【2023年】HS46以上ハードヒッターがタイトリストドライバー買うならどのモデル?おすすめ5選

ギア

タイトリストのドライバーは2009年に発売された910シリーズから2022年秋に発売されたTSRシリーズまで互換性のあるスリーブを採用しています。 

また、このスリーブ互換性はタイトリストがメーカーとして保証しており、中古から最新モデルまで安心してシャフトとヘッドを交換できます。 

2009年から同一のスリーブを採用しているので、中古市場でもシャフト、ヘッドが見つかりやすく組み合わせは無限大。 

その選択肢は間違いなく、ゴルフクラブメーカーの中ではタイトリストがNo.1です。 

組み合わせの選択肢が膨大なので、迷ってしまうこともしばしば。 

ゴルファーのタイプ別に中古、新品含めたヘッドとシャフトのおすすめをランキング形式でまとました。 

タイトリストのドライバーの特徴 

タイトリストのドライバーの特徴は一言で、「ひっかけづらいドライバー」です。 

全体的にフェースがオープン気味で、スリープで調整できますが標準のライ角は少しフラット。 

スライスに悩んでいるゴルファーには正直言ってあまりおすすめできないです。 

インサイドからしっかりスイングできるゴルファーに向いています。インサイドからしっかり叩ければひっかけを恐れずスイングできるので結果的に飛距離が伸びます。 

この「ひっかけづらさ」が、2009年の910シリーズから最新のTSRシリーズまで一貫しています。 

なので、新旧のモデルを変えても同じフィーリングでスイングできる。これがタイトリストユーザーがなかなか他のメーカーに移らない理由。 

コロコロとクラブメーカーを変えてしまうゴルファーをよく見ますが、練習量が限られているアマチュアは同じフィーリングでスイングできるゴルフクラブを使い続ける方がいいです。 

クラブが変わるごとのアジャストする時間がかかってしまうと上達はままなりません。 

タイトリストはモデルが変わっても大きくコンセプトを変えないので、上達には最適です。 

モデルの選び方 

最新のTSRシリーズでは、TSR1、TSR2、TSR3、TSR4の4モデルがリリースされています。 

910シリーズから一貫しているのがこの数字。 

数字ごとにモデルのコンセプトが異なっています。 

   シリーズ展開主な使用プロ 
1シリーズ 重心位置がヘッドの後方にあり球が上がりやすい。シリーズ最大のMOIで曲がり幅が小さい 。
超軽量のヘッドでスイングスピードが上がる。
TSシリーズ以降に展開  ネリー・コルダ
2シリーズ 重心の位置がヘッドの後方にありインパクト時にロフトがつきやすく高い弾道となる 910シリーズから全シリーズに展開 ジョーダン・スピース、イム・ソンジェなど
3シリーズ 2シリーズに対して、重心の位置がフェース側にあり、弾道が低めに出るタイプ。 910シリーズから全シリーズに展開 ジャスティン・トーマス 、パトリック・キャントレー、マシュー・フィッツパトリックなど
4シリーズ ヘッド体積が小さく、超低スピンのタイプ。 TSシリーズ以降に展開  

注意:タイトリスト純正品以外のスリーブは絶対ダメ 

タイトリスト純正品以外のスリーブを装着したシャフトが販売されていますが、これは絶対おすすめしません。 

まず、社外品のスリーブは問題なく装着はできるものの耐久性が悪く、長く使っているとスリーブの間に隙間が隙間が空いてきます。 

そうなるとシャフトとヘッドがしっかり固定されず、インパクト時に少しですがズレが生じます。 

これでは、安定性は見込めません。 

もう一つは、社外品のスリーブを使ったドライバーはメーカーが修理してくれません。 

ゴルフクラブは使っているとたまに破損したりするのですが、そんな時にメーカー側で対応してくれません。 

絶対にタイトリスト純正品のスリーブ装着モデルを選びましょう。 

HS46m/s以上ハードヒッター向けドライバー5選 

910シリーズから最新シリーズまでHS46m/s以上でドライバーで260ヤード以上飛ばせるハードヒッター向けにはこちらのモデルがおすすめ。

ハードヒッター向けタイトリストドライバーおすすめシャフト 

HS46m/s以上のハードヒッターならシャフトの硬度はXを選んでおいて間違いないです。 

重量は迷わず60g台で良いです。

50g台は軽すぎますし、70g台までいくとなかなか合うゴルファーはいないと思います。

PGAのプロでも60g台のシャフトを使っていますので、70g台を選ばなければならないゴルファーはほとんどいないはずです。

ハードヒッターの場合シャフト先端の剛性が高いモデルがおすすめ。 

中古も含め先端の剛性が高いシャフトでタイトリストのドライバーが見つかりやすいモノは以下の通りです。 

 ヘッドスピード コントロール 打感 コスパ 中古見つかりやすさ 総合 
Tour AD DI 4/5点 4/5点 5/5点 5/5点 2/5点 20/25点 
Kurokage XT 4/5点 5/5点 5/5点 4/5点 2/5点 20/25点 
Kurokage XD4/5点 4/5点 5/5点 4/5点 2/5点 19/25点 
Tensei CK Pro Orange 4/5点 5/5点 4/5点 2/5点 3/5点 18/25点 
Ventus TR Blue 5/5点 4/5点 4/5点 1/5点 3/5点 17/25点 
Ventus TR Black5/6点5/5点4/5点1/5点1/5点16/25点

