1年間使ってのTSR3ドライバーの結果 

2022年秋に発売されたタイトリストTSRシリーズのドライバー。 発売直後にさまざまな雑誌やWebで試打のレビューが上がっていましたが、一定期間使用してみての評価はなかなか上がらないですよね。TSRが発売されて1年超、発売直後にTSR3ドライバーを手にいれ、実際に1年間使ってみての感想、評価です。 

これから新品、中古問わず、TSR3ドライバーを購入を検討する方もいらっしゃるでしょう。そんなゴルファーの皆様に参考になれば嬉しいです。結論から言うと、安定性と飛距離を両立した最高のドライバーです。 

ゴルフクラブ評価サイトでは辛口の評価になっているのも見かけますが、それはTSR3がそれなりに使い手を選ぶからだと思われます。 それなりにヘッドスピードがあるあるゴルファーでないと、低弾道、低スピンすぎて飛距離が稼げないドライバーです。 ちなみに私は、ヘッドスピード47m/s、ボール初速67m/s、キャリーで250ヤード(ラントータルで270ヤード程度)飛ばすゴルファー。 ロフト9.0度のモデルを使っています。

私が愛用しているTSR3の9.0度

決して簡単なドライバーではないのですが、とにかくフックが出づらくしっかり当たれば低い弾道でドローンと低スピンで飛んでいく。 TSR3以前はTS2のドライバーでティーショットでドロー、フェードと弾道をイメージして打ち分けるようにしていましたが、TSR3ドライバーでフェード一辺倒でショットするようになり、ティーショットのフェアウェイキープ率が大幅に改善。

フェードのティーショットでは、必ずティーグラウンドの右側から対角線にターゲットを狙うことで、フェアウェイを広く使えて、FWキープ率が大幅に改善します。

ちなみに、ティーグランドの真ん中からショットするプロはほとんどいないです。

必ず左右どちらかにたって、対角線に狙っています。

ティーショットでのドライバーの狙い方はこちらを参考にしてください。

ティーショットでのフェードボールの狙い方

最新のテーラーメイドQ10やPING G43010KのドライバーはMOIが10,000超えとなっており、そこまではないですがTSR3はMOIも4,756とかなり寛容性が高いので、大きく曲がらないです。

TSR3でフェアウェイキープ率は改善

2022年はタイトリストの2代前のドライバーTS2を使っていた時のフェアウェイキープ率は40%でした。

2022年のTS2ドライバーティーショットのデータ

2023年からTSR3ドライバーを使ったところ、フェアウェイキープ率が57.1%へ。TSR3ドライバーを使い始めて大幅にFWキープ率が改善しています。

2023年のTSR3ドライバーティーショットのデータ

TSR3ドライバーはこんなゴルファーにおすすめ 

普通にショットすれば軽いフェードがかかります。そして、かなりのチーピンを打とうとして、インサイドからヘッドを入れてもなかなかフックが打てないというドライバーです。 あとはとにかく低スピン。前作のTSiシリーズも低スピンでしたが、さらに低スピン化しており、風に負けずドローンと飛んでいきます。 

また、実測ロフトがかなり小さめなのも特徴で、ロフトが立っているため低弾道で距離を稼げます。逆に、ロフトが小さくかなりの低スピンなので力のないヘッドスピード45m/s以下のアベレージゴルファーだと、球が上がらず苦労してしまうでしょう。 ある程度使い手を選ぶドライバーとも言えます。

こんなゴルファーにおすすめです。

・ヘッドスピード45m/s以上

・安定したフェードボールでティーショットしたい

・スピン量が多めで、ティーショットで吹け上がることがある

・風に負けない低弾道のティーショットをうちたい

TSRのアドレスから見た時のイメージ

TSRシリーズドライバーの違い 

    シリーズ展開 主な使用プロ(過去含む)  
1シリーズ  重心位置がヘッドの後方にあり球が上がりやすい。シリーズ最大のMOIで曲がり幅が小さい 。 
超軽量のヘッドでスイングスピードが上がる。 
TSシリーズ以降に展開   
2シリーズ  重心の位置がヘッドの後方にありインパクト時にロフトがつきやすく高い弾道となる  910シリーズから全シリーズに展開  ジョーダン・スピース、イム・ソンジェ 
3シリーズ  2シリーズに対して、重心の位置がフェース側にあり、弾道が低めに出るタイプ。  910シリーズから全シリーズに展開  ジャスティン・トーマス 、パトリック・キャントレー、マシュー・フィッツパトリック 
4シリーズ  ヘッド体積が小さく、3シリーズよりさらに超低スピンのタイプ。  
9度のモデルが品薄で手に入らない 
TSシリーズ以降に展開   

TSR3ドライバーのスペック 

TSR3ドライバーの特徴は、実測ロフトの小ささ。表示ロフト9.0度のモデルで、なかなか市販のドライバーとしては珍しいのですが実測ロフトは表示より小さく8.3度となっています。ロフトが立つとどうしてもサイドスピンがかかりやすいが、4,756g/cm3という大きなMOIで曲がりを抑えています。

表示ロフト/実測ロフト (°) 9.0/8.3 
実測ヘッド体積 (cc) 456.2 
ヘッド実測重量 (g) 201.7 
重心距離 (mm) 41.6 
重心角 (°) 23.8 
慣性モーメント (g/cm3) 4,756 
フェース角2.0°オープン

TSR3ドライバーにマッチするシャフト 

TSR3ドライバーはかなりの低スピン設計となっているため、使いこなすにはそれなりのヘッドスピードが必要です。 45m/s以上のHSが目安。 

シャフトの硬度はS,Xが候補になりますが、メーカーやモデルによって同じSでも硬度がかなり違います。あるモデルのXシャフトより別モデルのSシャフトの方が硬いことも。例えば、女子プロの中で人気のスピーダーNXグリーン60のXと、PGAの男子ツアーで使用率の高いVENTUS TR BLACK 6のSだと、VENTUS 6Sの方が少しだけ硬いです。

Sのフレックス値Xのフレックス値
スピーダーNX グリーン6011.713.2
VENTUS TR BLACK 613.515.2
フレックス値が大きいほど硬い

同じ条件で測定したフレックス値を確認しましょう。 また、45~49m/sのヘッドスピードのゴルファーは硬度で迷うと思いますが、どちらか迷うなら柔らかい方がおすすめ。 

ヘッドスピード別のフレックス値の目安はこちらです。 

45~47m/s 12.5~13.0程度 
48~50m/s 13.1~13.9程度 
51m/s以上 14以上 

HS45m/s以上のハードヒッターには結論、3つのシャフトが主な選択肢となります。 飛距離のポテンシャルで選ぶならVentus Blue、コントロール性能で選ぶならTensei Orange 1K、コスパで選ぶならTour AD DI。 基本的はこの基準で選びましょう。 

ハードヒッターのためのシャフトの選び方はこちら

HS45~47m/sにおすすめシャフト 

TENSEI Pro Orange 1K-60 S 

硬度 12.9 

タイトリスト TSR3 ドライバー 三菱 TENSEI Pro Orange 1K シャフト 特注カスタムクラブ

Tour AD DI-6 S 

硬度 12.4 

HS48~50m/sにおすすめシャフト 

VENTUS TR BLUE6 S 

硬度 13.5 

多くのプロが使用するVENTUS TR BLUEは、Sフレックスでも少し硬め。

Tour AD DI-6 X 

硬度 13.8 

HS51m/s以上におすすめシャフト 

VENTUS BLUE X 

硬度 14.1 

TENSEI Pro Orange 1K-60 X 

硬度 14.4 

タイトリスト TSR3 ドライバー 三菱 TENSEI Pro Orange 1K シャフト 特注カスタムクラブ

TSR3おすすめシャフト比較

 重量  フレックス値  トルク  調子係数  
硬いTENSEI PRO ORANGE 1K 6X71.314.4 2.9 31.6 
VENTUS TR BLUE 6X70.4  14.1  2.9 30.5 
Tour AD DI 6X68.713.8 3.0  22.4 
VENTUS TR BLUE 6S68.913.5 2.927.8  
TENSEI PRO ORANGE 1K 6S68.212.9 2.935.0
柔らかいTour AD DI 6S65.312.4 3.022.7

※調子係数は数字が大きいほど元調子

YOWサーフスケートの特徴 

サーフィンの陸トレに人気のサーフスケートの2大メーカーがCARVERとYOW(ヤウ)ですが、2023年後半からCARVERの(特にCX4トラックモデル)日本在庫が少なくなっており、希望のサーフスケートが手に入りづらい状況です。 YOWは比較的在庫が豊富で、今のうちであればお目当てのモデルがリーズナブルな価格で手に入ります。 

YOW(ヤウ)は米国西海岸のメーカーのようなイメージですが、実はスペインのメーカーです。 CARVERは、米国人サーファー、ジェイミー・オブライエンやテイラー・ノックスのシグニチャーモデルをラインナップしていますが、YOWの場合はスペインのメーカーなので米国人サーファーではなくオーストラリアサーファーのミック・ファニングやブラジリアンのガブリエル・メディーナなど米国人以外のサーファーとのシグニチャーモデルをリリースしています。 

YOWサーフスケートのモデル比較表

YOWサーフスケートの主要モデルの比較表です。まずは身長の高さでモデルが選べますので、身長ごとに最適なモデルを探しましょう。次に、サーファーのライディングスタイル。WCTのプロのように、トライフィンのスラスターで、波を縦に上がって大きなスプレーを飛ばしたり、エアリアルを決めたりというハイパフォーマンス系のYOWと、ツインフィンのサーフボードでカットバックでつないで行くようなスタイルを重視したライディングスタイルのYOWとで分けることができます。

