硬いのでSを選べみたいなことを言う人がいますが、ハードヒッターならXのシャフトで良いです。確かにSでも少し硬めですが、TENSEIのSの硬度は12.9。やはり柔らかいです。

ヘッドスピード46m/sでも、Xで十分打てます。

S表記のシャフトだとTENSEIでもヘッドが戻ってきづらい。 

2022年日本オープン覇者、蝉川泰果プロが使用しているシャフトです。

使用プロ:蝉川泰果、マシュー・フィッツパトリック

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シャフトおすすめ第3位 グラファイトデザイン Tour AD DI 6X 

タイトリストTSR3に装着したTour AD DI
重量(g)68.7
フレックス値13.8
トルク(度)3.0
調子係数22.4中調子

メーカーのサイトと調子係数を見てみると中調子となっていますが、イメージはかなりの元調子のシャフト。 

グリップのあたりにキックポイントがある感覚。その分、先端部分がしっかりしていてコントロール性能が高い。 

松山英樹が愛用しているシャフトで、発売からかなりの年月が経っているため、中古のものも見つかりやすく場合によっては安く手に入れることができます。 

新品での定価も安めなので、迷ったらこのシャフトを選んでおけば間違いないです。

使用プロ:松山英樹、中島啓太(過去使用)、ミト・ペレイラ、マッケンジー・ヒューズ、イム・ソンジェ

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シャフトおすすめ第4位 グラファイトデザイン Tour AD VF-6 X 

重量(g)67.5
フレックス値14.2
トルク(度)3.1
調子係数23.2中調子

現在、タイガー・ウッズが使用しているシャフト。スペックはTour Ad DI と似ていますが、Tour AD DIより捕まりが良いモデル。Tour AD DIはフェード系ですが、Tour AD DIだと捕まらないという方はぜひ一度試してみてください。

使用プロ:タイガー・ウッズ

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おすすめシャフトスペック比較表

VENTUS TR BLUE 6XTENSEI PRO ORANGE 1K 6XTour AD DI 6X
重量70.471.368.7
フレックス値14.114.413.8
トルク2.92.93.0
調子係数30.531.622.4

まとめ

3つのモデルを紹介しましたが、ハードヒッターにとっては、これ以外の選択肢は正直言ってあまり考えなくて良いです。

飛距離のポテンシャルで選ぶならVentus Blue、コントロール性能で選ぶならTensei Orange 1K、コスパで選ぶならTour AD DI。

シャフトは選び出すと選択肢は無数にありますが、HS46m/s以上のハードヒッターにとってはこれ以上の選択肢は必要ないです。

ハードヒッターのためのドライバーの選び方完全ガイドはこちら

2024年3月29日にスコッティキャメロンの新しいPHAMTOMシリーズが発売されました。 

スコッティキャメロンのパターというと、タイガー・ウッズや松山英樹が愛用する、ピン型のNEWPORT2が有名ですが、実はPGA、LIVツアーで最も利用率が高いのが、ツノ型のPHANTOM5系パター。 

PGAツアー、LIVツアーで使用率の高いスコッティキャメロンまとめはこちら↓
https://surfstylefactory.com/ja/pgalivsuperselect/

ジャスティン・トーマスやマックス・ホマが愛用しているのがPHANTOM5.5。 

新PHANTOMシリーズの発売を機に、最も世界で支持されていると言っても良いPHANTOM含めスコッティキャメロンの購入を検討してみてはいかがでしょうか。 

2024年最新のスコッティキャメロンのパターの選び方を解説します。 

PHANTOMシリーズとは? 

スコッティキャメロンはいくつかのシリーズを定期的に刷新しています。 

定番なのが、SELECTシリーズ。 

SELECTシリーズは、L字型、ピン型、マレット型の定番の形のパターのシリーズ。 

PHANTOMシリーズは、2000年以降に流行っているネオマレット型のシリーズです。 

パターを置いたときにフェース面が天井を向く、フェースバランスが小さめで、ツノ型やスパイダー型のパターヘッドなのがPHANTOMです。 

ストローク中にフェースがブレづらいので、直進性がよく、方向性が安定するのが大きなメリットです。 

特に、1.5m以内のショートパットで威力を発揮します。 

SELECTシリーズとは? 

定番のSELECTシリーズは2023年3月にSUPER SELECTシリーズが発売。 

定番のNEWPORT、NEWPORT2に加えて、マレット型のGOLOやFASTBACK、L字型のデルマー、ピン型の幅広モデルのNEWPORT2.5など、過去最大のラインナップとなりました。 

特徴としては、フェースバランス角がPHANTOMシリーズより大きいこと。フェースを開閉しやすく、距離感が合わせやすいです。 

ショートパットの方向性に不安のない方は、5m以上のパットでオッケーの位置に寄せられるパターの方がスコアはまとまるでしょう。 

ただし、人気のNEWPORTやNEWPORT2、GOLO6のモデルは、すでに日本での在庫が少なくなっています。

スコッティキャメロンのパターの選び方 

スコッティキャメロンの場合、ライ角は70°、ロフトは3.5°と固定なので、モデルの選び方は長さ、フェースバランス角、オフセット、パターヘッドの形状で選ぶことになります。 

長さは? 

日本では34インチのパターを使っている方が多いようですが、日本人の体格を考えると33インチのパターをおすすめします。 

どう考えても、短い方がストロークは安定します。 

185cmのタイガー・ウッズでも使っているパターは33インチです。 

フェースバランス角 

フェースバランス角は小さければ小さいほど(パターを置いたときにフェースが天井を向くほど)、ストレートに打ち出しやすいです。 

逆にフェースバランス角が大きいと、フェースを開閉しやすく距離感を合わせやすい。 

どちらを重視するかなのですが、アマチュアの場合、ショートパットを外した時のショックは大きいと思いますので、フェースバランス角が小さいモデルを選んだ方がスコアにつながります。 

オフセット 

スコッティキャメロンの場合、オフセットがないモデルはセンターシャフトのモデルのPHAMTOM5sのみとなっているので、あまりオフセットのバリエーションはないです。 

基本的時はフルシャフトか3/4シャフトのどちらかのモデルを選ぶことになります。 

オフセットの特徴はこちらです。 

フルシャフト ボールを捕まえやすい 
3/4シャフト バランス型 
ノーオフセット ボールを引っ掛けづらい 

ショートパットで引っ掛けやすいか、プッシュしやすいかでオフセットは決めていきましょう。 

オフセットで迷ったら、バランス型の3/4シャフトを選んでおけば間違いないです。 

パターヘッド

2024年発売のPHANTOMシリーズのヘッドのおすすめは、ツノ型の5系と7系です。

PGAツアーやLIVEツアーでも、使用率が圧倒的に多いのが、この5と7のモデル。

5の方が小ぶりで距離感が合わせやすく、7は方向性重視のモデルとなっています。

2024年スコッティキャメロンパターのおすすめランキング

2023年3月に発売された SUPER SELECTシリーズもまだ在庫があるモデルもあるのですが、かなり少なくなっていますので、PHANTOMシリーズ中心にランキングします。 

おすすめNo.1 PHANTOM 5.5 

ジャスティン・トーマス、マックス・ホマが愛用するスコッティキャメロンパターがこのPHANTOM5.5。

フェースバランス角は少し角度がついていて、ストレートに打ち出しやすいネオマレット型ですが、フェースの開閉も使えるオールラウンドタイプ。

ヘッド形状からショートパットも安心で、距離感も合わせやすい。

スコッティキャメロンのネオマレット型パターを検討していてどれを買えばわからないなら、まずこれを選んでおいて間違い無いです。

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おすすめNo.2 PHANTOM 7.5

PHAMTOM 7.5もPGA、LIVツアーで使用率が高いモデル。

5シリーズに比べてヘッドが大きく、ショートパットの安心感があるモデル。

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おすすめNo.3 PHANTOM 9 

2024年3月の新PHANTOMシリーズから追加されたのがこの9シリーズ。

スクエアな形でヘッドのねじれがなく、真っ直ぐ打ち出しやすいモデル。

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おすすめNo.4 PHANTOM 5s 

スコッティキャメロンパターの中の唯一のセンターシャフトのパターがこのPHAMTOM 5s。

センターシャフトなので、フェースバランス角が0°に近く、最もストレートに打ち出しやすいモデルです。

センターシャフトのパターを愛用するプロは意外と多く、畑岡奈紗や矢野東プロはよく使っていますね。

とにかく、ショートパットが不安な方は、試してみてほしいのがPHAMTOM5sです。

圧倒的なショートパットの安心感があります。

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おすすめNo.5 PHANTOM 5

ジャスティン・トーマスが使用するPHANTOM 5.5のネック形状が違うモデル。

ベントネックで、フェースバランス角が5.5より小さいモデル。

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2023年のスコッティキャメロンおすすめ人気ランキングはこちら

サーフィンのオルタナ系のショートボードで人気のツインフィッシュですが、どんなモデルを選べば良いかわからないですよね。 

ツインフィッシュのサーフボードの選び方を完全解説します。 

最適なスペックは? 

ツインフィッシュの長さは? 

まず、気になるのがどんな長さが最適なのか? 

基本は、身長からマイナス5インチを選びましょう。 

身長が175cmの5’10なら、ツインフィッシュの基準の長さは5’5。 

幅と厚さは、モデルによって変わりますので、体重や自分の目指すスタイルによって選んでいきましょう。 

フィンは? 

