カリフォルニアのサーフインといえば、ハンティントンビーチなどの南カリフォルニアをイメージされる方が多いと思いますが、実は北カリフォルニアのサンフランシスコ周辺やサンタクルーズエリアもかなりおすすめ。
とにかく、サーフポイントが多く、エリアが広大なので人が混雑することがほぼありません。
日本で有名なウェットスーツメーカーオニールの発祥の地だったり(実際、オニールのウェットスーツを着ているサーファーは多い)。
サーファーのレベルはものすごく高いわけでもなく、日本である程度のレベルでサーフィンができているなら、スキルとしては十分に通用します。
また、北カリフォルニア独特のサーフカルチャーが成熟していて、海で話しかけても地元サーファーがフレンドリー。
リーフのポイントではサーファーがローテーションして楽しんでいます。
日本やバリのように奥から上手いサーファーがバンバン乗ってくるということはあまりなく、波をシェアしようという意識でみんな楽しんでいる。
海で日本から来たんだよーという話をするとフレンドリーに接してくれます。余裕がある感じ。
オーストラリアやアジア地域と違って、オープンマインドなのでストレスなくサーフィンが楽しめます。
夏でもブーツが必要なくらい水温が低い!と言われることがありますが、全くのウソ情報。
夏でもフルスーツは必要ですが、ブーツは必要ない。
暖かい時期ならストレスなくサーフィンを楽しむことができます。
北カリフォルニアでのウェットスーツ
8~10月はブーツは要らない
サンフランシスコのサーフィンというと夏でもサーフブーツが必要と言われることがありますが、8、9、10月あたりならブーツはなしで日本で使っている5mmの冬用のウェットスーツのみでも十分快適にサーフィンが可能です。
7月でもブーツはいらないくらいですが、日によってはあった方がいいかも、という程度。
特に、9月は水温が暖かく、5mmだと暑いくらい。3mmのフルスーツでも問題ないです。
夏でもブーツを履いているサーファーは確かに多いのですが、それは夏以外の時期にブーツを履いていてそれに慣れているのと、ポイントによっては滑りやすい崖を降りていかなればならないので、歩行時の滑り止めのためのようです。
年間のウェットスーツ装備は?
年によっても多少の違いはありますが、おおまかに年間のウェットスーツの装備は以下です。
ちなみに、サンフランシスコ周辺でも少し南のサンタクルーズ周辺でもそんなに水温は変わらないので、どちらのエリアに行くにしろ同じ基準で問題ないです。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
フル装備 | フル装備 | フル装備 | 5mmフル + ブーツグローブ | 5mmフル + ブーツ | 5mmフル + ブーツ |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
5mmフル | 3mmフル ~5mmフル | 3mmフル ~5mmフル | 5mmフル | 5mmフル + ブーツ | 5mmフル + ブーツグローブ |
サーフガイドは?
日本である程度サーフィンできるスキルがあれば、サーフガイドは必要ないでしょう。
サンフランシスコのサーフポイントは、日本やハワイ、南カリフォルニアと違って、広大で一部のポイント以外どこもあまり混んでいないのでポイントにアクセスさえできれば、波がなかなか取れないなどのストレスはあまりないです。
ポイントへのアクセスはレンタカーが基本
サンフランシスコでサーフィンをするなら、サンフランシスコ国際空港でレンタカーを借りてポイントへはこのレンタカーでアクセスすることが基本となります。
北カリフォルニアのポイントは無料の広大な駐車場があり、車でアクセスがしやすいです。
サンフランシスコ国際空港でのレンタカーでの借り方、返し方はこちら↓
ただ、コロナ後にサンフランシスコはかなり治安が悪くなっています。
車の外から見える場所に財布があったりするとほぼ100%ガラスを割られて盗られると思っていい。
財布を外から見えなくするのと、キーボックス↓を使うことを忘れないようにしましょう。
日本人が行くべき北カリフォルニアのサーフポイントは?
北カリフォルニアには、ゴールデンゲートブリッジの下のポイントのFort Pointや、10m超の大波が割れること Marvericksなどもありますが、安定して波があるのは、サンフランシスコ近くのLinda Mar(Pacifica)と、サンタクルーズのSteamer Lane、Pleasure Pointあたり。
この三つのポイントを基本にして、時には、広大なビーチが広がるOcean Beachや風光明媚なFort Pointなどに足を伸ばしてみるというスタイルが良いでしょう。
特にSteamer Laneは日本では味わえない独特な雰囲気がありますので、ぜひ訪れてみてほしいポイントです。
Steamer Laneの波はこんな感じ↓
サンフランシスコ周辺のサーフィン徹底ガイドはこちら
おすすめの宿泊先
サンフランシスコ中心部
Mosconeセンターやマリオットマーカスなどのイベントに適した会場があり、毎年9月に開催されるSales Forceの大型イベントDream Forceや、1月に開催されるJPモルガンのヘルスケアイベントが開催されるのがサンフランシスコの中心部です。
イベントが開催されるため、ホテルが数多く隣接しています。ショッピングできる場所も多く、出張で滞在するならこちらです。
ただ、コロナ後に急速に治安が悪くなっており、中心部から東に歩いて10分くらい外れると窃盗などのリスクが高くなります。
Linda MarやOcean Beach、Fort Pointなどのポイントへのアクセスが良いです。
ただ、中心部なので、1日あたりのホテル駐車場の料金がそれなりに高いです。少なくとも、一日50ドル以上は覚悟しておく必要があります。
サンフランシスコ中心部のおすすめホテル↓
中心部には、イベント会場へのアクセスが良いGrand HyattやHiltonなどの高級ホテルもありますが、その分駐車場がなかったり、駐車場代も高いです。
サーフポイントに近い中心部から北西部のホテルがおすすめです(中心部から歩いていくと途中で治安の悪いエリアがあるので、気をつけないとですが)。
Holiday Inn Golden Gateway
駐車代は1日$50程度とサンフランシスコ中心部としては比較的リーズナブル。
チェックイン時に「Parkingは必要?」と聞かれるので、Yesと答えれば駐車場にアクセスできるカードがもらえます。
中心部から少し離れていて古い建物ですが、周りにリーズナブルな飲食店やスーパーもあり、小さいですがフィットネスセンターもある必要十分なホテル。
通常、Linda Marへは40分、Ocean BeachとFort Pointへは25分、サンタクルーズ周辺ポイントには1時間45分くらいでアクセスできます(通勤の時間帯は少し余分に時間がかかります)。
Hotels.com| Holiday Inn Golden Gateway
Expedia| Holiday Inn Golden Gateway
H.I.S| Holiday Inn Golden Gateway
サンタクルーズ
サンフランシスコ中心部から2時間弱でアクセスできるがサンタクルーズエリア。
北カリフォルニアサーフィンのメッカです。
Steamer LaneやPleasure Pointへのアクセスが良い。
サーフィン中心ならサンタクルーズの滞在がおすすめ。サンフランシスコ中心部より駐車場代が安いです。
サンタクルーズおすすめホテル↓
Hyatt Place Santa Cruz
駐車代は一日$19。サンタクルーズ周辺地域としては少し高めですが、雰囲気がすごくいいホテル。
直前の予約で結構安くなることがあるのでこまめに価格をチェックしましょう。
サンタクルーズ周辺のサーフポイントへのアクセスが良く、ビジネスでの出張以外なら間違いなくおすすめしたいホテルです。
Hotels.com| Hyatt Place Santa Cruz
Expedia| Hyatt Place Santa Cruz
波情報の調べ方
SURFLINEという日本の波伝説のようなサービスがあるので、活用しましょう。
現在の波情報と予測情報を確認することができます。課金しないと動画が見れないのですが、課金したとしても月$5程度で、1ヶ月で解約できますので有料課金しておくのは必須です。
スマホアプリもありますので、便利。
ただSURFLINEは、日本の波伝説やBCMのように人がポイントに見に行っているわけではないので、情報は不確かです。
やはり現地のサーファーに聞いた方が正確です。
サーフポイントでは積極的に周りのサーファーに話しかけて、波情報を集めましょう。
みんなフレンドリーなので、ほとんどのサーファーは快く教えてくれるはずです。
サンフランシスコで最適なサーフボード
基本的には日本のビーチブレイクで普段使っているボードとフィンで特に不便は感じないはずです。
バリやハワイノースショアのようにパワフルな波が常に割れるというわけではないので、小波用のボードを持っていっても邪魔ではないです。
サンフランシスコのサーフィンでの必需品
大きなキーボックス
とにかく2023年現在、サンフランシスコ周辺は治安が悪いです。
犯罪が多すぎて、刑務所の収容能力がいっぱいになったことで、$950以下の窃盗は軽犯罪扱いになった条例のおかげもあって、窃盗が多発。
車の停車中に外から見えるところに財布があるとほぼ100%ガラスを割られて、盗られると言われています。
サーフィン中のサーファーは格好の餌食なので、サーフィンには貴重品に持ち歩かない、しっかりキーを管理する、ことを徹底しましょう。
サンフランシスコでレンタカーを借りると、キーにじゃらじゃらといろんなキーホルダーが付いてきますので、かなり大きめのキーボックスを持っていきましょう。
こちらがおすすめ↓
ポータブルバケツ
北カリフォルニアのポイントは広大で、駐車場も広いのですが、シャワーなどの設備は整っていないです。
大きめのペットボトルに水を入れて持っていくことになるのですが(日本から潰せる空のペットボトルを持っていくと便利です)、着替え時などに重宝するポータブルバケツを準備しておきましょう。
こちらがおすすめ↓
この10年で、スキー用具の中で最も進化したのは、ビンディングと言って過言でないでしょう。
ただ、進化とともにバリエーションが増えて、さまざまなタイプのビンディングが販売されているので、どんな基準で選んで良いのか分かりづらいと思います。
どのモデルがフリースタイルスキーのために最適なのか?