YOWのモデル比較。製品画像はyowsurf.comより

可動域の大きいMerakiトラック 

YOWの最大の特徴はMerakiトラックです。 前輪のトラックの可動域が大きく、陸上でもサーフィンに近いライディングが可能となっています。 しかし、前輪が不安定なためサーフスケートの基本テクニックであるPUSHの習得が難しいというデメリットもあります。 

YOWを買ったものの、乗りこなせず倉庫に眠ったままというサーファーは多いです。 しっかりスケートボードでPUSHをマスターしてからYOWを購入することをおすすめします。 

YOWサーフスケートの選び方 

Wheel Base(ウィールベース) 

サーフスケートの性能に最も影響するのがWheel Base(ウィールベース)です。 第一に、Wheel Baseを確認しましょう。 Wheel Baseの長さが大きければ回転半径が大きくなり、安定性が増します。 基本的にはWheel Baseが長いほど身長が高いサーファーに向いています。 

YOWでは、19インチのWheel Baseが基本となっており、ヨーロッパで平均的な175cmの身長でWheel Base19インチのYOWが適しています。 Wheel Baseが短い方が回転しやすいのですが、身長の高い方が短いWheel BaseのYOWを使ってしまうとターンが簡単すぎて練習にならないので、注意しましょう。 

Length(長さ) 

YOWはCARVERに比べてLengthが長めです。 CARVERは31インチ程度の長さが標準ですが、YOWの場合は3インチ(7.5cm程度)長い34インチ程度のモデルが標準です。 サーフスケートでの陸トレでは、スタンスが狭くなりがちなのですが、YOWの場合はLengthが長めなので狭いスタンスがクセになってしまうことは避けられます。 当然なのですが、身長が高いほどLengthが長いYOWを選びましょう。 

幅 

幅はあまり気にしなくて良いのですが、YOWの場合は、9.85インチのモデルが多く、9.85インチが標準となっています。 幅が広いモデルの方が安定性があり、サーフスケートのビギナーでもグラグラしづらいです。 

YOWのサーフィン陸トレにおすすめランキング 

ネットで買える平行輸入品で全く問題なし 

YOWの日本での取り扱いは、ムラサキスポーツやサーフショップなどの正規販売店がありますが、価格が高いです。 円安もあり、正規販売店でのYOWの価格はかなり高くなっています。 

楽天やYahoo!ショッピング、Amazonで独自にショップが平行輸入したモデルが販売されていて、正規代理店の価格より安価です。 ネットの輸入品でもYOWは正規代理店と同じなので、こだわりがなければ、ネットの輸入品を購入することをおすすめします。 

コンプリートモデルがおすすめ 

YOWはトラックセットやウィールのみも販売されています。 なので、スケートボードを持っていれば、YOWのトラックセットのみを買って自分のスケートボードに取り付けることが可能です。 ただ、トラックセットの価格を考えると、ネットで買える平行輸入品のコンプリートモデルを買った方がはるかにコスパは良いです。 

コスト的にあまりトラックセットを別で購入するメリットは感じません。基本的にデッキとトラック、ウィールがセットになっているコンプリートモデルを購入しましょう。 

おすすめYOW No.1 CHRISTENSON LANE SPLITTER  

CHRISTENSONのサーフボードというとフィッシュが有名ですが、実はフィッシュだけでなくトライフィンのハイパフォーマンスのスラスターからロングボードまでラインナップしている総合的なサーフボードメーカーです。その中でも、LANE SPLITTERはCHRISTENSONのツインフィンのハイパフォーマンスモデル。 このハイパフォーマンスのツインフィンのサーフスケートモデルがYOWのLANE SPLITTER。 

全体のバランスが良く、競技志向のサーファーから、スタイルを重視するサーファーまで幅広く対応できるオールラウンドモデル。 170cm以上の身長の方におすすめ。 

↓CHRISTENSON LANE SPLITTERの最安値はこちら↓

おすすめYOW No.2 CHRISTENSON C-HAWK 

CHRISTENSONのC-HALKサーフボードはフィッシュテールのクアッドフィンのモデルです。 ツインフィンよりハイパフォーマンス寄りのモデルで、そのYOWのモデルが、YOW CHRISTENSON C-HAWK。 スタイリッシュサーフィンと競技サーフィンの中間くらいのオールラウンドモデル。 CHRISTENSON LANE SPLITTERよりLengthもWheel Baseも短めで、170cm前後の身長のサーファーに最適。 

↓CHRISTENSON C-HAWKの最安値はこちら↓

おすすめYOW No.3 MUNDAKA 

YOWのハイパフォーマンスシリーズの中でおすすめなのが、MUNDAKA。 MUNDAKAはスペインの有名なサーフポイント。スペイン発祥のYOWのシグニチャー的なモデルです。 ロッカーが強め、コンケーブの深めと、ターンの反応がよく、ターン後半もしっかりボードが足に吸い付いてくる。 

↓MUNDAKAの最安値はこちら↓

おすすめYOW No.4 HUNTINGTON 

YOWのPOWER SURINGシリーズは、スタイルを重視するサーファー向けのラインアップです。 その中でも定番のモデルがHUNTINGTONシリーズ。 Lenght、Wheel Baseが短めで、170cm以下のサーファーにちょうど良いモデルです。 ロッカー、コンケーブが弱めでターン後半までゆったりした弧を描けます。 

↓HUNTINGTONの最安値はこちら↓

おすすめYOW No.5 PADANG PADANG 

バリのエキスパートポイントのPADANG PADANGのイメージと違って、YOW PADANG PADANGは、スタイル重視向けのサーファー向けのサーフスケート。 Wheel Base、Lengthともに長いので、ミッドレングス使いのサーファーにもおすすめなモデルです。 ミッドレングスのサーファーにもおすすめなモデル。 

↓PADANG PADANGの最安値はこちら↓

YOW購入時には工具も買いましょう

コンプリートセットを買った場合、トラックがゆるすぎる、硬すぎることがありますので、工具は忘れず購入しましょう。特にYOWの場合は、初期ではトラックは硬く締めた方が良いです。YOWの標準の工具も発売されていますが、少々高いです。工具はどこのものも機能は同じです。

ムラサキスポーツのオリジナルブランド Three Weatherの工具がコスパが良くて、しっかりしていておすすめです。

スケートボード ツール THREE WEATHER スリーウェザー MRSBT02N TOOL IRON II ムラサキスポーツ G16

YOWを収納するバッグなら VENICE PAC

YOWは結構重いし、まずまず大きいです。普通のスケートボードと比べてもかなりの重量感。スケートボードだと自転車の前カゴに入れている人を見かけますが、自転車のカゴにYOWを入れて移動するのは難しい。また、小脇に抱えても重量があるので、結構ツライ。YOWが入るバックパックを買っておくと便利です。

スケボーより高さがあるので、一般的なスケボーのケースだと基本入らないのですが、VENICE PAC なら YOWを収納可能です。最も小さい Short PAC のサイズで問題ないです。

ゴルフシューズは一番大事かもしれない

アマチュアにとって、ゴルフシューズが最もスコアに影響するギアかもしれません。 ゴルフでこの世で最も大きな力を出力している地球との唯一の接点がゴルフシューズ。 足元が安定しないとショットもブレてしまいます。 

特に、ラウンドでは平らな場所はないと言ってよく、常に左右前後に傾いた状況でショットすることになります。 ラウンドで、あっていないシューズを履いてしまうとシューズの中で足が動いてしまい、ショットが数センチ単位でインパクトでショットがずれてしまいます。 練習場ではうまく打てるけど、ラウンドでは練習場で出ないようなミスショットが出るという方はゴルフシューズを疑ってみましょう。 

ショットの安定は間違いなく足元から。 足元のフィット感、安定性にこだわったゴルフシューズメーカーで、一番のおすすめはFootjoyです。 

Footjoyゴルフシューズの特徴 

Footjoyは1857年に創業したマサチューセッツ州ブロックトンで創業された米国メーカー。 歴史は長く、1927年にライダー・カップでアメリカゴルフチームがフットジョイのシューズを着用した時から力を入れてゴルフシューズを作り続けています。 最近では、アシックスやニューバランスもゴルフシューズに参入していますが、Footjoyの経験値は段違いです。 

PGAツアーでもFootjoyのゴルフシューズを愛用しているプロは多く、ジャスティン・トーマス、アダム・スコット、マックス・ホマなどのプロが使用しています。最近は初心者向けのエントリーモデルも充実しているFootjoyですが、基本的にはアスリートゴルファー向けのシューメーカーです。 

ゴルフシューズは大きく分けると、履き心地がよく長く歩いても疲れづらい柔らかさを重視したモデルと、フィット感を高めてショットの安定性を重視したモデルがありますが、Footjoyは安定したショットを志向するゴルファー向けの製品が充実しています。 とにかく、ゴルフシューズでスコアを良くしたい、という方向けのシューメーカーがFootjoyです。 

ゴルファーに最適なサイズを提供するため、主要モデルには、足の足幅(ウィズ)が2E(狭め)、3E(標準)、4E(幅広め)の3つサイズが用意されており、より幅広いアスリートゴルファーにフィットできる製品作りをしています。 

