湘南・辻堂ポイント概要
実は私は2年ほど住んでいたことがある辻堂。湘南エリアのメインポイントの一つですが、エリアが広いので意外と混雑しないです。隣の鵠沼はロングボーダーが圧倒的に多いですが、辻堂はロングボーダーよりショートボーダーが多いポイントです。
平日の朝一から、サラリーマンサーファーがサーフィンしているポイント。夏は平日の朝一でも波がよければそれなりに混雑しています。平日、土日の夕方は混雑が避けられるので、この時間帯が合う人なら夕方に入るのがおすすめです。
オヤジサーファーは楽しめるか?
全国的に進んでいるサーファーの高齢化ですが、この辻堂もかなりの高齢化を感じます。若いサーファーやガールズサーファーはほとんどいないです。ただ、ほとんどが体力の落ちたオヤジサーファーなので、体力さえあればパドル競争に勝つのは難しくないです。
画像ギャラリー
アクセス
戸塚方面からアクセスするのが良いでしょう。
駐車場・設備
広い駐車場があります。シャワー、トイレもあり、設備は充実しています。
どんな波か?
隣の人気エリア鵠沼は遠浅のポイントで、うねりが小さい時でもスモールウェーブながらいつでも波がありますが、辻堂はインサイドからドン深になるポイント。水量が鵠沼より多く、パワフルな波となります。鵠沼は世界で一番押しの弱いポイントなのですが、辻堂の場合は鵠沼よりも波がボードを押してくれます。
波の特徴 | 鵠沼よりパワーのある波 急斜面ほどでない、メローな波 |
カービング | ★★★★☆ |
リッピング | ★★☆☆☆ |
チューブ | ★☆☆☆☆ |
エアー | ★★☆☆☆ |
ロングライド | ★★★☆☆ |
最適気象条件
やはり最も良いコンディションは台風時です。台風時にはパワフルな波が割れますが、強いカレントが発生するポイントでもあります。
風
南向きのポイントです。南風にはかなり弱いですが、強い南風系以外ならサーフィンは可能。
タイド
基本的にはインサイドからいきなり深くなる地形のポイントなので、ロー〜ミドルタイドで入るのがおすすめですが、サイズが胸以上になればハイタイドでもサーフィン可能です。
波とウェットスーツ
Wave | Wetsuit | |
1月 | ★★ | セミドライ |
2月 | ★★ | セミドライ |
3月 | ★★ | セミドライ |
4月 | ★★ | 3mmフル〜セミドライ |
5月 | ★★ | 3mmフル |
6月 | ★★ | シーガル |
7月 | ★★★ | シーガル〜スプリング |
8月 | ★★★★ | トランクス |
9月 | ★★★★ | トランクス〜スプリング |
10月 | ★★★ | シーガル |
11月 | ★★★ | 3mmフル〜セミドライ |
12月 | ★★ | セミドライ |
最適サーフボード・フィン
辻堂に住んでいた時にショートからロングボードまでいろんなボードを試しましたが、この辻堂で最も活躍するのは、ツインピンのミッドレングスです。これは間違いない。それほど急斜面ではなくパワーもそこそこあるので、ミッドレングスを持っていけば、カービングを気持ちよく決めることができます。
おすすめミッドレングス
辻堂で入る時、私は、6’8 * 20 1/2 * 2 7/16 のスペックのミッドレングスで入っています。このスペックが辻堂の波にはちょうど良いです。程よくテイクオフが早く、台風時でもドルフィンスルーが容易で、ターンもしやすい。最高のマジックボードになってくれるはずです。
オーダーすることをおすすめしますが、既製品ならこのChannel IslandsのTwin Pinがおすすめです。少し厚めの設定ですが、スイスイテイクオフできて、周りのサーファーから羨望の眼差しで見られること間違いなしです。
おすすめフィン
ツインピンの場合は、キールではなく、パワーツインを選びましょう。パワーツインにすることで、ミッドレングスでありながら、トライフィンのハイパフォーマンスモデルのようなクイックなターンが可能になります。
周辺情報
おすすめホテル
8hotel湘南藤沢
カフェが併設されたおしゃれなホテルです。
おすすめレストラン
とんかつ大関
辻堂の「とんかつ大関」は、絶対におすすめです。個人的には日本一のとんかつだと思います。良い油を使っていて、たくさん食べても胃もたれしない。
耳より情報
以前は、辻堂ポイントの前の通りにたくさんのサーフショップが並んでいたのですが、今はかなり減ってしまいました。
夏は海水浴規制がありますが、規制エリアは非常に小さいので、気にならないです。
注意事項
辻堂の正面のエリアは、ローカル力が強いエリアなので、気になる方は茅ヶ崎川に少しずれると良いです
サーフポイントまとめ
オヤジサーファーおすすめ度 | ★★★☆☆ |
サーファーレベル | 初級〜上級 |
Break | ライト&レフト |
Bottom | ビーチ |
ショート、ロング割合 | ショート70% ミッドレングス 20% ロング 10% |
ガールズサーファー | 高齢化が進んでおり、実際あまりいない |
ローカル度 | ★★★☆☆ 少し前までは、サーフショップのマーボロイヤルの高齢サーファーが我が物顔でサーフィンしていたのですが、少し減ってきてます |
混雑度 | ★★★☆☆ 混雑はするが、鵠沼ほどではない |
駐車場 | 大規模な有料駐車場 |
トイレ | あり |
シャワー | あり |
住所 | 〒251-0046 神奈川県藤沢市辻堂西海岸3丁目 |
汎用性の高いツインピンのサーフボード
巷ではツインフィッシュの方がメジャーかと思いますが、実は、ツインピンのサーフボードの方が対応できる波の汎用性が広く、ツインフィンの板を購入 or オーダーするなら、絶対ツインピンのサーフボードがおすすめです。特に、中級者以上の熟達したサーファーにはツインピンの方が楽しめます。
ツインピンは、ツインフィッシュのように短くて、厚みがあり、ロッカー弱めと言うミニボード系のボードの作りとは逆で、長さがあり、薄くて、ロッカーもそれなりにあるというどちらかとガンタイプよりのボード。それでいて、長さがあってパドルがツインフィッシュより速いです。長さがあるので、サイズのある波にも対応できます。
ツインピン | ツインフィッシュ | |
速い波 | ◎ | △ |
メローな波 | ◯ | ◯ |
小波 | ◯ | ◯ |
大きな波 | ◎ | △ |
カービング | ◎ | ◎ |
リッピング | ◯ | △ |
エアー | ◯ | △ |
チューブ | ◯ | ◯ |
ツインフィンの種類
現在、ツインフィンの種類は大きく分けてキールとパワーツインがあります。ツインピンを購入したときは、どちらのフィンを刺すか悩むと思います。
キールの特徴