オーダーボードにして、オンフィンという選択肢もありですが、最近はFCSやFuturesからさまざまなタイプのツインフィンがリリースされていますので、取り外しが可能なフィンセッティングがおすすめです。 

ツインフィンの形状は、キールとアップライトがありますが、大きな弧のパワーサーフィンのターン重視ならキール、ハイパフォーマンスクイックなターンを目指すならアップライトフィンがおすすめです。 

FCSとFuturesでフィンは迷う場合、日本の場合、オーストラリアのメーカーFCSの方が選択肢が多いでしょう。 

米国の輸入品の場合は、Futuresのフィンボックスになっていることが多いですが、Futuresでも良いフィンがあるので、全然問題ないです。 

FCSツインフィンのおすすめランキングはこちら

2024年おすすめツインフィッシュ

おすすめNo.1 CHIRSTENSON FISH 

ツインフィッシュのスタンダードと言えば、もうこれしかないです。CHRISTENSON FISH。 

CHRISTENSON SURFBORADはカリフォルニア発のサーフボードメーカー。 

ツインフィッシュが有名ですが、ハイパフォーマンスのサーフボードからロングボードまでラインナップしているメーカーです。 

オルタナティブ系のサーフボードを次々に生み出している、自由な雰囲気が素敵です。 

その中でも、フラッグシップになるモデルが、このFISH。 

全体的にボリュームは大きめで、日本の小波でも十分に対応できるモデル。 

小波からバリのような急な斜面の波でも楽しめる、ザFISHのオールラウンダー。 

正直言って、日本での在庫はかなり少ないのですが、見つけたら買っておくと間違いないです。 

最適な波のサイズ モモ〜肩 
波のタイプ メロウ、ビーチブレイク全般 
サーファーレベル 初級以上 
おすすめFCSフィン   
おすすめFuturesフィン   

スペック

5’0 20 1/4 x 2 5/16 27.08L 
5’2 20 1/2 x 2 5/16 28.39L 
5’4 20 3/4 x 2 3/8 30.4L 
5’6 20 7/8 x 2 7/16 32.38L 
5’8 21 x 2 1/2 34.29L 
5’10 21 1/4 x 2 5/8 37.56L 
5’11 21 3/8 x 2 11/16 39.17L 

おすすめNo.2 CHRISTENSON C-HALK 

ツインフィッシュの定番中の定番CHRISTENSON FISHをよりハイパフォーマンスショートボードテイストにしたのがこのC-HALK。 

CHRISTENSON FISHより、幅が狭く、厚さも抑えめで、よりシャープなターンが可能なツインフィッシュです。 

ツインフィッシュだけど、ハイパフォーマンスボードのようなターンがしたいという中級以上のサーファーにおすすめです。 

一般的なFISHなら身長より5インチ短めがおすすめですが、C-HALKの場合は浮力がないので身長より3~4インチ短めで良いでしょう。 

最適な波のサイズ 腰〜頭半 
波のタイプ メローな波から速い波まで 
サーファーレベル 中級以上 
おすすめFCSフィン   
おすすめFuturesフィン   

スペック

5’0 x 19 3/8” x 2 5/16” 
5’2 x 19 1/2” x 2 3/8” 
5’4 x 19 3/4” x 2 3/8” 
5’6 x 20” x 2 7/16” 
5’8 x 20 1/4” x 2 1/2” 
5’10 x 20 1/2” x 2 9/16” 

おすすめNo.3 JS Industries Red Baron

JS Industries Red Baron の試乗レポートはこちら

おすすめNo.2  Firewire TOO FISH 

CHRISTENSON FISHと同じタイプのボードがFirewire TOO FISH。 

ボリュームがあって、さらに素材も軽い素材なので、テイクオフがめちゃめちゃ速い。 

スペックはCHRITENSONのFISHとほぼ同じです。 

CHRITENSONのFISHがなかなか在庫がないので、代わりに買うならこのTOO FISH。

ロブ・マチャドが監修しているサーフボードとして有名ですね。

ロブは↓のような感じで乗っています。 

最適な波のサイズ 膝〜肩 
波のタイプ メローな波 
サーファーレベル 初級以上 
おすすめFCSフィン   
おすすめFuturesフィン   

スペック

5’ 0″ x 20 1/8 x 2 3/16 | 25.9L 
5′ 2″ x 20 5/16″ x 2 1/4″ | 27.8L 
5′ 3″ X 20 1/2″ X 2 1/4″ | 28.5L 
5′ 4″ X 20 11/16″ X 2 5/16″ | 30.0L 
5′ 5″ X 20 7/8″ X 2 3/8″ | 31.6L 
5′ 6″ X 21 1/16″ X 2 7/16″ | 33.2L 
5′ 7″ X 21 5/16″ X 2 1/2″ | 34.9L 
5′ 8″ X 21 9/16″ X 2 9/16″ | 35.5L 
5′ 9″ X 21 3/4″ X 2 5/8″ | 37.3L 
5′ 11″ X 22 1/8″ X 2 11/16″ | 38.0L 
6′ 1″ X 22 7/16″ X 2 3/4″ | 42.6L 
6′ 3″ X 22 5/8″ X 2 7/8″ | 46.2L 

おすすめNo.4 SHARP EYE MAGURO 

東京オリンピック銀メダルの五十嵐カノア選手が使用しているのがSHARP EYEサーフボード。 

そのSHRAP EYEからリリースされているツインフィッシュがMAGURO(マグロ)です。 

CHRISTENSONのFISHよりボリュームが抑えめで、フィッシュの中ではハイパフォーマンスなモデル。 

CHRISTENSONのC-HALKとほぼ同じスペックなので、C-HALKの代わりに買うならこのモデル。 

あまりボリュームがありすぎるボードだとフィーリングが合わないというサーファーに最適なモデルです。 

ボリュームが少なめなので、身長より3~4インチ短めがおすすめ。 

最適な波のサイズ モモ〜頭半 
波のタイプ メローな波 
サーファーレベル 初級以上 
おすすめFCSフィン   
おすすめFuturesフィン 
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スペック

5’0″ 19.25″ 2.35″ 25 
5’2″ 19.5″ 2.4″ 26.6 
5’4″ 19.75″ 2.45″ 28.6 
5’6″ 20″ 2.5″ 30.3 
5’8″ 20.25″ 2.5″ 31.7 
5’10” 20.5″ 2.65″ 35 
6’0″ 20.75″ 2.7″ 37.2 
6’2″ 21″ 2.75″ 39.4 
6’4″ 21.5″ 2.8″ 42.5 

おすすめNo.5 Channel Islands CI Fish 

おすすめのツインフィッシュの中で最もハイパフォーマンス寄りなのが、このChannel IslandsのCI Fish。 

ボリュームが小さめで、ハイパフォーマンスのショートボードに近いフィーリングが得られます。 

身長より3インチ前後短めがおすすめ。 

スタイル系サーファーで最も有名と言っても良いMikey February が乗るとこんな感じ↓

最適な波のサイズ モモ〜頭半 
波のタイプ メローな波から速い波まで 
サーファーレベル 中級以上 
おすすめFCSフィン   
おすすめFuturesフィン 
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スペック

5’4 19 1/2 2 1/8 26.0L 
5’6 20 2 3/16 28.3L 
5’8 20 1/2 2 5/16 31.6L 
5’10 21 2 7/16 35.1L 
6’0 21 1/4 2 1/2 37.3L 
6’2 21 1/2 2 9/16 39.9L 

20代からサーフィンを始めて、毎回サーフィンでものすごい日差しを受けているにもかかわらず、やっていることは日焼け止めのみという40代サーファーです。 

40代サーファー向けの日焼け止め4選はこちら↓
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ただ、妻に流石に「最近シミが目立つ。なんとかして」と言われ、人生初めてのデパートの化粧品売り場へ(当然妻と)。 

美容にかなり気を遣っている妻のおすすめというか、言われるがままにアルビオンへ。 

まず肌診断 

アルビオンでまずやってもらったのは、肌診断。 

肌の乾燥度合いを測定します。 

結果はこちら。 

水分量が29皮脂量が5、ということで、一番左下のヤバいゾーンらしく。つまりは「カッサカサ」とのこと。 

乾燥しすぎ。 

やはり、サーフィンで海に入って急に乾燥させてしまうと、かなり肌に悪いんですね。 

サーフィンで海に入っているから肌が潤ってると思ったら全くの逆。カッサカサ。 

流石にこのままではまずいということで、まずは何もしていない人が使うべきエントリーモデルの商品を購入することに。 

サーファーのためのスキンケア6つの神器とは

まず、スキンケアのために買わなければならないものはこちら。 

お勧めされたのは、アルビオンの最も新しいブランド、フラルネ。 

取りえずゼロからイチにするには最適とのこと。スキンケア初心者の40代男性には最適なエントリーラインです。 

まずはこれを使っておけば間違い無いとのこと(言われるがまま)。 

1.クレンジングクリーム 

日中に日焼け止めを塗ってサーフィンをして、夜お風呂に入るまでそのままにしていないでしょうか? 