Footjoyゴルフシューズの全モデル比較表 

Footjoyでは、2023年2月に発売されたドライジョイズ プロ BOAが基準モデルとなっており、このドライジョイズ プロ含め安定性に優れたプロ、アスリートモデルとより歩行での疲れづらさを重視したモデルがあります。 

全体のFootjoyのシリーズを表にまとめると以下の通り。 

Footjoy全モデル比較2024版。製品画像はwww.footjoy.jpより

ドライジョイズ プロ BOA含む右側が安定性に優れたアスリート向けモデル。左側が歩いても疲れづらい余裕のあるサイズのエンジョイ志向向けモデルです。

スパイクの鋲が多い 

Footjoyのアスリートモデルの鋲の数は9個です。 

もちろん多ければ多いほどグリップ力が強くなるのですが、アディダスやニューバランスなどの他のメーカーの鋲の数は、8個以下。大体6~7個くらいのモデルが多い中、9個の鋲があるというのはかなりグリップにこだわっている証拠。 Footjoyの9個の鋲の数は最大で、グリップ力は最も強い。 

ちなみに、スパイクの鋲がどうしても外れない時がありますよね。

そんな時はラジオペンチを使うと簡単に外せます。詳しくはこちら

独自のBOAシステムでフィット感が他社よりGood

Footjoyだけが、踵の部分にBOAが付いており、シューズ全体を締めることができます。他のメーカーのBOAシステムは、シューズの甲の部分だけを締めるのですが、Footjoyの場合は、踵の部分までワイヤーが入っているので、フィット感を高めることができます。

Footjoyの独自BOAシステム

Footjoyゴルフシューズのサイズ感は0.5~1cm小さめを 

Footjoyのゴルフシューズを選ぶときは、目安として普段履いているシューズより0.5~1.0cm小さめを選びましょう。

正確に足サイズを測るのがまずはシューズ選びの第一歩です。

Footjoyの足サイズの合わせ方はこちらを参考にしてください。

Footjoyのシューズサイズ早見表

アスリートゴルファー向けおすすめFootjoyゴルフシューズ5選 

No.1 ドライジョイズ プロ BOA 

フィット感 ★★★★★ 
安定性 ★★★★★ 
コストパフォーマンス ★★★

全てのFootjoyのゴルフシューズの起点となるモデル。 日本人向けの足型を採用しており、日本人ゴルファーのためのアスリートモデルとなっています。 まずはこのモデルを試してみて、合わなければ他のモデルに移行しましょう。 

フィット感を重視していて、しっかり足をホールドしてくれます。鋲も9個付いているので、足がずれてしまうこととは無縁。 アスリートには必要不可欠なモデルと言っても良いです。 また、このモデルは前モデルのリリースが2017年。 今回2023年モデルの購入を逃すと次はかなり先になってしまうため、早めに購入しておくことをお勧めします。 

鋲 9個 
サイズ展開 2E,3E,4E 
発売日 2023年2月 

FootJoy ドライジョイズプロ BOA M(2E)の最安値はこちら↓ 

FootJoy ドライジョイズプロ BOA W(3E)の最安値はこちら↓ 

Footjoy ドライジョイズプロ BOA XW(4E)の最安値はこちら↓ 

53399XW085 フットジョイ メンズ・スパイク・ゴルフシューズ MEN’S ドライジョイズ プロ BOA(ホワイト/ネイビー・サイズ:26.5cm) footjoy

No.2 プロSL カーボン BOA

フィット感 ★★★★ 
安定性 ★★★ 
コストパフォーマンス ★★★★

上級者向けのスパイクレスシューズがプロS/L。 アダム・スコットやルイ・ウーストヘイゼン、イム・ソンジェなどの米国のプロが使っているシューズがこれで、ここ数年愛用しているプロが増加中。

スパイクレスのメリットはなんと言っても、足裏の感覚を得やすことです。スイングでは足から始動して、トップでは軸足の踵に体重を乗せないといけないのですが、これができていないアマチュアは結構多い。足裏でしっかり体重移動を感じるためには、やはりスパイクがあると邪魔です。スパイクレスを使うことで、足裏でしっかり体重を感じることができます。

プロが使うスパイクレスならこのモデル。世界展開のモデルで、現在は第4世代目。 プロSLは、ウィズが2E,3E,4Eが選べ、足幅が狭い方や広い方でも対応できるようになっています。 スパイクレスというと、柔らかいモデルが多いのですが、アウトソールの作りがしっかりしており、安定性に優れています。 

鋲 スパイクレス 
サイズ展開 2E,3E,4E 
発売日 2023年2月 

FootJoy プロSL カーボン BOA M(2E) W (3E) XW(4E)の最安値はこちら↓  

No.3 ツアーアルファBOA 

フィット感 ★★ 
安定性 ★★★★★ 
コストパフォーマンス ★★★★★ 

現在、Footjoyのツアーモデルで最もコストパフォーマンスが良いのが、このツアーアルファBOAです。 現在、マークダウンしており13,000円程度で買えます! ドライジョイズBOAに比べて重量感はありますが、しっかりしていて安定性に優れるタイプ。 サイズが3Eしか選べないのがデメリットではありますが。 

鋲 9個 
サイズ展開 3E 
発売日 2022年2月 

Footjoy ツアーアルファBOAの最安値はこちら↓ 

No.4 ドライジョイズ プレミア ウィルコックス レース 

フィット感 ★★★ 
安定性 ★★★★ 
コストパフォーマンス 

2024年1月にナイキとの契約終了を発表したタイガー・ウッズですが、自動車事故後に履いていたのは、ナイキではなくFootjoyのこの『ドライジョイズ プレミア ウィルコックス』です。ジャスティン・トーマスなどの多くの米国PGAツアープロが履くモデルの『ドライジョイズ プレミア ウィルコックス』も2E、3E、4Eのサイズ展開があるのですが、2Eと4EのサイズはFootjoyの公式サイトからしか購入できず、少し割高です。 

ちなみに、PGAの選手のタイトリスト契約の選手はほとんどはこのモデルを履いています。 シンプルなスタイルにマッチするので、全体的にシンプルなスタイルで決めたい場合はこちら。このモデルのみBOAシステムではなくレース(紐)なので、レース派の方はこのモデルを!

鋲 9個 
サイズ展開 2E,3E,4E 
※2Eと4Eは公式オンラインサイトでのみ購入可 
発売日 2023年2月 

Footjoy ドライジョイズ プレミア ウィルコックス レースの最安値はこちら↓ 

先代モデルのパッカードレースもまだ購入できます(安いです!)!↓ 

No.5 ハイパーフレックス コア BOA 

フィット感 ★★★ 
安定性 ★★★ 
コストパフォーマンス ★★★

デザインがFootjoyの中で最もスポーティなタイプのアスリートモデル。 ゴルフシューズは年ごとに特にアディダスがスポーツ寄りのデザインとなっており、それに追随したモデル。 若々しさがあるので、若年層でスポーティにアスリートモデルを合わせたい場合はこちら。 ドライジョイズシリーズよりスパイクの鋲が3つ少なく6個となっていますので、他のアスリートモデルに比べるとグリップ感は弱めです。

鋲 6個 
サイズ展開 3E 
発売日 2023年2月 

Footjoyハイパーフレックス コア BOAの最安値はこちら↓ 

Footjoyゴルフシューズを2倍長持ちさせるには

革靴からスニーカーまで、シューズ全てに言えることですが、シューズを長持ちさせるために最も効果を発揮するのは、シューツリーです。シューツリーを使わないと湿気が抜けず雑菌が繁殖してしまいますし、よく曲がる甲の部分のシワが深くなってしまい、アウトソールが割れてしまいやすくなります。シューツリーを使うことで、イメージですが2倍は長持ちしますので、絶対シューツリーを使いましょう。ラウンド後にはすぐにシューツリーを入れて風通しの良い場所で保管しましょう。

Footjoyから専用のシューツリーが出ています!↓

シューズのニオイを抑える裏ワザ

シューズの臭いは気になりますよね。臭いの元は雑菌です。菌です。臭いを抑えるには菌を繁殖させなければ良い。菌は湿気と暖かい温度があると繁殖するので、まずは履いたらシューツリーを入れて外に干すなどで乾燥させること。プラス、抗菌処理をすることが大事です。

抗菌処理には、エーザイのイータックが最高。購入したら、すぐにイータックで靴の中と中敷をビシャビシャになるくらいスプレーを吹きかけます。ビシャビシャになるくらいです。エーザイさんは公式には1週間抗菌作用がもつと言ってますが、実際には3ヶ月は持ちます。抗菌物質が正面にくっついて離れないのがこのイータック。

元々、障害を持つ人がなかなか歯磨きができないので、長時間もつ物質で歯に抗菌作用をしてしまえば障害を持つ人の歯が守られると開発されたのがこのイータックの成分。抗菌成分を接着剤のように物体にくっつけることができるのがこれ。3ヶ月ごとくらいに、シューズの中をビシャビシャにして乾かせば菌が繁殖せず臭いを抑えることができます。かなりおすすめです↓

唯一の地面との接点であるシューズ選びは、思っている以上に大事です。 

アマチュアは、ゴルフシューズによってかなりゴルフのパフォーマンスは変わります。 

シューズのサイズが合ってないと、シューズの中で足が動きすぎてしまい、ショットの安定性が損なわれます。 

特に、傾斜地が多い実際のラウンドでは、足元の安定性が大事です。 

練習場ではうまく打てているのに、コースに行くとうまく打てないというアマチュアの場合、シューズが合っていないことをまずは疑いましょう。 

しっかり足にフィットしたシューズを選ぶことがまずは大事。 

そして、フィットするゴルフシューズを提供するのが、ゴルフシューズのトップメーカーFootjoy。 

他のメーカーと違って、同じモデルでもウィズ(足幅)を複数用意しているので自分の足にあったゴルフシューズが見つけやすいです。 

最高の品質、性能のFootjoyですが、最適なサイズを見つけるにはコツが入ります。 

Footjoyのゴルフシューズおすすめランキングはこちら

Footjoyの最適なサイズとは? 