面積が大きく、フィンの角度が後ろ側(テール側)に寝ているのがキールです。ツインフィッシュに刺さっているのを良くみるタイプです。カービングが得意なフィンの形状で、メローなリーフのポイントで、オープンフェイスの波を大きくターンするパワーサーフィンに向いています。
フィンの面積が大きいので、堅いフェイスでもフィンが負けず、フィンの角度が寝ているので、ぐーとボードをフェイスに押し込んでターンしても、フィンが抜けづらい。フィーリングとしては、ターンの中盤から後半でも力が伝わりづらいと感じます。
パワーツインの特徴
フィンの角度が立っているタイプのフィンがパワーツインです。フィンの角度が立っているので、トライフィンのような小回りが効きます。また、先が細くなっているので、キールに比べて、同じ素材でもフィンがしなってくれるので、柔らかいです。クイッ、クイッとボードを動かすのに適しているツインフィンです。
ターンの初期段階でクイッと曲がってくれます。オープンフェイスの波で、ターンの中盤から後半でボードを押し込もうとすると少し”引っかかり”を感じてしまうかもしれません。
ツインピンには断然パワーツイン
ツインピンについては、ぐーと波を推して大きな円を描いたカーヴィングと言うより、テール側を基点とした、180度ボードを回転させるようなピボットターンのようなターンでカッコよく決めたいところです。また、ショートボードのように、リッピングにも対応したい。そうなると、ツインピンのサーフボードに選ぶべきフィンは、パワーツイン一択となります。キールでも乗れないことはないのですが、ツインピンの性質を100%活かすことができません。180度のターンをしたくてもキールだと、少し”引っかかり”を感じてしまいます。
ツインピンにおすすめのFCSツインフィン TOP3
1位: Christenson TWIN FIN
私がTwin Pinに装着しているのがこのChristenson のパターツインフィン。とにかく、パワーツインとしては、クセがなく、どんなシーンでも使えるフィン。フィンの角度が立っていて、Base部分の幅はありますが、先の方が細くなっていて面積が小さめなので機動性が良いフィン。
ミッドレングスでもショートでもバランスよく使えます。ビーチブレイクでも楽しいですし、Glass Fiber素材で硬いので、海外のリーフブレイクでもフィンが波に負けない。とにかく、オールラウンドに使えるツインフィン。世界一のツインフィンの使い手、Mickey February も使っているとのこと。
Base(mm) | Depth(mm) | Area(mm2) | Steep(°) |
130.5 | 132.5 | 12744 | 34.7 |
Base(inch) | Depth(inch) | Area(inch2) | Steep(°) |
6.39 | 5.08 | 23.64 | 34.7 |
↓FCS Christenson TWIN FINの最安値↓
2位: BRITT MERRICK TWIN FIN
ツインフィンのスタンダードとも言える、BRITT MERRICKのフィン。Baseは小さめですが、先の部分にボリュームがあるタイプのフィン。ターン時にしっかり波をホールドしてくれます。キールとパワーツインの間のようなフィンで、メローな波でも対応できる。ミッドレングスに装着すると調子が良い。
Base(mm) | Depth(mm) | Area(mm2) | Steep(°) |
143.7 | 137.4 | 14991 | 35.2 |
Base(inch) | Depth(inch) | Area(inch2) | Steep(°) |
5.66 | 5.41 | 23.24 | 32.7 |
↓FCS BRITT MERRICK TWIN FINの最安値↓
3位: JS POWER TWIN FIN
形はBRITT MERRICK TWIN FINに似ていますが、少しボリュームを抑えたフィン。このタイプも波をしっかりホールドしてくれますが、トップターンでテールをずらしやすい。Christenson TWIN FIN と BRITT MERRICK TWIN FIN の中間のようなフィン。
Base(mm) | Depth(mm) | Area(mm2) | Steep(°) |
133.6 | 133.6 | 13835 | 32.7 |
Base(inch) | Depth(inch) | Area(inch2) | Steep(°) |
5.26 | 5.35 | 21.44 | 32.7 |
↓JS POWER TWIN FINの最安値↓
ツインピンにおすすめのFuturesツインフィン TOP3
ツインフィンについては、実はFuturesの方がラインナップが充実しています。FCSの方が確かに、FCSIIフィンシステムでスクリューがなくても取り付けできるのは楽ですが、そのこだわりがなければFuturesのフィンも良いです。
Futuresは米国のメーカーなので、実は米国ではFCSよりFuturesの方が幅を効かせています。米国でサーフショップに入ると、3:2くらいの割合でFuturesの方のラインナップの方が多いです。
1位: Christenson Twin
FuturesでもChristensonモデルのパワーツインフィンがラインナップされています。FCSのヴァージョンより、少し小ぶりです。Futuresのパワーツインもクセがなく、どんな波、ボードにもマッチするオールラウンドなフィン。
Base(inch) | Depth(inch) | Area(inch) | Angle(°) |
5.13 | 5.4 | 20.34 | 5.0 |
↓Futures Christenson TWIN FINの最安値↓
2位: Akila Twin
AIPA系のフィン。AIPA系も買っておいて間違いないシリーズです。ショートボードのツインピンにマッチするタイプです。特に、面積が小さく機動性がNo.1です。ボードが小さいと、フィンの面積が大きいと引っかかりを感じて邪魔なのですが、このAkila Twin はスッキリしていて、引っかかりがなくクイックなターンが可能。ビーチブレイクに適しているフィンです。
Base(inch) | Depth(inch) | Area(inch) | Angle(°) |
4.83 | 5.4 | 19.1 | 6.5 |
3位: Britt Merrick Twin
ミッドレングスに装着するならこれ!面積が最も大きく、舵がしっかり効いてターン時にフィンがしっかり波をホールドしてくれます。ツインフィンの定番のフィンですので、迷ったらこれを買っておけば間違い無いです。
Base(inch) | Depth(inch) | Area(inch) | Angle(°) |
5.77 | 5.39 | 23.58 | 6.5 |
実は10Kではない?