日焼け止めを塗ったままだと、肌が荒れてしまいますので、日焼け止めはしっかり落とさないといけません。 

この日焼け止めを落とす役目なのが、クレンジングクリーム。 

基本的にクレジングクリームは水で泡立たせて使うのではなく、そのまま顔に塗ります。使い方に注意ください。 

フラルネシリーズのこのクレジングクリームがおすすめです↓ 

2.洗顔料 

これは毎日顔を洗うための洗顔料。しっかり顔の汚れを落とすためのものです。 

フラルネシリーズならこの洗顔料がおすすめ↓ 

3.乳液 

肌に潤いを足すもの。 

私の場合ドライスキンなので、フラルネシリーズならこの乳液(エキストラモイストのもの)がおすすめ↓ 

4.化粧水 

肌を引き締めて、キメを整えるもの。 

フラルネシリーズならこの化粧水がおすすめ↓ 

5.美白美容液 

セルフホワイトニングミッション

肌を白くしたり、シミを防ぐもの。 

日に焼けているサーファーには絶対必要なものが、美白美容液。 

肌の日焼けを放っておくと、シミになってしまいます。 

この美白美容液が大事。サーファーはこれだけは、ちょっといいものを使いましょう。 

美容部員さんが曰く、アルビオンから2024年2月に新発売されたらしいセルフホワイトニングミッションがおすすめとのこと。 

少し値段が張りますが、40代のサーファーならこれだけは気前よく買いましょう。 

セルフホワイトニングミッションの最安値はこちら↓ 

6.クリーム 

それまでにつけたものを定着させるのがクリームです。 

妻曰く、「この最後の定着させるクリームはかなり大事」とのこと。 

フラルネシリーズならこのネバーベタークリームがおすすめ↓ 

箱をちゃんと取っておいて、このように保管しましょう

スキンケアの手順 

基本的には1日に2回スキンケアを行います。 

朝出かける前と、夜お風呂に入った後の2回が基本。 

ただ、私の場合、朝は結構忙しいので、平日はスキンケアはできず、土日のみ朝サーフィンから帰ってきた後にスキンケアをして、夜にもう一度行うという頻度。 

この頻度で、大体2~3ヶ月くらい化粧品は持ちますので、2~3ヶ月ごとに買い換えるイメージです。 

また、サーフィンの後のスキンケアの後と、夜のお風呂の後のスキンケアの後だと手順が異なります。 

サーフィンの後 

サーフィン時は、日焼け止めを顔に塗りますので、この日焼け止めをしっかり落とす必要があります。 

サーフィンの後のスキンケアの手順は 

1.クレンジングクリーム 

↓ 

2.洗顔クリーム(省略しても良い) 

↓ 

3.乳液 

↓ 

4.化粧水 

↓ 

5.美容液 

↓ 

6.クリーム 

となります。 

夜(お風呂時) 

夜、お風呂時間なら、女性ならメイクをしているのでクレンジングクリームで化粧を落とさないといけませんが、男性の場合メイクをしている方はかなり少数派だと思いますので、クレンジングクリームは必要ないです。 

夜のお風呂の時のスキンケアの手順は 

1.洗顔料 

↓ 

2.乳液 

↓ 

3.化粧水 

↓ 

4.美容液 

↓ 

5.クリーム 

となります。 

アルビオンの基本の手順はこちらに動画も上がっているので、参考にしてください! 

スキンケアの効果 

アルビオンの化粧品でスキンケアを始めて2週間。 

カサカサしていた肌表面が徐々にプルンプルンしてきました。 

毎日、肌を触るのが楽しくなるくらい。 

また、アルビオンに行って肌状態を計測してもらいたくなっています(絶対よくなっている自信があります)。 

化粧品について少し知識ができてきたので、妻とも共通の話題ができて楽しいです。 

とにかく、40代の早めからスキンケアは始めましょう! 

Vokey SM10の特徴 

2024年3月8日に発売されたタイトリストのVokey DesignのSM10。 早速、購入を検討しているゴルファーは多いと思いますが、SM10はバリエーションが多いため、悩むのはそのセッティング。 ロフトのセッティングやソールの組み合わせについて解説します! 

Vokey Design SM10の最安値はこちら↓  

まず、Vokey SMシリーズの特徴はストレートなリーディングエッジです。 ウェッジは大きく分けると、リーディングエッジがストレートなタイプと、グースネックのタイプがあります。 Vokey SMシリーズは典型的なリーディングエッジがストレート系の出っ歯型モデル。 操作性が高く上級者向けのウェッジと言って良いです。 リーディングエッジがグース系のものが好みなら、Vokey Forgedの方をおすすめします。Vokey Forgedは日本限定のモデルで、個人的にはかなりおすすめです。

左がVokey SM10、右がVokey Forged

写真以上に、構えてみるとフェースの見え方に違いがあります。

Vokey Forgedは思っている以上にグースを感じます。このフィーリングが大事です。

VokeyのSMシリーズとForgedシリーズの違いはこちら

アプローチでザックリ、トップをゼロにするフィネスウェッジのコツ  

スイングスピードを極限まで遅くする  

ラウンド中にアマチュアのアプローチを観察していると、ダウンスイングで加速して速いスイングスピードでボールに当てにいっている方が非常に多いです。  アプローチでボールを正確に捉えるためには絶対にスイングスピードを極限まで遅くすべきです。  野球のキャッチボールで正確に相手の胸あたりに投げようとする時、Maxのスピードでは投げないですよね。

おそらく正確に相手に投げたいなら山なりの軌道をイメージして遅いスピードで投げるのではないでしょうか。  速いスイングスピードではボールのリリースポイントがズレやすいため、アプローチではミスが増えます。  正確に狙ったところに落としたいなら、ゆっくりとしたスイングスピードでボールが頂点で停まるくらい極端にゆっくり山なりの軌道を描いてフワッと飛んでいくイメージでスイングしましょう。  

PGAやLIVのトッププロで速いスイングスピードでアプローチしているのは皆無です。  ゆっくりとしたスイングスピードならば、ザックリするリスクはゼロ。ボールの手前にヘッドが落ちてもスピードが遅いので芝の上をソールが滑ってボールを捉えることができます。  ヘッドスピードが速いとヘッドが手前に入ると芝にリーディングエッジが刺さってしまいます。  ヘッドスピードを落とすとボールがフェースの上に乗って運ぶ感覚になります。アプローチが楽しくなるでしょう。  

ボールの手前をダフらせる  

遅いスイングスピードでボールの手前(だいたいボール半個分)をダフらせましょう。  遅いスイングスピードだと絶対にザックリしないので、安心してダフらせることができます。  ダフらせればボールの上半分を直接打ってしまってトップすることは絶対ないです。  ダフらせることで、ザックリもトップもしないという安心感がアプローチの自信につながります。  

アドレスは左足体重でボールは左足の親指内側  

遅いスイングスピードでダフらせるために、アドレスではボールを左足側におきます(レフティの方は右足側)。  シャフトが地面と垂直になるくらいが目安です。ボールを左に置いても、左手が飛球線側に出てしまうとロフトが立ってしまってソールから着地できなくなってしまうので、気をつけましょう。 

ボールは左足の親指の内側あたりにおき、左足体重のまま飛び出したボールに蝿がとまるくらい遅いスイングのイメージで打ちましょう。クラブを加速させる意識は絶対NGです。むしろダウンスイングで減速させるくらいのゆっくりのフィーリングでスイングしましょう。  左足体重のままスイングすることで安定してボール一個前をダフらせるフィネスウェッジのショットを完成させることができます。 

アドレスはこれくらいのイメージ

Vokey SM10のソールの選び方  

まずアプローチでダフさせるスイングをしないのならば、ソールは使わないのでソール形状は何を選んでも違いはありません。  ダフらせないならばソールはなんでもいいです。  リーディングエッジからボールにコンタクトするのであればソールがなんであろうとザックリしますし、トップも出てしまいます。  アプローチでダフらせるフィネスウェッジショットができるゴルファーのみがソールの形状に影響を受けます。 

基本のソール形状は、F、S、Mの3種類で十分 

最近は、Vokeyもソール形状をDやTなどの新しいものをリリースしていますが、基本のソール形状であるF、S、Mの3種類を中心に考えましょう。 

F、S、Mのソールを基本として、どうしても特定のミスが出るなどの問題があれば、DやTなどのソールを検討すれば良いです。

SM10のシャフトは?  

PGA、LIVツアープロの場合、ウェッジのシャフトのみ重めかつ柔らかめを選択している選手が多いです。  タイガー・ウッズの場合は、アイアンのシャフトは硬いフレックスのDyamic GoldのX100を使っていますが、ウェッジのシャフトはDynamic GoldのS400です。  タイガーはウェッジショットの時はかなりスイングスピードを落としてスイングするので、柔らかめで重めのシャフトを採用してゆったりスイングするよう意識しています。  

ただ、プロの中でもアイアンより軽いシャフトを使っている選手もいます。例えば、ジョーダン・スピースなんかはアイアンのシャフトより軽いシャフトを使っています。 そう考えると、選手によってウェッジのシャフトの選び方はバラバラ。

アマチュアの場合そこまで神経質にならずアイアンと同じシャフトにしましょう。 アイアンと同じシャフトにして、何か問題があれば別のシャフトを検討しても良いと思いますが、そうなるとまたシャフトの沼にハマってしまいます。やはりアイアンと同じシャフトで。

SM10のロフトセッティングは?  