ビンディングはスキー用具の中で、滑降にかなり影響します。
スキーブーツ > ビンディング > スキー板
の順に大事なのが、ビンディング。
足に近い方から大事なのですが、ビンディングが合ってないと足とスキー板が一体のフィーリングが得られず、スキー板をコントロールしづらくなってしまいます。
一度スキーに装着してしまうと交換するのが億劫になるので、買ってから後悔しないための2023-2024年シーズンのフリースタイル用スキービンディング購入ガイドです。
ビンディングの規格
まず、ビンディングの規格が複数ありますので、確認しましょう。
ブーツと規格が合ってないと装着できませんので、チェックしておきましょう。
最近のスキーブーツは、従来からあるアルペン規格より歩きやすくなったGrip Walk規格が増えてきています。
ビンディングの規格も6つくらいあるのですが、基本は以下の3つを覚えておけば良いです。
Grip Walkビンディング
名前の通りGrip Walk規格のブーツに対応したビンディング。ISO5355規格にも対応しています。
基本はこの規格のビンディングを選んでおけば、問題ないです。
Grip Walk | ISO5355 アルペン規格 | ISO9523 ツアー規格ブーツ |
⚪︎ | ⚪ | × |
ISO9462アルペン規格ビンディング
従来からあるビンディングの規格がこれ。
ISO5355アルペン規格のみ対応なので、ブーツのみ買い替えた時、GripWalkのブーツを選んでしまうと、ビンディングと適合しないことも。
Grip Walk | ISO5355 アルペン規格 | ISO9523 ツアー規格ブーツ |
× | ⚪ | × |
MNC
マルチに対応できるビンディング。
フリースタイルスキーで人気のSalomonのStriveシリーズなんかは、Grip WalkとMNCの両方のモデルをリリースしています。
Grip Walk、ISO5355、ISO9523全てに対応できるビンディングです。
じゃあ、MNCでイイじゃんと思うかもですが、MNC規格は他規格のビンディングより少しだけ重くなります。
バックカントリーで必須のISO9523ツアー規格ブーツを使うことがない、ということならGrip Walk規格のビンディングの方がおすすめです。
Grip Walk | ISO5355 アルペン規格 | ISO9523 ツアー規格ブーツ |
⚪ | ⚪ | ⚪ |
解放値の選び方
解放値は結構個人の好みがあるので、この解放値が良いというのは一概に言えないのですが、一応、以下のような基準はあります。
解放値が小さいと外れやすく怪我しづらい、解放値が大きいと外れにくく、板をコントロールしやすい。
ちなみに、177cm、67kgの私は解放値を10に設定しています。大きい方だと思いますが、個人的にはスキー板がブラブラして欲しくないので、これくらいの設定にしています。
ただ、一般期には8以上の解放値が必要な方はそんなに多くないと思います。 以下の一般的な解放値設定表を見て、ある程度自分の最大の解放値を把握しておきましょう。
解放値算定表 | ||||||||
体重 (kg) | 身長 (cm) | コード | ブーツソール長(mm) | |||||
250 以下 | 251 │ 270 | 271 │ 290 | 291 │ 310 | 311 │ 330 | 331 │ 以上 | |||
10-13 | A | 0.75 | 0.75 | |||||
14-17 | B | 1.00 | 1.00 | 0.75 | ||||
18-21 | C | 1.50 | 1.25 | 1.00 | ||||
22-25 | D | 1.75 | 1.50 | 1.50 | 1.25 | |||
26-30 | E | 2.25 | 2.00 | 1.75 | 1.50 | 1.50 | ||
31-35 | F | 2.75 | 2.50 | 2.25 | 2.00 | 1.75 | 1.75 | |
36-40 | G | 3.50 | 3.00 | 2.75 | 2.50 | 2.25 | 2.00 | |
41-47 | 148以下 | H | 3.50 | 3.00 | 3.00 | 2.75 | 2.50 | |
48-57 | 149-157 | I | 4.50 | 4.00 | 3.50 | 3.50 | 3.00 | |
58-66 | 158-166 | J | 5.50 | 5.00 | 4.50 | 4.00 | 3.50 | |
67-78 | 167-178 | K | 6.50 | 6.00 | 5.50 | 5.00 | 4.50 | |
79-94 | 179-794 | L | 7.50 | 7.00 | 6.50 | 6.00 | 5.50 | |
95以上 | 195以上 | M | 8.50 | 8.00 | 7.00 | 6.50 | ||
N | 10.00 | 9.50 | 8.50 | 8.00 | ||||
O | 11.50 | 11.00 | 10.00 | 9.50 |
解放値が10の私の場合、最大16まで設定できるビンディングを使っています。
最大が16のビンディングと言っても、最大値で設定することはあまりなく、6~7割くらい余裕を持って選びましょう。
一般的な体格なら初心者で最大値11、中級者で最大値11or14くらいあれば、十分だと思います。
ビンディングのブレーキ幅
ブレーキ幅とは、ビンディングの端についている、スキー板が外れた時に雪面に食い込んでスキー板が流れてしまうことを防ぐ金具。
このブレーキ幅がスキー板の幅より小さいと取り付けることができないので、スキー板の幅より広いものを選びます。
広いと言っても広すぎると扱いづらくなるので、1~3cmほど大きいものを選びましょう。
少しくらいならブレーキは広げることができるので、例えば100mmのワイズの板なら、100~115mmのブレーキ幅のビンディングを選んでおけば良いです。
メーカーの選び方
スキービンディングのメーカーはヨーロッパに集中しています。
LOOK
フリースタイルスキーのレジェンド、ヘンリク・ハーロウが愛用するのがこのLOOK。フランスのヌベール発のメーカー。
個性的なスタイルで、後ろ側が大きく個性的なので、LOOKをつけているとスキーヤーの後ろ姿がかっこいいです。
フリースタイルスキーのビンディングならコレっていうメーカー。
しっかりスキー板をホールドしてくれ、スキー板が足の裏にくっついているようなフィーリングで滑れます。
MARKER
ドイツのスキービンディングの老舗MARKER。
滑降モードとハイクモードを切り替えることができるDUKEシリーズ、フリーライド用のJESTERシリーズなどをリリースしています。
SALOMON
言わずと知れたフランスの総合スキーメーカーのSALOMON。ビンディングの製造でも有名です。
現在は、アメヤスポーツというグループに属していて、ARMADA、ATOMICと同じ系列になっています。
ARMADA、ATOMICからもビンディングは出ているのですが、SALOMONからのOEMなので、モノは同じ。
TYROLIA
オーストリアのスキービンディングメーカー。
とにかく、コスパが良いのが特徴です。
性能も申し分なく、フリースタイルスキーをはじめる方にぜひおすすめしたいメーカー。
おすすめフリースタイル用スキービンディングトップ6
ビンディングを選ぶ際にはスキーブーツ、スキー板との相性も考えましょう。
基本的には同じメーカーグループ同士の相性が良いのですが、そもそも規格が合わないということもあるので、ブーツ、スキー板との相性も考えて選びましょう。
ブーツブランド | ビンディングブランド | スキー板ブランド | |
アメアスポーツグループ | SALOMON ATOMIC | SALOMON | SALOMON ATOMIC ARMADA |
MDVスポーツグループ | DALBELLO | MARKER | VOLKL |
K2グループ | K2 旧FULL TILT | – | K2 |
ROSSIGNOLグループ | LANGE | LOOK | DYNASTAR |
フリースタイル用スキーブーツの選び方はこちら↓
フリースタイル用ツインチップスキー板の選び方はこちら↓
NO1: MARKER JESTER 16 2024
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★ | ★★★ | ★★★★★ |
“間違いない”フリースタイル用スキービンディングです。
王道中の王道のビンディング。
後ろ部分が大きくてインパクトがあり、装着しているとかなりカッコいい。やはりフリースタイルスキーはカッコも大事。
性能とカッコよさの両立を考えるならこちら。
BOOT TYPE | MNC(Alpine, Touring, GripWalk) |
WEIGHT | 1050g |
DIN | 6.0 – 16.0 |
BREAK WIDTH | 90, 100, 110, 120 |
NO2: SALOMON Strive 14 GW
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★ | ★★★★ | ★★★★ |
同じアメヤスポーツグループのARDAMA、SALOMON、ATOMICのスキー板に相性が良いのが、このStriveシリーズ。
ARMADA、ATOMICからもビンディングがリリースされていますが、このSALOMONのStriveとOEMです。
Striveの特徴は、ブーツを装着した時の高さがたった20mmと低いこと。低いとスキー板にパワーを伝えやすいですし、姿勢も低くなるのでいいことばかりです。
軽量なのも特徴で、選んでおいて間違いないモデルです。
BOOT TYPE | GW(Alpine, GripWalk) |
WEIGHT | 980g |
DIN | 5.0 – 14.0 |
BREAK WIDTH | 90, 100, 115,130 |
NO3: LOOK PIVOT GW 14 FORZA 3.0
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★ | ★★★ | ★★★★★ |
ヘンリク・ハーロウが愛用するのがLOOK。
パークに入るなら、LOOKが最高におすすめです。
見た目もカッコよくて、このビンディングを装着しているとゲレンデでかなり目立ちます。重量が少し重めなので、脚力のある中級者以上におすすめ。
BOOT TYPE | GW(Alpine, GripWalk) |
WEIGHT | 1115g |
DIN | 5.0 – 14.0 |
BREAK WIDTH | 105-115 |
NO4: MARKER DUKE PT16
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★ | ★★★ | ★★★★★ |
フリースタイル向けのビンディングながら、ハイクモードにもできるという、超革新的なハイブリッドモデル。
パークにも入りたいけど、バックカントリーでも遊びたいというスキーヤーにはこのMARKERのDUKE一択です。
ハイクモードにするなら、ブーツも対応していないといけないです。
ハイクモードにもできるフリースタイル用スキーブーツのK2のDIVERGEシリーズを一緒に購入しましょう。
BOOT TYPE | MNC(Alpine, Touring, GripWalk) |
WEIGHT | 1050g (uphill) 1350g (downhill) |
DIN | 6.0 – 16.0 |
BREAK WIDTH | 100,125 |
NO5: MARKER SQUIRE 11
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★★★★★ | ★★★ | ★ |
初級者には絶対これです!
820gと圧倒的に軽く、スキー板を持ち上げたり、回したりするフリースタイルスキーには最高のスペックです。
BOOT TYPE | GripWalk(Alpine, GripWalk) |
WEIGHT | 820g |
DIN | 3.0 – 11.0 |
BREAK WIDTH | 90,100,110 |
NO6: TYROLIA ATTACK 11 GW
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★★★★ | ★★★ | ★ |
初心者にはMARKER SQUIREをおすすめしますが、コスパ重視ならこのTYROLIA ATTACKシリーズを。
普通にフリーラン、パークで遊ぶなら十分すぎる性能です。
BOOT TYPE | GripWalk(Alpine, GripWalk) |
WEIGHT | 990g |
DIN | 3.0 – 11.0 |
BREAK WIDTH | 85,95,110,130,150 |
2022-2023年シーズンにフリースタイルブーツ業界に激震。
あのFULL TILT BOOTSがK2の傘下となり、FULL TILTブランドが消滅することになりました。
フリースタイル用のスキーブーツといえば、FT(FULL TILT)だったのですが、そのブランドが消滅。。
2022年の冬季オリンピックでは多くのモーグル選手やフリースタイルスキーの選手がFULL TILTのブーツを選んで、テレビ画面でも”FT”のブランドが燦然と輝いていたのですが。
いづれにしろ、フリースタイル、バックカントリー、ゲレンデ、レース、モーグルなどなどスキーのバリエーションが増えている昨今、フリースタイル用のブーツを選ぶのが難しいと感じる方も多いでしょう。
2023-2024シーズンのフリースタイル用のスキーブーツの選び方
2023-2024シーズンの傾向はまずソールにGrip Walkが採用されることが多くなっていることです。
Grip Walkを採用するとどうしてもアルペン規格より重くなってしまうのですが、Grip Walkを採用しながら軽量化しているモデルも出てきています。
スキーで最も大事なのはブーツ
スキーの装備の中で滑りに関係するのは、スキー板<ビンディング<ブーツです。
最もパフォーマンスに影響するのはスキー板と思いがちですが、それは逆。
スキーのテクニックに影響するのは、1.ブーツ、2.ビンディング、3.スキー板の順番です。
足に近い装備の方から大事なのです。
したがって、スキーにおいてはブーツ選びが最も大事。まずはブーツをしっかり選びましょう。
フリースタイル用ブーツと普通のスキーブーツの違いとは?