特に、松山英樹が愛用するTour AD DI、トミー・フリートウッドやジェイソン・デイが今でも愛用するKurokage XT、セルヒオ・ガルシアが使用していたKurokage XDは非常に良いシャフトで、中古モデルが見つかると比較的安価に手に入れることができます。 

Kurokageは現在販売終了しているので、中古で見つけましょう。

ハードヒッター向けタイトリストドライバー第1位 TSR3 

発売日 2022年10月 
おすすめロフト 9度 
おすすめシャフトVentus TR Blue 6X

2022年に発売された最新のタイトリストドライバー。 

TSRシリーズからさらに低スピン化が進んでいます。 

スピンが非常に少なくドローンと飛んでいきます。ヘッドスピードが46m/sあれば9度のロフトでもしっかり球が上がって飛ばせます。 

左右にブレも少なくオフセンターヒットでも曲がり幅が小さいです。 

打感も非常に良くて、芯に当たった時は心地よい音とフィーリング。 

低スピン性能 ★★★★  4/5点 
球の上がりやすさ ★★    2/5点 ロフトが小さめで低スピンのため上がりづらい 
調整機能 ★★★★  4/5点 付属品なしで調整できるようになった 
左右のブレ ★★★★  4/5点 
打感 ★★★★★ 5/5点 
ひっかけやすさ ★★★★★ 5/5点 
つかまり ★★    2/5点 
コストパフォーマンス ★     1/5点 現モデルのため、価格は高め 

「TSR3ドライバー1年間使ってみた」はこちら

最新TSRカスタムモデルはこちら↓

【カスタムオーダー】タイトリスト TSR3 ドライバー VENTUS TR BLUE シャフト [日本仕様] [titleist]【■ACC■】

ハードヒッター向けタイトリストドライバー第2位 TS3 

発売日 2018年10月 
おすすめロフト 9.5度 
おすすめシャフトTensei CK Pro Orange 6X
TS3ドライバー。意外と易しい

パトリック・キャントレーが永く愛用しているドライバーがTS3。タイトリストはこのTSシリーズから一気に低スピン化しています。 

3シリーズとしては投影面積が大きく安心感がある形状です。 

打ってみると非常に優しくコントロールしやすい。 

3シリーズらしく左にひっかけづらいドライバーで、低スピンで飛んで行きます。スピンが多くて吹き上がってしまうということがこのTSシリーズからなくなりました。 

カキーンという音がする打感は気になりますが、芯で打てば良い打感が得られます。

歴代3シリーズの中でも最も安心感と安定感があるドライバーです。 

低スピン性能 ★★★   3/5点 
球の上がりやすさ ★★★   3/5点 
調整機能 ★     1/5点 
左右のブレ ★★★★  4/5点 
打感 ★     1/5点 
ひっかけやすさ ★★★★★ 5/5点 
つかまり ★★    2/5点 
コストパフォーマンス ★★★   3/5点 

ハードヒッター向けタイトリストドライバー第3位 TS2 

発売日 2018年10月 
おすすめロフト 9.5度 
おすすめシャフトTensei CK Pro Orange 6X
TS2ドライバー。意外と操作性が高い

低スピンで直進性が高く、飛距離が出るドライバー。 

丸い形状でストレート弾道がイメージしやすい。 

打感も非常に良くて吸い付くような感触と、心地いいフィーリングで飛ばせます。2シリーズはコントロールがしづらいというイメージがありますが、このモデルはドロー、フェードとも打ち分けしやすいモデルです。 

タイトリストの中では、ドローが打ちやすく操作性も備えている非常に優秀なモデル。 

低スピン性能 ★★★   3/5点 
球の上がりやすさ ★★★★★ 4/5点 
調整機能 ★     1/5点 
左右のブレ ★★★★  2/5点 
打感 ★★★★★ 5/5点 
ひっかけやすさ ★★★   3/5点 
つかまり ★★★★  4/5点 
コストパフォーマンス ★★★   5/5点 