まず、Footjoyのサイズは小さめです。 

アディダスやアシックスなどの一般的なシューズメーカーより、足長が0.5cmから1cmサイズが小さくなります。 

アディダスより0.5cm小さくすれば良いかというとそうでもなくて、アディダスのシューズでもサイズは様々なので、まずはちゃんと自分の足のサイズを測定しましょう。 

Footjoyのための、足のサイズ測定方法 

まず足の長さと、足の厚さを測りましょう。 

足の長さの測り方は簡単です。 

裸足で壁に足をつけて、定規などで足長を測りましょう。 

足の長さについて、Footjoyの場合は測定した足長とちょうど同じでOKです。 

私の場合、ちょうど足の長さが26.5cmなので、Footjoyのシューズは26.5cmでぴったりです。ちなみに、アディダスのゴルフシューズの場合は27cmがジャストサイズです。

他のメーカーの場合、実際の足の長さより、0.5~1cm大きめのサイズを選ぶことになるのですが、Footjoyの場合は、測定した足長と完全にジャストの長さがFootjoyのゴルフシューズのサイズになります。 

次に、足の厚さを測ります。 

これも裸足で足の一番出っ張っているところを、このように測りましょう。 

足長と、ウィズを測ると、Footjoy用の以下の足長、ウィズ対応表で自分のサイズを把握しましょう。

 

私の場合、足の長さが26.5cmピッタリ、足囲が25.3cmです。

Footjoyの足長、ウィズ対応表 

Footjoyは、足長、ウィズとも他のメーカーより小さめの設定です。 

Footjoyでは、以下のサイズ対応表を参考にしましょう。 

メンズ 

標準の早見表をFootjoy用に調整しています

レディス

標準の早見表をFootjoy用に調整しています

Footjoyの中でもモデルによってサイズが違うので、この早見表は万能ではないですが、参考にしてください!

ちなみに私は、足の長さが26.5cmピッタリ、足囲が25.3cmで、ドライジョイズ プロ BOAのサイズM(2E、狭め)を使っています。

ウィズの選び方 

日本人全体的にですが、ゴルフシューズに関しては足の幅が広めのものを選びすぎだと思います。 

足幅が大きめの方がゆったりしている感じで足幅が狭い人でも合う人が多く、販売しやすいからです。 

特に、足幅の狭い人は幅広のものを選びすぎていないか注意しましょう。 

ゴルフは足の外側と内側に力をかけるスポーツです。足長も大事なのですが、より足幅が合っているかどうかが大事です。 

横幅が合っていないと、しっかり力をボールに伝えることができません。 

しっかり上記のサイズ表を参考にして、フィットしたものを選びましょう。 

特に、日本で発売されているモデルで2Eの足幅の狭いものまで選べるモデルは少なく、Footjoyでもメーカー公式サイト以外で、2E、3E、4Eが選べるのは『ドライジョイズ プロ BOA』 と『プロ/エスエル カーボン BOA』の2モデルだけです。 

ジャスティン・トーマスなどの米国のプロが履くモデルの、『ドライジョイズ プレミア ウィルコックス』も2E、3E、4Eのサイズ展開があるのですが、Footjoyの公式サイトからしか購入できず、割高になってしまいます。 

レベルによるサイズの選び方

エンジョイゴルファーと競技メインのアスリートゴルファーでは、サイズの選び方は違います。

まず、アスリートゴルファーはとにかくピタッとしたサイズが必要です。

ショットで足がズレると飛距離が落ちますし、傾斜地での安定感もありません。

アスリートゴルファーほど、足の長さ、ワイズともジャストサイズを選びましょう。ワイズについては、幅が狭目を選ぶくらいでちょうど良いです。

エンジョイゴルファーもできるだけピタッとしたサイズ感が良いですが、あまりピタッとしていると足が疲れてしまいます。

エンジョイゴルファーには、ある程度余裕のあるサイズ感の方が良いでしょう。

競技志向ゴルファーは標準か幅狭め、エンジョイゴルファーは標準か幅広めを基準にしましょう。

最適なサイズが見つかるFootjoyのモデルとは

ドライジョイズ プロ BOA 

鋲 9個 
サイズ展開 2E,3E,4E 
発売日 2023年2月 

Footjoyの全てのシューズの基本となるモデルが、ドライジョイズプロBOAです。 

日本人の足に合わせて作られており、とにかくフィット感が素晴らしく、スパイクも9個の鋲が付いており、しっかり地面をホールドして、足の力をボールに伝えることができます。 

このモデルはなかなかリリースされることなく、前回のリリースは2017年なので、早めに手に入れてことをおすすめします。 

FootJoy ドライジョイズプロ BOA M(2E)の最安値はこちら↓ 

FootJoy ドライジョイズプロ BOA W(3E)の最安値はこちら↓ 

FootJoy ドライジョイズプロ BOA XW(4E)の最安値はこちら↓ 

53399XW085 フットジョイ メンズ・スパイク・ゴルフシューズ MEN’S ドライジョイズ プロ BOA(ホワイト/ネイビー・サイズ:26.5cm) footjoy

プロ/エスエル カーボン BOA 

鋲 スパイクレス 
サイズ展開 2E,3E,4E 
発売日 2022年2月 

最近多くなっているスパイクレスシューズのFootjoyのフラッグシップモデルがこのプロSLカーボンBOAです。 

世界展開のモデルで、現在は第4世代目となっています。 

しっかりした作りで安定性に優れ、足がずれてしまうことが防止できます。 

柔らかさよりそれなりにしっかりしたシューズを求めるツアープロに支持されています。 

FootJoy プロ/エスエル カーボン BOA M(2E) W (3E) XW(4E)の最安値はこちら↓ 

プロはバンカーにわざと入れるということもあるほど、プロのバンカーショットはよく寄ります。 

ただ、アマチュアの場合、バンカーに入ると2打も3打も打ってしまう方はよくいますね。 

上級者でも、かなり結構怪しいバンカーショットの方もいます。 

実際、ちょっとのコツとウェッジ選びさえ間違えなければバンカーは簡単に出せます。 

バンカーのアドレス 

バンカーのアドレスはかなり大事。しっかりバンカーのアドレスを取れれば、7割くらいはバンカーショットは成功していると言っても良いです。 

スタンス 

バンカーのアドレスでは、スタンスをオープンに構えると教えているコーチもいますが、おすすめは狙いに対してスクエアにスタンスを取ることです。 

スクエアスタンスにすることで、目標を狙いやすくなります。 

ウェッジのフェースを開く 

ウェッジのフェースをしっかり開きましょう。 

時計の針で言うと、1時と2時の間くらいの位置まで開きます。 

これで、バウンスを使えるようになります。 

手の位置をハンドレイトに 

これが意外とできていない方が多いのですが、しっかりハンドレイトに構えます。 

右打ちの方なら、手の位置が右足の付け根くらいの位置に持ってきます。 

かなり違和感がある思う程度まで、ハンドレイトはしっかり意識しましょう。これは本当に大事です。 

これができてないと、歯からボールを打ってしまいホームランやボールが上がらずバンカーからでないということが頻発します。 

必然ではなく偶然でバンカーから脱出せざるを得なくなってしまいます。 

しっかり、ハンドレイトにして必然的にバンカーからピンに寄せられるようにしましょう。 

左足体重 

体重もしっかり左足体重にします。 

左足に8割くらい体重を乗せて、腰を落とします。 

これくらいのスタンスのイメージです

バンカーのスイング 

しっかりバンカーのアドレスをとったら、あとは体重をしっかり左に維持したまま、ボールの手前1cmくらいを狙って、クラブが手を追い越すようにスイングするだけです。 

バウンスからしっかりボールの手前1cmに着地させることを意識します。 

アウトサイドインにスイングする必要はなく、スタンス通りにショットします。 

ゴルフのショットの中で、ヘッドが手を追い越すイメージになるのは、バンカーショットとロブショットだけが、手がヘッドを追い越します(若干、ドライバーも近いイメージですが)。

バンカーショットは他のショットとは別と考えましょう。 

バンカーの距離の打ち分け 

バンカーの距離の打ち分けは振り幅を調整する方法や、フェースの開き具合で調整する方法がありますが、個人的にはこの方法だとあまりうまく距離が調整できないと思います。 

距離の調整方法は、砂の飛ばし方で調整します。 

長い距離はハンドレイトでヘッドを先走りさせて砂を多く前に飛ばしまします。 

短い距離は砂を飛ばさない意識。 

感覚的な合わせ方なので、説明が難しいのですが、砂の飛ばし方をイメージするこの方法が最も距離の調整がしやすいです。 

40y以上のバンカーショット 

ピンまで40y以上の遠いバンカーはプロでも寄せるのが難しいショット。 

プロでもこの距離のバンカーには入れないようにマネジメントしているのですが、実際入ってしまった場合は、ギャップウェッジやピンチングウェッジを使ってバンカーショットするのが最もシンプルです。 

打ち方はサンドウェッジと同じで、フェースを開いてハンドレイトの意識でスイングします。 

バンカーショット成功のためのVokeyウェッジスペック 

バンカーから出しやすいロフトは? 

