【2023-2024年】フリースタイル用スキーブーツ選ぶならどのモデルか?おすすめ人気トップ5選 

スノー|Snow

2022-2023年シーズンにフリースタイルブーツ業界に激震。 

あのFULL TILT BOOTSがK2の傘下となり、FULL TILTブランドが消滅することになりました。 

フリースタイル用のスキーブーツといえば、FT(FULL TILT)だったのですが、そのブランドが消滅。。 

2022年の冬季オリンピックでは多くのモーグル選手やフリースタイルスキーの選手がFULL TILTのブーツを選んで、テレビ画面でも”FT”のブランドが燦然と輝いていたのですが。 

いづれにしろ、フリースタイル、バックカントリー、ゲレンデ、レース、モーグルなどなどスキーのバリエーションが増えている昨今、フリースタイル用のブーツを選ぶのが難しいと感じる方も多いでしょう。 

2023-2024シーズンのフリースタイル用のスキーブーツの選び方 

2023-2024シーズンの傾向はまずソールにGrip Walkが採用されることが多くなっていることです。 

Grip Walkを採用するとどうしてもアルペン規格より重くなってしまうのですが、Grip Walkを採用しながら軽量化しているモデルも出てきています。 

スキーで最も大事なのはブーツ 

スキーの装備の中で滑りに関係するのは、スキー板<ビンディング<ブーツです。 

最もパフォーマンスに影響するのはスキー板と思いがちですが、それは逆。 

スキーのテクニックに影響するのは、1.ブーツ、2.ビンディング、3.スキー板の順番です。 

足に近い装備の方から大事なのです。 

したがって、スキーにおいてはブーツ選びが最も大事。まずはブーツをしっかり選びましょう。

フリースタイル用ブーツと普通のスキーブーツの違いとは? 

フリースタイルスキーでは、ジャンプする頻度が多いです。

そのため、フリースタイルスキー用ブーツには、ソール部分にショックを吸収するアブソーバーが入っています。

これによりソフトに着地することができます。

また、あまりシェルが硬いとキッカーやパークでケガにつながるため、少し柔らかめに設定されています。

ブーツのソール規格 

スキーブーツのソールはいくつかの規格があります。 

不リースタイルスキーの場合、結論そこまで神経質にならなくてイイのですが、ブーツの規格にビンディングがあっていないと装着ができないので、まずはビンディングの規格を確認しましょう。 

ISO 9523規格WTRとかもあるのですが、基本的に以下の三つの規格があることを覚えておけば大丈夫です。 

フリースタイルスキーのブーツの場合は、Grip WalkかISO5355アルペン規格を選ぶことになるのですが、バックカントリーでも使いたいという場合は、三つの規格に対応したビンディングを選ぶ必要があります。 

Grip Walk 

最近増えているソールの規格がGrip Walk。 

スキーブーツのソールに靴底と同じくラバーが配置されていて、歩きやすくなっています。 

フリースタイルスキーでは、わざわざリフトを使わず、少しの距離なら歩いて斜面を登ることもあるのですが、そういう時に重宝するのがGrip Walk。 

ISO5355 アルペン規格 

従来からあるよく使われている企画がISO 5355のアルペン規格ブーツ。 

ブーツのソールがプラスチックで歩くとロボットのような動きになる規格。 

フリースタイルスキーの場合、Grip Walkが増えてはいますが、この規格でも全く問題ないです(というか、数年前までは全部この規格でした)。

ISO9523 ツアー規格ブーツ 

マウンテン用のブーツの規格。バックカントリー用のブーツの規格です。 

ビンディングの規格 

ブーツの規格に対してビンディングの方も対応しています。 

最近は、Grip Walk対応と、マルチ対応(MNC)の二つのモデルを販売しているビンディングメーカーも増えてきています。 

ビンディングの規格も6つくらいあるのですが、基本は以下の3つを覚えておけば良いです。 

Grip Walkビンディング 

名前の通りGrip Walk規格のブーツに対応したビンディング。ISO5355規格にも対応しています。 

基本はこの規格のビンディングを選んでおけば、問題ないです。 

Grip Walk ISO5355 アルペン規格 ISO9523 ツアー規格ブーツ 
⚪︎ ⚪ × 

ISO9462アルペン規格ビンディング 

従来からあるビンディングの規格がこれ。 

ISO5355アルペン規格のみ対応なので、ブーツのみ買い替えた時、GripWalkのブーツを選んでしまうと、ビンディングと適合しないことも。 

Grip Walk ISO5355 アルペン規格 ISO9523 ツアー規格ブーツ 
× ⚪ × 

MNC 

マルチに対応できるビンディング。 

フリースタイルスキーで人気のSalomonのStriveシリーズなんかは、Grip WalkとMNCの両方のモデルをリリースしています。 

Grip Walk、ISO5355、ISO9523全てに対応できるビンディングです。 

じゃあ、MNCでイイじゃんと思うかもですが、MNC規格は他規格のビンディングより少しだけ重くなります。 

ISO9523ツアー規格ブーツを使うことがない、ということならGrip Walk規格のビンディングの方がおすすめです。 

Grip Walk ISO5355 アルペン規格 ISO9523 ツアー規格ブーツ 
⚪ ⚪ ⚪ 

おすすめメーカー 

フリースタイル用スキーブーツを製造しているメーカーは以下の3社。 

基本はこの3社がリリースしているモデルの中から選ぶことになります。 

K2 

2021-2022シーズンまでフリースタイル用スキーブーツといえば、FULL TILT(FT)だったのですが、2022-2023シーズンからFULL TILTがK2に買収されて、ブランドもK2となっています。 

K2にFULL TILTのモデルが継承されていて、REVOLVE、METHOD、DIVERGEシリーズがリリースされています。 

DALBELLO 

イタリアのスキーブーツメーカーの老舗。フリースタイルのスキーブーツモデルとしては、IL MOROシリーズがあります。 

スキー板のVolkl、ビンディングのMarkerと同じグループに属しています。 

REXXAM 

REXXAMは日本のメーカー。やはり日本のメーカーは安心感があります! 

