【2023年】ハードヒッターにとって4番アイアンは最高の武器になる!おすすめ最新モデル3選 

ターフ|Golf

ここ10年ほどでアマチュアゴルファーのゴルフバッグからすっかり消えてしまった4番アイアンですが、実は46m/s以上のハードヒッターにとってはスコアをまとめる最高の武器になります。 

とにかく、4番アイアンの低い弾道でグリーンを捉えらるとめちゃめちゃカッコいいですよね! 

4番アイアンのメリットとスイングレッスン、おすすめモデルについて解説します。 

2023年にリリースされたタイトリストのアスリートモデルT100や、スリクソンのマッスルバック Z-Forged IIの4番アイアンをバックに入れてロングゲームを制覇しましょう。

4番アイアンのメリット 

まず、ドライバーで46m/s以上のハードヒッターなら4番アイアンは全く難しくないです。 

球が上がらないというイメージがあるかもしれないですが、46m/s以上のヘッドスピードがあれば、今の4番アイアンなら重心が低く設定されているため軽く球が上がってくれます。 

“4番アイアン=難しい”というのは全くの錯覚です。 

低い球が打てる 

ラウンドで低い球を打たなければならないシチュエーションは結構多いです。 

・強い向かい風の時 

・目の前に木がスタイミーになっていて、枝の下を通したい時 

こういう時には、4番ユーティリティだと球が上がってしまって対応が難しいです。 

4番アイアンなら低い球を打ちやすいので、低い球を打たなければならないシチュエーションで対応しやすい。 

特に、風が強い日は4番アイアンは重宝します。 

グリーンを狙いやすい 

46m/s以上のハードヒッターなら4番アイアンで200y~210yくらいは飛ばせると思います。 

やはり、この距離でグリーンオンさせる自信があるとかなりのアドバンテージになります。 

長いPar3やPar5のセカンドショットでアイアンが使えるのはやはり気持ちが楽。 

ユーティリティだとどうしても狙いがアバウトになってしまいますが、アイアンなら狙ったところに落とすという意識が強くなります。 

ピンポイントで狙うというクラブということであれば、やはり4番アイアンの方がイメージが出ますよね。 

何よりもカッコいい 

やはり4番アイアンを扱えると本当にカッコいい。 

ティーショットやPar5の2打目で4番アイアン使って糸を引くようなショットを見せると同伴プレーヤーから称賛の的になります。 

タイガー・ウッズが得意としている、スティンガーショット(3番ウッドやロングアイアンでの低い球)が打てるようになると本当にカッコいいですよね。 

4番アイアンがうまく打つコツ 

と言っても難しい番手と言われる4番アイアンですが、うまく打つコツがあります。 

気持ちフラット気味に 

5番アイアンくらいまでは、あまりスイング軌道を意識する必要はないのですが、4番アイアンくらいからドライバーまでのクラブは少しだけフラット気味にするようにクラブ軌道を意識します。 

テイクバックからクラブがインサイドに入りすぎないように意識して、フラットに上げてクラブの軌道を手で邪魔しないようにオンプレーンにスイングしていきます。

そうすることで、少しインサイドから捉えられて捕まった弾道が打てるようになります。 

その他は他のアイアンと同じ意識です。 

4番アイアンだからと言って、無理にボールをあげようとするとか、飛ばそうとするとかは必要ないです。 

しっかりインパクトでは左足踵に乗ってダウンブローの意識でスイングしましょう。 

飛ばそうという意識が強くなると、大ぶりになってタイミングが狂ってミスを誘発します。とにかく、フラット気味のスイング軌道だけ意識して、ショットしましょう(まあ、それが難しいんですけどね)。 

4番アイアンでのスティンガーショットの3STEP 

打てると最高にカッコいい4番アイアンでのスティンガーショット。 

意外と簡単に打てますし、ミスが少ないショットなので、ぜひマスターしたいショットです。 

簡単にスティンガーショットの打ち方の3STEPを解説します。 

STEP1:セットアップ 

セットアップではいつもよりボール2個右寄りに置きます。 

目安としては、左足の位置から足の幅1.5足分右より。大体体の正面にボールがくると思います。 

そして、左足体重にします。70%くらい左足に体重をかけます。 

4番アイアンスティンガーショットのボールはこれくらいの位置です

STEP2:左足体重のままスイング 

スティンガーショットというと力が入ってしまうことがあるのですが、腕はブラブラのままスイングします。 

そうすることで、ハンドファーストにボールにコンタクトすることができます。 

腕をブラブラにして、左足体重のままコンパクトに振り抜きます。 

STEP3:胸を開かずフィニッシュを低く出す 

最後に胸は開かないイメージで、フィニッシュは低く出すようにイメージしましょう。 

動画での4番アイアンスティンガーショットの解説こちら↓ 

4番アイアンの最適ロフトは? 

4番アイアンと一口に言っても、メーカーやモデルによってロフト角は様々です。 

モデル ロフト角 
Titleist T100(2023年モデル) 23度 
Mizuno Pro 221 24度 
Srixon Z-Forged II 23度 
Taylormade P770 22.5度 
Titlesit T100・S(2023年モデル) 21度 

4番アイアンのロフトは、23度から24度で選びましょう。 

23度未満になってしまうと、かなりフェースが立っているように見えてコンタクトがしづらいです。 

タイガー・ウッズは3番アイアンをバッグに入れていますが、タイガーの3番アイアンのロフトは思った以上に寝ていて23度です。 

タイガーが扱うロングアイアンでも23度が限界なので、アマチュアがそれ以上のロフトのアイアンを扱うには難しすぎます。 

4番アイアンのシャフトは? 