10Kと言う、慣性モーメント10,000g・cm2を触れ込みで注目を集めたPING G430 MAX 10Kですが実測では、10,000g・cm2もないです。実際は、5,799g・cm2の慣性モーメントとなっています。
実測の慣性モーメント(g・cm2) | |
PING G430 MAX 10K | 5,799 |
ちょっとがっかりの慣性モーメント10Kドライバーなのですが、今までのドライバーの慣性モーメントのMAX値は、50,000g・cm2程度だったので、5,799g・cm2程度という数字はかなり大きなインパクトです。今までより15%程度慣性モーメントが上がっています。
慣性モーメントが大きいというと、ヘッドスピードが低めのアベレージヒッター向けのドライバーヘッドかと思いきや、実際このPING の 10kの慣性モーメントの恩恵は、ヘッドスピード46m/s以上のハードヒッターでも十分に受けることができます。
PING G430 MAX 10Kの特徴
スペック
PING G430 MAX10K | |
表示ロフト/実測ロフト (°) | 9.0/8.6 |
ライ角 | 60.0 |
実測ヘッド体積 (cc) | 462.2 |
ヘッド実測重量 (g) | 201.9 |
重心距離 (mm) | 41.8 |
重心角 (°) | 31.7 |
フェース角(°) | 1.6°オープン |
慣性モーメント (g/cm3) | 5,799 |
試打評価
Toptracerのある練習場で試打をしてみました。挿したシャフトは、TENSEI PRO RED IK 60 X。普段の私のHSは47m/s、ドローヒッターで、コースではラン含め270yardくらい距離が出るゴルファーです。
とにかく、曲がらないです。本当に曲がらない。20球位練習場で打ちましたが、チーピン、プッシュスライスは皆無となりました。引っ掛けたと思っても、なんとなく真っ直ぐ飛んでいき、大きく左に曲がることはない。インパクトでフェイスが開いて当たって、プッシュスライス気味になったとしても、飛び出しは確かに右にでますが、そこからスライスせずそのまま真っ直ぐ飛んでいきます。
フェイスが閉じる、開くで、飛び出しがずれることはありますが、そこから大きく曲がることはない、なんか狐に摘まれたような感じのするドライバーです。
個人的には打感はかなり重視するのですが、打感は悪くなく、少し甲高い音が出るものの、しっかりした手応えがあり、フェイスにボールが乗る感じで飛んでいってくれます。ヘッドがかなり軽く感じられ、スムーズにスイングがしやすい。
球のつかまりは良いドライバーで、普通にスイングすると軽いドローで飛んでいきます。ドローで飛んでいくので、飛距離性能は高く普段使っているタイトリストTSR3ドライバーと遜色ない飛距離が実現できています。普段使っているコースで試していないので、なんとも言えないところですが、最大飛距離はTSR3ドライバーよりG430 MAX 10Kの方が出ていました。曲がらないという安心感があるので、振っていけます。
このG430 MAX 10Kを使うことで、OBを減らせると思いますので、スコアメイクには確実に貢献できるドライバーです。
HS46m/s以上で、PING G430 MAX 10Kに合うシャフトは?
試打時に使ったシャフトは、TENSEI PRO RED IK 60 Xだったのですが、このシャフトは本当に良い!軽いG430 MAX 10Kにすごく相性が良いです。スムーズに振り抜けます。
1位: TENSEI PRO RED IK 60
フレックス表示 | X | |
重量(g) | 64.4 | |
フレックス値 | 13.9 | |
トルク(度) | 3.7 | |
調子係数 | 19.3 | 先中調子 |
中〜先中調子ということで、基本的に多くのプロと同じように元調子のシャフトを使ってきた私からすると、「どうかな〜」と思っていたのですが、このシャフトはめちゃくちゃ良いです!とにかく、軽く感じられ、スムーズに振り抜けます。
また、多少のズレでもインパクトで戻ってきてくれます。なので、圧倒的にミスを減らせます。高い慣性モーメントで曲がらないG430 MAX 10Kと、ミスの少ないシャフトのTENSEI REDは最強の組み合わせです。アマチュアのハードヒッターにはぜひおすすめしたい組み合わせです。このシャフトとの組み合わせで確実にOBを減らせます。
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2位: PING Tour 2.0 Black
フレックス表示 | X | |
重量(g) | 65 | |
フレックス値 | – | |
トルク(度) | 3.5 | |
調子係数 | – | 手元調子 |
コスパで選ぶなら、PINGの純正シャフト、PING Tour 2.0 Black です。純正シャフトというと、アベレージゴルファー向けと思いがちですが、PINGの場合、純正シャフトをかなりしっかりハードヒッター向けにも作っています。このTour 2.0 Blackは振り抜きが良く、普通に46m/s以上のハードヒッター向けでも使えます。インプレッションとしては、1位のTENSEI Orange 1Kに近いです。手元調子。フェースが少しだけ開きやすく、TENSEI PRO REDに比べるとスライスが出やすいです。
コスパがかなり良いので、PINGの場合迷ったらこれを選んでおいてまちがいないです。純正でないカスタムシャフトと比べると、¥15,000くらい安いはず。フェアウェイウッドとかもこのシャフトにすればかなりのコストセーブになりますね。
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3位: TENSEI PRO BLUE 1K 60
フレックス表示 | X | |
重量(g) | 62.6 | |
フレックス値 | 14.1 | |
トルク(度) | 3.8 | |
調子係数 | 22.0 | 中調子 |
TENSEI PRO REDと同じく、TENSEI PRO ORANGEなどの飛ばし屋のプロ向けのシャフトより軽くしてアマチュアのハードヒッターが使いやすいモデル。アマチュアなんですから、プロのようなシャフトを使わず、これくらいのシャフトがやっぱりいいです。TENSEI PRO REDより少しだけ軽くて、中調子とクセのないシャフト。
個人的には、先中調子のREDの方がオートマチックにヘッドが戻ってくるイメージですが、このシャフトの方が少しだけ軽いので、振り抜きはこちらのシャフトの方が良いです。
麻布のゴルフスタジオ、five elementsのTENSEI PRO BLUEの試打インプレッション動画がありますので、参考にしてみてください。
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ツインフィッシュ系の流れは終わり?