Vokeyでのサンドウェッジのロフトの選択肢は、54,56,58,60度の4つです。 

Vokeyの場合54度もサンドウェッジとして作られているので、54度も選択肢となります。 

最もおすすめなのは失敗の少ない56度なのですが、各ロフトの特徴は以下の通り。 

54度 56度と特徴は同じだが、距離が出るので、距離のあるバンカーショットでも対応できる 
56度 適度なロフトで一般的なバンカーで最も出しやすい。 
距離が足りなくてもう再度バンカーに入ってしまうリスクが少ない 
58度 56度より、できる技が増えるが、ミスも増えるという諸刃の剣のようなロフト。
 砂を薄く取って、スピンをかけるようなショットも打ちやすい。 
60度 アゴの高いバンカーや、左足下りでも出しやすい。
 目玉のライでもフェースを開いて打てば出しやすい。 特殊なバンカーの状況で活用できるロフト 

バンカーから出しやすいソール形状は? 

Vokeyにはさまざまなソール形状があり、リニューアルごとに増えている状況です。 

Vokeyのグラインドとバウンスの組み合わせは以下の通り。 

グラインド  Vokey Forged  SM9  
F  10°  8°、10°、12°、14°  
S  –  10°  
M  10°  8°  
K  13°  14°  
D  –  12°  
L  –  4°  
T  –  4°  
B  6°  6°  

グラインドはかなりの数がありますが、まず、バンカーから出すための基本となるグラインドを把握しておきましょう。 

バンカーの基本となるグラインドはF 

とにかくバンカーから出したいのであれば、グラインドはバウンス14度のFが絶対おすすめです。 

Fグラインドは、すべてのウェッジの基本となるソール形状。これさえあればショットからバンカーまでオールマイティ。 

バウンスが多めで、しっかりソールを使ったショットができるようになります。 

バンカーショットの成功を左右するのは、バウンスから着地させることができるかの一点。 

バウンスがないと、バウンスが着地する感覚を得ることができずバンカーショットが難しくなってしまいます。 

まずはFグラインドを試して、どうしても問題があるようなら、SやMグラインドを試すべき。 

バンカーが苦手なゴルファーのためのVokeyウェッジセッティング 

VokeyおすすめセッティングNo.1: SM9 50F 56F 

 モデル ロフト バウンス角 グラインド 
ギャップウェッジ SM9 50度 12度 
サンドウェッジ SM9 56度   14度 
ロブウェッジ – – – – 

バンカー苦手なゴルファーのための基本となるセッティング。 

とにかく、迷ったらこのセッティング。 

バウンスを使って、やさしくバンカーから出せます。 

初心者向けと思われるかもしれませんが、ジャスティン・トーマスも56度のFを使っています。決して初心者向けではない鉄板のセッティングです。 

Vokey Design SM9のカスタムモデル最安値はこちら↓  

【工房カスタム】VOKEY DESIGN SM9 ウェッジ (LW) (右用) ボーケイ [WD]タイトリストTitleist N.S.PRO MODUS3 SYSTEM3 TOUR125 日本シャフト

VokeyおすすめセッティングNo.3: SM9 50F 56F 60M 

 モデル ロフト バウンス角 グラインド 
ギャップウェッジ SM9 50度 12度 
サンドウェッジ SM9 56度   14度 
ロブウェッジ SM9 60度 8度 

サンドウェッジ14度のバウンス多めがおすすめですが、バウンス多めのウェッジの弱点を一つだけあげるなら、ベアグラウンドや固い砂のバンカーでショットのイメージがつきづらいこと。 

これらの状況にやさしく対応したいなら、バウンス角8度のグラインドM、60度のウェッジを持っていると便利です。 

トラブルショットのために60度M。 

Vokey Design SM9のカスタムモデル最安値はこちら↓  

【工房カスタム】VOKEY DESIGN SM9 ウェッジ (LW) (右用) ボーケイ [WD]タイトリストTitleist N.S.PRO MODUS3 SYSTEM3 TOUR125 日本シャフト

VokeyおすすめセッティングNo.3: Vokey Forged 52M 58M

 モデル ロフト バウンス角 グラインド 
ギャップウェッジ SM9 52度 10度 
サンドウェッジ – -   – – 
ロブウェッジ SM9 58度 10度 

実は、Vokey Forgedの方がはるかに作りはSM9より美しいです。

また、Mグラインドでもしっかり10度のバウンスがあり、固いバンカー、やわらい砂、アゴの高いバンカー、いろんな状況に対応したいならこのセッティングがおすすめ。

軟鉄鋳造のSM9と違って、鉄を叩いて作る軟鉄鍛造なのが、Vokey Forged。

SM9より柔らかい打感です。

SM9とVokey Forgedの違いはこちら

Vokey Forgedのカスタムモデル最安値はこちら↓ 

【メーカーカスタム】Titleist(タイトリスト) VOKEY FORGED 2023 ウェッジ 右用 ツアークローム N.S.PRO MODUS3 SYSTEM3 TOUR 125 スチールシャフト [日本正規品][ボーケイ フォージド]

Vokeyのカスタム方法完全ガイドはこちら

CARVERはムラサキスポーツやサーフショップなどの正規販売店で売られていますが、正規販売店の在庫はほとんど枯渇状態です。 

また、在庫があったとしても近年の円高でかなり価格が高く、6万円オーバーのモデルが多くなっています。 

対して、楽天やYahoo!ショッピング、Amazonなどでは、2万円台の並行輸入品のCARVERが販売されています。モノは正規販売店と同じです。

CARVER買うなら、価格が安く、比較的在庫がある並行輸入品がおすすめ。 

2023年8月ごろまではCARVERの在庫は比較的潤沢だったのですが、9月以降徐々に日本での在庫が減少し、特に人気モデルのCXトラックモデルの在庫がかなり少なくなっています。 

特に以下の定番の人気モデルのCXトラックモデルはかなり在庫がなく、価格がかなり高くなっています。 

・Black Tip 

Super Surfer 

・Knox Phoenix 

・Resin 

なぜCXトラックの方が人気なのか? 

CARVERには、C5、C7、CXの3つの種類のトラックがありますが、C5トラックのモデルは現在販売されていないため、CARVERを買う場合はC7とCXトラックの2種類の選択となります。 

CXトラックはCARVERが登場した時からある、CARVERの基本となるトラック。 

C7は、伝統のCXトラックを改良してトラックの可動域を大きくし、よりサーフィンの動きの近いフィーリングに仕上げたトラックです。 

サーフィンに近いフィーリングならサーフィンの陸トレにはC7トラックの方がいいのでは?と思ってしまいますが、以下の理由でCXトラックの方が人気となっています。 

理由1.C7トラックモデルの価格が高い 

やはり、C7トラックの方が改良版のため価格が高めです。 

同じCARVERなら安いCXトラックを選びますよね。 

理由2.スケボー初心者にはC7は難しい 

サーフスケートといっても、サーフィンができればすぐに乗れるようになるわけではありません。 

スケートボードのスキルがある程度ないとCARVERでの陸トレもままなりません。 

サーファーが陸トレのためにCARVERを買っても倉庫に眠ったままというケースが多いのはこのパターン。 

スケートボードの基本スキルがないまま難しいC7を買ってしまい、サーフィンのスキル上達のための陸トレどころか、サーフスケートの初期スキルすら習得できたなかったという残念なサーファーは多いです。 

スケートボードの基本中の基本のスキルはPUSHなのですが、前輪がグラグラするC7トラックのモデルだとPUSHがしづらく、サーフィンの陸トレができる前に挫折してしまいます。 

やはりPUSHが習得しやすいのは前輪がしっかりしているCXトラックのモデル。 

ということで、C7は選ばれづらいということになります。 

CXトラックとC7トラックの比較はこちら

ちなみに、スケートボードのPUSHのHOWTOはYoutubeにたくさん上がっていますので、参考にしてください(サーフスケートのPUSHのやり方は、スケートボードと同じです)。 

C7トラックを買うなら? 

