【2023年】Vokeyの選び方完全ガイド。自分に最適なウェッジを手に入れる方法とは?

ギア

Vokeyのインターネットでのカスタムオーダーは他のメーカーに比べてカスタムオーダーができるオプションが多く、カスタムできる度合いも大きいのが特徴です。 

各メーカーのネットでのカスタムオーダーの比較はこちら↓ 

店頭ではカスタマイズできるメーカーもあります

比較すれば一目瞭然ですが、Vokeyがカスタムできるオプションが最も細かくオーダー可能です。 

カスタマイズの幅が大きいので、自分に合ったクラブが手に入ります。 

Vokey Design SM9のオーダー(Modus3 シャフト)はこちら↓ 

タイトリスト ボーケイデザインSM9 ウェッジ ツアークロームNSPRO MODUS3 TOUR120 モーダス スリーツアー120 日本シャフト社製特注カスタムタイトリスト正規製品販売店、保証書発行 日本仕様スピンミルドナイン 2022年月3上旬発売

Vokey Design SM9のオーダー(Dynamic Goldシャフト)はこちら↓ 

タイトリスト ボーケイデザインSM9 ウェッジ ジェットブラックダイナミックゴールド95.105.120 トゥルーテンパー社製特注カスタムタイトリスト正規製品販売店、保証書発行 日本仕様スピンミルドナイン 2022年月3上旬発売

一方でVokeyはカスタムできるオプションが多いので、どこまでカスタムすれば良いか迷ってしまうゴルファーも多いのではないでしょうか。 

自分に最適なVokeyウェッジを手に入れるためのステップを解説します。 

Vokeyウェッジのシャフトは? 

USPGAやLIVツアーでは、ウェッジのシャフトのみを重めにしているウェッジセッティングが多いです。というか、ウェッジにDynamic Gold S400を好んで使っているプロが多いと言った方が正確かもしれません。 

以下のような組み合わせが多いです。 

プロ アイアンのシャフト ウェッジのシャフト 
タイガー・ウッズ
スコッティ・シェフラー
ブルックス・ケプカ
コリン・モリカワ
キーガン・ブラッドリー 
Dynamic Gold X100 Dynamic Gold S400 
トミー・フリートウッド
サヒス・ティーガラ
キャロン・チャンプ 
Project X 125 6.5 Dynamic Gold S400 
トム・キム Project X 125 6.0 Dynamic Gold S400 
リッキー・ファウラー 
ジェイソン・デイ
KBS Cテーパー(S+) Dynamic Gold S400 

アイアンはProjectXやKBSを使っているプロでもウェッジだけはDynamic Gold S400を使っているプロが多い一方、アイアンはDynamic GoldだけどウェッジはProjectXやKBSを使っている選手はあまりいません。 

有名なプロの中ではダスティン・ジョンソンがアイアンのシャフトがDynamic Gold、ウェッジがKBSと言うのがありますが、これはかなり稀なセッティングです。 

あとは、松山英樹はタイガー・ウッズと逆で、ウェッジのシャフトをしっかりしたX100を挿しています。 

プロ アイアンのシャフト ウェッジのシャフト 
ダスティン・ジョンソン Dynamic Gold X100 KBS 120S 
松山英樹 Dynamic Gold S400 Dynamic Gold X100 

では、アマチュアもアイアンのシャフトとウェッジのシャフトを変えた方がいいかというと、そう 

基本的にアイアンのシャフトとウェッジのシャフトは同じで良いです。 

トッププロの中でもアイアンとウェッジのシャフトが同じ選手は多い。 

プロ アイアンのシャフト ウェッジのシャフト 
ザンダー・シャウフレ
イム・ソンジェ 
Dynamic Gold X100 Dynamic Gold X100 
セルヒオ・ガルシア
キャメロン・ヤング 
Modus3 Tour 130X Modus3 Tour 130X 
ジョン・ラーム Project X 125 6.5 Project X 125 6.5 
キャメロン・スミス KBS 130X KBS 130X 

アマチュアがアイアンとウェッジのシャフトが違うものを選んでしまうとスイングのリズムが崩れてしまうことがありますので、迷わずアイアンと同じシャフトを選ぶのが無難です。 

特に、アプローチでPWや9Iを使うこともあるゴルファーは、アイアンと同じシャフトでフィーリングを合わせておきましょう。まあ、ウェッジのシャフトをまた選び直すのも面倒ですし。シャフトまでこだわり出すとウェッジの沼にハマります。 

「プロがウエッジのシャフトを重めを使っている」という事実はありますが、「ウェッジのシャフトにはDynamic Gold S400を好んで使っている」と言う方がより正確です。 

まずアマチュアがDynamic Gold S400を使うには重すぎますので、選択肢には入りません。 

プロでもアイアンとウェッジは同じシャフトを採用している選手は多いので、ウェッジのシャフトは迷わずアイアンのシャフトと同じものを挿しておきましょう。 

シャフトの長さは? 