フリースタイルスキーでは、ジャンプする頻度が多いです。
そのため、フリースタイルスキー用ブーツには、ソール部分にショックを吸収するアブソーバーが入っています。
これによりソフトに着地することができます。
また、あまりシェルが硬いとキッカーやパークでケガにつながるため、少し柔らかめに設定されています。
ブーツのソール規格
スキーブーツのソールはいくつかの規格があります。
不リースタイルスキーの場合、結論そこまで神経質にならなくてイイのですが、ブーツの規格にビンディングがあっていないと装着ができないので、まずはビンディングの規格を確認しましょう。
ISO 9523規格WTRとかもあるのですが、基本的に以下の三つの規格があることを覚えておけば大丈夫です。
フリースタイルスキーのブーツの場合は、Grip WalkかISO5355アルペン規格を選ぶことになるのですが、バックカントリーでも使いたいという場合は、三つの規格に対応したビンディングを選ぶ必要があります。
Grip Walk
最近増えているソールの規格がGrip Walk。
スキーブーツのソールに靴底と同じくラバーが配置されていて、歩きやすくなっています。
フリースタイルスキーでは、わざわざリフトを使わず、少しの距離なら歩いて斜面を登ることもあるのですが、そういう時に重宝するのがGrip Walk。
ISO5355 アルペン規格
従来からあるよく使われている企画がISO 5355のアルペン規格ブーツ。
ブーツのソールがプラスチックで歩くとロボットのような動きになる規格。
フリースタイルスキーの場合、Grip Walkが増えてはいますが、この規格でも全く問題ないです(というか、数年前までは全部この規格でした)。
ISO9523 ツアー規格ブーツ
マウンテン用のブーツの規格。バックカントリー用のブーツの規格です。
ビンディングの規格
ブーツの規格に対してビンディングの方も対応しています。
最近は、Grip Walk対応と、マルチ対応(MNC)の二つのモデルを販売しているビンディングメーカーも増えてきています。
ビンディングの規格も6つくらいあるのですが、基本は以下の3つを覚えておけば良いです。
2023-2024シーズン、フリースタイル用スキービンディングの選び方はこちら↓
Grip Walkビンディング
名前の通りGrip Walk規格のブーツに対応したビンディング。ISO5355規格にも対応しています。
基本はこの規格のビンディングを選んでおけば、問題ないです。
Grip Walk | ISO5355 アルペン規格 | ISO9523 ツアー規格ブーツ |
⚪︎ | ⚪ | × |
ISO9462アルペン規格ビンディング
従来からあるビンディングの規格がこれ。
ISO5355アルペン規格のみ対応なので、ブーツのみ買い替えた時、GripWalkのブーツを選んでしまうと、ビンディングと適合しないことも。
Grip Walk | ISO5355 アルペン規格 | ISO9523 ツアー規格ブーツ |
× | ⚪ | × |
MNC
マルチに対応できるビンディング。
フリースタイルスキーで人気のSalomonのStriveシリーズなんかは、Grip WalkとMNCの両方のモデルをリリースしています。
Grip Walk、ISO5355、ISO9523全てに対応できるビンディングです。
じゃあ、MNCでイイじゃんと思うかもですが、MNC規格は他規格のビンディングより少しだけ重くなります。
ISO9523ツアー規格ブーツを使うことがない、ということならGrip Walk規格のビンディングの方がおすすめです。
Grip Walk | ISO5355 アルペン規格 | ISO9523 ツアー規格ブーツ |
⚪ | ⚪ | ⚪ |
おすすめメーカー
フリースタイル用スキーブーツを製造しているメーカーは以下の3社。
基本はこの3社がリリースしているモデルの中から選ぶことになります。
K2
2021-2022シーズンまでフリースタイル用スキーブーツといえば、FULL TILT(FT)だったのですが、2022-2023シーズンからFULL TILTがK2に買収されて、ブランドもK2となっています。
K2にFULL TILTのモデルが継承されていて、REVOLVE、METHOD、DIVERGEシリーズがリリースされています。
DALBELLO
イタリアのスキーブーツメーカーの老舗。フリースタイルのスキーブーツモデルとしては、IL MOROシリーズがあります。
スキー板のVolkl、ビンディングのMarkerと同じグループに属しています。
REXXAM
REXXAMは日本のメーカー。やはり日本のメーカーは安心感があります!
フリースタイル用のXXシリーズが有名で、モーグル専用モデルXX-LIMITEDは2022年冬季オリンピックで銅メダルを取った堀島行真選手が使用しています。
モーグル専用ではない、フリースタイルに広く対応できるモデルもあります。
日本の安定した品質と、海外メーカーのブーツよりコスパが良いのが特徴。
フレックスの選び方
フリースタイルのブーツのフレックスは大体90~120の間です(数値が高いほど硬い)。
パークでのトリックを重視するなら動きやすい柔らかめ、フリーランや不整地などの滑りを重視するならクイックに動ける硬めが基本的な選び方です。
ただ、硬さは本人のフィーリングもありますので、そこは気分で選ぶのも一つです。
ちなみに、フリースタイルのヘンリク・ハーロウや、モーグルの堀島行真選手のブーツのフレックスは90と柔らかめ。
重量
重量はかなり大事なので、よく見てから選ぶべきです。
ブーツが重いと、スキー板を体に引き付けることができずかなりトリックに苦労します。
フリースタイル初心者は、とにかく軽いものを選びましょう。100gの違いでのまずまず違います。
慣れてくるとそれなりに重量があっても気にならなくなるのですが。
軽いものだと片足で1900gくらい、重いものだと2100g超のものがあります。
フリースタイル用スキーブーツおすすめ人気トップ5
大前提は自分の足に合うことなので、以下のトップ5から色々試してみて最終的に選びましょう。
フリースタイル用ブーツおすすめNo.1 K2 REVOLVE TW
Weight | 2,050g |
SOLE | Grip Walk |
FLEX | 100 |
LAST | 99mm |
K2に買収されたFULL TILTのスキーブーツの名作FTクラシックの流れを汲んだのがこのK2 REVOLVEシリーズ。
REVOLVEシリーズの中でも、最近流行のGrip Walkを採用し、FLEXはフリーランでも反応が良いように少しだけFLEX硬め。
フリーランからパウダー、パークまでバランスよく使える”ザ・オールラウンダー”。
とりあえずこれを買っておけば間違いないです。
おすすめビンディング: SALOMON Striveシリーズ,LOOK PIVOTシリーズ
K2 REVOLVE TW の最安値はこちら↓
フリースタイル用ブーツおすすめNo.2 K2 METHOD PRO
Weight | 2,000g |
SOLE | Grip Walk |
FLEX | 100 |
LAST | 102mm |
ヘンリク・ハーロウが愛用するMETHODシリーズ。
REVOLVEシリーズよりゆったりめのラスト(足幅)なので、自分の足に合う方を。
おすすめビンディング: SALOMON Striveシリーズ,LOOK PIVOTシリーズ
K2 METHOD PRO の最安値はこちら↓
フリースタイル用ブーツおすすめNo.3 REXXAM XX-7.0
Weight | 1,855g |
SOLE | ISO5355 アルペンソール |
FLEX | 90 |
LAST | AUTO FIT MEDIUM:96-103mm |
日本が誇るスキーブーツメーカーREXXAMのフリースタイル用スキーブーツ。
北京オリンピックモーグル銅メダリストの掘米選手が使用するのは、REXXAMのXX-LIMITEDですが、同じXXシリーズのフリースタイルモデル。
FLEXが柔らかめ、重量も1,855gとフリースタイル用スキーブーツの中では最軽量。
AUTO FITという足幅を調整できる機能がついていて、サイズによりますが4~7mmの幅でラストが広がる設計。
初心者に最適なブーツです。
といっても、十分に上級者でも使えますが。
おすすめビンディング: MARKER JESTERシリーズ, SQUIREシリーズ
REXXAM XX-7.0 の最安値はこちら↓
フリースタイル用ブーツおすすめNo.4 K2 DIVERGE LT
Weight | 1,850g |
SOLE | Grip Walk |
FLEX | 120 |
LAST | 102 |
パークにも入りたい、バックカントリーにも挑戦したい、バックカントリーのキッカーで飛びたい!という方に最適なのがこのK2のDIVERGEシリーズ。
ハイクモードが付いているので、カカトをフリーにしてスキーにクライミングスキンを装着して、スキーを履いたまま登山できるモデルです。
登山時も疲れないように超軽量に作られていて、K2の中では最軽量のモデル。
おすすめビンディング: MARKER DUKE PTシリーズ
K2 DIVERGE LTの最安値はこちら↓
フリースタイル用ブーツおすすめNo.5 DALBELLO IL MORO GW 110
Weight | 1,950g |
SOLE | Grip Walk |
FLEX | 110 |
LAST | 99 |
スキービンディングの老舗ドイツのMARKER社と同じMDVグループのDALBELLOのフリースタイル用スキーブーツシリーズがIL MORO。
MARKERのビンディングとの相性が良く、ヨーロッパのメーカーらしく細身のラストが特徴です。
おすすめビンディング: MARKER JESTERシリーズ
DALBELLO IL MORO GW 110の最安値はこちら↓
パークやハーフパイプでスキーで楽しむなら、ツインチップのスキーが必要です。
ツインチップのスキーは前側だけでなく後ろ側も反っているため、後ろ向きでも滑走が容易で、キッカーなどでジャンプした時も反っているスキー板の後ろ側が先に着地してくれるため、安心して飛ぶことができます。
通常のスキーとは違って、デザインもスタイリッシュなものが多く”スキーヤーはダサい”というイメージを払拭してくれます。
2023-24シーズンのカッコいいスキーフリースタイル用スキーウェアおすすめはこちら
ツインチップのスキーはパークだけでなく、ピステ(圧雪バーン)や上級者むきの非圧雪のコブコブゾーンやパウダーでも十分に使うことができます。
雪山でスノーボーダーと混じってもスタイリッシュに技を決めることができ、パークから非圧雪まで滑走の幅が広いのがツインチップスキー。
ツインチップスキーのフリーランの性能は?
パークで性能を発揮するツインチップスキーですが、ピステでのフリーランでも楽しく滑走できます。
練習が必要ですが、後ろ向きでも滑走できるので滑走のバリエーションが広く、一般的なスキー板より楽しく滑ることができます。
フリーランの性能も全く問題なし。
ツインチップスキーで非圧雪バーンは?
モーグル用の板ほどではないですが、ツインチップの板でも非圧雪バーンでも全く問題なく滑走できます。
個人的には不整地での滑りを左右するのは板の性能ではなく、ブーツとビンディングおよびスキーヤーの技量の方の影響が圧倒的に大きいです。
板のテール側が長いので、少しコブで引っかかる感覚があると思いますが、不整地では時にはコブを飛び越える場合もあります。そういう時はツインチップは着地の安心感があり、威力を発揮します。
細かくターンしてコブの頂点に対してスキーをズラしながら対処するにはほんの少し難がありますが、コブをジャンプして超えていく時には有利なので、結果的にツインチップのスキーでも問題なく不整地を攻めていけます。
また、バックカントリーのパウダーも楽しめる。
100mm以上の幅の板を選べばパウダーでも浮力が得られ、ジャンプする場面でも安定するのでツインチップは活躍できます。
最適な長さは?
スキー板が長くれば長くなるほど、安定性が増します。短いと逆に回転性がよくなります。
スピードが出れば出るほど安定性が必要になってくるので、急な斜面を滑る上級者ほどスキー板は長くなる傾向にあります。
パークでスキーをするにしても、スキー板は長い方がトリックがダイナミックに見えるので、上級者ほど長くなります。
まず、この原則を覚えて、スキー板の長さを選びましょう。
フリースタイルスキーの初心者の場合は、軽い板の方が絶対に良いです。軽い方が板を空中で回しやすくなります。
当然、短い板の方が軽量なので初心者は短い板を選びましょう。
初心者には身長より7~10cmほど短い板がおすすめ。
中級者になると身長と同じくらいがおすすめ。
中級者でもより上達を目指すならば、身長プラス5センチくらいの長い板を選択した方がいいです。 長い板を使うことで滑りやジャンプがダイナミックに見えます!
上級者は好みですが、身長と同じか身長プラス5センチくらいで選ぶのが良いですよね!
身長より10センチ以上も長くなってしまうと、扱いづらくなってしまいます。
各メーカーより大体160cm台、170cm台、180cm台の長さの板が提供されていて、微妙に長さが違いますので、自分の身長に合ったモデルを選びましょう。
最適な幅は?
幅は広い方が安定性が増します。
特に、パウダースノーを滑る際には幅が広くないとスキー板が雪に潜ってしまうので、パウダーを滑る際にはそれなりの幅が必要です。100mm以上の幅があるとパウダースノーで滑りやすいです。
ただ、幅が広すぎるとターンがしづらい。例えば、細かいターンが必要なモーグル選手の板は大体85mmくらい。
パークやフリーライド、パウダーまでオールラウンドに使いたい場合、最もバランスよく使えるのが、90mm~100mmのツインチップ。
まずは最初の一台ということなら、板の幅が90mm~100mmのものを持っていると良いです。
幅が狭い方が板が軽くなるので、初心者は90~95mmくらいの細い板を選びましょう。
Radiusとは?