2024年現在、ここ20年ほどショートボードのトレンドは、短く、厚くと言う流れでした。2000年に入った頃は、身長より2inch位長いショートボードが主流で、シェイプも細かったのですが、2010年に入った頃から、いわゆる”ミニボード”がブームとなり、ショートボードがどんどん短く、幅が広く、厚く、ロッカーも弱くなってきました。この辺りから、容量、ボリュームと言う言葉が使われるようになり、「そのボード、何リットルあるんですか?」と聞かれるようになります。
やはり、厚みのあるボードの方が浮力があるのでテイクオフはウネリの部分近くから立てますし、幅がある方が安定性もあります。これは、ゴルフやスキー、マラソンなど全てのスポーツに言えることですが、昨今はスポーツに習熟するのに時間がかかってしまうのをテクノロジーで短縮化する、道具の”簡単化”が進んでいます。これは、全てのスポーツのトレンドなので、抗いようがないことかと思います。
その流れの中で、特に40代以上のオヤジサーファーがよりテイクオフが速い(と感じる)ツインフィッシュに乗るようになりました。湘南鵠沼や、千葉の一宮、サンライズあたりでは、ChristensonやJS の Red Bronのようなサーフボードをよく見るようになりました。雑誌でも、ツインフィンの特集が組まれたり。ただこのミニボード系のツインフィッシュの流れはそろそろ終わるのではないかと思っています。
ツインフィッシュを愛用する友人にツインピンを貸してみたら
そんなミニボードブームの中で、それまでのショートボードからツインフィッシュを購入した友人(40代男性)がいます。いつもツインフィッシュに乗っていて、かなり満足している様子です。
「テイクオフが速いので、楽〜」
と言っていました。さぞかし楽しいのではと思い、彼の持っている5’6のツインフィッシュに乗せてもらった(いつもは、5’10のハイパフォーマンスThrusterを使っています)のですが、個人的にはあまりしっくりきませんでした。厚すぎるし、ロッカーが無さすぎて、なんかデッカイまな板に乗っているよう。なんか、乗っても波の描くラインのイマジネーションが湧きません。
これだったらツインピンのほうが楽しいと思った私が、彼にミッドレングスのツインピンを貸してみたら、
「断然、ツインピンの方が楽しい。テイクオフ速いし、パドルも速いし、ツインフィッシュよりダイナミックに曲がるし」
ということで、試乗インプレッションで、ツインピンの勝ち。
ツインピンがおすすな理由
厚くて短いツインフィッシュより、長めでボードの厚みも抑えめのツインピン方のが使用シーンが広いです。ツインフィッシュはテイクオフが速いというイメージがあると思いますが、やはり長いボードの方が推進力があるので、パドルのスピードが出ます。実際は、長いツインピンの方がテイクオフは速いです。
ボードが薄く、ロッカーもあるので、ドルフィンスルーも楽で、大きな波や掘れた波、急斜面でも対応可能です。フィンが後ろ側についていて、テールもしぼっているので、後ろ足第十にすればターンも楽です。
ツインフィッシュ VS ツインピン
ツインフィッシュ | ツインピン |
・容量があるのでテイクオフはウネリから立てる ・レイルトゥレイルのカービングの練習に良い ・ショートボードの初級者や中級者でも楽しめる ・基本は小波、メローな波用 | ・パドルのスピードが出るので、テイクオフは速い ・シングルフィンのようなピボットターン ・安定性がないので、初級者だと少し厳しい ・小波から大波、掘れた波までオールラウンドに対応できる |
ツインフィッシュはボードのレール部分を波に食い込ませてカービングターンするのに向いてます。レールを手で抑えてグーとカービングターンするようなシーンは良くみると多います。レールの切り替えが必要なカットバックの練習なんかには非常に役に立ちますが、ボードが短くロッカーが弱めなので、大きな波や掘れた波は不向きです(上手いサーファーはガンガン乗っていきますが)。
幅が広く安定性があるので、乗った後の安定性があります。そういう意味では、ショートボードの初心者〜中級者に向いていると言っていいかもしれません。当然、上級者でも楽しめますが。
ツインピンは、テール部分に体重をかけてのピボットターンのような形でクイッとターンするイメージ。シングルフィンのような動きができます。インサイドからツインピンのボードの動きをみていると、波の流れに身を任せたリラックスした雰囲気でスタイリッシュに見えるのがツインピン。
ツインフィッシュ | ツインピン | |
速い波 | △ | ◎ |
メローな波 | ◯ | ◯ |
小波 | ◯ | ◯ |
大きな波 | △ | ◎ |
カービング | ◎ | ◎ |
リッピング | △ | ◯ |
エアー | △ | ◯ |
チューブ | △ | ◯ |
おすすめのツインピンスペック
ツインピン、ミッドレングスかショートボードの2択です。
ミッドレングス
小波から大きな波まで全てのコンディションに対応できるのがミッドレングスのツインピン。6’8くらいの長さが抑えめのものを持っておくと非常に重宝します。湘南のパワーのない波から、バリ島のパワフルな波までどこでも対応できます。
個人的なおすすめは、ショートボーダーが臨むハワイサウスショアの波。サウスショアの波は厚めなので、ショートボードだとテイクオフに苦労するのですが、このツインピンミッドレングスならテイクオフが速いです。乗った後も、ショートボードのようなアクションが可能で楽しいです。
6’8くらいの長さだと、車に積んでも家に置いておくにもコンパクトで邪魔になりません。
ツインピンミッドレングスのおすすめスペック
6’8 * 20 1/2 * 2 7/16
(どんな体格の方でもこのスペックで良いです!)
ショート
ショートボードのツインピンもかなりありです。ハイパフォーマンスのThrusterの代わりにメインボードにしても良いですし、メインボードのサブボードとして持っておくのも良いです。基本的に、ハイパフォーマンスのThusterと同じように、どんな波でもオールラウンドに使えます。
スペックは自由なのですが、テール側をかなり絞ったデザインになりますので、普段使っているThrusterより、1〜2インチ長くした方が良いです。身長でいうと、自分の身長より1〜2インチ長く作るのがおすすめです。
私の場合は、その日の気分で、ハイパフォーマンスのThrusterかツインピンかを選んでいます。個人的には、台風のように波が大きくなった時は、必ずツインピンを使っています。Thrusterより長いので、Thrusterより大きな波で安心感がありますし、フィンも大きいので大きな波でターンがしやすいです。
ショートのツインピンのおすすめスペック
5’11 * 18 7/8 * 2 5/16
おすすめツインピンサーフボード
1位: オーダーボード
基本的にツインピンのボードはオーダーがおすすめです。普段行っているサーフショップで相談してみましょう。
既製品でも良いのですが、どうしても既製品だとかなり厚みがあります。同じスペックでもかなり厚みを感じるでしょう。やはりしっかりオーダーするのが良いと思います。
2位: Channel Islands Twin Pin
世界でNo.1のツインピンの乗り手、Mickey February が使っている(と言われている)のがChannel IslandsのTwin Pin。
3位: JS Industries Big Baron
実は慣性モーメント10,000g・cm2 もないPING G430 MAX 10K
10Kと言う、慣性モーメント10,000g・cm2を触れ込みに注目を集めたPING G430 MAX 10Kと、テーラーメイドのQi10 MAXですが、実はどちらのドライバーヘッドも実測では、10,000g・cm2もないです。実際は、58,000 ~ 59,000g・cm2程度の慣性モーメントとなっています。
実測の慣性モーメント(g・cm2) | |
PING G430 MAX 10K | 5,799 |
テーラーメイド Qi10 MAX | 5,952 |
ちょっとがっかりの慣性モーメント10,000g・cm2のドライバーなのですが、これまでのドライバーの慣性モーメントのMAX値は、50,000g・cm2程度だったので、58,000g・cm2程度という数字はかなり大きなインパクトです。今までより15%程度慣性モーメントが上がっています。