PGA、LIVツアープロのセッティングは52度、56度、60度のセッティングが多いのですが、日本のアマチュアにとってこのセッティングはおすすめしません。  まず60度のウェッジは一般的なアマチュアには使い道がない。 ロフトが寝過ぎているので実行面積が小さく、アプローチで距離感が出しづらいですし、ダルマ落としのミスの可能性も高くなります。 

海外のプロの場合、しっかりダウンブローに打てるのと、そもそもショットで距離が出過ぎるので距離を落とすためにロフトの大きいクラブを使っています。  ジョーダン・スピースは60度のウェッジも持っていますが、アプローチはミスが出づらい56度のウェッジをメインで使っています。  

アマチュアの場合、最もロフトが寝ているウェッジにはミスの少ない56度を第一優先として、56度だと距離が出すぎるというゴルファーは58度を選択しましょう。  そうなるとSM10ウェッジのロフトセッティングは以下の3つが選択肢となります。  

50度、56度  最も安心感のあるセッティング。 
56度のサンドウェッジをメインで使ってあらゆるライから寄せることができる。  
ダルマ落としのミスが減らせる。  
52度、58度  50度、56度のセッティングだと、距離が出過ぎるとか、グリーン奥からのフワッとアプローチがうまくいかないなど問題があるゴルファーのためのセッティング。  
50度、54度、58度  ウッドやロングアイアン1本抜いてウェッジに重きをおいたセッティング。  
ロングゲームが不利になるが、ほとんど使わないウッドやロングアイアンがあるならこのセッティングでもOK。   

ピッティングウェッジ(PW)のロフトが44〜46度のためのロフトセッティングなので、PWのロフトが43度以下の場合は46度のSM10を投入しましょう。  

Vokey SM10おすすめセッティング3選  

SM10おすすめセッティングNo.1 50-12F、56-10S 

 モデル ロフト バウンス角 グラインド 
ギャップウェッジ SM10 50度 12度 
サンドウェッジ SM10 56度   10度 
ロブウェッジ – – – – 

 

おすすめタイプ  すべてのゴルファー  
ディスタンスウェッジ  ★★★★★ 
5/5点 ダウンブローに打てなくても距離が合わせやすい  
フィネスウェッジ  ★★★★★ 
5/5点 56度をメインに距離が合わせやすい  
バンカー  ★★★★  
4/5点 それなりに距離が出てバンカー脱出しやすい 程よいバウンスで硬いバンカーでも対応できる  

ロフトが立っているPWを入れているアベレージゴルファーから46度のPWを入れいてるハードヒッターまで幅広く適用できるオールラウンドの組み合わせ。  

58度より56度の方がフィネスウェッジの典型的なミスであるダルマ落としが防げます。  56度のサンドウェッジのソールはS(バウンス角は10度)がバランスが良くておすすめです。ある程度バウンスがあって芝を滑ってくれて、さらにソールが削ってあるので芝の抜けもいい。  56度のSはショートゲームの名手ジョーダン・スピースがアプローチでメインで使っている番手。  50度の方は迷わずバウンス角が多めのFの12度を選びましょう。アプローチで使用するときにバウンスが効いてくれて圧倒的に易しいです。  

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SM10おすすめセッティングNo.2 52-12F、58-10M 

 モデル ロフト バウンス角 グラインド 
ギャップウェッジ SM10 52度 12度 
サンドウェッジ – -   – – 
ロブウェッジ SM10 58度 8度 

 

おすすめタイプ  飛距離が出るハードヒッター  
ディスタンスウェッジ  ★★★★  
4/5点 ある程度ダウンブローに打てれば距離は合わせやすい  
フィネスウェッジ  ★★★★  
4/5点 状況によって52度と58度を使ってコントロール  
バンカー  ★★★★★ 
4/5点 高いアゴのバンカーや砂の硬いバンカーで出しやすい  

50度、56度のオールラウンドのセッティングだと、高いアゴのバンカーが苦手、グリーン奥からの高い弾道でのアプローチを打ちたいなど、もう少し高い弾道で寄せたいというゴルファーのためのセッティング。  違和感がなければ58度のウェッジはSM10のMグライドをおすすめします。  硬いバンカーやベアグラウンドなどの難しいライが得意なセッティング。  

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SM10おすすめセッティングNo.3 50-12F、54-14F、58-8M  

 モデル ロフト バウンス角 グラインド 
ギャップウェッジ SM10 50度 12度 
サンドウェッジ SM10 54度  14度 
ロブウェッジ SM10 58度 8度 

おすすめNo.3ウエッジセッティング  

おすすめタイプ  ショートゲーム重視の上級者  
ディスタンスウェッジ  ★★★★★ 
5/5点 100y以内で、小刻みに距離を打ち分けることができる  
フィネスウェッジ  ★★★   
3/5点 54度をメインに使いながら、状況によって58度を使う  
バンカー  ★★★★★ 
5/5点 高いアゴのバンカーや砂の硬いバンカーで出しやすい  

ロブウェッジにバウンスが小さめのウェッジを入れた4本ウェッジ体制。PGA、LIVツアープロのようなセッティング。  基本のアプローチはミスの少ない54度を使って、高くあげないといけない場面や硬いライなどの時に58度を使うセッティング。  100y以内でのショットのバリエーションが多いのでクラブを変えて距離を調整しやすい。  ショートゲームのためにはオプションは多い方がよく、4本ウェッジ体制の方が様々な状況に対応できます。  

ただ、当然ですがウェッジを増やすとウッド、ユーティリティ、ロングアイアンから1本抜かないといけません。  アマチュアの場合、ショートゲームよりロングゲームでスコアを崩すことが多いので、基本ロングゲーム重視の方が良いです。  ティーショットや200y以上のショットで、選択肢が多い方が良いです。 4本ウェッジでショートゲーム重視にしても良いのですが、上達を考えればウェッジは3本体制の方がおすすめです。  

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MOI(慣性モーメント)が10,000超えという脅威の直進性で話題になっている、PING G430 10K。 実際本当に曲がらない! ただ、カスタムシャフトのモデルを買おうとすると、ドライバー1本10万超ということで、なんとか安くPING G430 10Kを購入する方法はないのか。。 一つの方法が、PINGの純正シャフトのモデルを購入する事です。 

日米のツアーで人気のVENTUS TR BLUEのG430 10Kのカスタムモデルの定価が¥101,200に対し、PING純正のTour 2.0シリーズのカスタムモデルの定価が¥83,600と、2万円近く純正モデルの方が安いです。 コストパフォーマンスを考えれば、絶対純正モデルを購入したいところ。 

メーカーの純正シャフトとというと、初心者が使うイメージですが、PINGの純正シャフトはHS45m/s以上のハードヒッターでも満足できるのか?実際、PINGの純正シャフトはヘッドスピードが46m/s以上のハードヒッターでも十分にティーショットを武器できるというか、我々アマチュアにはちょうど良いスペック。 PING純正シャフトのTour 2.0シリーズには、ChromeとBlackの2種類がありますが、実際どのように違い、それぞれどんなタイプのゴルファーに合っているのでしょうか? 比較してみました。 

PING G430 10K TOUR 2.0 CHROME モデルの最安値はこちら↓

PING G430 10K TOUR 2.0 BLACK モデルの最安値はこちら↓

Tour 2.0 CHROMEとBLACKスペック比較 

今回テストしたのは、TOUR 2.0 CHROME 65Xと、TOUR 2.0 BLACK 65X。 スペックを比較は以下の通り。 

 CHROME 65X BLACK 65X 
重量(g) 65 65 
トルク(度) 3.8 3.5 
キックポイント 中元 中元 
長さ(inch) 45.25 45.25 

スペックだけをみると、違うのはトルクのみです。 念の為、スリーブもつけた実際の重量は以下の通り。 

TOUR 2.0 CHROMEは117g

TOUR 2.0 BLACKは118g

ちなみに、この重量は一般的なカスタムクラブシャフトよりは軽い設定になっています。 私が普段使っている日米のプロに人気のTour AD DI 6Xのスリーブ付きの重量は以下の通り。 

私は普段、Titleistの最新ドライバーTSR3を使っています!

ちなみに、TitlesitのレンチでもPINGのスリーブを取り外すことができます。

1年間TSR3ドライバーを使ったレビューはこちら

Tour AD DI 6Xは124g

Tour AD DIの方が少し重いです。 重さの点では、PINGのTOUR 2.0シリーズは、VENTUSシリーズやTour AD DIシリーズに比べて少し軽い。 プロが使うシャフトに比べ、ハードすぎないスペックとなっています。

ハードヒッター向けドライバーシャフトの選び方完全ガイドはこちら

打ってみると・・・ 

TOUR 2.0シリーズのCHROMEもBLACKも実際の重量もほとんど変わらないということで、実際に打ってみると。。 

TOUR 2.0 BLACK 

いつもは、Tour AD DI 6Xを使っている私にとってみると、少しだけ軽いフィーリング。 ただ、軽い分シャープに振り抜けます。 弾道はTour AD DI 6Xより少しだけ低くなりますが、スイングのフィーリングはほぼTour AD DIと変わらない。 少しTour AD DIより軽い分、1-2m/sヘッドスピードが上がりました。 初速が上がるので、飛距離も少しだけ伸びる結果に。 

ただ、軽いのでタイミングが少しだけ取りづらく、ひっかけやすい結果に。 また、プッシュスライスはゼロ。Tour AD DIの時はたまに右にプッシュスライスが出るのですが、、。Tour AD DIより捕まりやすいシャフトです。 

TOUR BLACK 65Xのレビュー 

VENTUSやTour AD DIなどのプロが使う定番のシャフトはやはり、プロが使うには良いのですが、一般的なアマチュアが使うにはオーバースペックです。 ヘッドスピードが45m/sから49m/sくらいのゴルファーならスライスも軽減できるのでぜひお勧めしたいシャフトです。 以下のようなゴルファーに向いてます。

・HS45m/s前後 

・スライスを軽減したい 

個人的には、PINGを使っているアマチュアでドライバーショット300y飛ばすような超ハードヒッター以外なら、このシャフトTOUR BLACK 65Xで十分だと思います。普段タイトリストを使っている私からするとちょっとPINGユーザーは羨ましいです。純正で、これだけ良いシャフトはなかなかないと思います。

普段はタイトリストTSR3ドライバーのTOUR AD DI 6Xを使っている私ですが、PINGのドライバーなら絶対このTOUR BLACK 65Xのシャフトを選択しますね。

PING G430 10K TOUR 2.0 BLACK の最安値はこちら↓

TOUR 2.0 CHROME 

BLACKからCHROMEに差し替えて打ってみると、 BLACKよりもシャフトが柔らかい。 またらかに弾道が高いです。 アマチュアのアベレージヒッターに最適なシャフトです。 

TOUR CHROME 65X のレビュー 

TOUR CHROMEも使いやすいシャフトですが、HS46m/sが打つとややしっかり感がありませんでした。 ちょっと心許ない。 HS42m/s前後のゴルファーなら、TOUR BLACKと同じくスライスが出づらいので、心強い武器になるでしょう。 以下のようなゴルファーに向いてます。