Vokeyウェッジのシャフトの長さは以下の通りです。 

ピッチングウェッジ(46〜48度) 35.75inch 
ギャップウェッジ(50〜52度) 35.5inch 
サンドウェッジ(54〜56度) 35.25inch 
ロブウェッジ(58〜60度) 35inch 

実はタイトリストやキャロウェイなどの外国メーカーのウェッジシャフトの長さは長めに作られています。 

アイアンセットをタイトリストで揃えているのであればそのままで良いのですが、ミズノやスリクソンのアイアンセットを使っている場合は長さを調整しなければなりません。 

日本メーカーの場合、アイアンセットのピッチングウェッジの長さは35.25inchが多いです。実際、ミズノ、スリクソン、ブリヂストンの主要アイアンセットのPWはすべて35.25inchです。 

そうなると、Vokeyのギャップウェッジの長さが35.5inchですから、ピッチングウェッジの長さ(35.25inch)の方が長いという逆転現象が起きてしまいます。 

日本メーカーのアイアンセットを使っている場合は、Vokeyのピッチングウェッジ、ギャップウェッジの長さを短く調整しましょう。 

サンドウェッジの長さも35inchに調整した方が良いでしょう。 

微妙な距離感を打ち分けるには長さは短い方がコントロールがしやすいです。 

PWが35.25inchの場合、以下のように長さを調整しましょう。 

番手 Vokeyの標準長さ 調整後のVokeyの長さ 
ピッチングウェッジ(46〜48度) 35.75inch 35.25inch 
ギャップウェッジ(50〜52度) 35.5inch 35.25inch 
サンドウェッジ(54〜56度) 35.25inch 35inch 
ロブウェッジ(58〜60度) 35inch 35inch 

Vokeyヘッドの仕上げは? 

VokeyのSM9の仕上げは、Brushed Steel、Tour Crome、Jet Blackの3種類がありますが特徴は以下の通り。 

Brushed Steel メッキ処理。太陽光の反射を抑えたカラー仕上げ 
Tour Chrome メッキ処理。シルバーでツアーでよく使われている 
Jet Black 非メッキ仕上げのため、軟鉄の柔らかい打感 

結論から言うと、ウェッジのパフォーマンスにこだわるならおすすめはJet Black。 

プロの多くは柔らかい打感を求めて非メッキ処理のウェッジを使っています。非メッキ処理の方がスピンがかかりやすいのも理由の一つです。非メッキ処理なのがJet Black。 

フィネッセウェッジの遅いスイングスピードでボールを拾う感覚で寄せるためには打感にこだわるべきです。 

柔らかい打感なので、フィーリングを合わせやすいです。 

ただ、非メッキ処理の場合は錆びやすいというデメリットがあります。 

錆びるとリセールが不利になりますので、後でヤフオクやメルカリで売ることを考えている人はTour Chromeを選びましょう。 

ライ角は? 

Vokeyのライ角は64度です。テーラーメイド、キャロウェイ、フォーティーンなど国内外含め他のメーカーのウエッジのライ角は64°がほとんどなので、標準的なライ角。 

ちなみに、64度じゃないのは、有名どころだとミズノのウェッジが63度、ブリヂストンが63.5度となっています。 

ライ角は方向性に影響するので自分の体型に合わせたライ角に調整しましょう。64度でバチッとライ角が合う方はほとんどいません。 

ショットマーカーと水性ペンがあれば自分で簡単に正確に測定できますので、こちらを参考にして調整しましょう。 

基本的に多くの日本人体型の場合ライ角が64度だとアップライトすぎて、1度くらいフラットにした方が合う方が多いのではないかと思います。 

Vokeyのロフト、グラインドは? 

ロフトを調整する場合はロフトを立てるのではなく寝かせるようにしましょう。 

56度のウェッジなら57度に調整するような感じです。 

ウェッジのロフトセッティングに悩んでいる方もいらっしゃるのではと思いますが、ロフトセッティングの選択肢は基本的に以下の3パターンです。 

50度、56度  最も安心感のあるセッティング。
56度のサンドウェッジをメインで使ってあらゆるライから寄せることができる。 
ダルマ落としのミスが減らせる。  
52度、58度  50度、56度のセッティングだと、距離が出過ぎるとか、グリーン奥からのフワッとアプローチがうまくいかないなど問題があるゴルファーのためのセッティング。  
50度、54度、58度  ウッドやロングアイアン1本抜いてウェッジに重きをおいたセッティング。
 ロングゲームが不利になるが、ほとんど使わないウッドやロングアイアンがあるならこのセッティングでもOK。 

Vokeyウェッジのロフト、グラインドの組み合わせについて詳しくはこちら↓を参考にしてください。 

Vokeyのグリップは? 

グリップについてもカスタマイズできるようになっていますが、アイアンセットと同じグリップを使うようにしましょう。 

ウェッジだけ違ったグリップを使うなどは必要ないですが、個人的にはメーカーのロゴが構えたときに見えるように上向きにセットすることをおすすめします。 

構えたときにロゴが見えることで、どのあたりを握っているかを把握しやすくなります。 

ラウンドではいろいろ考えることがあり、グリップを短く握ったつもりでも意外と正確に短く握れてないことがあります。ロゴの位置を目安にすることで正確に握る位置を意識することができます。 

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