とはいえ、MOI10Kという触れ込み通り本当に曲がらないのか。実際、打ってみるとどうなのか?気になるところです。普段使っているTitlelist TSR3ドライバーと徹底比較してみました。
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PING G430 MAX 10Kのカタログスペック
まず確認したいのは、G430 10KとTSR3のカタログスペックです。同じ9°のモデルで、スペック比較してみます。
PING G430 MAX10K | Tiltleist TSR3 | |
表示ロフト/実測ロフト (°) | 9.0/8.6 | 9.0/8.3 |
ライ角 | 60.0 | 62 |
実測ヘッド体積 (cc) | 462.2 | 456.2 |
ヘッド実測重量 (g) | 201.9 | 201.7 |
重心距離 (mm) | 41.8 | 41.6 |
重心角 (°) | 31.7 | 23.8 |
フェース角(°) | 1.6°オープン | 2.0°オープン |
慣性モーメント (g/cm3) | 5,799 | 4,756 |
触れ込み通り、G430 MAX10K の慣性モーメントは5,799とTSR3を大きく上回っています。G430 MAX10Kの方が1.2倍の慣性モーメントがあり、スペック上、かなり曲がりづらいはず。また、あと大きな違いが重心角。重心角が小さいほど、ヘッドが戻ってきづらく引っ掛けづらくなるのですが、G430 MAX10Kは31.7とつかまりやすいドロー設計となっています。
試打スペック
普段は、TSR3には、Tour AD DI 6Xを刺しているのですが、G430 MAX10Kについては、TENSEIの新しいモデル、TENSEI PRO RED 1KのフレックスXのシャフトを刺して試打です。計測は、Toptracerのある野外のドライビングレンジで行いました。
G430 MAX10K 10.5度 | TSR3 9度 | |
シャフト | TENSEI PRO RED 1K 60 | Tour AD DI-6X |
スリーブポジション | 標準 | A1(標準) |
フレックス | X | X |
長さ(inch) | 45.25 | 45.25 |
シャフト重量(g) | 64.4 | 68.7 |
調子 | 先中 | 中 |
トルク | 3.8 | 3.0 |
結果
計測データ
TSR3
いつも使っているTSR3ドライバーですが、リアルロフトが8.3ということもあり、打ち出し角度が低めです。というかいつもの通りのデータなんですが。アイアンは完全にドロー弾道の私ですが、ドライバーは低い弾道で真っ直ぐからフェード気味の方がミスが少ないためこの弾道でいつも飛ばしています。3球打ったところ、1球タイミングが合わず、チーピンが出てしまいました。まあ、いつもこんなもんかなという感じ。
ボール初速が68〜69m/s出ているので、実際はもうちょっと飛んでいても良いと思うのですが、かなり厳しめの計測結果です。ただ、今回は比較が目的なので、よしとしましょう。
G430 MAX 10K
G430 MAX 10Kで計測してみると、ロフトが10.5のモデルなので打ち出し角度が高くなるのはまあ、想定通りですが、思ったよりボールがつかまります。フェードを打つのが難しいくらいドローが出ます。と言っても、引っ掛けることはなく、曲がりが小さいドローが出ます。TSR3の場合は、チーピンが1球出てしまいましたが、3球打って安定してドロー弾道で飛んでいきました。とにかく安定しています!
何より、今回指したTensei Pro Redの振り抜きが素晴らしく良いですし、インパクトでしっかりスクエアにフェイスが戻ってきます。このシャフトとこのヘッドだと、絶対曲がらないという信頼感があります。
概要
事前の10Kの慣性モーメントという触れ込み通り、とにかく、曲がらないです。本当に曲がらない。20球位練習場で打ちましたが、チーピン、プッシュスライスは皆無となりました。引っ掛けたと思っても、なんとなく左方向へ真っ直ぐ飛んでいき、そこから大きくフックすることはない。インパクトでフェイスが開いて当たって、プッシュスライス気味になったとしても、そこから大きくスライスせずそのまま真っ直ぐ飛んでいきます。
フェイスが閉じる、開くで、飛び出しがずれることはありますが、そこから大きく曲がることはない、なんか狐に摘まれたような感じのするドライバーです。実際にコースで打ってみるとどうなるかは分かりませんが、ミスしてもフェアウェイに残ってくれる可能性が高いドライバーです。
飛距離とつかまり
球のつかまりは良いドライバーで、普通にスイングすると軽いドローで飛んでいきます。普段使っているコースで試していないので、なんとも言えないところですが、最大飛距離はTSR3ドライバーよりG430 MAX 10Kの方が出ていました。曲がらないという安心感があるので、振っていけます。結果的に、スイングスピードが上がり、飛距離が出るというカラクリです。
打感
個人的には打感はかなり重視するのですが、打感は悪くなく、少し甲高い音が出るものの、しっかりした手応えがあり、フェイスにボールが乗る感じで飛んでいってくれます。G430 MAXは少しカキーンという音で硬い打感であまり好きではなかったのですが、10Kの方が柔らかい打感です。ヘッドがかなり軽く感じられ、スムーズにスイングがしやすい。
G430 MAX 10K | TSR3 | |
弾道 | 高弾道 | 低弾道 |
打ち出し | 左 | 右 |
ドロー/フェード | ドロー系 | フェード系 |
打感 | カキーンと少し硬いが、フェイスにボールに乗る感覚がある | バシュッと吸い付くような打感手応えがある |
G430 MAX 10KとTSR3ドライバー比較の結論
G430 MAXとTSR3の勝負では、TSR3ドライバーに軍配が上がりましたが、G430 MAX 10KとTSR3だとどちらかというと・・・
G430 MAX 10K | TSR3 | |
飛距離 | 引き分け | 引き分け |
方向性 | 勝ち | |
ミスの寛容性 | 勝ち | |
つかまり | 勝ち | |
打感 | 勝ち |
3-1でG430 MAX 10K の勝ち!
このG430 MAX 10Kを使うことで、OBを減らせると思いますので、スコアメイクには確実に貢献できるドライバーです。結論、お金さえあれば、買いだと思います。
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PINGとTitleistドライバー相関図
PINGとTitleistのドライバーを使用してきたのですが、その中でもG430 MAX 10Kは一番捕まるドライバーでした。タイトリストのTSR9とは対照的なドライバー。球が捕まるけど、チーピンにはならないというのが特徴的ですね。
パークやハーフパイプでスキーで楽しむなら、ツインチップのスキーが必要です。 ツインチップのスキーは前側だけでなく後ろ側も反っているため、後ろ向きでも滑走が容易で、キッカーなどでジャンプした時も反っているスキー板の後ろ側が先に着地してくれるため、安心して飛ぶことができます。
通常のスキーとは違って、デザインもスタイリッシュなものが多く”スキーヤーはダサい”というイメージを払拭してくれます。 後ろの方のボードが長いので、そのスタイルもかなりスタイリッシュに見えます。
ツインチップのスキーはパークだけでなく、ピステ(圧雪バーン)や上級者むきの非圧雪のコブコブゾーンやパウダーでも十分に使うことができます。 雪山でスノーボーダーと混じってもスタイリッシュに技を決めることができ、パークから非圧雪まで滑走の幅が広いのがツインチップスキー。
ツインチップスキーのフリーランの性能は?
パークで性能を発揮するツインチップスキーですが、ピステ(圧雪バーン)でのフリーランでも楽しく滑走できます。
練習が必要ですが、後ろ向きでも滑走できるので滑走のバリエーションが広く、一般的なスキー板より楽しく滑ることができます。 フリーランの性能も全く問題なし。
ツインチップスキーで非圧雪バーンは?