フリースタイル用のXXシリーズが有名で、モーグル専用モデルXX-LIMITEDは2022年冬季オリンピックで銅メダルを取った堀島行真選手が使用しています。 

モーグル専用ではない、フリースタイルに広く対応できるモデルもあります。

日本の安定した品質と、海外メーカーのブーツよりコスパが良いのが特徴。 

フレックスの選び方 

フリースタイルのブーツのフレックスは大体90~120の間です(数値が高いほど硬い)。 

パークでのトリックを重視するなら動きやすい柔らかめ、フリーランや不整地などの滑りを重視するならクイックに動ける硬めが基本的な選び方です。 

ただ、硬さは本人のフィーリングもありますので、そこは気分で選ぶのも一つです。 

ちなみに、フリースタイルのヘンリク・ハーロウや、モーグルの堀島行真選手のブーツのフレックスは90と柔らかめ。 

重量 

重量はかなり大事なので、よく見てから選ぶべきです。 

ブーツが重いと、スキー板を体に引き付けることができずかなりトリックに苦労します。 

フリースタイル初心者は、とにかく軽いものを選びましょう。100gの違いでのまずまず違います。 

慣れてくるとそれなりに重量があっても気にならなくなるのですが。 

軽いものだと片足で1900gくらい、重いものだと2100g超のものがあります。 

フリースタイル用スキーブーツおすすめ人気トップ5 

大前提は自分の足に合うことなので、以下のトップ5から色々試してみて最終的に選びましょう。 

フリースタイル用ブーツおすすめNo.1 K2 REVOLVE TW 

Weight 2,050g 
SOLE Grip Walk 
FLEX 100 
LAST 99mm 

K2に買収されたFULL TILTのスキーブーツの名作FTクラシックの流れを汲んだのがこのK2 REVOLVEシリーズ。 

REVOLVEシリーズの中でも、最近流行のGrip Walkを採用し、FLEXはフリーランでも反応が良いように少しだけFLEX硬め。 

フリーランからパウダー、パークまでバランスよく使える”ザ・オールラウンダー”。 

とりあえずこれを買っておけば間違いないです。 

おすすめビンディング: SALOMON Striveシリーズ,LOOK PIVOTシリーズ

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フリースタイル用ブーツおすすめNo.2 K2 METHOD PRO 

Weight 2,000g 
SOLE Grip Walk 
FLEX 100 
LAST 102mm 

ヘンリク・ハーロウが愛用するMETHODシリーズ。

REVOLVEシリーズよりゆったりめのラスト(足幅)なので、自分の足に合う方を。

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フリースタイル用ブーツおすすめNo.3 REXXAM XX-7.0 

Weight 1,855g 
SOLE ISO5355 アルペンソール 
FLEX 90 
LAST AUTO FIT MEDIUM:96-103mm 

日本が誇るスキーブーツメーカーREXXAMのフリースタイル用スキーブーツ。 

北京オリンピックモーグル銅メダリストの掘米選手が使用するのは、REXXAMのXX-LIMITEDですが、同じXXシリーズのフリースタイルモデル。 

FLEXが柔らかめ、重量も1,855gとフリースタイル用スキーブーツの中では最軽量。 

AUTO FITという足幅を調整できる機能がついていて、サイズによりますが4~7mmの幅でラストが広がる設計。

初心者に最適なブーツです。 

といっても、十分に上級者でも使えますが。 

おすすめビンディング: MARKER JESTERシリーズ, SQUIREシリーズ 

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フリースタイル用ブーツおすすめNo.4 K2 DIVERGE LT 

Weight 1,850g 
SOLE Grip Walk 
FLEX 120 
LAST 102 

パークにも入りたい、バックカントリーにも挑戦したい、バックカントリーのキッカーで飛びたい!という方に最適なのがこのK2のDIVERGEシリーズ。 

ハイクモードが付いているので、カカトをフリーにしてスキーにクライミングスキンを装着して、スキーを履いたまま登山できるモデルです。 

登山時も疲れないように超軽量に作られていて、K2の中では最軽量のモデル。 

おすすめビンディング: MARKER DUKE PTシリーズ 

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フリースタイル用ブーツおすすめNo.5 DALBELLO IL MORO  GW 110

Weight 1,950g 
SOLE Grip Walk 
FLEX 110 
LAST 99 

スキービンディングの老舗ドイツのMARKER社と同じMDVグループのDALBELLOのフリースタイル用スキーブーツシリーズがIL MORO。

MARKERのビンディングとの相性が良く、ヨーロッパのメーカーらしく細身のラストが特徴です。

おすすめビンディング: MARKER JESTERシリーズ 

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