MOI(慣性モーメント)が10,000超えという脅威の直進性で話題になっている、PING G430 10K。 実際本当に曲がらない! ただ、カスタムシャフトのモデルを買おうとすると、ドライバー1本10万超ということで、なんとか安くPING G430 10Kを購入する方法はないのか。。 一つの方法が、PINGの純正シャフトのモデルを購入する事です。
日米のツアーで人気のVENTUS TR BLUEのG430 10Kのカスタムモデルの定価が¥101,200に対し、PING純正のTour 2.0シリーズのカスタムモデルの定価が¥83,600と、2万円近く純正モデルの方が安いです。 コストパフォーマンスを考えれば、絶対純正モデルを購入したいところ。
メーカーの純正シャフトとというと、初心者が使うイメージですが、PINGの純正シャフトはHS45m/s以上のハードヒッターでも満足できるのか?実際、PINGの純正シャフトはヘッドスピードが46m/s以上のハードヒッターでも十分にティーショットを武器できるというか、我々アマチュアにはちょうど良いスペック。 PING純正シャフトのTour 2.0シリーズには、ChromeとBlackの2種類がありますが、実際どのように違い、それぞれどんなタイプのゴルファーに合っているのでしょうか? 比較してみました。
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Tour 2.0 CHROMEとBLACKスペック比較
今回テストしたのは、TOUR 2.0 CHROME 65Xと、TOUR 2.0 BLACK 65X。 スペックを比較は以下の通り。
CHROME 65X | BLACK 65X | |
重量(g) | 65 | 65 |
トルク(度) | 3.8 | 3.5 |
キックポイント | 中元 | 中元 |
長さ(inch) | 45.25 | 45.25 |
スペックだけをみると、違うのはトルクのみです。 念の為、スリーブもつけた実際の重量は以下の通り。
TOUR 2.0 CHROMEは117g
TOUR 2.0 BLACKは118g
ちなみに、この重量は一般的なカスタムクラブシャフトよりは軽い設定になっています。 私が普段使っている日米のプロに人気のTour AD DI 6Xのスリーブ付きの重量は以下の通り。
私は普段、Titleistの最新ドライバーTSR3を使っています!
ちなみに、TitlesitのレンチでもPINGのスリーブを取り外すことができます。
1年間TSR3ドライバーを使ったレビューはこちら
Tour AD DI 6Xは124g
Tour AD DIの方が少し重いです。 重さの点では、PINGのTOUR 2.0シリーズは、VENTUSシリーズやTour AD DIシリーズに比べて少し軽い。 プロが使うシャフトに比べ、ハードすぎないスペックとなっています。
ハードヒッター向けドライバーシャフトの選び方完全ガイドはこちら
打ってみると・・・
TOUR 2.0シリーズのCHROMEもBLACKも実際の重量もほとんど変わらないということで、実際に打ってみると。。
TOUR 2.0 BLACK
いつもは、Tour AD DI 6Xを使っている私にとってみると、少しだけ軽いフィーリング。 ただ、軽い分シャープに振り抜けます。 弾道はTour AD DI 6Xより少しだけ低くなりますが、スイングのフィーリングはほぼTour AD DIと変わらない。 少しTour AD DIより軽い分、1-2m/sヘッドスピードが上がりました。 初速が上がるので、飛距離も少しだけ伸びる結果に。
ただ、軽いのでタイミングが少しだけ取りづらく、ひっかけやすい結果に。 また、プッシュスライスはゼロ。Tour AD DIの時はたまに右にプッシュスライスが出るのですが、、。Tour AD DIより捕まりやすいシャフトです。
TOUR BLACK 65Xのレビュー
VENTUSやTour AD DIなどのプロが使う定番のシャフトはやはり、プロが使うには良いのですが、一般的なアマチュアが使うにはオーバースペックです。 ヘッドスピードが45m/sから49m/sくらいのゴルファーならスライスも軽減できるのでぜひお勧めしたいシャフトです。 以下のようなゴルファーに向いてます。
・HS45m/s前後
・スライスを軽減したい
個人的には、PINGを使っているアマチュアでドライバーショット300y飛ばすような超ハードヒッター以外なら、このシャフトTOUR BLACK 65Xで十分だと思います。普段タイトリストを使っている私からするとちょっとPINGユーザーは羨ましいです。純正で、これだけ良いシャフトはなかなかないと思います。
普段はタイトリストTSR3ドライバーのTOUR AD DI 6Xを使っている私ですが、PINGのドライバーなら絶対このTOUR BLACK 65Xのシャフトを選択しますね。
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TOUR 2.0 CHROME
BLACKからCHROMEに差し替えて打ってみると、 BLACKよりもシャフトが柔らかい。 また明らかに弾道が高いです。 アマチュアのアベレージヒッターに最適なシャフトです。
TOUR CHROME 65X のレビュー
TOUR CHROMEも使いやすいシャフトですが、HS46m/sが打つとややしっかり感がありませんでした。 ちょっと心許ない。 HS42m/s前後のゴルファーなら、TOUR BLACKと同じくスライスが出づらいので、心強い武器になるでしょう。 以下のようなゴルファーに向いてます。
・HS42m/s前後
・球が上がらない
・スライスを軽減したい
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