ロングアイアンのシャフトは基本的には5番までのアイアンセットと同じシャフトで全く問題ないのですが、おすすめはFujikuraの新しいアイアンのカーボンシャフト、TRAVILがおすすめです。

TRAVILは落下角度に注目したシャフト。4番アイアンの場合、高さが出づらく落下角度が浅すぎて速いグリーンでボールが止まらないというデメリットがあるのですが、このTRAVILシャフトを使うと落下角度が鋭角になりグリーンでボールを止めることができるようになります。

TRAVILシャフトをアイアン全番手採用してしまうとまずまずの費用がかかりますが、4番アイアンのみであれば、1万円ちょっとでリシャフトすることができますので、4番アイアンが調子悪くなった方などは、ぜひTRAVILへのリシャフトをおすすめします。

TRAVILリシャフトの最安値はこちら↓

ハードヒッター向け4番アイアンおすすめモデル5選 

ロフトが23~34度の4番アイアンとなると、アスリートモデルのアイアンが対象となります。 

アイアンのスペックには以下のような特徴がありますので、よく理解してから選びましょう。

ロフト 小さいと飛距離が出る 
製法 軟鉄鍛造と軟鉄鋳造があり、鍛造の方が柔らかい打感となる 
ライ角 大きいほどつかまりやすい 
MOI 大きいほど直進性が高い 
フェースプログレッション 数字が小さいとつかまりやすい 
重心距離 長いと右へ出やすい 
重心角 大きいとつかまりやすい 

※以下のデータは5番アイアンのデータを記載しています。 

おすすめ4番アイアンNo.1 Titlesit T100アイアン(2023年モデル) 

ロフト 23度 
製法 軟鉄鋳造 
ライ角 61度 
MOI 2551g・cm2 
フェースプログレッション 3.7mm 
重心距離 38.6mm 
重心角 10.8° 

 ※T100(2021年モデル)の数値です 

5番までのアイアンはタイトリストの620MBアイアンを使っているジャスティン・トーマスですが、4番アイアンだけはこのT100アイアンを使っています。 

ジャスティンはいち早く、4番アイアンだけは2023年初頭からのこの新しい2023年モデルを使ってます。 

キャビティモデルで肉厚でフェースも大きめで、安心感十分です。難しいとされる4番アイアンですが、このT100(2023年)ならリラックスして振り抜けるでしょう。 

飛び系のキャビティアイアンらしく、重心距離が長めですが、重心角は大きめでほどよくつかまりやすい設定。 

2023年8月にタイトリストは新しいT100アイアンを発表し、現在予約注文できるようになっています↓ 

【メーカーカスタム】タイトリスト T100 2023 アイアン 右用 単品(#3、#4、W50) N.S.PRO MODUS3 SYSTEM3 TOUR 125 スチールシャフトTitleist 日本正規品

TRAVILシャフトモデルはこちら↓

おすすめ4番アイアンNo.2 Srixon Z-forged II 

ロフト 23度 
製法 軟鉄鍛造 
ライ角 61度 
MOI 2196g・cm2 
フェースプログレッション 3.9mm 
重心距離 36.9mm 
重心角 9.3° 

※Z-Forged(2019)の数値です 

松山英樹が愛用するSrixonのマッスルバックモデル。 

このマッスルバックはかなり易しく、しっかり球は上がってくれます。 

MOIが大きくないので、インテンショナルに曲げようと思うと自在に球が操れます。 

4番アイアンで曲げてグリーンを狙うとか、かなり高度な技が使えるようになるモデル。 

難しいと思うかもしれないですが、フェース面が大きく意外と安心感があり、そこまで難しいという印象は受けないはずです。 

Z-forged II の最安値はこちら↓

Z-forged II (TRAVILシャフト)の最安値はこちら↓

おすすめ4番アイアンNo.3 Masda Golf ファストマッスルアイアン 

ロフト 24度 
製法 軟鉄鍛造 
ライ角 59.5度 
MOI 2584g・cm2 
フェースプログレッション 4.1mm 
重心距離 34.7mm 
重心角 10.1° 

重心距離が最も短く、ロフトもしっかり24度あるので、一番つかまりやすく、易しい設定。 

4番アイアンくらいになるとつかまらず、毎回スライスしてしまうという方にはぜひおすすめしたいモデルがMasda Golfのマッスルバックです。 

Masda Golfは千葉の地クラブメーカーですが、地クラブメーカーの中ではかなり大手のメーカー。 

画像では伝わりづらいのですが、とにかく、作りが美しく実際に手に取ってみると作りの良さがわかるアイアン。 

ファストマッスルアイアンの最安値はこちら↓

おすすめスペック比較

T100アイアンZ-forged IIMasda ファストマッスル
ロフト232324
製法鋳造鋳造鋳造
ライ角616159.5
MOI255121962584
フェースプログレッション3.73.94.1
重心距離 38.636.934.7
重心角10.89.310.1

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