Radiusはスキー板の回転半径を決める数値です。
Radiusが大きいほど、回転半径が大きく安定した滑降が可能になります。逆に小さいほど、細かなターンが可能です。
また、力のあるスキーヤーだと、スキーの真上に乗って板を撓ませてターンするということもできますので、上級者になればなるほどRadiusは大きいものを選ぶのが良いです。
初級者でしっかりターンできるのであれば、上級者と同じくRadiusは大きいものでも問題ないです。
スキーの長さによって同じモデルでもRadiusは変わりますので、何mがいいかとは一概に言えませんが、以下は頭に入れて選んだ方がいいでしょう。
・初級者ならRadiusは小さめ、上級者ならRadiusは大きめがおすすめ
・滑走、フリーランを重視するならRadiusは大きめ
ツインチップスキーのおすすめメーカー
スキーではOGASAGA、スノーボードではYONEXと、日本のメーカーも頑張っているスキー、スノーボードメーカー業界ですが、ツインチップスキーに関しては日本のメーカーの存在感は大きくないです。
基本的には海外のメーカーを選ぶことになりますね。
ARMADA
実はツインチップスキーでは、スノーボードでのBURTONのCUSTOMシリーズと同じく、定番中の定番と言われる基本となるモデルがあります。
それは、ARMADAのARVシリーズ。 これこそツインチップスキー板の王道。
ARMADAはスノーボードのBURTONと同じく、ツインチップスキーの米国発の老舗メーカーです。
ツインチップのスキー板なら、まずARMADAのスキー板を選んでおいて間違いないです。
FACTION
スイス初のスキーメーカー。ARMADAと双璧をなすフリースタイル系スキーメーカーです。
フリースタイル系のボードに特化したメーカーで、FACTIONで滑っていると一目おかれます。
まあ、迷ったら、ARMADAかFACTION選んでおけば間違いないというメーカーです。
K2
米国発のメーカーのK2。
ツインチップのスキー板に特化しているメーカーではないですが、さまざまなメーカーを買収して、巨大な総合スキー&スノーボードメーカーとなっています。
ツインチップの板でも存在感があり、デザインもかっこいいです。
フリースタイルの世界大会を見ると、上位はARMADAかK2の板を使っている選手がほとんどだったりします。
DYNASTAR
ツインチップスキーの評判の良いフランスメーカーがDYNASTARです。
ヨーロッパのメーカーの中では、最もおすすめなメーカーです。
ツインチップスキーの黎明期から良いモデルをリリースし続けており、フランスメーカーっぽくデザインがスタイリッシュ。
LINE
ニューヨーク発のスキーメーカー。今はK2グループに属しています。デザインがかっこいいツインチップを出しています。
西海岸のARMADA、東海岸のLINEという構図。
ATOMIC
ATOMICはオーストリア発のメーカー。ATOMICもツインチップの板に特化しているわけではないですが、フリースタイル用のBENTシリーズが有名です。
ちなみに、ARMADA、ATOMICとSALOMONは同じアメアスポーツというスポーツメーカーに属していています。
ARMADAは独自路線を行っているのですが、ATOMICとSALOMONは商品ラインナップが似ていて、モデルを共通で使っている(デザインは変えている)ように見えるシリーズも散見されます。
ZUMA
ZUMA(ツマ)は珍しい日本のツインチップスキーに力を入れているメーカーです。
クセがなく、品質がよく、コスパも高いモデルが多いです。PRO PIPEというハーフパイプ専用モデルはカナダのハーフパイプのナショナルチームに採用され、世界でも評価の高いメーカー。
これからフリースタイルスキーをはじめたいという方に最適なスキー板です。
その他
Volkl | ドイツのスキーメーカー。 REVOLT というツインチップモデルがある。 |
2023-2024シーズンおすすめツインチップスキー6選
2023-2024シーズンの傾向
2023-2024シーズンの傾向の一つは、”軽量化”です。
ツインチップのスキー板の登場からずっと軽量化は続いてきているのですが、最新のモデルはさらに軽くなっています。
軽量化のメリットは一つ、板を回転させやすい。
フリースタイルスキーをやっていると、思いの外スキー板が重く、なかなかスキー板を体に引き付けることができないことに気づくと思います。スキー板を体に引き付けるにはかなりの腹筋と足の力がいることを実感するでしょう。
もう一つが、幅が少し太めになっていること。95mm前後のツインチップが主流でしたが、2023-2024シーズンは98mm前後が標準になります。
軽量化されて幅が広くても十分にスキー板を回転できるようになったのと、細い板より太い板の方が、飛んだ時に見た目にボリュームがあり、ダイナミックに見えます。 そのため、少し幅が広くなっています。
スキー板に装着するビンディングは相性があるので、購入時に考慮しましょう!
ビンディングの選び方はこちら
ツインチップスキーおすすめNO.1 ARMADA ARV 100
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
Waist | 100mm |
Length(Radius|Weight) | 158(R:16.5m) 165(R:17m) 172(R:17.5m|1,650g) 179(R:18m|1,700g) 186(R:18.5m) |
全てのツインチップスキーの基本となるモデル。ARMADAのARVシリーズで、最も汎用性が高いのがARV 100。
パウダーからバックカントリー、ピステ、パークまでオールラウンドにカバーできる一本です。
2023-2024シーズンのARVはカルバコアという素材を使用しており、従来のポプラアッシュコアより軽くなっています。
重量は実に、179cmのモデルで1,700g(一本の重さ)!
他のモデルに比べて、100g以上も軽い。これは体感としてめちゃめちゃ軽いです。
ブーツもREXXAM XX-7.0を選ぶとブーツとスキーで最軽量のモデルになります。
このカルバコア構造ですが、2021-2022シーズンにARVにUL(ウルトラライト)シリーズで採用されていて好評でした。このULシリーズが2023-2024年で標準仕様に格上げされています。
最近の傾向として、幅が太めを選ぶのが主流なので、それに合わせて100mmのモデルをARMADAがリリース。
すぐに品薄になりますので、ぜひ早めに手に入れましょう↓
パーク | ★★★★ |
パウダー | ★★★★ |
フリーラン | ★★★★ |
ツインチップスキーおすすめNO.2 ARMADA EDOLLO
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★ | ★★★ | ★★★★★ |
Waist | 98mm |
Length(Radius) | 164(R:19m) 172(R:20m) 180(R:20.5m|1,975g) |
フリースタイルスキーのレジェンド、ヘンリク・ハーロウのシグニチャーモデル。
ARMADAはヘンリク・ハーロウのモデルを長年リリースしており、これも定番モデル。
98mmと程よい幅の広さでARVシリーズを改造したようなモデル。
Radiusが長めで、素材が従来からのポプラアッシュコアでARVほど軽量ではないですが、上級者が選ぶにはこれ。
パークはもちろん、フリーラン性能も高いです。
ちなみに、私はこのモデルを使っていて、非圧雪の上級コースでもバンバン攻めています!
キッカーで飛んだ時の着地がフワッと感じるところはこのスキー板の特徴です。
パーク | ★★★★ |
パウダー | ★★★ |
フリーラン | ★★★★★ |
すぐに品薄になりますので、ぜひ早めに手に入れましょう↓
ツインチップスキーおすすめNO.3 FACTION MANA2
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
Waist | 102mm |
Length(Radius|Weight) | 166(R:16m|1,690g) 173(R:18m|1,750g) 178(R:19m|1,800g) 183(R:20m|1,880g) 188(R:21m|1,950g) |
FACTIONのフリーライドからパークまで、最もオールラウンドに使えるのがこのMANA2。
ポプラコア素材で、ARMADA ARVシリーズほどではないですがかなりの軽量モデル。
ARMADAと双璧をなすツインチップスキーメーカーのパークライドのフラッグシップ。
パーク | ★★★★★ |
パウダー | ★★★★ |
フリーラン | ★★★★ |
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ツインチップスキーおすすめNO.4 DYNASTAR M-FREE 99
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
Waist | 99mm |
Length(Radius|Weight) | 171(R:15m|1,750g) 179(R:17m|1,850g) 185(R:18m|1,900g) |
DYNASTARのこのツインチップに乗っていると絶対かっこいい!
ゲレンデでほとんど被ることがなく、玄人好みするモデル。
フランスメーカーらしく、デザインがカッコイイですね。
あまりみんなが乗っている板では無いですが、性能は折り紙付き。
素材がポプラ+PU(ポリウレタン樹脂)のハイブリッド構造となっており、軽量化されているモデルです。
パーク | ★★★★★ |
パウダー | ★★★ |
フリーラン | ★★★ |
DYNASTAR M-FREE 99の最安値はこちら↓
ツインチップスキーおすすめNO.5 ARMADA ARV 94
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★★★★ | ★★★★ | ★ |
Waist | 94mm |
Length(Radius|Weight) | 157(R:15.5m) 164(R:16m) 171(R:16.5m|1,550g) 178(R:17m|1,650g) 185(R:17.5m) |
ARVシリーズのオールランドモデルで、少し幅が狭い94mmのモデル。
ARV100に比べて細いので、板を回しやすくパークで特に威力を発揮するモデル。いつもより一回転多く回せるかも!っていうモデルです。
さらにカルパコア素材で板が軽いので、自在に板をコントロールできます(当然技倆が必要ですが)。
178cmのモデルで、ARMADAのARV100より軽い1,650g。かなり軽い。
他のメーカーのモデルより片足で200g近く軽く、両足だと400g軽いというのは驚異的な軽さ。
初心者ならこのモデルを買っておくと間違いないです。
パーク | ★★★★★ |
パウダー | ★★ |
フリーラン | ★★★★ |
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ツインチップスキーおすすめNO.6 LINE SKI Chronic 101
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★ | ★★★ | ★★★★★ |
重量は重めですが、その代わり耐久性に優れたツインチップスキーがこのLINE SKIのChronic。
中級者以上で、しっかりした安定性のあるツインチップが欲しいスキーヤーにはこの板。
Waist | 101mm |
Length(Radius|Weight) | 165(R:m) 172(R:m) 179(R:m|2,030g) 186(R:m) |
Chronic 101の最安値はこちら↓
ツインチップスキーおすすめNO.7 K2 RECKONER 102