CARVERのCXトラックの在庫が少なくなっている中、実は、相対的にC7トラックのモデルの方が価格が安くなっています。 

この状況の中なので、上達が難しいC7トラックのモデルでもしっかりサーフィンの陸トレができるようになりたいですよね。 

C7トラックのCARVERで上達するための条件は以下の通り。 

条件1.スケートボードでPUSHを練習する 

せっかくの機会なので、CARVER購入前にスケートボードで基本スキルを習得するのを推奨します。 

やはりスケートボードができるとかっこいいですし、スケートボードで基本を習得してからサーフスケートに移行する方が結果的には近道です。これは実はCARVERのCXトラックを購入する場合も同じだったりします。 

スケートボードでPUSHがしっかりできていれば、C7トラックのモデルでも問題なく扱うことができます。 

Three Weather のスケートボードなら比較的安価にスケートボードを手に入れることができます。 

条件2.前輪を固く固定する 

CARVERを購入すると、前輪部分は結構緩めになっています。 

この前輪部分はこのツールを使えば、固く設定することができます。 

はじめは前輪部分を固く締めて、PUSHを練習しやすくしましょう。

C7トラックのCARVERおすすめモデル 

CARVERのC7トラックののおすすめスペックは、 

・ウィールベースは17インチ台 

・TRITONではなくSURFSKATEシリーズ 

・テールが短すぎない 

です。その条件を満たした中でおすすめなのか以下のモデル。

No.1 Super Surfer 

CARVERの一番の傑作で現在在庫がないBlack Tipとほぼ同じスペックなのが、Super Surferです。 

Black Tipに比べて長さとウィールベースが 0.5 inch 短い。 

ウィールが標準より硬い69mm/81Aを装備しているので、ウィールをスライドさせやすくなっています。 

Black Tipがなかなか手に入らない今、これが最もおすすめなモデルです。 

スペック 

長さ 32 ” inch 
ウィールベース 17″ inch 
幅 9.875″ inch 
テール長さ 6.25inch 
カーバー スケートボード Carver Skateboards スケボー C7 コンプリート 32インチ スーパーサーファー Super Surfer C1013011064

No.2 Resin 

ウィールベースは17インチ。  

CARVERの基本となる定番モデルです。 

Super Surferに比べて、少しだけ短く、1/2インチだけウィールベースも短いモデルです。 

小柄な成人男性にはこのResinが適しているでしょう。 

2022年にデザインがリニューアルされていますが、旧モデルとスペックは全く同じ。 

スペック 

長さ 31”inch  
ウィールベース 17″ inch 
幅 9.875” inch 
カーバー スケートボード Carver Skateboards スケボー 31インチ レジン C7 トラック コンプリート サーフスケート Resin C7 Complete

No3. J.O.B CAMO TIGER 

2022年にリリースされたジェイミー・オブライエンのモデルは、スタンダードなタイプでおすすめです。 

CARVERの中ではかなりコスパの良いモデル。コスパ重視ならJ.O.Bがおすすめです! 

また、新しいので、比較的在庫が見つかりやすいです(それでも少ないのですが)。

長さ 31” inch  
ウィールベース 17″ inch 
幅 10.125” inch 
カーバー スケートボード Carver Skateboards スケボー 33.5インチ ジェイミーオブライエン カモタイガー C7 トラック コンプリート サーフスケート C1013011141 J.O.B Camo Tiger

私自身、サーフブーツでのサーフィンが苦手でここ10年くらい、ブーツでのサーフィンを避けてきました。 

どうしてもブーツを履くとテイクオフで足が前に出なかったり、テイクオフしてもバランスが取れなかったり。 

そうして、12月下旬から3月上旬までの水温が冷たい時は、いつもの千葉北ではなく千葉南や湘南へ行く日々。 

ただ、やはりブーツでのサーフィンを克服した方が、冬の時期のサーフポイントの選択肢は格段に増えます。 

実は、ここ数年でサーフブーツはかなり進化しており、ブーツが苦手なサーファーでも調子良くサーフィンできるブーツがメーカー各社よりリリースされています。 

最新のサーフブーツを履いて、冬でもソリッドな波でサーフィンを楽しみましょう。 

サーフブーツの種類 

サーフブーツと一口に行っても、種類がいつくかありますので、整理しておきましょう。 

薄手タイプ 

薄手タイプのオニールのNINJA SOX。

2~3mmの厚さのジャージ素材のものが、薄手タイプ。 

ジャージ素材なので、耐水性はないですが、薄手で軽いので運動性能が良いタイプ。 

防寒性もないので、冷たさを防ぐというより、海までの移動での素足の寒さを凌いでくれるくらいの使い方に適しています。 

結構水も入ってきて、水が入ってくると格段に運動性能が落ちるので、コストの安さ以外でこのタイプを選ぶメリットはないと思います。 

先割れタイプ 

先割れタイプの代表格。オニールのミュータントシリーズ。

サーフブーツといえばこの先割れタイプをイメージするサーファーは多いのではないでしょうか。 

セミドライのウェットスーツと同じ素材で、厚さは5mm、裏地も起毛になっているタイプ。 

親指のところでつま先が割れていて、足先がフィットします。 

セミドライスーツと同じく、ブーツに水が入ってくる前提で作られているので、水は入ってきます。 

水が抜けにくいので、一度浸水してくるとブヨブヨになって運動性能がかなり落ちてしまいます。 

個人的には、このブヨブヨ感がサーフブーツでのサーフィンが苦手な原因でした。 

厚手SOXタイプ 

厚手のソックスタイプはかなり柔らかい

この数年でサーフブーツが進化して、主流になっているのがこの厚手SOXタイプ。 

ドライスーツのブーツ部分と同じ構造で作られているので、ブーツに水が侵入しないことが前提になっています。 

足先が靴下のように先割れしていないので、素足感覚でサーフィンできるもの特徴です。足先が割れていると、どうしても保温性も落ちてしまいますしね。 

足首部分をブーツリングやブーツストラップでガードして、水が足に侵入しないようにすればブーツが水でブヨブヨになることなく、運動性能が保たれます。 

少し高価ではありますが、サーフブーツが苦手なサーファーには、絶対おすすめなのがこの厚手SOXタイプ。 

最適なサイズは? 

サーフブーツのサイズは大体1cm刻みで、23cm~28cmまで用意されているモデルが多いです。 

サーフブーツがフィットさせるために小さめのものを選んだ方がいいという人もいますが、厚手SOXタイプなら、普段の靴のサイズのままでOKです。 

27cmが普段のサイズなら27cmでOK。 

普段の靴のサイズが、26.5cmや27.5cmという半端なサイズなら、小数点を切り捨てて、それぞれ26cm、27cmを選びましょう。 

あまり大きくなってしまうと、ブーツの中で足が動いてしまって、サーフボードに力を伝えづらくなってしまいます。 どちらかというと小さめの方が良いです。

私の場合、普段VANSのサイズは9 1/2で、サーフブーツは27cmを使っています

おすすめサーフブーツトップ3 

厚手SOXタイプの中で選ぶなら、意外と選択肢は少なくこの3つの中から選ぶことになります。 

おすすめサーフブーツNo.1 O’NEILL PSYCHO ARMOR SOCKS 4(先丸タイプ) 

指が分かれていない先丸タイプがおすすめ

素材:4mm 

定価:¥14,850(税込) 

保温性 ★★★★ 
運動性 ★★★★★ 
履きやすさ ★★★★ 
コスパ★★★★

水圧で素足に密着し、素足のような感覚で極寒サーフィンが楽しめます。 

この厚手SOXタイプの中ではコスパもよく、おすすめです。 

つま先が割れているタイプもありますが、割れていない先丸タイプの方が履きやすく、保温性もあるので、先丸タイプを選びましょう。 

4mmの厚さ

PSYCHO ARMOR SOCKS 4(先丸タイプ)の最安値はこちら↓ 

ブーツリングを使って、より水の侵入を防げば完璧です。こちら↓ 

おすすめサーフブーツNo.2 Primeα HYB SOX 

素材:4.5mm 

定価:¥19,800(税込) 

保温性 ★★★★★ 
運動性 ★★★★ 
履きやすさ ★★★ 
コスパ★★

ネックの部分にウォーターブロック機能がついていて、浸水をシャットアウトできる最高級サーフブーツ。 

インナーに滑り止めがついていて、滑りづらくなっています。 

素材が4.5mmとかなり厚めに作られているので、保温性に優れている反面、4mmのタイプよりはどうしても運動性能は落ちます。 

Primeα HYB SOXの最安値はこちら↓ 

おすすめサーフブーツNo.3 O’NEILL PSYCHO ARMOR W-ANKLE SOCKS 4 

素材:4mm 

定価:¥16,500(税込) 

保温性 ★★★★★ 
運動性 ★★★★★ 
履きやすさ ★★ 
コスパ★★★★

PSYCHO ARMOR SOCKS 4の保温性を高めたタイプが、W-ANKLE SOCKS。 

開口部が二重構造になっていて、水の侵入をシャットアウトするタイプ。 

では、これでいいじゃんとなるのですが、開口部が二重構造になっているために、履きづらいです。。 

履きやすさを考えるならPSYCHO ARMOR SOCKS 4で良いですが、寒さに弱い、極寒地でのサーフィンが想定されるとう方ならこちらを。

PSYCHO ARMOR W-ANKLE SOCKS 4の最安値はこちら↓ 

サーフブーツを履いた時に足が出ない現象を解消するためにはこちらを参考にしてください!

サンフランシスコでのサーフィンというと”寒い”というイメージが先行して、なかなかサーフトリップの候補にならないかもしれません。 実は、サンフランシスコ周辺のサーフィンはかなり楽しいです。 

シリコンバレーが近く、日本人が最もビジネス出張で行くであろう米国の渡航先サンフランシスコ。 確かにサンフランシスコの中心部は人が多いのですが、車で30分も走れば走れば人は疎ら。 日本では味わえないような広大なビーチがあり、混雑には無縁なサーフィンが可能。 

プラス、世界的に有名な美術館「サンフランシスコ近代美術館」に寄るのもよし、日本で人気の革靴Alden(オールデン)のサンフランシスコ現地ショップに行くのもよし。

サンフランシスコ中心部にあるAlden直営店

現地のサーフショップでは、日本では買えないようなサーフアパレルに出会えます。サーフトリップで行ってもよし、出張のついでにサーフィンするもよし。サンフランシスコでのサーフィンの完全ガイドです。 

ウェットスーツはどうするか? 