・HS42m/s前後 

・球が上がらない 

・スライスを軽減したい 

PING G430 10K TOUR 2.0 CHROME の最安値はこちら↓

私はコロナ前の2019年までは毎年1~2回バリ島にはサーフトリップには行っていたのですが、いつもはゴールデンウィーク(5月上旬)、夏休み(8月)、冬休み(年末年始)でした。 

今回、久しぶりにバリ島に行ってみようということで、2月に3連休があったので、1日だけ休みを取ってバリに、3泊5日のサーフトリップ。 

2月のバリは初めてだったのですが、雨季だし、円安だし波もお金も少し心配しつつバリ島へ。 

往路 

00:05発で、仕事が終わってから羽田空港へ。 

スーパーフライヤーズなので、ANAラウンジでご飯を少し食べてからフライトゲートへ。 

ちなみに、ANAの場合はボードチャージが無料です。

事前にANAさんに確認した方が良いですが、ジェット機ならロングボードでも積めます。今までロングボードを何度か持って行ったことがありますが、断られたことはありません。

ロングボードが乗らないパターンは、ロングボードの大会などでロングボーダーが集中した場合だそうです。まあ、そんなことはなかなかないですよね。

ちなみに、ANAラウンジでは、生ビールやワイン、サンドイッチ、カレーなどが食べることができます。ただ、味は普通で、唐揚げなんかは冷凍食品をチンした感じのテイスト。 

ラウンジの食事はちょっと微妙ですが、個人的にあまり機内食が好きではないので、いつもはラウンジで軽く食べてしまうことにしてます。

コロナ後からラウンジの食事は質が下がってるなーと思ってますが、まあ機内食よりはマシ。 

ちなみに、米国にサーフトリップするときなんかはフライト時間が長いので、必ずビジネスクラスで行くのですが、東南アジアくらいならフライト時間は6~7時間程度なので、エコノミーで。 

今回、機内でよく寝れるようにネックピローを事前に購入。 

元JALの友人に聞いたところ、おすすめのネックピローはYobiboとのことで、Yobiboを事前に購入! 

Yogiboのネックピローはクラシックなタイプ(Yogibo Neck Pillow)と、首の後ろのクッションがえぐれているタイプ (Yogibo Neck X Pillow) がありますが、クラシックなタイプがおすすめとのこと。 

このネックピローのおかげで、ぐっすり睡眠をとることができました。 

Yogibo Neck Pillowの最安値はこちら↓ 

バリサーフトリップに持っていくべき10のアイテムはこちら

ジャカルタでの乗り継ぎでの注意点 

往路でのジャカルタでの乗り継ぎでは、まずサーフボードのピックアップが必要です。 

サーフボードは回転式のカルーセルからは出てこなくて、大型荷物の出口にひっそり置かれていますので、探しにいきましょう。 

往路でジャカルタで入国審査をするのですが、インドネシアの観光用VISAを買う必要があります。 

入国審査の直前にVISAを購入できるカウンターがあるので、30日間のVISAを買いましょう。

日本円で支払うことができ、VISAの費用は500,000IDRなので、この時は1円=100ルピアの計算で、現金¥5,000で買えました。 

日本からは現金をある程度持っていかないとです。 

ジャカルタ国際空港では、ターミナル3の2階に国内線のDepertureがあるので、そこからデンパサールに向かいます。 

2月のバリサーフトリップ1日目 

サヌールリーフへ 

さて、13時ごろにデンパサールの国内線に到着。 

迎えのサーフガイドが国際線に向かってしまうという小さなトラブルがありましたが、20分ほど待てば国内線に来てくれてピックアップ。 

ホテルに寄らずそのままサーフポイントに向かいます。 

途中でMoney Changeをしますが、2月のこの日のレートはすごくわかりやすくて、1円=100IDR。 

ちなみに、日本から現金を持っていかなくても海外キャッシングできるクレジットカードでATMから現金を引き出した方が実はお得です。 

ATMは空港や街中のいたる所にありますので、見つけるのはあまり苦労しないはず。 

同じ日にクレジットカードで150万ルピアをキャッシングしたところ、後日カードに請求が来たのは14,374円+手数料220円。 

カードキャッシングだと、手数料込みでも1円=102.7IDR。海外ではカードキャッシングを積極的に利用した方が賢いです。 

サヌールリーフに到着。 

スウェルが来ると頭半〜ダブルサイズになりライトオンリーですが最高のバレルが味わえるポイントですが、この日はスモール。 

この日のサヌール。こんな感じですが、沖に出ると胸〜肩あります

昨日まではもっとスウェルがあったそうですが、腹〜胸サイズ。 

バリニーズにとってはかなりのスモールなので、誰も入りません。 

「うーん、まあせっかく来たし入るか!」と言って、15時からガイドと一緒に入ることにしました。 

日本で使っている5’10のハイパフォーマンスボードに、FCSのAl MerrickのMサイズフィンをつけてラインナップ。 

17時までサーフィン。確かにスモールなのですが、無人のサヌールリーフで来た波全部に乗ることができました。 

胸〜肩くらいのサイズなら、バリでもAl MerrickのMサイズのフィンがちょうどいい。 

FCSのAl MerrickのMサイズフィンはこちら↓ 

ちなみに、サヌールリーフはスウェルが入ると、ダブル〜トリプルまでホールドするライトオンリーのポイント。 

ミドルからハイタイドの時間帯のみサーフィンが可能。 

サイズが大きくなると、時間帯によっては右から左へのカレントが強いので、右にずーとパドルをすることになります。 

パドルでもエントリー可能ですが、基本的にボートでエントリーするポイント。 

夕飯はサヌールビーチで、なぜかガイドの親戚と一緒に。 

親戚のおばちゃんから焼酎をいただいたのですが、これがすごく美味しい!日本の芋焼酎や麦焼酎よりクセがなくすっきり。 

聞けばココナッツの焼酎だとか。すげー美味い。 

その後、漁師が獲ってきたきたカツオをその場で焼いて、ご飯と一緒に食べるという豪快なスタイル。 

ちなみに、ワルンでのBINTANGの価格は、35,000IDRでした。 

1日目のウィーミングアップとしては大満足です。 

1日目のナイトライフ 

すでに日本からホテルを予約していたのですが、ガイドが「絶対こっちがいいよ!」って言って連れて行ってくれたホテルがPrime Plaza Sanur。 

サヌールリーフのサーフポイントから本当にすぐ。徒歩で行ける距離です。

1泊880,000IDRということで、既に要約していたホテルより安く設備も良い。ここに変更することに決めました。 

予約していたホテルには理由を言ってキャンセルしていただきました。特にキャンセル料はなしということで、バリではこのような予約変更はよくあることのようです。 

Prime Plaza Sanur Bali 

エントランス

Prime Plaza Sanur の最安値はこちら↓

ExpediaPrime Plaza Hotel Sanur – Bali
Hotels.comPrime Plaza Hotel Sanur – Bali
HISPrime Plaza Hotel Sanur – Bali

Yogiboのネックピローのおかげでしっかり機内で寝ることができたので、まだまだ眠くない!ということで、ナイトライフはカラオケへ! 

ガイド曰く、「絶対BOSHEがおすすめ」とのこと。はっきり言って、BOSHEを見てしまうと、Grahadiに行く気にはならないらしい。 

カラオケの最新の価格は5年前より値上がりしてますので、行く時は気をつけましょう。 

また、基本午後8時からしか空いてないです。午後8:30~9:00ごろに行くのが良いでしょう。 

BOSHE 

Hour 8:00PM ~ 

1Package 6,900,000IDR 

2月のバリサーフトリップ2日目  

クラマスへ

1日目のカラオケで少し飲みすぎたのですが、しっかり睡眠をとって2日目。  

朝は、Prime Plaza Sanurのビュッフェスタイルの朝食。  

あんまし美味しいわけではないですが、パンケーキとオムレツはまずまず。  

2日目もスウェルは小さめですが、1日目の午前中はクラマスが良かったとのことで、混雑を予想値つつも、クラマスへ。  

クラマスへ行ってみると、サイズはセットで頭くらい。  

2日目のクラマス

少々混雑していますが、形も良くいい感じっぽいので、今度は、FCSのH4のLサイズフィンをセットしてエントリー。  

このH4のLサイズフィンがやはりバリではめちゃめちゃ調子が良い!  

クラマスの場合、波のショルダーから乗ろうとすると奥から他のサーファーに乗られてしまうので、少し奥目からテイクオフしないといけません。  

その場合、当然捕まりやすいので、速く波を抜けなければならないという勝負になります。  

その時に、Lサイズのこの硬いH4フィンだとテイクオフ直後にフィンを波に食い込ませてスピードを出すことができるので、厳しいセクションを抜けることができます。  

FCS H4フィンの最安値はこちら↓  

ハイタイドの時間帯に2時間ほどサーフィンして、一度休憩。  

ロータイドにならないうちに2ラウンドして、ホテルに帰ることに。  

2日目のナイトライフ

夕方にもしかしたら波があるかもということで、ホテルで待機していましたが、サヌールリーフなんかはほぼフラットということで、この日は終了して、夕飯へ。  

夕飯は、サヌールバリ風中華の定番  

Warung Kembar Sanur  

Small Bintang2本と、ミーゴレン、唐揚げっぽいものを頼んでも、100,000IDR。円安といっても、十分安いです。  

夕飯が終わったら、ガイドがカラオケのお誘い。  

今日はGrahadiというカラオケへ行ってみないかとのことで行ってみることに。  

Grahadi  

8:00PM〜  

1 Package 3,900,000IDR  

正直、前日のBosheよりかなり質が低いので、サッとみるだけで帰ることに。  

行くなら、絶対高くてもBosheです! 

