120ヤード以内のコントロールショット、ディスタンスウェッジでフェードボールを操る事ができれば、メリットが大きいです。
- 右からの風が吹くショットでフェードを打つことで、ピンをストレートに狙える
- 木が邪魔になるスタイミーの状況でのショットでピンを狙える
- 微妙な距離のコントロールができる
- ダフリのミスを避ける事ができる
普段ドロー系のボールでピンを狙うゴルファーでも、フェードボールでのディスタンスウェッジを習得すれば、18ホールで1、2打は減らすことができるはずです。
タイガーウッズはこのディスタンスウェッジで基本的にこのフェードボールでピンを狙ってきます。
私はドローボールヒッターですが、フェードボールでのディスタンスウェッジはとてもよく使うテクニックです。
何より、弾道を操れるようになると楽しいです。
ドローボールヒッターのディスタンスウエッジフェードの打ち方はこちらです。
まず、フェードのメカニズムから。
大事なのは、フェードを打つには、以下の条件が整わなければなりません。
- インパクトでフェース面はターゲットから少し左
- スイング軌道はフェース面の角度より少しだけターゲットから左
フェース面がスイング軌道より左を向いてしまうと、プルフックになってしまいますので、これは絶対避けたいです。
フェース面は、スイング軌道より内側から悪くてもストレートの間に抑えなければなりません。
これを踏まえて、セットアップをしてスイングをします。
セットアップ
スクエアより少しだけフェースを閉じてセットアップします。
角度としては3-5度くらい。
3-5度だと、100ヤード先で5-10ヤード左を向く感じです。
フェース面については閉じるのは気持ち悪ければ、スクエアでも良いと思います。
フェードだからといって、フェースを開くのは厳禁です。
フェースが開くと、プッシュスライスが出てしまいます。
そして、フェース面より少しだけ角度をつけてスタンスします。
フェース面に対して、2,3度ほど角度をつけます。
ボールの位置はいつもと同じです。
スイング
基本的に、スタンンスどおり通常のスイングと同じようにスイングすれば、フェースは若干クローズ、スイング軌道はフェース面よりクローズになるはずです。
ただ、やってはいけないのは、手首を返してしまってフェース面がスイング軌道よりクローズになってしまうこと。
こうなると、プルフックになってしまい、大きくターゲットから外れてしまいます。
手首を返さないようにするには、フォローでの意識が大事です。
フォローでクラブのシャフトを立てていきます。
このイメージでスイングすれば、手首でフェースを閉じすぎることはないです。
イメージはこちらです。
もし、うまくフェードが出ないようであれば、セットアップでのフェースの位置をストレート側やよりクローズ側に持ってくることで調整してください。
また、この法則はドライバーショットやアイアンショットでも同じです。
ディスタンスショットでのフェードボールを習得すれば、他のクラブでもフェードを操ることができるでしょう。
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