モーグル用の板ほどではないですが、ツインチップの板でも非圧雪バーンでも全く問題なく滑走できます。 個人的には不整地での滑りを左右するのは板の性能ではなく、ブーツとビンディングおよびスキーヤーの技量の方の影響が圧倒的に大きいです。
板のテール側が長いので、少しコブで引っかかる感覚があると思いますが、不整地では時にはコブを飛び越える場合もあります。そういう時はツインチップは着地の安心感があり、威力を発揮します。
細かくターンしてコブの頂点に対してスキーをズラしながら対処するにはほんの少し難がありますが、コブをジャンプして超えていく時には有利なので、結果的にツインチップのスキーでも問題なく不整地を攻めていけます。
私の場合、ツインチップのスキー板で、ニセコの超上級者エリアの”レジェンド・オブ・シンヤ”でもツインチップで攻めています!
また、バックカントリーのパウダーも楽しめる。100mm以上の幅の板を選べばパウダーでも浮力が得られ、ジャンプする場面でも安定するのでツインチップは活躍できます。
最適な長さは?
スキー板が長くれば長くなるほど、安定性が増します。短いと逆に回転性がよくなります。
スピードが出れば出るほど安定性が必要になってくるので、急な斜面を滑る上級者ほどスキー板は長くなる傾向にあります。 パークでスキーをするにしても、スキー板は長い方がトリックがダイナミックに見えるので、上級者ほど長くなります。 まず、この原則を覚えて、スキー板の長さを選びましょう。
フリースタイルスキーの初心者の場合は、軽い板の方が絶対に良いです。軽い方が板を空中で回しやすくなります。当然、短い板の方が軽量なので初心者は短い板を選びましょう。
初心者には身長より7~10cmほど短い板がおすすめ。中級者になると身長と同じくらいがおすすめ。中級者でもより上達を目指すならば、身長プラス5センチくらいの長い板を選択した方がいいです。 長い板を使うことで滑りやジャンプがダイナミックに見えます!
上級者は好みですが、身長と同じか身長プラス5センチくらいで選ぶのが良いですよね!
身長より10センチ以上も長くなってしまうと、扱いづらくなってしまいます。 各メーカーより大体160cm台、170cm台、180cm台の長さの板が提供されていて、微妙に長さが違いますので、自分の身長に合ったモデルを選びましょう。
最適な幅は?
幅は広い方が安定性が増します。 特に、パウダースノーを滑る際には幅が広くないとスキー板が雪に潜ってしまうので、パウダーを滑る際にはそれなりの幅が必要です。100mm以上の幅があるとパウダースノーで滑りやすいです。
ただ、幅が広すぎるとターンがしづらい。例えば、細かいターンが必要なモーグル選手の板は大体85mmくらい。 パークやフリーライド、パウダーまでオールラウンドに使いたい場合、最もバランスよく使えるのが、90mm~100mmの幅のツインチップ。
まずは最初の一台ということなら、板の幅が90mm~100mmのものを持っていると良いです。幅が狭い方が板が軽くなるので、初心者は90~95mmくらいの細い板を選びましょう。
Radiusとは?
Radiusはスキー板の回転半径を決める数値です。 Radiusが大きいほど、回転半径が大きく安定した滑降が可能になります。逆に小さいほど、細かなターンが可能です。
また、力のあるスキーヤーだと、スキーの真上に乗って板を撓ませてターンするということもできますので、上級者になればなるほどRadiusは大きいものを選ぶのが良いです。
初級者でしっかりターンできるのであれば、上級者と同じくRadiusは大きいものでも問題ないです。 スキーの長さによって同じモデルでもRadiusは変わりますので、何mがいいかとは一概に言えませんが、以下は頭に入れて選んだ方がいいでしょう。
・初級者ならRadiusは小さめ、上級者ならRadiusは大きめがおすすめ
・滑走、フリーランを重視するならRadiusは大きめ
ツインチップスキーのおすすめメーカー
スキーではOGASAGA、スノーボードではYONEXと、日本のメーカーも頑張っているスキー、スノーボードメーカー業界ですが、ツインチップスキーに関しては日本のメーカーの存在感は大きくないです。 ツインチップの場合、基本的には海外のメーカーを選ぶことになりますね。
ARMADA
実はツインチップスキーでは、スノーボードでのBURTONのCUSTOMシリーズと同じく、定番中の定番と言われる基本となるモデルがあります。
それは、ARMADAのARVシリーズ。 これこそツインチップスキー板の王道。ARMADAはスノーボードのBURTONと同じく、ツインチップスキーの米国発の老舗メーカーです。 ツインチップのスキー板なら、まずARMADAのスキー板を選んでおいて間違いないです。
FACTION
スイス初のスキーメーカー。ARMADAと双璧をなすフリースタイル系スキーメーカーです。フリースタイル系のボードに特化したメーカーで、FACTIONで滑っていると一目おかれます。まあ、迷ったら、ARMADAかFACTION選んでおけば間違いないというメーカーです。
K2
米国発のメーカーのK2。 ツインチップのスキー板に特化しているメーカーではないですが、さまざまなメーカーを買収して、巨大な総合スキー&スノーボードメーカーとなっています。
ツインチップの板でも存在感があり、デザインもかっこいいです。 フリースタイルの世界大会を見ると、上位はARMADAかK2の板を使っている選手がほとんどだったりします。
DYNASTAR
ツインチップスキーの評判の良いフランスメーカーがDYNASTARです。 ヨーロッパのメーカーの中では、最もおすすめなメーカーです。 ツインチップスキーの黎明期から良いモデルをリリースし続けており、フランスメーカーっぽくデザインがスタイリッシュ。
LINE
ニューヨーク発のスキーメーカー。今はK2グループに属しています。デザインがかっこいいツインチップを出しています。米国では西海岸のARMADA、東海岸のLINEという構図。
ATOMIC
ATOMICはオーストリア発のメーカー。ATOMICもツインチップの板に特化しているわけではないですが、フリースタイル用のBENTシリーズが有名です。
ちなみに、ARMADA、ATOMICとSALOMONは同じアメアスポーツというスポーツメーカーに属していています。 ARMADAは独自路線を行っているのですが、ATOMICとSALOMONは商品ラインナップが似ていて、モデルを共通で使っている(デザインは変えている)ように見えるシリーズも散見されます。
ZUMA
ZUMA(ツマ)は珍しい日本のツインチップスキーに力を入れているメーカーです。クセがなく、品質がよく、コスパも高いモデルが多いです。PRO PIPEというハーフパイプ専用モデルはカナダのハーフパイプのナショナルチームに採用され、世界でも評価の高いメーカー。
これからフリースタイルスキーをはじめたいという方に最適なスキー板です。
その他
Volkl | ドイツのスキーメーカー。 REVOLT というツインチップモデルがある。 |
2024-2025シーズンおすすめツインチップスキー6選
2024-2025シーズンの傾向
2023-2024シーズンの傾向の”軽量化”だったのですが、2024-2025シーズンは軽量化の傾向は落ち着いています。軽量化の方向から耐久性の方向に傾いているようです。 2023-2024シーズンと同じく、幅が少し太めです。98mm前後がオールラウンドに使える板の標準の幅となっています。
ツインチップスキーおすすめNO.1 FACTION Prodigy 2
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
パーク | ★★★★★ |
パウダー | ★★★★ |
フリーラン | ★★★★ |
Waist | 98mm |
Length(Radius|Weight) | 159(R:12m|1,600g) 165(R:14m|1,690g) 171(R:16m|1,750g) 177(R:18m|1,810g) 183(R:20m|1,860g) 189(R:21m|1,950g) |
FACTIONのフリーライドのパークモデルのフラッグシップモデルが、Prodigyシリーズです。個人的にはProdigyというと、かなりコアなミュージシャンがいたのでテンションが上がってしまいます。ポプラコア素材で、軽量化が図られており、2024-2025年モデルでは名機Armada ARVシリーズと同じか少し軽くなっています。また、98mmという日本の山でオールラウンドに使いやすい幅を採用しているのもGood。