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★★ | ★★★★ | ★★★★ |
Waist | 102mm |
Length(Radius|Weight) | 163(R:m) 170(R:m) 177(R:m|1,822g) 184(R:19.3m) |
モミ・アスペンウッドコア素材で作られた、軽量ツインチップスキーがK2 RECKONERです。
K2のツインチップのフラッグシップモデル。
パークからバックカントリーまで幅広く対応できるように設計されています。
近年の流行の少し幅が広めのタイプ。ツインチップの中では、パウダーやフリーランを重視したモデル。
パーク | ★★★ |
パウダー | ★★★★ |
フリーラン | ★★★★ |
RECKONER 102 2023-2024の最安値はこちら↓
ツインチップスキーおすすめNO.8 ZUMA M.I.Y
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★★ | ★★★★ | ★★★★ |
Waist | 98mm |
Length(Radius|Weight) | 164(R:19m) 173(R:20m) 179(R:21m) |
テール側があまり反っておらず、パークよりフリーランに重きを置いたモデル。
有名では無いですが、ZUMAは日本のメーカーで、品質が高い。圧倒的にコスパが良いです。
パークにも入るけど、フリーランの方が多いんだよなーという方には絶対におすすめです。
パーク | ★★ |
パウダー | ★★★ |
フリーラン | ★★★★★ |
2023-2024シーズンのフリースタイル用スキービンディングの選び方はこちら↓
2023-24シーズンのフリースタイル用スキーウェアのおすすめはこちら
ゴルフ用のサングラスでプロが使用するようなスポーツ用を選ぶ人が多いのですが、スポーツ用サングラスをアマチュアが掛けているとちょっと”やり過ぎ感”があります。
スポーツ用サングラス掛けていて、スコアが100切れないともっとカッコ悪いですよね。本気感出しているのにゴルフはヘタとかかなり痛いです。
さらにスポーツ型サングラスは普段でも使いづらいので、汎用性がなく、せっかくのサングラスの出番がなくなってしまいます。
もちろんスポーツ型サングラスでが合うゴルファーもいるのですが、プロが使うようなサングラスでなくても動きが少ないゴルフという場面で十分に使えるスタイリッシュなサングラスはあります。
ゴルフ用サングラスの選び方を徹底解説します。
ゴルフ用サングラスのフレームの選び方
フレームの形
サングラスのフレームには、ラウンド型やティアドロップ型などがあるのですが、実際、日本人がゴルフで使う場合のサングラスのフレームの種類は実質以下の4つです。
ウェリントン型
サングラスの最もスタンダードな形がウェリントン型。
サングラスの定番中の定番、RayBanのFAYFARERが代表的なプロダクトです。フォーマルからカジュアルまで場所を選ばず使えるモデル。
定番の形なので、あまり流行り廃りもなく永く使えます。
スポーツ型
陸上選手が使うことを想定してデザインされた軽量のモデルがスポーツモデル。
軽量なので、ゴルフでも使われてるようになりました。
確かに軽いのですが、スポーツ以外の用途では使えないという汎用性のなさがデメリットです。
レンズの部分が大きく横の長さが強調されるので、丸顔や顔の面積が大きい方に似合うタイプです。
ボストン型
ウェリントン型に似ていますが、ウェリントン型よりもフレームが細く、レンズの部分が丸くなっていて、より優しい印象の形。
ウェリントンよりカジュアルなシーンで活躍します。三角形型の顔の方に似合うタイプ。
スクエア型
文字通り四角いフレームのタイプ。
四角いフレームで、丸顔の方に似合うタイプ。
プロやゴルフ部の学生のように毎日のようにゴルフをプレーする人ならゴルフ専用のスポーツ型でも良いと思いますが、月に数回しかラウンドしないゴルファーにとってスポーツ型のサングラスはかなりのオーバースペック。
ゴルフはもちろん、普段でもスタイリッシュに使えるサングラスを買った方が費用対効果は高いですよね。
ゴルフはスキー、スノボのように高速で滑走しながら障害物を避けなければならないというスポーツではありません。
ゴルファーは、静止した状態でショットする際に日差しが強い時に眩しいのを防ぐためにあれば良いものなので、そこまでハイスペックなサングラスは必要ない。
普段でも使えるスタイリッシュなウェリントン型、スクエア型、ボストン型のサングラスをおすすめします。
ただ、顔が丸顔で面積が大きい方、平たくいうと顔が大きい方にだけは、スポーツ型をおすすめします。特に、体重があって、顎の部分に肉がついている方にはスポーツ型が良いです。
顔が大きい方がウェリントン型やボストン型を掛けていると顔の大きさが強調されてしまいます。
横幅が大きく見え、シャープな印象のスポーツ型を使えば、大きな顔が強調されず
フレームの質感
フレームの質感もかなり大事です。
ツルッとした質感のフレームはスポーツには適していないです。どちらかというと、街中で使用すると目元にインパクトが出て良いのですが、スポーティではない。
ゴルフで使う場合は、マットな質感のフレームを選びましょう。
マットブラックなどの質感のフレームなら程よくスポーティでゴルフにマッチします。
ゴルフ用サングラスのレンズの選び方
屋外で日差しの眩しさを和らげるためのレンズは以下の4種類なので、ここから選びましょう。
グレー系
定番のレンズでグレーなので、野外で光を効果的に遮ってくれる。
色も黒系なので、フォーマルからカジュアル、スポーツまで幅広く使うことができます。
ブラウン系
グレー系と同じく、野外で効果的なレンズ。
グレー系より印象がソフトでイカつく見えないのが特徴です。
グリーン系
意外と知られてないですが、自然に光を遮ってくれるのがグリーン系。
見た目はほとんどグレー系と変わらないですが、緑が多いゴルフ場で使うと程よくマッチします。
グレーほどではないですが、フォーマルな場所でも問題なし。
ミラーレンズ
日差しを跳ね返してくれるのがミラーレンズ。
日差しが強い時によく見えるようになります。
普段でもゴルフでも使いやすいということであれば、圧倒的にグレー系かグリーン系がおすすめです。
ブラウン系になると少しカジュアルに見えますが、ゴルフでも普段でも使えます。
ただ、ミラーレンズになってしまうと、スポーツ感が強すぎて、普段では使いづらくなるでしょう。
機能的にミラーレンズは日差しをカットするには良いものの、ゴルフという動きの少ないスポーツで使うには高機能すぎてオーバースペックです。
7月から8月の夏の日差しが強い時期だけは重宝するのですが、それ以外の季節はそこまで日差しも強くないので、ミラーレンズの出番がなくなってしまいます。
ゴルフ用サングラスおすすめ10選
・基本のフレームはウェリントン、ボストン、スクエア
・太っている方、顔が丸顔で大きい方はスポーツ型のフレーム
・フレームの質感はマット系がおすすめ
・レンズは、グレーかグリーンが第一優先。次にブラウン
という条件でゴルフ用サングラスを選んでいきましょう。
ゴルフ用サングラスおすすめNo.1 OAKLEY LATCH Mattblack (アジアンフィット)
フレーム | ボストン |
レンズ | グレー系 |
フレームの質感 | マットブラック |
重量 | 軽い |
スポーツ系サングラスNo.1メーカーのOAKLEYの中では、ボストン型のLATCHシリーズがおすすめです。
スポーティなタイプですが、日常遣いも可能で、街中でもサマになるスタイリッシュなモデル。
重量も非常に軽く、ゴルフスイングを邪魔しない。
合う顔のタイプ
丸型 | ★ |
三角形 | ★★★ |
ひし形 | ★★ |
面長 | ★ |
大型 | ★ |
ゴルフ用サングラスおすすめNo.2 RayBan Wayfarer(フォールディングタイプ)
フレーム | ウェリントン |
レンズ | グリーン系 |
フレームの質感 | マットブラック |
重量 | 普通 |
RayBanのサングラスをゴルフにというと、少し違和感があるかもしれませんが、Wayfarerはフィット感が最高で、レンズもグリーン系でゴルフ場で見やすい。
少し重量があるのですが、街中からゴルフまで最高にフィットするサングラスです。
折り畳みができるモデルの方がコンパクトに持ち運べるので絶対的におすすめです。
合う顔のタイプ
丸型 | ★ |
三角形 | ★★★ |
ひし形 | ★★★ |
面長 | ★ |
大型 | ★ |
ゴルフ用サングラスおすすめNo.3 SWANS SPRINGBOK
フレーム | スポーツ |
レンズ | グレー系 |
フレームの質感 | ブラック |
重量 | 軽い |
スポーツ系のサングラスというとOAKLEYというイメージがあるかもしれませんが、スポーツ系なら圧倒的にSWANSの方が品質が高いです。
また、アジア人とヨーロッパ系の人種だと頭の形が違うので、OAKLEYだとフィットしないことが多いのですが、日本のメーカーのSWANSなら日本人の顔にフィットします。
合う顔のタイプ
丸型 | ★★★ |
三角形 | ★ |
ひし形 | ★ |
面長 | ★★★ |
大型 | ★★★ |
ゴルフ用サングラスおすすめNo.4 OAKLEY FLOGSKINS
フレーム | ウェリントン |
レンズ | グレー系 |
フレームの質感 | ブラック |
重量 | 軽い |
OAKLEYの定番モデルのFLOGSKINS。
程よくスポーツ感がありますが、街中でもスタイリッシュに使えるタイプ。
RayBanのWayfarerとOAKLEYのLatchの間くらいの雰囲気です。
RayBanのWayfaerだと、結構他人とかぶってしまったりするのですが、被りを恐れるならこちら。
合う顔のタイプ
丸型 | ★ |
三角形 | ★★★ |
ひし形 | ★★★ |
面長 | ★ |
大型 | ★ |
ゴルフ用サングラスおすすめNo.5 OAKLEY HOLBROOK
フレーム | スクエア |
レンズ | グレー系 |
フレームの質感 | ブラック |
重量 | 軽い |
面長の方にあうスクエアタイプなら、このOAKLEYのHOLBROOK。
合う顔のタイプ
丸型 | ★★ |
三角形 | ★ |
ひし形 | ★ |
面長 | ★★★ |
大型 | ★★ |
サーファー向けサングラスのおすすめはこちら↓
日本ではオーストラリア発のフィンメーカーFCSの勢力が強いですが、アメリカに行くとその勢力図は逆転します。
アメリカのサーフショップでは、Futuresフィンの方がメインで扱われています。
カリフォルニアやハワイで販売されているサーフボードの多くはFCSではなく、Futuresのフィンカップが装着されていることも多い。
FCSとFuturesの比較はこちら↓
Futuresはカリフォルニア発のフィンメーカー。WCTのトッププロ、J・J・フローレンスなど、アメリカやハワイ出身サーファーが愛用するフィンです。
Futuresも無数のフィンがリリースされていますが、どれを選んで良いかわからないサーファーも多いのではないでしょうか。
Futuresのフィンの選び方とおすすめのトライフィンのモデルを紹介します。
Futuresフィンの選び方
サイズの選び方
フィンの選び方というと、体重を基準にして選ぶというのがメーカーの推奨ですが、Mサイズ推奨の体重でもLサイズを使っているプロサーファーもいます。
ちなみに、Futuresのサイズ別の推奨体重は以下の通りです。
L | 75kg以上 |
M | 65~79kg |
S | 48~70kg |
Futuresの主なサイズ展開は、S、M、Lの3つですが、成人男性なら選択肢はM、Lの二択です。
Sサイズだとフィンの推進力が小さすぎてかなり頼りなく感じます。
Sサイズは、キッズや体重の軽い女性のためのサイズ展開と考えましょう。
MかLか?