サンフランシスコのサーフィンで気になるのはウェットスーツです。 

夏でもブーツを履かないといけないくらい水温が冷たいと書いているブログもありますが、そんなことはありません。 8,9月なら3mmもしくは5mmフルスーツ、ノーブーツで快適にサーフィンできます。 季節ごとのウェットスーツの目安は以下の通り。 

1月  2月  3月  4月  5月  6月  
フル装備  フル装備  フル装備  5mmフル  
+ ブーツグローブ  
5mmフル 
+ ブーツ  
5mmフル 
+ ブーツ 
7月  8月  9月  10月  11月  12月  
5mmフル  3mmフル 
~5mmフル  
3mmフル 
~5mmフル  
5mmフル  5mmフル 
 + ブーツ  
5mmフル 
+ ブーツグローブ 

サーフショップでのレンタルウェットスーツはあまり充実していないので、基本的には日本からウェットスーツを持っていった方が無難です。 

サーフポイント 

北カリフォルニアにはサンフランシスコから車で1.5時間程度でアクセスできるサンタクルーズエリアもありますが、サンフランシスコから30分以内でアクセスできるサーフポイントは以下の3つです。 

Linda Mar (Pacifica) 

レベル:初級~上級 

駐車場:有り(無料) 

シャワー:なし 

ポイントタイプ:ビーチ 

コンスタントさ:★★★ 

Linda Marの南側エリア。ビギナー向け

サンフランシスコ周辺のポイントとしては、最もコンスタントに波があるのがこのLinda Mar。 パフィフィカと呼ぶ人もいますね。

サンフランシスコ中心部から車で30分ほどでアクセスできます。 夕方の時間帯だと、車が混みますので、45分くらいはかかってしまいますが。

南側がビギナーゾーンになっていてロングボーダーが多め。 中央部から北側は、ワンサイズ波が大きくて中級者以上のミッドレングスやショートボーダーのエリアとなっています。 初級者向けのエリアですが、中央部はそれなりにサイズもあって上級者でも十分に楽しめます。 

波の質は、日本の茨城、千葉北エリアのようなビーチブレイクですが、日本よりパワーがあるイメージです。 初級者のエリアである南側はそれなりに混雑していますが、中央部あたりはエリアも広くかなり空いています。 

Fort Point 

レベル:中級〜上級 

駐車場:有り(無料) 

シャワー:なし 

ポイントタイプ:リーフ 

コンスタントさ:★★ 

ゴールデンゲートブリッジの真下で割れるブレイクがFort Point。 それなりにサイズのある時しか割れませんが、サンフランシスコに行ったら絶対行きたいポイント。 

基本的にレフトの波で、中級者以上なら日本ではなかなか味わえない掘れたパワーのある波が経験できます。 サンフランシスコ中心部から15分くらいと近いので駐車場があるのか?と思われるかもしれませんが、橋の下に広い無料の駐車場があります。 

ポイントへのエントリーは岩場から飛び込む感じなので、裸足だと滑りやすいので気をつけましょう。

Ocean Beach 

レベル:中級〜上級 

駐車場:有り(無料) 

シャワー:なし 

ポイントタイプ:ビーチ 

コンスタントさ:★★ 

広大というか広陵としているOcean Beachポイント。混雑とは無縁

Ocean Beachはサンフランシスコ中心部から車で20分ほどでアクセスできます。 アクセスが良く、広大なビーチが広がるのがOcean Beach。 

ビーチがものすごく広いので、混雑とは無縁。ただ、ビーチなのでダンパーになりやすく、少しでもサイズが上がるとゲッティングアウトで苦労するポイントです。 駐車場も広大でどこに停めて良いか迷うのですが、ビーチの中心部あたりに停めるのが無難です。 

胸くらいまでのサイズなら、人が少なく楽しめるのがOcean Beachですが、空いているということを除いてこのポイントを選ぶ大きなメリットは正直ないです。

サーフポイントへのアクセス 

サンフランシスコの場合、サーフガイドが充実していないので、基本的にはレンタカーを借りて自分でポイントまで行くスタイルです。 サンフランシスコ国際空港で車を借りて、自分で運転してアクセスしましょう。 

サンフランシスコ国際空港でのレンタカーの借り方は少しだけ難しいです。

こちらを参考にして、トラブルなく借りましょう。

サンフランシスコでの運転は難しくはないので、普段日本で車を運転していれば問題ないです。 以下の点だけ気をつけておけば運転はOKです。 

・右車線通行であること 

・右折は信号が赤でも右折できるが、信号赤の場合でも右折禁止の交差点もあることを注意 

サンフランシスコのサーフィンに持っていくべき7つのアイテム 

最後にサンフランシスコでのサーフィンを快適に楽しむために、日本から持っていくべきアイテムを紹介します。 

日本製のブーツ・グローブ 

現地のサーフショップでも調達はできますが、日本からブーツ・グローブを持っていきましょう。 サンフランシスコではかなり水温が下がる季節があり、そんな時はブーツ、グローブは必須。 ブーツ・グローブの品質は間違いなく日本メーカーが世界No.1なので、日本で購入して持っていくことをおすすめします。 

↓おすすめのサンフランシスコ向け最強サーフブーツ↓ 

↓おすすめのサンフランシスコ向け最強サーフグローブ↓ 

ブーツリング 

海でブーツを履いていると、そのうち海水がブーツに侵入してきて、ブーツの中が海水でタプタプになってしまいます。  ブーツの中に海水が入ってくると運動性能がグンと落ちてしまいますので、ブーツリングを使いましょう。  

ブーツリングがあることで、足首の部分が素肌と密着し、ウェットスーツの中で海水が入ってくるのをシャットダウンできます。 

↓オニールのブーツリングがおすすめ↓ 

グローブストラップ 

ブーツと同じく、グローブにも水が入ってくるとかなり不快です。 パドルの速度も落ちてしまうので、テイクオフも難しくなってきます。 グローブのストラップをつけて、グローブへの浸水を防ぎましょう。 

Magicのグローブストラップがおすすめです。↓ 

サーフィンインナー 

11月以降のサンフランシスコの水温はかなり低くなるので、日本の5mmのセミドライだけだと、防寒性で少し心許ないです。 そんな時は、防寒性をグレードアップするために、サーフインナーを導入しましょう。 サーフインナーを使うことで、腰のあたりが冷えづらくなり、サーフィンのパフォーマンスが格段に維持できます。 

オニールのサーフインナーは裏地が起毛タイプになっているので、めちゃめちゃ暖かいです! 

極寒のサーフポイントで、ブーツを履くと足が前に出なくなる現象を解決する方法はこちら

大きなキーボックス 

サンフランシスコの中心部は特になのですが、治安はそんなに良くないです。車で外から見える位置に財布があると漏れなくガラスを破られて持っていかれると言われています。 サーフィン中はしっかり防犯を気をつけましょう。 大きなキーボックスを持って行って、しっかり防犯しましょう。 あとは外から見える位置に財布を置かないこと。

キーボックスは大きなこのタイプがおすすめ↓ 

ポータブルバケツ 

サンフランシスコ周辺のサーフポイントは広大なのですが、シャワーなどはなく、駐車場で着替えることになります。 そこで活躍するのがポータブルバケツ。 

↓これを持っていくととても便利です。 

SURFLINE 

カリフォルニアで波情報を見るならSURFLINEは必須です。 日本の波伝説などの波情報サービスと違って人が波を見ているわけではなくシステム的にコンディションを表示しているので必ずしも正確ではないですが、ある程度のコンディションの確認にはなります。 

北カリフォルニアのサーフィン徹底ガイドはこちら

永らく沈黙を守ってきたCARVER JAPANですが、2023年10月に漸く新モデルをリリースしました。 

こちらの投稿では、:…LOST X CARVER 32.5″ ROCKET REDUX BROPHY の日本発売を予測していたのですが、見事に外れ、日本限定モデルをリリース。 

RYU、TORA、AKA FUJIの3モデルがリリースされましたが、各モデルの特徴とサーファーのタイプ別のおすすめを解説します。 

サーファータイプ別2024年のCARVERおすすめランキングはこちら

CARVERの選び方 

全長 

CARVERでのサーフィンの陸トレは有効なのですが、CARVERは当然サーフボードより短いので、狭いスタンスがクセになってしまうサーファーもいます。 

スタンスが狭いと安定性なく、サーフボードを回しづらくなるので、注意が必要です。 

自分の身長に合わない短いCARVERを使ってしまうと、悪いクセがついてしまいます。 

以下の目安で長さを選びましょう。 

身長 CARVER おすすめの全長 
185cm~ 33.5インチ以上 
175~184cm 32~33.5インチ 
165~174cm 30~31インチ台 
164cm以下 30インチ未満 

自分に適したウィールベースは? 

サーフスケートの前輪と後輪の間の距離をウィールベースと言いますが、この距離でボードの回転半径が決まります。  

ウィールベースが小さければ小さいほど回転半径が小さく、ターンしやすくなります。 

CARVERのスペックの中でも最も大事なのがウィールベースです。 

身長によっておすすめのウィールベースは変わります。以下が目安です。 

身長 CARVER おすすめのウィールベース 
185cm~ 18.5インチ以上 
175~184cm 17.5~18.5インチ 
165~174cm 16~17.5インチ 
164cm以下 16インチ未満 

自分に合ったトラックは? 