まあ、軽さが全てではないですが、ARMADAが昨年よりかなり重くなってしまったので、使いやすい98mm幅のFACTIONのProdigyの方が今年はおすすめです。
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ツインチップスキーおすすめNO.2 ARMADA ARV 100
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
パーク | ★★★★ |
パウダー | ★★★★ |
フリーラン | ★★★★ |
Waist | 100mm |
Length(Radius|Weight) | 158(R:16.5m)|1,610g 165(R:17m)|1,710g 172(R:17.5m)|1,800g 179(R:18m)|1,900g 186(R:18.7m)|1,990g |
全てのツインチップスキーの基本となるモデル。ARMADAのARVシリーズで、最も汎用性が高いのがARV 100。 これ一本でパウダーからバックカントリー、ピステ、パークまでオールラウンドにカバーできる一本です。
2023-2024シーズンのARVはカルバコアという超軽量素材を使用していたのですが、2024-2025シーズンから従来のポプラアッシュコア素材に戻っており、軽さより耐久性に重きを置かれるように変わっています。
同じARV100の昨年のモデルと重量を比べると、かなり重くなっています。
Waist | 2024-2025(最新) | 2023-2024 |
Length(Radius|Weight) | 158(R:16.5m)|1,610g 165(R:17m)|1,710g 172(R:17.5m)|1,800g 179(R:18m)|1,900g 186(R:18.7m)|1,990g | 158(R:16.5m) 165(R:17m) 172(R:17.5m|1,650g) 179(R:18m|1,700g) 186(R:18.5m) |
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ツインチップスキーおすすめNO.3 ZUMA M.I.Y
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★★ | ★★★★ | ★★★★ |
パーク | ★★ |
パウダー | ★★★★ |
フリーラン | ★★★★★ |
Waist | 98mm |
Length(Radius|Weight) | 164(R:19m) 173(R:20m) 179(R:21m) |
テール側があまり反っておらず、パークよりフリーランに重きを置いたモデル。有名では無いですが、ZUMAは日本のメーカーで、品質が高い。圧倒的にコスパが良いです。パークにも入るけど、フリーランの方が多いんだよなーという方には絶対におすすめです。
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ツインチップスキーおすすめNO.4 ARMADA EDOLLO
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★ | ★★★ | ★★★★★ |
パーク | ★★★★ |
パウダー | ★★★ |
フリーラン | ★★★★★ |
Waist | 98mm |
Length(Radius) | 164(R:19m) 172(R:20m) 180(R:20.5m|1,975g) |
フリースタイルスキーのレジェンド、ヘンリク・ハーロウのシグニチャーモデル。 ARMADAはヘンリク・ハーロウのモデルを長年リリースしており、これも定番モデル。
98mmと程よい幅の広さでARVシリーズを改造したようなモデル。ARVに比べるとRadiusが長め。脚力があってターンで板をしならせることができるスキーヤーに最適です。パークはもちろん、フリーラン性能も高いです。 このモデルは昨年のモデルとRadiusの微妙は変化以外は変わっていないです。
Waist | 2024-2025(最新) | 2023-2024 |
Length(Radius) | 164(R:18.9m)|1,825g 172(R:19.9m)|1,900g 180(R:20.6m|1,975g) | 164(R:19m) 172(R:20m) 180(R:20.5m|1,975g) |
ちなみに、私はこのモデルを使っていて、非圧雪の上級コースでもバンバン攻めています!
キッカーで飛んだ時の着地がフワッと感じるところはこのスキー板の特徴です。
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ツインチップスキーおすすめNO.5 LINE SKI Chronic 101
初級者 | 中級者 | 上級者 |
★ | ★★★ | ★★★★★ |
パーク | ★★★ |
パウダー | ★★★ |
フリーラン | ★★★★ |
スペック自体は昨年と同じなのですが、グラフィックが圧倒的にカッコよくなりました。個人的には2024-2025シーズンのベストグラフィックのツインチップスキーです。ちなみに下が昨年モデルのグラフィック。今年はグッと大人っぽくなりました。
重量は重めですが、その代わり耐久性に優れたツインチップスキーがこのLINE SKIのChronic。中級者以上で、しっかりした安定性のあるツインチップが欲しいスキーヤーにはこの板。他のメーカーに比べて少し重量感があり、脚力がある上級者におすすめなモデル。
Waist | 101mm |
Length(Radius|Weight) | 165(R:m) 172(R:m) 179(R:16.6m|2,030g) 186(R:m) |
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バリ島・ヌサドゥア(Nusa Dua)ポイント概要
バリ島の雨季(11月〜3月)には、サヌール、クラマス方面のバリ島の東側のウネリの反応が良くなるのですが、どうしてもウネリのタイミングによって、サヌール、クラマスに波がないときがあります。
そういう時に絶対行きたいのが、サヌール、クラマスの南側にあるヌサドゥアです。東側に波がない時でも、ウネリに敏感で良い波が割れているのがヌサドゥア。少し距離があるのですが、行ってみて絶対に損しないポイントです。
オヤジサーファーは楽しめるか?
ヨーロッパ系の美しガールズサーファーが多くポイントに入っており、目の保養になります。また、崖下の小さなビーチには、水着ガールが本を読んでいたりします。
40歳以上のサーファーでも上級者なら十分楽しめます。強いカレントがありパドルで体力は奪われますが、テイクオフにクセはなく、ピークからは乗りやすいです。乗れれば最高に良い波。メローな波で、ミッドレングスやツインフィッシュで攻めるのもありです。
ものすごく充実しているというわけではありませんが、バリはナイトスポットもあります。それなりにコストはかかりますが、日中はサーフィンして、夜は美女の待つカラオケバーに繰り出すという夢のようなサーフトリップが可能です。バリのナイトスポットの情報はこの記事(↓)が参考になります。
アクセス
基本的にはサーフガイドを雇って、車で向かいます。サヌール方面からはそれなりに時間がかかります。1時間弱くらいでしょうか。それなりに遠いのですが、途中渋滞しないので、ガイドが行くのを嫌がるということはないです。
駐車場・設備
ポイントに着くと、まずは古い遺跡の劇場のような場所に出ます。そこから、長い階段を降って、ポイントに向かいます。かなり長い階段で、途中に猿がいます。この猿、見た目はそれなりに可愛いのですが、実はたちが悪くて、頭上から石を投げてきたります。壁の近くを歩かないようにしましょう。
降りていくと、それなりに大きなワルンがあるので、そこで着替えたり、休んだリします。
戻りはシャトルバスで
問題はポイントからの戻りの坂です。かなり急な長い階段を登って戻らないといけないので、かなりキツイです。そのため、ワルンの少し上の広場から戻りのシャトルバスが出ています。10,000IDRくらいで乗れますが、時間によってはシャトルバスがこないことがあります。その場合は、階段を登って戻らないといけません。かなりキツイです。。
どんな波か?