MサイズかLサイズかは、体重ではなく、ボードのタイプと波のコンディションで選択しましょう。
ちなみに、波のコンディションは一定ではないので、結局、MとLどちらも持っておくことをおすすめします。
MとLの使い分けは以下の通り。
Mサイズ | ・30L未満のボリュームのサーフボード ・大きすぎない波 ・ビーチブレイクの速い波 |
Lサイズ | ・30L以上のボリュームのサーフボード ・台風や海外の大きな波 ・パワーのある面の硬い波 |
メーカーは体重で選ぶように推奨していますが、現在は昔よりもサーフボードの容量が大きくなって、体重で選ぶだけでは最適なフィンが選べなくなっています。
体重よりもサーフボードの容量でフィンのサイズを選んだ方がいいです。
基準はボードのボリュームが30L以下かどうか。
30L未満ならMサイズ、30L以上ならLサイズを基本としてフィンのサイズを選びましょう。
あとは、波のコンディション。波が大きかったりパワーがある場合は、大きなフィンの方が適しています。
フィンのテンプレートの選び方
Futuresのフィンのタイプは、Rake、Neutral、Pivotの3種類。
各タイプの特徴は以下の通り。
特徴 | ボードタイプ | コンディション | |
Rake | フィンが寝ていて、大きな波でもフィンが抜けづらい | ロッカー強め | リーフのポイントブレイク 大きな波 |
Neutral | オールラウンド | オールラウンド | オールラウンド |
Pivot | 回転半径が小さくクイックにターンできる | ロッカー弱め ボリュームが30L以上 | 速い波 ビーチブレイク |
実際、プロはロッカー強めのボードに乗っているので、Pivotを選ぶことはほとんどありません。
プロが使う基本は、RakeかNeutral。
J・J・フローレンスはNeutralタイプのフィンを愛用しています。
ただ、日本のサーファーのようにロッカーの小さいボードや、ボリュームのあるボードに乗っているのであれば、Pivotタイプはぜひ試してみたいフィンです。
日本のビーチブレイクであればNeutralかPivotを選ぶと良いでしょう。
Flex(硬さ)
Futuresのフィンの硬さの基準ははっきりしていて、1-10までの10段階でラインナップされています。
ここはFCSより硬さは選びやすくなっています。
1が最も硬くて、10が最も柔らかい。
4-7がスタンダードな硬さ。
とはいえ、FuturesのフィンはFCSに比べて硬いです。5のフレックスでもかなり硬く感じるでしょう。
日本のビーチブレイクであれば、6~8くらいがおすすめのフレックスです。
Foil
Foilとは、フィンの断面の形状のこと。
FuturesもFCSも大きく分けると、フィンの断面が真っ直ぐのFLAT型のFoilと、断面が丸みを帯びているFoilがあります。
丸みを帯びているFoilはFCSでは、”Inside Foil”と呼んでいますが、Futuresの場合は”V2 Foil”と呼んでいます。
V2 FoilはFLAT型のFoilに比べてスムーズな乗り心地。特に日本のパワーのない波に適しています。
ただ、Futureの場合、圧倒的にFLAT Foilを採用しているモデルが多いので、V2 Foilのモデルの選択肢は多くはないです。
選択肢は少ないのですが、V2 Foilのモデルの方が日本のビーチブレイクでは使いやすいでしょう。
アスリートモデル以外を
Futuresでは、J・J・フローレンスやJordy Smithなどのアスリートモデルをリリースしていますが、アスリートモデルは避けた方がいいです。
アスリートは硬すぎたり、クセが強かったりと一般サーファーでは扱いづらいフィンが多いです。
Futuresフィンのおすすめ人気トップ5
日本のビーチブレイクで使いやすいフィンを紹介します。
日本のビーチブレイクだと、形状はNeutralかPivot、フレックスは6~8くらい、Foilは選択肢は少ないが、どちらかというとV3 Foilを選びましょう。
あとはアスリートモデル以外。
そうなると、かなりモデルは絞れてきます。
Futures フィンおすすめNo.1 Sharp Eye Thruster M
五十嵐カノアが愛用するSharp EyeサーフボードのシグニチャーモデルがこのSharp Eye Thruster。
アサヒスーパードライのCMで五十嵐カノアが使っているはFCSのSharp Eyeモデルですが、同じコンセプトで作られているのがこのFuturesのSharp Eye Thrusterです。
センターフィンとサイドフィンが同じサイズでクセのない乗り味が楽しめるオールラウンドモデル。
Futuresの中でも最もスタンダードなモデルと言って良いでしょう。
これ一本で、日本のビーチブレイクから海外のリーフブレイクまで対応できます。
Templete | Neutral |
Flex | 6.1 |
Size | M |
| Side Fins | Center Fins |
Area | 14.86 | 14.86 |
Height | 4.51 | 4.51 |
Base | 4.44 | 4.44 |
Angle | 6.5 | SYMM |
Foil | FLAT | SYMM |
Sharp Eye Thruster Mの最安値はこちら↓
FuturesフィンおすすめNo.2 Tokoro Honeycomb
Sharp Eye Thrusterと違って、センターフィンがサイドフィンより小さくなっているモデル。
センターフィンが小さいので、波のトップでボードをスライドしやすくなっています。
また、Neutralのモデルの中でもフィンが寝ていて、Rakeテンプレートに近いモデル。
大きな波、パワフルな波でもフィンが抜けずらい。
最近のトレンドを十分に盛り込んだフィンです。上級者にぜひつかって欲しいモデルです。
Templete | Neutral |
Flex | 6.4 |
Size | M |
| Side Fins | Center Fins |
Area | 15.22 | 14.65 |
Height | 4.59 | 4.56 |
Base | 4.64 | 4.51 |
Angle | 9.0 | SYMM |
Foil | FLAT | SYMM |
Tokoro Honeycombの最安値はこちら↓
FuturesフィンおすすめNo.3 F6 Blackstix
2023年の新しくリリースされた最新のFuturesのフィンがこのBlaskstixシリーズ。
8.5と柔らかめのFlexで、サイドフィンにV2 Foilを採用しており、フィンがしなりやすくたるい波でもスピードを生み出してくれる。
Futuresの中で最もビーチブレイクに適したスペックです。
台風の波や海外のパワフルな波では少し頼りないのですが、日本の普段のビーチブレイクに最適なモデル。
Templete | Neutral |
Flex | 8.5 |
Size | M |
| Side Fins | Center Fin |
Area | 15.12 | 15.12 |
Height | 4.56 | 4.56 |
Base | 4.35 | 4.35 |
Angle | 6.5 | SYMM |
Foil | V2 | SYMM |
F6 Blackstixの最安値はこちら↓
FuturesフィンおすすめNo.4 HS1 Generation Series
30L以上の容量の小波用サーフボードをつかっているサーファーに是非つかってほしいモデルです。
フィンが柔らかめ、フィンの角度が垂直に立ち気味、FoilはV2テンプレートと、小波時に容量の大きいボードを使う際に最適なフィンがこれ。
実際、このフィンだけで十分というサーファーは多いのでは?
Templete | Pivot |
Flex | 9.1 |
Size | L |
| Side Fins | Center Fin |
Area | 15.55 | 15.55 |
Height | 4.67 | 4.67 |
Base | 4.57 | 4.57 |
Foil | V2 | SYMM |
Foil | V2 | SYMM |
HS1 Generation Seriesの最安値はこちら↓
Futreus フィンおすすめNo.5 AM2 Honeycomb
小波用の容量大きめのサーフボードでも大きな波を攻めたいという場合もあるでしょう。
そういう時に最適なのが、このAM2 Honeycomb。
テンプレートはRakeですが、極端にフィンが寝ておらず、センターのフィンが少し小さめで、波をホールドしつつ、トップでテールをスライドすることも可能なモデル。
海外トリップや台風時にこのフィンを持っていると重宝するでしょう。
Templete | Rake |
Flex | 5.8 |
Size | L |
| Side Fins | Center Fin |
Area | 15.98 | 15.32 |
Height | 4.73 | 4.49 |
Base | 4.64 | 4.63 |
Angle | 6.5 | SYMM |
Foil | FLAT | SYMM |
AM2 Honeycombの最安値はこちら↓
最近徐々に浸透しつつある、ツインスタビライザーのサーフボードフィン。
大きなサイドフィンによるホールド感と、小さなセンターフィンによる適度な安定感と水の抜けの良さが特徴です。
ツインフィンからツインスタビセッティングに変更すると、小さいですがセンターフィンの影響でかなりターンがしやすいと感じるでしょう。
ツインフィンとトライフィンのいいとこどりのようなフィンで、是非試してみたいフィンのカテゴリ。
ツインスタビはセンターのスタビライザーを外して、ツインフィンとしても使えます。
また、すでにツインフィンを持っているのであれば、既存のツインフィンにスタビライザーだけをつけて、サイドフィンとセンターフィンの違った組み合わせを楽しむことができます。
FCSツインフィンの選び方はこちら
ツインスタビを持っているとサーフィンの可能性がどんと広がります。
ツインスタビライザーの最適なサーフボードから、これを買っておけば間違いないというFCSフィンのトップ3までを解説します。
ツインスタビライザーに最適なボード
サーフボードの可能性は無限大なので、実際ツインスタビライザーのフィンをどんなサーフボードに装着しても良いのですが、やはりパフォーマンス系トライフィンのスラスターには向いていないです。
基本的にはオルタナティブ系トライフィンのサーフボードに最適なのがツインスタビライザーです。
パフォーマンス系スタスターとは別に小波用の浮力のあるショートボードなんかを持っているのであれば、是非ツインスタビライザーのフィンは試してみて欲しいです。
例えば、
・短めで浮力が大きめの小波用サーフボード
・幅が広めのノーズレスサーフボード
におすすめ。
既製のサーフボードであれば、Channel IslandsのNeckbeardシリーズには最適です。
特に、ラウンドテールのThe Neck Beard 3には是非試してほしいのがツインスタビです。
The Neck Beardの最安値はこちら↓
どんなツインスタビを選ぶべきか?
素材は?
ツインスタビの素材の選択肢はPerformance CoreとPerformance Glassの2つです。
Performance CoreとPerformance Glassの特徴は以下の通り。
Performance Core | ・軽い ・やや硬い ・パフォーマンス系のトライフィンによく使われる ・軽いボードで調子が良い |
Performance Glass | ・少し重い ・かなり硬い ・ロングボードのセンターフィンなどによく使われる ・バフ仕上げなどの重量のあるボードで調子が良い |
どちらにもメリットデメリットがあるのですが、迷ったらPerfomance Coreの方をおすすめします。
ツインスタビにPerformance Coreをお勧めする理由としては以下の通り。
・小波用のショートボードに合わせやすい
・トライフィンのフィーリングでライディングできる
並行輸入品がおすすめ
FCSはオーストラリアのメーカーです。
オーストラリア現地では、大体数千円日本より割安にフィンが購入できます。したがって、オーストラリアからの並行輸入品も少量ですが日本で流通していて、日本の正規代理店で購入するより割安です。
並行輸入品は正規代理店の商品と同じで、自分が欲しいフィンの並行輸入品を見つければラッキーです。
積極的に割安の並行輸入品を活用しましょう。
おすすめ人気FCSツインスタビライザーフィントップ3
ツインスタビはツインフィンとトライフィンの中間のフィンセッティング。
ツインフィン寄りかトライフィン寄りかで選ぶとわかりやすいでしょう。
No.1 MARK RICHARDS TWIN + STABILISER FIN SET
バランス系のツインスタビ
FCSのツインスタビライザーの定番のベストセラーがこのMARK RICHARDのフィン。
このFCSフィンのスペックがツインスタビのベースとなっています。
迷ったらこのフィンを選んでおけば間違い無いです。
大きめのサイドフィンにかなり小ぶりのセンターフィンが付属しているモデル。
Performance Core素材で、トライフィンとツインフィンのちょうどいいとこ獲りのフィン。
サイドフィン、センターフィンともに角度が垂直に立ち気味のセッティングになっていて、どちらかというと小波でのパフォーマンスに適しています。
日本の波のコンディションで、このフィンで困ることはないでしょう。
Side | Center | |
Base | 128mm | 84mm |
Depth | 141mm | 85mm |
Area(面積) | 13590mm2 | 5307mm2 |
Sweep(フィンの角度) | 32.1 | 29.1 |
Foil | FLAT | 50/50 |
素材 | Performance Core | Performance Core |
MARK RICHARDS TWIN + STABILISER FIN SETの最安値はこちら↓
No.2 MICK FANNING TWIN + 1 FIN SET
トライフィン寄りのツインスタビ
MARK RICHARDS TWINがツインスタビの定番なら、このMICK FANNINGのツインスタビはよりトライフィンのスラスターのテイストに近いモデル。
フィンの角度が寝ていて、大きな波でも対応できるセッティングになっています。
サイドフィンの形状はFCSフィンの名作H4フィンに似ています。
Performance Coreより軽いAir Core素材も使っていて、このツインスタビならパフォーマンス系のスラスターにつけてみても面白いです。
普段のハイパフォーマンススラスターでよりスタイルを重視したライディングをしてみたい時に使えるフィンです。
ミックファニングのツインスタビのライディングはこちら。かなりトライフィンのライディングに近いです(2分30秒くらいからツインスタビに乗ってます)。
Side | Center | |
Base | 128.2mm | 94.5mm |
Depth | 135.0mm | 96.1mm |
Area(面積) | 13308mm2 | 6700mm2 |
Sweep(フィンの角度) | 37.0 | 32.9 |
Foil | 50/50 | 80/20 |
素材 | Performance Core + Aire Core | Performance Core + Air Core |
MICK FANNING TWIN + 1 FIN SETの最安値はこちら↓
No.3 AIPA TWIN + STABILISER FIN SET
ツインフィン寄りのツインスタビ
素材がPerformance Glassで硬めのモデル。
サイドフィンが少し立ち気味で、センターフィンが寝ているモデル。
立っているサイドフィンで横に走りやすく、縦に動く時には程よく寝たセンターフィンが波をホールドしてくれるセッティング。
よりツインフィンに近いフィーリングのツインスタビです。
素材がPerformance Glassでフィンが重めなので、バフ仕上げのそれなりに重量のあるボードにセッティングすると調子いいです。
Side | Center | |
Base | 123.7mm | 100.5mm |
Depth | 137.7mm | 79.5mm |
Area(面積) | 12410mm2 | 5103mm2 |
Sweep(フィンの角度) | 33.6 | 38.3 |
Foil | FLAT | 50/50 |
素材 | Performance Glass | Performance Glass |
AIPA TWIN + STABILISER FIN SETの最安値はこちら↓
ここ10年ほどでアマチュアゴルファーのゴルフバッグからすっかり消えてしまった4番アイアンですが、実は46m/s以上のハードヒッターにとってはスコアをまとめる最高の武器になります。
とにかく、4番アイアンの低い弾道でグリーンを捉えらるとめちゃめちゃカッコいいですよね!