CARVERの特徴 

サーフィンの陸トレに役立つサーフスケートの世界No.1メーカーCARVER。 最近は、YOW(ヤウ)などの新興のサーフスケートメーカーも出てきていますが、やはりサーフィンのリクトレにはサーフスケートというイノベーションを実現したCARVERのスケートボードが一番良いです。 ただ、CARVERのモデルは数多くどれを選べば良いかわからないですよね。 2024年最新のサーフスケートCARVERの選び方を解説します。 

CARVERは1995年カリフォルニアのVenice発のメーカー。 日本人からするとカリフォルニアブランドと一括りにしてしまいがちですが、カリフォルニアって日本列島全体ほどの面積があり、かなり多様性がある地域です。 カリフォルニアの北と南ではかなり文化も違います。 

CARVERはロサンゼルス周辺のメーカーなので、カリフォルニアの南寄りの中部、カリフォルニアの中心部の華やかな文化の影響を強く受けています。 同じくカリフォルニアの南側のメーカーのChannel IslandsとLostとのコラボしたサーフスケートのモデルが充実しています。 サーフスケートの第一人者として、トラックの開発に余念がなく初代から続くCXシリーズや可動域の大きいC7シリーズなどをリリースしています。 米国のCARVERではトラックのバリエーションとして、さまざまなカラーも発売し始めています。 

プロサーファーの陸トレ用としての人気も高く、特に日本のプロサーファーの場合はほぼ100%CARVERを使っていますね。YOWを使っている選手もいますが、かなり少数派です。 

CARVERサーフスケートの選び方 

トラック 

CARVERには現在、C7、CX4、C5の3種類のトラックが用意されています。  結論から言うと、CX4のトラックを購入すべきです。  C5トラックは2024年2月現在、トラックの販売も中止しており、新しいモデルでもC5トラックモデルはリリースされません。 C7も良いトラックだと思いますが、CX4に比べて少し高価なのと前輪がフラフラしすぎるため、あまりおすすめできません。 前輪がフラフラしてしまうと、サーフスケートの基本テクニックであるプッシュがしづらいので、低速でしか走れずつなまらなくなってしまうでしょう。初心者でC7トラックを選んでしまうとスケートボードの基本テクニックPプッシュの習得が難しいので、初心者ほどしっかりしたCX4を選びましょう。

実際、CARVERで陸トレしているサーファーをよく見かけますが、ほぼ100%、プッシュの基本ができてないです。まずはプッシュをマスターするところから始めましょう。 

C7よりCX4の方が少ししっかりしたトラックで、基本中の基本であるプッシュがしやすい。 C7に比べて少しターンがしづらいですが、少しハードな方が練習になるのでCX4がおすすめです。 コスト面、性能面、どちらをとってもCX4です。  

TRITONシリーズではなく、SURFSKATEシリーズを  

CARVERには、SURFSKATEシリーズとTRITONシリーズがあります。  TRITONシリーズの方が価格が安いですが、TRITONシリーズは”キッズや体重の軽い女性向け”です。  トラックの高さが低く、力のないキッズや体重の軽い女性でもターンがしやすくなっています。  成人男性だと、トラックの高さが足りずターンの時にサーフスケートのサイドが地面についてしまい、ターンがしづらいです。  価格は高いですが迷わずSURFSKATEシリーズを選びましょう。 

Wheel Base(ウィールベース)  

サーフスケートの性能に最も影響するのがWheel Base(ウィールベース)。  第一に、Wheel Baseを確認しましょう。  Wheel Baseの長さが大きければ回転半径が大きくなり、安定性が増します。  基本的にはWheel Baseが長いほど身長が高いサーファーに向いています。  

CARVERでは、17インチのWheel Baseが基本となっており、平均的な170cmの身長でWheel Base17インチのCARVERが適しています。  Wheel Baseが短い方が回転しやすいのですが、180cmほどの身長の高い方が短い16インチ台のWheel BaseのCARVERを使ってしまうとターンが簡単すぎて練習にならないので、注意しましょう。 以下の身長の基準でウィールベースを選びましょう。 

身長 適切なウィールベース 
160cm台 16inch台 
170cm台 17inch台 
180cm台 18inch台 

全長はできるだけ長いものを 

CARVERの性能としては、30インチとか32インチとかの全長はあまり気にしなくて良いです。  全長ではなく、ウィールベースの長さがCARVERの回転半径を決めます。 ウィールベースを基準に選ぶのが基本ですが、あまり全長が短いものだとサーフィンでの狭いスタンスが癖になってします。 

CARVERサーフスケートの一番のデメリットとして、狭いスタンスが癖になってしまうことなのですが、これを防ぐためには、できるだけ長いものを選ぶことです。 どんなに身長が低い人でも30インチほどはある方が安心です。 

ウィールはデフォルトのMug Wheel 70mm Smokeで基本OK 

カーバーのウィールは、多くのコンプリートセットに付属している Mug Wheel 70mm Smoke 70mm 78a(黒いウィールですね)で特に不満を感じることはないと思います。 硬さが78aで、標準的なちょうど良い硬さになってます。 ウィールを変えるなら、少し硬めの69mm/81aをおすすめします。 標準のウィールより少し硬めになっていて、パワースライドなどの技をやりやすいスペックです(その代わり、路面からの振動が多くなります)。 

CARVER純正の硬めのウィールはこちら↓ 

ネットで買える平行輸入品で全く問題なし

CARVERの日本での取り扱いは、ムラサキスポーツやサーフショップなどの正規販売店が主流ですが、価格が高い。 円安もあり、正規販売店でのCARVERの価格はかなり高くなっています。 楽天やYahoo!ショッピング、Amazonで独自にショップが平行輸入したモデルが販売されていて、正規代理店の価格より安価です。 ネットの輸入品でも商品は正規代理店と同じなので、ネットの輸入品で全く問題なしです

コンプリートモデルを

CARVERはトラックセットやウィールのみも販売されています。 なので、スケートボードを持っていれば、CARVERのトラックセットのみを買って自分のスケートボードに取り付けることが可能です。 ただ、トラックセットの価格を考えると、ネットで買える平行輸入品のコンプリートモデルを買った方がはるかにコスパは良いです。 

コスト的にあまりトラックセットを購入するメリットは感じません。基本的にデッキとトラック、ウィールがセットになっているコンプリートモデルを購入しましょう。 

CARVERサーフスケートの比較表 

現在、在庫があるモデルを中心の比較表です。 

Click!↑

まず、基準となるモデルはCARVERの登場当初からあるResinとKnox。現在在庫がほぼない状態ですが、マトリクスの中心に位置付けています。 そのほかのモデルを比較するとこんな感じ。 まずは身長の高さでモデルが選べますので、身長ごとに最適なモデルを探しましょう。 

次に、サーファーのライディングスタイル。 WCTのプロのように、トライフィンのスラスターで波を縦に上がって大きなスプレーを飛ばしたり、エアリアルを決めたりというハイパフォーマンス系のCARVERと、ツインフィンのサーフボードでカットバックでつないで行くようなカービングを中心としたスタイルを重視したライディングスタイルのCARVERとで分けることができます。 マトリクスを参考にしながら、最適なCARVERを選んでいきましょう。

2024年おすすめのCARVERのモデル  

トラックはCX4、ウィールベースは身長÷10inch、TRITONではなくSURFSKATEシリーズと考えると、最適なCARVERのモデルはかなり絞られます。 本来は、Black Tip、Super Surfer、Knox、Resinあたりがオールラウンドで最もおすすめなのですが、在庫がない2024年、以下のモデルを選んでいきましょう。 

第一位 AKAFUJI

デッキの長さが32inchと比較的長めながら、ウィールベースが17inchと抑えめになっており、回転性と安定性のバランスの良いモデル。他のおすすめのCarverより比較的手に入りやすい価格となっており、見つけたら買うべきモデルかと。日本の限定のモデルです。

ターン★★★★★
安定性★★★★☆
デザイン★★★★★
コストパフォーマンス★★★★☆

スペック

長さ32″ inch
ウィールベース17″ inch
9.875″ inch
テール長さ6.25inch

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第ニ位 KNOX PHOENIX

KNOXシリーズは、Carverの中の定番中の定番のモデル。ウィールベースは17.5インチ。 Carver初期の頃からあるレジェンドサーファーTaylor Knoxシグニチャーモデルです。プロサーファーもこれをよく使ってますね。選んでおいて間違いないです。

ターン★★★★☆
安定性★★★★☆
デザイン★★★★☆
コストパフォーマンス★★☆☆☆

スペック

長さ31.25″ inch
ウィールベース17 1/2″ inch
9.875″ inch
テール長さ6.5inch

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第三位 RYU Complete

全長は30インチ台、ウィールベースは16.75と少し短め。幅は9.75とCARVERの中では広めです。CARVERのYOGOというモデルと同じスペック。 幅が広いので、スタンスをとった時に安定性があり、足をずらしやすい。 

ターン★★★★★
安定性★★★★☆
デザイン★★★★★
コストパフォーマンス★★★★☆

スペック

長さ30.75″ inch
ウィールベース16.75″ inch
9.75 ” inch
テール長さ

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第四位 Aipa Sting

Aipa Stingは、少し身長は低めの方で、スタイリッシュ寄りのサーフスタイルのサーファーにおすすめ。 ハワイのシェイパーのシグニチャーモデルなので、ハワイの波が好きな方はこれを選ぶべき。 

ターン★★★★☆
安定性★★★★☆
デザイン★★☆☆☆
コストパフォーマンス★★★★☆

スペック

長さ30.75″ inch
ウィールベース17 1/2″ inch
10 1/4″ inch
テール長さ6.5inch

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第五位 Super Surfer

一位のAKAFUJIとほぼ同じスペックなのが、Super Surfer。トラックが硬いものを使っています。また、AKAFUJIとほぼ同じスペックなのですが、AKAFUJIより割高なのが、珠に傷ですが。