2023年11月現在、CARVERには、CX-4とC7トラックの2種類があります。 

CX-4はCARVER登場時から継続しているトラック。標準トラックです。 

C7トラックは、CX系トラックの後から登場したもの。CX-4トラックに比べて可動域が大きく、柔らかいトラックです。 

C7トラックの方がサーフィンの動きに近いのですが、安定性がないためスケートボード初心者には難しいです。 

スケートボードの基本中の基本テクニックのPUSHができないようなら、可動域が小さいCX-4を選びましょう。 

PUSHからしっかりマスターでき、スピードに乗ったライディングが可能となります。 

スケートボードの基本ができているようならC7トラックにすると、よりサーフィンに近いトレーニングができます。ただし、それでもPUSHはやりづらいので、スピードに乗るのが難しいです。 

サーフスケートで陸トレをやってみるとわかりますが、低速でのターンの練習だけだと100%CARVERに飽きます。 

CARVER選ぶには、スケートボードとしても楽しい方が良く、そうなると、C7よりトラックの可動域が小さくスケートボードに似た動きができるCX-4をおすすめします。 

CX-4トラック
C7トラック。可動域が大きい

CXトラックC7トラックの違いの詳細はこちら

2023年10月リリースのCARVER3モデルの特徴 

RYU Complete 

全長 30.75 
ウィールベース 16.75 
幅 9.75 

おすすすめタイプ 

・身長160~170cmのサーファー 

・ライディングの安定性を求めるサーファー 

全長は30インチ台、ウィールベースは16.75と少し短め。幅は9.75とCARVERの中では広めです。CARVERのYOGOというモデルと同じスペック。 

幅が広いので、スタンスをとった時に安定性があり、足をずらしやすい。 

トラックは、CX-4とC7がありますが、基本はCX-4がおすすめ。 

CARVER RYU Complete CXトラックの最安値はこちら↓ 

TORA Complete 

全長 33 
ウィールベース 18.375 
幅 9.875 

おすすめタイプ 

・身長175cm以上の長身のサーファー 

・体重の重めのサーファー 

・ミッドレングスをメインで使用するサーファー 

ウィールベースが18.375インチと、CARVERの中では、かなり大きめのサーフスケート。 

ある程度の体格がないと、回転半径が大きすぎるので扱いづらいです。 

長身で、体格の良いサーファーに最適なモデルです。 

また、ショートボードに比べて回転半径の大きいミッドレングスを普段使用しているサーファーにもおすすめ。ゆったりとしたターンの練習がやりやすいです。 

CARVER TORA Complete CXトラックの最安値はこちら↓ 

AKA FUJI Complete 

全長 32 
ウィールベース 17 
幅 9.875 

おすすめタイプ 

・身長165~175cm程度の一般的なサーファー 

・迷ったらこれなので、CARVER選びに迷っている方 

・オールラウンドに使いたいサーファー 

2023年10月リリースの日本限定モデルの中では最もオールラウンドに使えるモデル。 

こちらで紹介している通り、このAKA FUJIのスペックは、SUPER SURFERと同じ。 

SUPER SURFERの在庫がなくなってきているので、スタンダードなモデルを探しているならこのAKA FUJIを絶対にお勧めします。 

これ一本持っておくと、間違いないモデル。 

オールラウンダーらしく、硬派にCX-4トラックのみの展開です。 

CARVER AKA FUJI Completeの最安値はこちら↓ 

迷ったらAKA FUJIを買っておけば間違い無いです!

プロやシングルプレーヤーでもショットが乱れることはあります。 

ただ、そういう中でもそれなりにスコアをまとめてくるのがプロやシングルプレーヤーです。 

彼らがやっていることはコースマネジメント。 

コースマネジメントを徹底することで、実際、ラウンドで5打は変わります。 

事前確認 

まず、ピンの位置を確認するクセをつけましょう。 

アマチュアゴルファーはピンが手前か奥かくらいしか確認しない人がいますが、しっかり左右のどちらにピンが切ってるかも確認しなければなりません。 

そして、そのピン位置から逆算してルートを決めていきます。 

基本のルートは、”ジグザグ”ルートです。 

ピンに対して、ジグザグのルートが基本の攻め方

例えば、Par4で、ピンが左奥に切ってあるなら、ティーショットはフェアウェイの右側に置き、右側のフェアウェイから左奥のピンを狙えるルートを想定します。 

ゴルフはミスのスポーツなので、実際はその通りにはならないのですが、想定ルートをしっかり決めておくことは上達の一歩です。 

ミスが出たら次からそのミスショットが出ないように練習すれば良いのです。 

Par4、Par5のティーショット 

ティーグラウンドの真ん中からティーショットしていないでしょうか。 

プロの試合を見ていると、プロがティーグラウンドの真ん中から打っているケースはほとんどありません。 

ティーグランドの右側か左側からティーショットします。 

フェードボールヒッターならティーグランドの右側、ドローボールヒッターならティーグラウンドの左側からショットします。 

しっかりティーグラウンドでの立ち位置を意識しましょう

アマチュアのほとんどはこのティーショットの立ち位置が徹底できていません。これをやるだけでも、1ラウンドで1〜2個のOBは減らせます。

ティーショットも対角線に、ジグザグにショットしていくのです。 

もう一つ大事なことは、狙い目をはっきりさせることです。 

フェアウェイを右側と左側に分割して、ティーショットの落とし所を決めます。 

はじめに設定したルートに合わせて、狙いを定めましょう。 

Par3のティーショット、Par4のセカンドショット 

Par3のティーショット、Par4のセカンドショットで、ピンまでの距離を測ってピンまでの距離だけ測って、ショットしていないでしょうか。 

これではコースマネジメントになりません。 

まず、以下の点をチェックしましょう。 

ピンまでの距離に加えてエッジまでの距離も確認 

ピンまでの距離だけでなく、必ずエッジまでの距離を確認しましょう。 

エッジまでの距離を確認して、エッジからピンの幅がどれくらいあるかを確認しましょう。 

レーザー距離計で測定して、エッジまでの距離を測定しましょう。 

おすすめのレーザー距離計はこちら↓ 

ゴルフレーザー距離計の選び方はこちら

セカンドショットの難易度チェック 

セカンドショットでは、まず、ショットの難易度と自分の技倆を天秤にかけます。 

例えば、ライはラフで左足下り、残りピンまで、200ヤードで手前に池、180ヤード飛ばさないと池を超えないというショット。 

このショットを成功できる確率はどれくらいでしょうか。 

シングルでも10回試して、2,3回というところだと思います。 

ただ、こういう難しい状況でもウッドやハイブリッドを握って、ピンを狙いにいくアマチュアは多いです。 

ゴルフはミスのスポーツ。 

40点から50点くらいのショットで、誤魔化し誤魔化しパーを拾いに行くのがゴルフです。 

まず、ミスが出たとしても大きな怪我をしないショットを選択しましょう。 

先ほどの例の” ライはラフで左足下り、残りピンまで、200ヤードで手前に池、180ヤード飛ばさないと池を超えないというショット”なら、池の手前に刻んで 3打目でグリーンに乗せて、ボギーでOKという攻め方が基本。 

大きな怪我をする確率が高いハザードは以下の通りなので、危険なところから避けていきましょう。 

危険度No.1 OB 入れたら確実に2打罰で、同じところからショットが必要なので、4打以上のロスもある。 
特に、グリーン近くのOBゾーンはきをつける 
危険度No.2 池 入れたら1打罰。
わかりやすいので、みんな避けるでしょう 
危険度No.3 グリーンから30y以上離れたバンカー プロでも難しい遠い距離のバンカーは、池と同じくらい危険 
危険度No.4 ショートサイドのラフ ピンに近い方のラフは入れるとバンカーより難しい場合が 
危険度No.5 ショートサイドのバンカー ショートサイドのバンカーは入れたくないが、バンカー得意なら距離を出さないことはできる 

危険度の高い方から優先度高く避けていきましょう。 

当たり前と思われるのですが、ラウンドになるとこのようなハザードを気にせずギャンブルのようなショットを選択するゴルファーは多いです。

特に、ダブルボギーを打った後など、ダブルボギーを取り返そうとして、必要以上にリスクを取ってしまうことがあります。

ダブルボギーを打った後は、ダブルボギーで良いのです。

前ホールより悪いスコアにならないよう、自分のメンタルをコントロールするのです。

グリーンの形状 

グリーンの形状によって難しいパットと易しいパットがありますね。 

簡単なパットは、距離が短く、曲がりが少なく、上りのパットです。 

曲がりが少なく、上りのパッとが残るグリーンの位置を確認して、そのエリアを狙いましょう。 

もう一度言いますが、ゴルフはミスのスポーツ。当然、狙い通りにショットはできないのですが、何度もしっかり狙いを定めてショットすることで、課題が見つかります。 

その課題を克服することこそが上達というものです。 

Par5のセカンドショット 

Par5では、まずティーショット時に2打でグリーンを狙うのか、レイアップかを決めておきます。 

例えば、550yのPar5で2打で上がろうと思うと、ドライバーのティーショットで300y近く飛ばす必要があります。 

Par5ならなんでもドライバーで飛ばすではなく、レイアップするならきっちりレイアップの戦略でティーショットしましょう。 

セカンドショットでグリーンの狙い方は、Par4のセカンドショットと同じです。 

絶対行ってはいけないところを避けてショットします。 

レイアップの場合は、サードショットで狙いやすいところを狙います。 

以下のようなエリアは狙いづらいので、避けます。 

中途半端な距離のバンカー 100y以内のバンカーショットはプロでも難しいです 
ピンとの間に池などのハザードがある ピンの間にハザードがある場合は狙いづらいので避けて、花道が手前にあるところを狙います 
木でスタイミーになる 木が邪魔をして、インテンショナルショットを打たないといけないショットは避けます 

Par5のサードショット 

Par5のサードショットは上りのパットが残るラインをしっかり狙いましょう。 

ピンを狙ってオーバーしてしまうとバーディが取りづらくなってしまいます。