4番アイアンのメリットとスイングレッスン、おすすめモデルについて解説します。
2023年にリリースされたタイトリストのアスリートモデルT100や、スリクソンのマッスルバック Z-Forged IIの4番アイアンをバックに入れてロングゲームを制覇しましょう。
4番アイアンのメリット
まず、ドライバーで46m/s以上のハードヒッターなら4番アイアンは全く難しくないです。
球が上がらないというイメージがあるかもしれないですが、46m/s以上のヘッドスピードがあれば、今の4番アイアンなら重心が低く設定されているため軽く球が上がってくれます。
“4番アイアン=難しい”というのは全くの錯覚です。
低い球が打てる
ラウンドで低い球を打たなければならないシチュエーションは結構多いです。
・強い向かい風の時
・目の前に木がスタイミーになっていて、枝の下を通したい時
こういう時には、4番ユーティリティだと球が上がってしまって対応が難しいです。
4番アイアンなら低い球を打ちやすいので、低い球を打たなければならないシチュエーションで対応しやすい。
特に、風が強い日は4番アイアンは重宝します。
グリーンを狙いやすい
46m/s以上のハードヒッターなら4番アイアンで200y~210yくらいは飛ばせると思います。
やはり、この距離でグリーンオンさせる自信があるとかなりのアドバンテージになります。
長いPar3やPar5のセカンドショットでアイアンが使えるのはやはり気持ちが楽。
ユーティリティだとどうしても狙いがアバウトになってしまいますが、アイアンなら狙ったところに落とすという意識が強くなります。
ピンポイントで狙うというクラブということであれば、やはり4番アイアンの方がイメージが出ますよね。
何よりもカッコいい
やはり4番アイアンを扱えると本当にカッコいい。
ティーショットやPar5の2打目で4番アイアン使って糸を引くようなショットを見せると同伴プレーヤーから称賛の的になります。
タイガー・ウッズが得意としている、スティンガーショット(3番ウッドやロングアイアンでの低い球)が打てるようになると本当にカッコいいですよね。
4番アイアンがうまく打つコツ
と言っても難しい番手と言われる4番アイアンですが、うまく打つコツがあります。
気持ちフラット気味に
5番アイアンくらいまでは、あまりスイング軌道を意識する必要はないのですが、4番アイアンくらいからドライバーまでのクラブは少しだけフラット気味にするようにクラブ軌道を意識します。
テイクバックからクラブがインサイドに入りすぎないように意識して、フラットに上げてクラブの軌道を手で邪魔しないようにオンプレーンにスイングしていきます。
そうすることで、少しインサイドから捉えられて捕まった弾道が打てるようになります。
その他は他のアイアンと同じ意識です。
4番アイアンだからと言って、無理にボールをあげようとするとか、飛ばそうとするとかは必要ないです。
しっかりインパクトでは左足踵に乗ってダウンブローの意識でスイングしましょう。
飛ばそうという意識が強くなると、大ぶりになってタイミングが狂ってミスを誘発します。とにかく、フラット気味のスイング軌道だけ意識して、ショットしましょう(まあ、それが難しいんですけどね)。
4番アイアンでのスティンガーショットの3STEP
打てると最高にカッコいい4番アイアンでのスティンガーショット。
意外と簡単に打てますし、ミスが少ないショットなので、ぜひマスターしたいショットです。
簡単にスティンガーショットの打ち方の3STEPを解説します。
STEP1:セットアップ
セットアップではいつもよりボール2個右寄りに置きます。
目安としては、左足の位置から足の幅1.5足分右より。大体体の正面にボールがくると思います。
そして、左足体重にします。70%くらい左足に体重をかけます。
STEP2:左足体重のままスイング
スティンガーショットというと力が入ってしまうことがあるのですが、腕はブラブラのままスイングします。
そうすることで、ハンドファーストにボールにコンタクトすることができます。
腕をブラブラにして、左足体重のままコンパクトに振り抜きます。
STEP3:胸を開かずフィニッシュを低く出す
最後に胸は開かないイメージで、フィニッシュは低く出すようにイメージしましょう。
動画での4番アイアンスティンガーショットの解説こちら↓
4番アイアンの最適ロフトは?
4番アイアンと一口に言っても、メーカーやモデルによってロフト角は様々です。
モデル | ロフト角 |
Titleist T100(2023年モデル) | 23度 |
Mizuno Pro 221 | 24度 |
Srixon Z-Forged II | 23度 |
Taylormade P770 | 22.5度 |
Titlesit T100・S(2023年モデル) | 21度 |
4番アイアンのロフトは、23度から24度で選びましょう。
23度未満になってしまうと、かなりフェースが立っているように見えてコンタクトがしづらいです。
タイガー・ウッズは3番アイアンをバッグに入れていますが、タイガーの3番アイアンのロフトは思った以上に寝ていて23度です。
タイガーが扱うロングアイアンでも23度が限界なので、アマチュアがそれ以上のロフトのアイアンを扱うには難しすぎます。
4番アイアンのシャフトは?
ロングアイアンのシャフトは基本的には5番までのアイアンセットと同じシャフトで全く問題ないのですが、おすすめはFujikuraの新しいアイアンのカーボンシャフト、TRAVILがおすすめです。
TRAVILは落下角度に注目したシャフト。4番アイアンの場合、高さが出づらく落下角度が浅すぎて速いグリーンでボールが止まらないというデメリットがあるのですが、このTRAVILシャフトを使うと落下角度が鋭角になりグリーンでボールを止めることができるようになります。
TRAVILシャフトをアイアン全番手採用してしまうとまずまずの費用がかかりますが、4番アイアンのみであれば、1万円ちょっとでリシャフトすることができますので、4番アイアンが調子悪くなった方などは、ぜひTRAVILへのリシャフトをおすすめします。
TRAVILリシャフトの最安値はこちら↓
HS46m/s以上のハードヒッター向けアイアンシャフトの選び方はこちら↓
ハードヒッター向け4番アイアンおすすめモデル5選
ロフトが23~34度の4番アイアンとなると、アスリートモデルのアイアンが対象となります。
アイアンのスペックには以下のような特徴がありますので、よく理解してから選びましょう。
ロフト | 小さいと飛距離が出る |
製法 | 軟鉄鍛造と軟鉄鋳造があり、鍛造の方が柔らかい打感となる |
ライ角 | 大きいほどつかまりやすい |
MOI | 大きいほど直進性が高い |
フェースプログレッション | 数字が小さいとつかまりやすい |
重心距離 | 長いと右へ出やすい |
重心角 | 大きいとつかまりやすい |
※以下のデータは5番アイアンのデータを記載しています。
おすすめ4番アイアンNo.1 Titlesit T100アイアン(2023年モデル)
ロフト | 23度 |
製法 | 軟鉄鋳造 |
ライ角 | 61度 |
MOI | 2551g・cm2 |
フェースプログレッション | 3.7mm |
重心距離 | 38.6mm |
重心角 | 10.8° |
※T100(2021年モデル)の数値です
5番までのアイアンはタイトリストの620MBアイアンを使っているジャスティン・トーマスですが、4番アイアンだけはこのT100アイアンを使っています。
ジャスティンはいち早く、4番アイアンだけは2023年初頭からのこの新しい2023年モデルを使ってます。
キャビティモデルで肉厚でフェースも大きめで、安心感十分です。難しいとされる4番アイアンですが、このT100(2023年)ならリラックスして振り抜けるでしょう。
飛び系のキャビティアイアンらしく、重心距離が長めですが、重心角は大きめでほどよくつかまりやすい設定。
2023年8月にタイトリストは新しいT100アイアンを発表し、現在予約注文できるようになっています↓
TRAVILシャフトモデルはこちら↓
おすすめ4番アイアンNo.2 Srixon Z-forged II
ロフト | 23度 |
製法 | 軟鉄鍛造 |
ライ角 | 61度 |
MOI | 2196g・cm2 |
フェースプログレッション | 3.9mm |
重心距離 | 36.9mm |
重心角 | 9.3° |
※Z-Forged(2019)の数値です
松山英樹が愛用するSrixonのマッスルバックモデル。
このマッスルバックはかなり易しく、しっかり球は上がってくれます。
MOIが大きくないので、インテンショナルに曲げようと思うと自在に球が操れます。
4番アイアンで曲げてグリーンを狙うとか、かなり高度な技が使えるようになるモデル。
難しいと思うかもしれないですが、フェース面が大きく意外と安心感があり、そこまで難しいという印象は受けないはずです。
Z-forged II の最安値はこちら↓
Z-forged II (TRAVILシャフト)の最安値はこちら↓
おすすめ4番アイアンNo.3 Masda Golf ファストマッスルアイアン
ロフト | 24度 |
製法 | 軟鉄鍛造 |
ライ角 | 59.5度 |
MOI | 2584g・cm2 |
フェースプログレッション | 4.1mm |
重心距離 | 34.7mm |
重心角 | 10.1° |
重心距離が最も短く、ロフトもしっかり24度あるので、一番つかまりやすく、易しい設定。
4番アイアンくらいになるとつかまらず、毎回スライスしてしまうという方にはぜひおすすめしたいモデルがMasda Golfのマッスルバックです。
Masda Golfは千葉の地クラブメーカーですが、地クラブメーカーの中ではかなり大手のメーカー。
画像では伝わりづらいのですが、とにかく、作りが美しく実際に手に取ってみると作りの良さがわかるアイアン。
ファストマッスルアイアンの最安値はこちら↓
おすすめスペック比較
T100アイアン | Z-forged II | Masda ファストマッスル | |
ロフト | 23 | 23 | 24 |
製法 | 鋳造 | 鋳造 | 鋳造 |
ライ角 | 61 | 61 | 59.5 |
MOI | 2551 | 2196 | 2584 |
フェースプログレッション | 3.7 | 3.9 | 4.1 |
重心距離 | 38.6 | 36.9 | 34.7 |
重心角 | 10.8 | 9.3 | 10.1 |
最近サーフィン中でもApple Watchを使っているサーファーをチラホラ見ますが、やはりサーファーにとって最高の腕時計はG-SHOCK。
20気圧防水で、サーフィン中で想定される水中でも十分に耐えることができ、NIXONやApple Watchと比べても、比類なき耐久性を備えています。
G-SHOCKとNIXONとの比較はこちら↓
サーファーなら絶対にG-SHOCK。
G-SHOCKのモデルは多数ありますが、サーファーは実際どのようにモデルを選べばいいのでしょうか。
モデル選びのポイントと、おすすめモデルを紹介します。
小ぶりなG-SHOCKがおすすめ
サーフィンに使うなら小ぶりなG-SHOCKがおすすめです。
最近は、かなり大きなサイズのG-SHOCKがリリースされているのですが、大きいと当然重くて邪魔になってしまいます。
重さは60g以内のものを選びましょう。
また、横と縦の大きさよりも厚さを考慮しましょう。時計は薄いとフィット感が増します。逆に厚いと重さをより感じてしまい、邪魔に感じてしまいます。
腕時計として1mmは結構大きいです。1mmでも厚いとかなりゴツく感じてしまいます。
できるだけ薄いモデルを選びましょう。暑さ13mm以下のモデルが最もフィット感が良いと思います。
基本的には機能が多くなればなるほど、G-SHOCKの容量は大きくなってしまいます。小ぶりなモデルを選ぶなら、出来るだけ機能が少ないものを選びましょう。
色はホワイトよりブラック
ホワイト色のG-SHOCKを選ぶサーファーが多いのですが、実際、色はブラックが圧倒的におすすめです。
実は私はずーと黒のG-SHOCKを使っていたのですが、新しく買ったG-SHOCKはホワイトを選びました。結論、ブラックの方が絶対良いです!