ターン★★★★★
安定性★★★★☆
デザイン★★☆☆☆
コストパフォーマンス★★☆☆☆
長さ32 ” inch
ウィールベース16 3/4″ inch
9.875″ inch
テール長さ

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工具購入も忘れずに

コンプリートセットを買った場合、トラックがゆるすぎる、硬すぎることがありますので、工具は忘れず購入しましょう。

CARVERの標準の工具も発売されていますが、定価5,280円と少々高いです。

工具はどこのものも同じなので、ムラサキスポーツのオリジナルブランド Three Weatherの工具がコスパが良くて、しっかりしていておすすめです。

スケートボード ツール THREE WEATHER スリーウェザー MRSBT02N TOOL IRON II ムラサキスポーツ G16

CARVER を収納するバッグなら VENICE PAC

CARVERは結構重いし、まずまず大きいです。普通のスケートボードと比べてもかなりの重量感

スケートボードだと自転車の前カゴに入れている人を見かけますが、自転車のカゴにCARVER を入れて移動するのは難しい。また、小脇に抱えても重量があるので、結構ツライ。CARVERが入るバックパックを買っておくと便利です。

スケボーより高さがあるので、一般的なスケボーのケースだと基本入らないのですが、VENICE PAC なら CARVER を収納可能です。最も小さい Short PAC のサイズで問題ないです。CARVER のモデルの中でも大きめの Black Tip でも十分収納できます。

以前はPINGのアイアンはあまり使ってこなかったのですが、PINGのアイアンに変えてかなり調子が良い。とにかくアイアンショットに全く不安がなくなりました。

2024年2月8日に、PINGのBlueprintシリーズがリリースされました。キャビティタイプのBLUE PRINT Sと、マッスルバックタイプのBLUE PRINT Tがあります。 どちらを選ぶべき? 

BlueprintのSとTを試打してみた結果のレビューです。 

PINGのアイアンの特徴 

まず、みなさんよくご存知だと思いますが、PINGアイアンの場合、カラーチャートというのものがあり、身長(ゴルフシューズを履いた時の身長です)と、手首と床までの長さでライ角を決めていきます。

自分のカラーチャートの確認の仕方はこちら

ゴルフシューズを履いた時の身長が基準になるので、そこは気をつけてください!

PINGのアイアンを使っているゴルファーはマジョリティではないと思いますが、PINGアイアンのコンセプトは他のメーカーのアイアンとは一線を画しています。 タイトリストやミズノなどのアイアンを使っていて、しっくりこないゴルファーにはぜひ購入をおすすめするのがPINGのアイアン。 

私はPINGのアイアンを使うようになって、シャンクの悩みは解消され(当然、スイングも修正したのですが)、コースでのダフリがほぼゼロに。 ティーショットを成功すればほぼ100%の確率でグリーンをヒットできるようになりました。 

セカンドショット以降のストレスがなくなってので、ティーショットでより集中できるようになり、解決すべき課題が激減。結果的に大きくスコアにつながっています。 

FP値が小さいグースよりの形状 

最近のアイアンの傾向はタイトリストのTシリーズが象徴的ですが、ストレートネックのアイアンが主流です。 目安としては、フェースプログレッション値(FP値)を参考にすると良いでしょう。 

FP値とは、シャフトの中心からどれだけフェースの刃が前に出ているかの値。 

シャフトの中心とフェイスの刃の間の距離がFP値

数値が小さいほどグースが強くなります。 値が3.5を超えてくると、スペック的にはストレートネックとなりますが、ネック形状などで見た目は違います。 ただ、FP値がそこまで大きくないのに、アドレスしてみるとストレートに見えるアイアンもありますので、実際にアドレスして感じることが大事です。 

アイアンのアドレスの感覚は、「Don’t Think, Feel(考えるな、感じろ!)」の要素が強い。 

FP値の大きいアイアンの方が上級者に人気で、タイトリストのアイアンが象徴的ですが、日本メーカーのミズノやダンロップのアイアンもストレートネック気味。 例外としてブリヂストンのアイアンはグース気味ですね。 

PINGのアイアンは、グース気味で、捕まりづらいロングアイアンほどグースの度合いが大きい。

数値としては以下の通りですが、数値以上にPINGのアイアンはアドレス時にグースネックを感じます。 ロングアイアンの方がグース感覚が強くなりますので、4番や3番アイアンも易しく捕まり打ててしまいます。 

Blueprint T の3番アイアン

PINGアイアンのおすすめゴルファー 

・ロングアイアンを武器にしたい 

・シャンクで悩んでいる 

Blueprint Sの特徴 

構えた感じは、PINGのi59に似ています。 

2021年にリリースされたi59シリーズの後継の位置付け。 

程よくコンパクトで、アドレスでの安心感は満載。 

ショットしてみると、オートマチックに安定してストレート弾道。 

本当に曲がらない。安定してショットできます。 

ゴルファーにはストレート系ピッチャーと変化球ピッチャーがいると思います。 

タイガー・ウッズやババ・ワトソンは完全に変化球ピッチャー。ボールを曲げてグリーンを狙うタイプ。曲げた方がコントロールしやすいタイプです。 

変化球ピッチャーはトラブルショットに強いですね。 

ただ、最近はストレート系ピッチャーの方が増えていて、デシャンボーなんかは安定してストレート系のドローボールで攻めてきます。 

そもそもトラブルにならないようにショットするのがストレート系。 

抑えてショットするイメージも沸きやすく、コントロールもできます。

また、フェースのトゥ側で当てても飛距離がほとんど変わりません。

5番から3番のロングアイアンはバックフェースが空洞になっていて、ボールが上がりやすく設計されています。

ロングアイアンがめちゃめちゃ簡単に打てますので、ロングアイアンで攻めたいゴルファーには最適。

Blueprint Sのスペック

番手3I4I5I6I7I8I9IPW
ロフト角(度)1922.52629.533374145
ライ角(度)5959.860.561.36262.863.564.1
バウンス角(度)567891011.513
標準長(インチ)38.7538.2537.7537.2536.7536.2535.7535.5
総重量(g)・バランス約424・D2(#7・N.S.PRO MODUS³ TOUR 115・S) / 約413・D1(#7・N.S.PRO MODUS³ TOUR 105・S)

PING Blueprint Sの良くないところ

個人的には、PING Blueprint Sのデメリットは全く感じません。

本当に良いアイアンで、オートマチックに真っ直ぐ打てます。

7番アイアンを10打ほど試打しましたが、165y付近の全部同じところにストレートの弾道で落ちていく。

あえて悪いところを挙げるなら、PINGのアイアン全体的なところすが、少し価格が高いところでしょうか。

ただ、ネットで購入すれば、かなり安く買えます。ネットならそこまで他のメーカーと遜色ない程度。コスパは悪くないと思います。

Blueprint Sがおすすめなゴルファー 

・ストレート系の弾道で安定してショットしたい 

・トゥ側でショットする

・ロングアイアンを武器にしたい

Blueprint Tの特徴 

PING BLUE PRINT Tアイアンはアマチュアでも操れるのか?

答えはこちら

Blueprint Tは構えてみると、かなりフェースがコンパクトです。 

BlueprintTの7番

本当にヘッドが小さく感じます。食器のスプーンくらい小さいのがシャフトの先についているイメージ。 

Blueprint Sと比較するとわかりやすいのですが、かなり小さい。

右がBlueprintT、左がBlueprintS

ただ、ショットしてみると意外とミスは出ず、決して難しくないアイアンです。 

曲げようと思えば、フックもスライスも打てるアイアン。 

Blueprint Sは本当に曲がらないアイアン。オートマチックにストレート系でグリーンを狙うイメージですが、Blueprint Tはボールをインテンショナルに曲げやすい。 

変化球でグリーンを狙うゴルファーには最高のアイアンです。 

PING Blueprint Tのスペック

番手3I4I5I6I7I8I9IPW
ロフト角(度)1922.52629.533374145
ライ角(度)5959.860.561.36262.863.564.1
バウンス角(度)567891011.513
標準長(インチ)38.7538.2537.7537.2536.7536.2535.7535.5
総重量(g)・バランス約424・D2(#7・N.S.PRO MODUS³ TOUR 115・S) / 約413・D1(#7・N.S.PRO MODUS³ TOUR 105・S)

PING Blueprint Tの良くないところ

なんと言っても、コンパクトすぎるヘッド形状です。

現物を見ないとわかりイメージがつきづらいと思うのですが、かなり小ぶりのアイアンです。

本当に食器のスプーンくらいの広さしかないです(あくまでイメージ)。

コースだとシビアに感じるようなら、Blueprint Sやi 230にしておきましょう。

Blueprint Tがおすすめなゴルファー

・コンパクトなフェースが好き 

・柔らかい打感が好き 

・ドローとフェードを打ち分けたい 

コンボセットはありか? 

PINGのアイアンは1本ずつオーダーできますので、Blueprint のSとTを組み合わせてセットを組むことも可能です。 

ただ、コンボセットはリセール時に確実に不利になりますので、リセールを考えているなら、組み合わせはPWから5番とロングアイアンの3番、4番のコンボにしましょう。 

PWから5番までをBlueprint Tにして、3番と4番をBlueprint Sにするとロングアイアンがより易しく打てるでしょう。 

シャフトは? 