ハードヒッター向けタイトリストドライバー第4位 913 D3 

発売日 2012年10月 
おすすめロフト 9.5度 
おすすめシャフトTour AD DI 6X

アダム・スコットが2013年のマスターズで優勝した時に使用していたドライバー。445ccと少し小ぶりなスペックですが、構えてみるとそんなに小さくは感じません。 

寛容性、コントロール性能、飛距離とも今でも十分に使えるモデルです。 

芯にあたれば最新のドライバーと同じ飛距離はでます。 

特徴的なのがとにかくチーピンが出にくいこと。ひっかけが気になるゴルファーには最適なドライバーです。 

対して、現在のドライバーに比べるとスピン量が多く、吹き上がってしまい飛距離が稼げないこともあります。 

低スピン性能 ★     1/5点 現代のドライバーに比べるスピンは多い 
球の上がりやすさ ★★★   3/5点 
調整機能 ★     1/5点 
左右のブレ ★★    2/5点 
打感 ★★★★  4/5点 
ひっかけやすさ ★★★★★ 5/5点 
つかまり ★★    2/5点 
コストパフォーマンス ★★★★★ 5/5点 人気モデルのため数が多く、中古で見つかりやすく価格も安い

ハードヒッター向けタイトリストドライバー第5位 915 D2 

発売日 2013年10月 
おすすめロフト 9.5度 
おすすめシャフトKurokage XT 60X

ジョーダン・スピースが長年愛用していたドライバー。 

丸いフォルムで方向性が意識しやすく直進性が高いモデル。 

タイトリストの低スピン化前のドライバーですが、しっかり当たれば非常に良い打感で飛距離が稼げるモデル。

低スピン性能 ★     1/5点 
球の上がりやすさ ★★★★  4/5点 
調整機能 ★     1/5点 
左右のブレ ★★    2/5点 
打感 ★★★   4/5点 
ひっかけやすさ ★★★★  4/5点 
つかまり ★★★   2/5点 
コストパフォーマンス ★★★★★ 5/5点 

HS50m/s以上の超ハードヒッター向けドライバー3選

超ハードヒッター向けタイトリストドライバー第1位 TSR4

発売日 2022年10月 
おすすめロフト 10度 
おすすめシャフトVentus TR Black 6X

50m/sを超える超ハードヒッターにはぜひTSR4を検討してほしいです。

TSR4は超ロースピンのモデル。

これがしっかり打てれば、今までにない飛距離が手に入ります。全く吹き上がらずドローンと飛んでいく。

Youtubeなどではゴルフ批評家がこの低スピンすぎるクラブを酷評していたりしますが、実際米国では人気のため品薄になっているくらい人気のモデルです。

確かに非力な方が使うと全くボールが上がらないですが、超ハードヒッターなら最高の武器になるはずです。

シャフトはVentus Blueよりもさらに硬いVentus Blackの6Xと組み合わせれば鬼に金棒。ヘッドスピードが上がりさらに飛距離を伸ばすことができます。

ロフトは8,9,10度がラインナップされていますが、9度が品薄のため10度のモデルをロフト調整して使うのが良いでしょう。10度でも十分に低スピンです。

低スピン性能 ★★★★★ 5/5点 
球の上がりやすさ ★     1/5点 ロフトが小さめで超低スピンのためマジ上がりづらい 
調整機能 ★★    2/5点  
左右のブレ ★★★★  4/5点 
打感 ★★★★★ 5/5点 
ひっかけやすさ ★★★★★ 5/5点 
つかまり ★★★   3/5点 
コストパフォーマンス ★     1/5点 現モデルのため、価格は高め 

タイトリスト TSR4 ドライバー フジクラ VENTUS BLACK シャフト 特注カスタムクラブ

超ハードヒッター向けタイトリストドライバー第2位 TSR3 

発売日 2022年10月 
おすすめロフト 9度 
おすすめシャフトTensei CK Pro Orange 6X

ハードヒッター向けと同じくさらにロースピン化されたTSR3がおすすめ。

個人的には超ハードヒッターにはTensei CK Pro Orange 6Xの方がコントロール性がよくおすすめです。

タイトリスト TSR3 ドライバー 三菱 TENSEI Pro Orange 1K シャフト 特注カスタムクラブ

超ハードヒッター向けタイトリストドライバー第3位 TSi4

発売日 2020年10月 
おすすめロフト 9度 
おすすめシャフトTensei CK Pro Orange 6X

TSR4がおすすめなのですが、9度のモデルが現在品薄になっています。。

一代前のTSi4なら中古モデルで9度のモデルがまずまず見つかりますので、9度のロフトにこだわる方はこちらでも。

TSi4もかなりのロースピンモデルで、吹き上がることがまずないです。

低スピン性能 ★★★★  4/5点 
球の上がりやすさ ★★    2/5点 かなりの低スピン 
調整機能 ★★    2/5点  
左右のブレ ★★★   3/5点 
打感 ★★★★★ 5/5点 
ひっかけやすさ ★★★★★ 5/5点 
つかまり ★★★   3/5点 
コストパフォーマンス ★★    2/5点  

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