ブラックをおすすめ理由する理由は2つ。
ブラックの方がさまざまシーンで合わせやすい
G-SHOCKはサーフィン中だけでなく、街中やビジネスでも使いたいというサーファーは多いのではないでしょうか。
サーフィン中ならホワイトでも良いのですが、その他のシーンだと圧倒的にブラックの方が洋服に合わせやすいです。
ホワイトだと悪目立ちしてしまって、ファッション上級者がかなりうまくコーディネートしないとかなり子供っぽく見えてしまいます。
汚れが目立ちづらい
ホワイトのモデルは、長く使っているとどうしても金属のサビの汚れが出てきます。
こんな感じ。
ブラックの方が汚れが目立ちづらく、結果的に永く愛用できます。
サーファー向けG-SHOCKおすすめモデル5選
重さ60g以内で、ブラックのモデルとなるとかなりモデルは絞ることができます。
G-SHOCKおすすめモデルNo.1 GW-M5610U-1JF
機能 | ★★★ |
フィット感 | ★★★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
ケースサイズ | 46.7 × 43.2 × 12.7 mm |
重量 | 52g |
G-SHOCKの定番シリーズの5600の中のさらに定番シリーズがこの GW-M5610U-1JFです。
G-SHOCK GW-M5610U-1JFの最安値はこちら↓
ソーラー駆動のモデルで、機能は必要十分。
重量も52gと軽く、厚さも12.7mmとフィット感抜群で、サーフィンやランニング中も邪魔になりません。
コストパフォーマンスも高く、第一優先で揃えたいモデルです。
G-SHOCKおすすめモデルNo.2 GWX-5700CS-1JF
機能 | ★★★ |
フィット感 | ★★ |
コスパ | ★★★★ |
ケースサイズ | 48.9 × 42.8 × 14.3 mm |
重量 | 55g |
サーファー向けのG-SHOCKシリーズのG-LIDEの中で最もシンプルなモデル。
世界各国のタイドグラフがついています。
タイドグラフは日本ではあまり使うことはないと思いますが、バリや沖縄など潮位によってコンディションが大きく変わるポイントであればとても有用です。
形はコンパクトなのですが、厚さが14.3mmあって、まずまずボリュームはあります。
G-SHOCK GWX-5700CS-1JFの最安値はこちら↓
G-SHOCKおすすめモデルNo.3 G-5600UE-1JF
機能 | ★★ |
フィット感 | ★★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
ケースサイズ | 46.7 × 43.2 × 12.7 mm |
重量 | 51g |
機能は最低限で良いという方におすすめなのがこの G-5600UE-1JF。
海外の時間に対応していないモデルでコスパが良いモデル。
G-SHOCK G-5600UE-1JFの最安値はこちら↓
G-SHOCKおすすめモデルNo.4 GBX-100TT-8JF
機能 | ★★★★ |
フィット感 | ★★ |
コスパ | ★★★ |
ケースサイズ | 50.9 × 46 × 14.7 mm |
重量 | 66g |
G-SHOCKのサーファー向けシリーズG-LIDEの最新作です。
ブラックではないのですが、他のG-LIDEより詳しくタイドグラフが表示されるモデル。
タイドの影響が大きい海外に行った時はそれなりに重宝します。
ただ、どうしても機能が多くなると、重量や厚さが出てしまいます。少しフィット感には少し問題があります。
G-SHOCK GBX-100TT-8JFの最安値はこちら↓
G-SHOCKおすすめモデルNo.5 DW-H5600-1JR
機能 | ★★★★★ |
フィット感 | ★★ |
コスパ | ★ |
ケースサイズ | 51.1 × 44.5 × 17.4 mm |
重量 | 59g |
G-SHOCKのアスリートモデルのG-SQUADの最新モデルがこの DW-H5600-1JR。
スマホと連動できる多機能モデルですが、多機能ゆえ17.4mmとかなり厚さがあり、フィット感は微妙です。
心拍数などの身体データを記録することができ、サーフィン中にどれくらい心拍数が上がっているかが把握できるのは、やってみたいですよね。
G-SHOCK DW-H5600-1JRの最安値はこちら↓
2023年3月に新しいSELECTシリーズ、SUPER SELECTがリリースされましたが、このSUPER SELECTは全10モデルとなっており、歴代のSELECTシリーズの中で最もバリエーションが多くなっています。
スコッティキャメロンというと上級者向けの難しいイメージを持っているゴルファーが多いと思いますが、実はスコッティキャメロンは過去から徐々にモデルが増えていて、現在は初級者から上級者まで幅広く使えるパターシリーズとなっています。
プロから上級者まで幅広く愛用者が多いスコッティキャメロンですが、結局何がいいのか?
スコッティキャメロンの特徴と、ゴルファータイプ別のおすすめモデルを徹底解説します。
スコッティキャメロンのおすすめパター6選はこちら↓
スコッティキャメロンパターの特徴
フェースバランス角のバリエーションが豊富
どうしても大きなフェースのパターが易しいと思いがちですが、形状よりもパターの易しさはフェースバランス角の方が影響は大きいです。
フェースバランス角はネックの形状により決まる部分が大きい。ネック形状はしっかりチェックしましょう。
シャフトが真っ直ぐフェースの真ん中に刺さっていると、当然ですが、パターを置いたときパターヘッドのトゥとヒールが天井を向くことになります。
これがフェースバランスのパター(フェースバランス角が小さい)で、パターはストレートに動くように設計されていますので、イン・トゥ・インで弧を描いてストロークすることが難しくなります。
逆に、シャフトがパターヘッドの端っこに付いているとパターを置いたときにパターのトゥ側が重力で地面方向に引っ張られ、トゥが下がります。
このタイプは、フェースバランス角が大きく、ストレートにストロークしづらく、イン・トゥ・インでパターヘッドが弧を描きながら、フェースを開閉しながらストロークすることになります。
フェースバランス | メリット |
小さい | ストレートに打ち出しやすく、ショートパットでのミスが減る |
大きい | 開閉を使って距離感を出しやすい グリーン周りから寄せやすい |
ストレートに打ち出すのが良いのか、イン・トゥ・イン開閉を使いながら打ち出すのが良いのか、これはプレーヤーによって違うのですがトレンドは間違いなくストレートタイプです。
2012年ごろは、石川遼やフィル・ミケルソンがシャフトがヘッドの端に付いていてフェースバランス角が大きいマレット型L字パターを使ってツアーを席巻していましたので、フェースバランス角が大きめのパターをクラブメーカーがリリースしていました。
しかし、現在ではL字型パターを使ってツアーを戦う選手がフィル・ミケルソンくらいとなってしまい、オデッセィやテーラーメイドもL字型パターの新作は出さなくなっています。
ただ、スコッティキャメロンのSUPER SELECTシリーズは、DEL MARというL字型パターを継続しています。
SUPER SELECTシリーズのフェースバランス角ごとのモデル分布はこちら。
大きい | 普通 | 小さい |
NEWPORT2.5+ DEL MAR GOLO6.5 | NEWPORT NEWPORT+ NEWPORT2 NEWPORT2+ FASTBACK1.5 SQUAR BACK2 | GOLO6 |
フェース面にインサートがない
スコッティキャメロンの特徴として最もわかりやすいのはフェース面にインサートがなく、スチールの削り出しになっていることです。
オデッセィやテーラーメイドの多くのモデルはフェース面にインサートを入れています。ソフトな打感を実現するという狙いがあるのですが、インサートを入れることで製品ごとの誤差が少なくしたいというメーカー側の事情があります。
製品はどんなに精密に作っても個体の誤差が出てしまいます。製品誤差を少なくすることはメーカーにとっては非常に重要な経営指標なのですが、インサートがあることでパターのフェース面以外に製造誤差があっても、個体のブレを緩和してくれます。
個体誤差の緩衝材になってくれているのがインサートで、これはメーカー側にとって非常に大きなメリットがあります。不良品が少なくなりますから。
スコッティキャメロンはフェース面にインサートがないので、精密に作らないと個体差が大きくなりがち。品質を他のメーカーより誤魔化せないという状況です。
厳しい品質管理が求められる状況で、パター全体を精密に設計し製造しているため、結果的に品質の良いパターを生み出しています。
距離感を合わせやすい重めの重量
スコッテキャメロンの良さは、特に”距離感の合わせやすさ”にあります。
パターの多くは重量が530g台が多いのですが、スコッティキャメロンは550g台と20gほど重い仕様となっています。
たかが20gといえど、実際にストロークしてみるとこの20gはかなり違いがある。
重量があると距離が合わせやすい
距離感を合わせるにはとにかく、ストロークのリズムを一定にすることが大事です。
アマチュアのゴルファーのパッティングをみていると、多いのがストロークのリズムが速すぎるパターン。
緩むといけないと思っているゴルファーが多いようで、とにかくストロークが速くなりがち。
ただ、ストロークが速いとどうしても安定性が失われます。 パターに遠心力がかかるので、その力に抗うために頭が動いてしまったりと。
ストロークはとにかく、ゆっくり。ストロークはめちゃめちゃ緩めます。
パターの重量があると、パターの重力を感じることができ、手で速く動かすことがしづらいので、ストロークをゆっくりにしやすい。
スコッティキャメロンの20gほどの余分な重さは、このストロークをゆっくりに、一定にすることに役立ちます。
スコッティキャメロンのどのモデルを買うべきか?
結局、パターが入るかどうかは、方向性と距離感が合うかどうか、です。
方向性と距離感どちらに問題を抱えているかによって、スコッティキャメロンのおすすめモデルは変わります。
方向性が悪い(ショートパットが不安)
1.5m以内のショートパットはPGAツアープロなら、90%程度の確率でカップインさせます。
1.5mは確実に決めなければならない距離です。
この距離のパットが入らないのは、完全に方向性が悪いからです。
方向性をよくするには、MOIが大きく、フェースを開閉しなくてもストロークできるフェースバランス角の小さいモデルがおすすめです。
方向性が悪いゴルファーにおすすめスコッティキャメロン:GOLO6
谷原秀人が愛用するGOLOシリーズの最新モデルが、SUPER SELECT GOLO6です。
ヘッドが大きいと思いがちですが、そこまで大きくはなく、引き締まったヘッドが小さいモデル。
とにかく、MOIが高く多少のズレでも真っ直ぐボールが転がります。
GOLO6はパターを水平な場所に置くとほぼ真上を向くくらい、フェースバランス角も小さめなので、真っ直ぐストロークして方向性のズレが最小限になるモデル。
GOLO6の最安値は↓
距離感が合わない(ショートしがち)
ショートすると絶対に入らないので、パットがショートしがちというゴルファーは修正が必要です。
距離感を合わせるにはテンポを一定にすること。とにかく、ゆっくりのスピードでショートパットもロングパットも同じテンポでストロークすることが大事です。
そのためには、パターの重力を感じて振り子のようにストロークできるパターを選びましょう。
また、ショートしやすい方には、ヘッドを開閉しやすいモデルの方がボールに対して勢いよくストロークできて良いです。
フェースバランス角の大きいパターの方がショートするケースが減るでしょう。
ショートしがちなゴルファーにおすすめスコッティキャメロンモデル:DEL MAR
現在は、ほとんどのメーカーで姿を消した、L字型マレットモデルのDEL MAR。
このタイプは有名どころのメーカーでは、スコッティキャメロンが作っているのみとなっています。
アイアンと同じようにヘッドを開閉してストロークできるので、プレッシャーがかかる場面でも勢いをつけてストロークすることができます。