Dynamic GoldとModusの違い 

シャフトを選ぶ場合は、実質トゥルーテンパーのDynamic Goldと日本シャフトのModusシリーズの2択となりますが、まずは打ちたい弾道でDynamic GoldとModusを選びましょう。 

Dynamic Goldの特徴は打ち出しが低く、ホップして落ちる弾道が打ちやすいです。低弾道のイメージならDynamic Gold。 

Modusの場合は、打ち出しかくが高く山なりに着弾するイメージ。高い弾道をイメージするならModusの方がおすすめです。 

ドライバーのHS46m/sで、33度の7番アイアンで165yの飛距離の私は、Modus 120 Sをチョイスしています。

Modus 120 Xでも良いのですが、アイアンはリラックスして軽く打ちたいのであえて、Modus 120 Sを使っています。とにかく、Xシャフトより楽です。

ハードヒッターのアイアンシャフトの選び方はこちら

PGAツアー、LIVツアーでの使用率が高く、上級者に人気の2大ゴルフメーカー、タイトリストのTSR3ドライバーと、PINGのG430 MAXドライバーの比較です。 

特に、PING G430 MAXは2023年、ゼクシオに次ぐベストセラーのドライバー。かなりヒットしたモデルです。実際にドライビングレンジでのインプレッションとラウンドでの結果をレポートします。 

G430ドライバーとTSR3ドライバーの比較 

 G430 MAX 9度 TSR3 9度 
表示ロフト/実測ロフト (°)  9.0/9.6 9.0/8.3  
ライ角 60 62 
実測ヘッド体積 (cc)  459.3 456.2  
ヘッド実測重量 (g)  201.6  201.7  
重心距離 (mm)  44.1  41.6  
重心角 (°)  29.2 23.8  
フェース角(°)  1.6°オープン2.0°オープン
慣性モーメント (g/cm3)  5,412 4,756 

今回テストしたシャフトは以下の通り、G430ドライバー、TSR3ドライバーともスリーブはノーマルポジションでテスト。 

 G430 MAX 9度 TSR3 9度 
シャフト  PING TOUR BLACK 65S Tour AD DI-6X  
スリーブポジション標準A1(標準)
フレックス 
長さ(inch) 45.25 45.25 
重量(g) 59 68.7 
調子  中元 中  
トルク 3.8 3.0 

スペック上は、どちらも同じ60g台のシャフトとなっていますが、PING TOUR BLACKの方が約10g軽い。

PING G430 MAX ドライバー(TOUR BLAK)の最安値はこちら↓ 

持ってみると確かにG430 MAXドライバーの方がかなり軽く感じます。 

ちなみに私はHS47m/sでドライバーだとキャリー250y飛ばせるゴルファー、普段はタイトリストのTSR3ドライバーを使っています。 

ちょうどTSR3ドライバーを使って1年経ったところ。 

アドレスでの見え方 

左がPING G430、右がTitleist TSR3

写真ではわかりづらいかもしれませんが、G430 MAXの方はかなりアップライトな見た目。かなりトゥ側が立っているイメージ。

カタログ地でのライ角自体はG430 MAXの方が2度フラットなのですが、TSR3の方が断然フラットに見えます。 個人的にはG430 MAXのアップライトな見た目はかなり違和感。このG430のアドレスでのイメージは好き嫌いが分かれるかと。 

カタログ値だけを信じるのは危険ですね。

ドライビングレンジで使ってみた 

ドライビングレンジでは、とにかくG430 MAXドライバーのアップライトさが強調されます。 

またG430 MAXの打感は「カキーン」という硬い音で、フェースが弾く感じ。

TSR3はフェースに乗って「バシュッ」という重い打感です。

G430どうしてもアップライトな見た目に違和感があり、チーピンがおきてしまいそう。 

スイングしてみるとTSR3ドライバーより左に打ち出してフェードで戻ってくる弾道。

また、TSR3より弾道は高めです。

普段使っているTSR3ドライバー(シャフトは、Tour AD DI-6X)の方は、安定したフェード。

TSR3に対して、PING 430 MAXの比較をまとめると、、、

G430 MAXTSR3
弾道中弾道低弾道
打ち出し
ドロー/フェード真っ直ぐ~フェード系フェード系
打感カキーン系で硬いバシュッと手応えがある
G430 MAXとTSR3ドライバー比較

大きな違いは打ち出し方向。G430 MAXはTSR3に比べて、左に打ち出されやすいです。

打ち出しが左に出やすいので、プッシュアウトのミスが軽減できるドライバーというインプレッション。

PING 430 MAXはMOIが5,412とTSR3の4,756に比べて、かなり大きいですが、このレベルになるとそこまで曲がりの大小は感じないです。

では、次の日のラウンドではどうでしょうか!

ラウンドで使ってみた比較 

テストで使ってみたのは、千葉県の大喜多城ゴルフ倶楽部の西コースと東コース。 

大多喜城ゴルフ倶楽部の西コース1H

ボールは最新の「ブリヂストン Tour BX」を使いました。

ちなみに、Tour BXはふるさと納税でゲットするとお得です↓

練習場では、G430のアップライトなイメージで違和感を感じましたが、コースで構えてみるとそこまで気にならないです。 

実際にラウンドで使ってみたラウンドごとの結果はこちら。 

 使用ドライバー 飛距離 FWキープ 結果 
西コース 1H
493y Par5 
G430 MAX 265y × 当たったが、少し左に出てフェードで戻ってきて、左のラフへ 
西コース 2H
343y Par4 
G430 MAX 258y × プッシュスライス。右のラフへ 
西コース 3H 349y Par4 G430 MAX 239y ◯ 1Hと同じ弾道をイメージしたが、プルスライス。
左へ出て大きくスライスがかかる。FW右側に着弾 
西コース 4H 114y Par3 –    
西コース 5H 426y Par5 G430 MAX 203y × 開いて当たって大きくプッシュスライス ペラっとしたあたりで距離もでない 
西コース 6H 121y Par3 –    
西コース 7H 311y Par4 TSR3 302y × 打ち下ろしでワンオンを狙ってTSR3でフェードイメージでショット。
イメージ通りの弾道だがグリーン左手前のガードバンカーへ
もうちょっとでワンオンだった!
西コース 8H 312y Par4 TSR3 281y ◯ 打ち上げのショット。
少し右へ出たが低弾道フェードで、FW右サイドへ。 
西コース 9H 360y Par4 TSR3 260y ◯ ミスしてプルスライスの弾道。
FW左側から曲がって、FW右サイドへ 
東コース 1H 377y Par4 TSR3 280y ◯ イメージ通りのストレートフェードでFWへ
東コース 2H 377y Par4 TSR3 228y × ペラっとしたプッシュスライスで右サイドの林の中へ 
東コース 3H 330y Par5 TSR3 275y ◯ 少し右へ打ち出したが少しフェードしてFW右サイドへ 
東コース 4H 165y Par3 –    
東コース 5H 303y Par4 TSR3 277y ◯ ワンオンを狙って狙い通りにストレートフェードで、グリーンの手前10yまで運ぶ 
東コース 6H 377y Par4 TSR3 270y ◯ 少し右に出たが軽いフェードでFW右サイドへ 
東コース 7H 360y Par4 TSR3 202y × 大きくプッシュスライス。
力なく右の林へ 
東コース 8H 125y Par3 –    
東コース 9H 510y Par5 TSR3 237y × 当たりは悪くないプッシュスライス。
右サイトのバンカーの縁に当たって戻されバンカーへ 

ラウンドでのG430 MAXとTSR3の比較数字 

 G430 MAX TSR3 
平均飛距離 241.25y 261.2y 
FWキープ率 25% 60% 

ラウンドでは、飛距離、方向性ともTSR3の方が良い結果になりました!

ちなみにスコアは87。重いグリーンに最後までパッティングのタッチが合いませんでした。

あとは、3回ドライバーでのティーショットのミス(ペラスライス)が出て、そこで実質3打落としたのが痛かった。

G430 MAXとTSR3の比較結果 

TSR3ドライバー × Tour AD DI-6X の方が良い! 

 G430 MAX TSR3 
飛距離  勝ち 
方向性  勝ち 
ミスの寛容性  勝ち 
つかまり 勝ち  
打感勝ち

スコア4-1で、タイトリストTSR3の勝ち。

G430MAXドライバーの所感 

今回は、PING純正のシャフトPING TOUR BLACK 65のSを使いましたが、シャフトの重さがTour AD DI-6Xより10g軽いため、310g台のドライバーとなりました。 

ドライバーヘッドが大きく見えるため、インパクトでヘッドがなかなか戻ってこない感じで、いまいちフィーリングが出ませんでした。 

きっちり当たった時はTSR3同様、綺麗なフェードで飛んでいきます。 

ヘッドを返しづらいので、意図的にドローを打ちに行くとコースでは右にプッシュスライスしてしまいました。 

TSR3ドライバーの方は、フラットな見た目で洋梨型のコンパクトなイメージ。 

アドレス時の見た目が両極端なので、TSR3ドライバーからの移行は難しかった。。 

TSR3の方がフェイスをストレートに戻しやすく、弾道のイメージもしやすい。 

当たった時の飛距離は、TSR3の方が低弾道の超ロースピンで飛んでいくので、TSR3ドライバーに軍配が上がります。 

2024年1月現在、MOIが10,000越えのG430 10Kもリリースされていますので、次回はG430 10K をテストしてみたい!TSR3を超えるか? 

今の所、最強のTSR3ドライバー × Tour AD DIの最安値はこちら↓ 

TSR3ドライバーを1年間使ってみてのレビューはこちら

PING&Titleistドライバー比較表

今までテストしてきたPING、Titleistドライバーの比較表に、今回のG430 MAXを追加しました。

G430 MAXはタイトリストの前々モデルのTS3より少し捕まらない感じ。

G430 MAXは重心距離が長く、決して捕まるドライバーではないですが、左に出やすくそういう意味では右のミスを軽減してくれるドライバーです。