お気に向かって、左側のポイントと、右側のポイントがあります。
左側
左側はライト、レフトとも波が割れますが、レフトの方が良い波です。ただ、ロータイドになるとかなり浅いので、サーフィンできる時間が短い。また、ダンパーになりがちでちょっとテイクオフはクセがあります。右側の方が波が切れていることが多いので、基本的には右側のポイントで入るのをおすすめます。
右側
ライトオンリーのポイントで、沖に向かって右から左へ強いカレントがあります。したがって、ピークに向かって逃げていくカレントとなるので、常にピークに向かってパドルが必要です。そこまで強いカレントではないので、上級者なら疲れはそこまで感じないと思いますが、疲れている時だと、パドルがかなり辛いかもしれません。
オーストラリアのサーファーというより、いろんな国からサーファーが集まるイメージです。私が入っていた時は、米国やヨーロッパからきたサーファーが多かったです。みんなピークに向かってパドルするので、ピークに居続けるのがなかなか難しいです。
波は、ライトの比較的メローな波です。少し厚めの波で、テイクオフの力づよさは必要。そういう意味では、ミッドレングスなんかで入ると楽しいです。リッピングというより、カービング系の波。テイクオフして、力づよいカービングでスプラッシュを飛ばすようなサーフィンの見栄えがするポイントです。
波の特徴 | メローなパワフルな波 |
カービング | ★★★★★ |
リッピング | ★★★☆☆ |
チューブ | ★★☆☆☆ |
エアー | ★★★☆☆ |
ロングライド | ★★★★☆ |
最適気象条件
風
南向きのポイントとなりますので、南風が吹くと厳しいです。基本的には11〜3月の雨季がハイシーズンです。
タイド
ロータイドより、ミドル、ハイタイドでのサーフィンがおすすめです。ロータイドだと、浅くなりすぎて、サーフィンが難しくなってしまいます。
波とウェットスーツ
Wave | Wetsuit | |
1月 | ★★★★★ | トランクス |
2月 | ★★★★★ | トランクス |
3月 | ★★★★★ | トランクス |
4月 | ★★★★ | トランクス |
5月 | ★★★ | トランクス |
6月 | ★★★ | トランクス |
7月 | ★★★ | トランクス |
8月 | ★★★ | トランクス |
9月 | ★★★ | トランクス |
10月 | ★★★ | トランクス |
11月 | ★★★★ | トランクス |
12月 | ★★★★★ | トランクス |
日焼け対策で、ラッシュガード素材のTシャツを持っていくと重宝します!
最適サーフボード・フィン
厚めの波で割れると速めのダンパー気味のライトの波が特徴のヌサ・ドゥア。パフォーマンスショートでも十分楽しめますが、バリの中では厚めの波なので、テイクオフが早く速い波でも抜けれらるツインピンのミッドレングスがあるともっと楽しめます。
おすすめツインピンミッドレングス
おすすめツインピンのフィン
周辺情報
おすすめホテル
Prime Plaza Hotel Sanur
ヌサドゥアから少し距離がありますが、このホテルはおすすめです。サヌール方面に波があれば、サヌールやクラマス、波がなければヌサドゥアへというスタイルのおすすめのホテル。
サヌールリーフへ徒歩で行ける、バリのローカルに聞いたら必ずおすすめされる綺麗なホテルです。リーズナブルな料金の割には、朝食もついていて、部屋は非常に綺麗です。フィットネスジム、Barもついていて、飲んでいてラストオーダーになると部屋までドリンクを持ってきてくれます。ホスピタリティがVery Good。朝食はついてますが、そこまで美味ではないかもしれません。
耳より情報
サヌールリーフにいるローカルに”ココナッツの焼酎”をもらったのですが、最高に美味しいです!
バリのサーフトリップに持っていくと便利なアイテムこちら↓♡
注意事項
シャトルバスがないと、帰りは急激な斜面の階段を上らないといけなくなり、ワルンから駐車場までの道のりが過酷です。
サーフポイントまとめ
オヤジサーファーおすすめ度 | ★★★☆☆ |
サーファーレベル | 中級〜上級 |
Break | ライト |
Bottom | リーフ |
ショート、ロング割合 | ショート90% ミッドレングス 5% ロングボード 5% |
ガールズサーファー | ヨーロッパ系のガールズサーファーが多数 |
ローカル度 | ★★☆☆☆ |
混雑度 | ★★★☆☆ |
駐車場 | あり |
トイレ | あり(ワルン) |
シャワー | あり(ワルン) |
住所 | Kutuh, South Kuta, バドゥン バリ州 インドネシア |
レディースゴルフドライバーの選び方
シャフトは?
成人男性の場合、シャフトの重さは60g台が多いのですが、女性の場合ドライバーのシャフトは40g台がおすすめです。パワーがあるなら50g台でも良いのですが、一般的な20代から40代くらいの女性なら、40g台の重さのシャフトを選びましょう。
男性の上級者のようにカスタムシャフトを選ぶというのもありですが、基本的にはメーカーの純正シャフトで十分だと思います。
フレックスは?
女性の場合、フレックスは、L(Ledies)、A(Average) or R2、R(Regular)から選ぶことになります。Lだと、上達した時の買い替え時に選択肢がかなり減ってしまいますので、A(R2)かRがおすすめです。Rの方が上達した時に選べるクラブの範囲がグッと増えますので、おすすめです。Rなら、ヘッドスピードの遅い男性むけのドライバーでも使えるようになります。各フレックスの対応ヘッドスピードは以下の通り、37m/s近くのヘッドスピードがあるなら、Rがおすすめです。Rだと硬く感じなるならA or R2を選びましょう。
L (Ladies) | 28 〜 34m/s |
A (Average) or R2 | 32 〜 37m/s |
R (Regular) | 37 〜 40m/s |
長さは?
女子 | 男性 | |
ドライバー | 44 〜 44.5 Inch | 45 〜 45.5 Inch |
レディースクラブの場合、ドライバーで男性用の1Inch、ほど短くなっています。男性と女性だと、身長がざっくり10cm違うのに比べて、クラブの長さは0.5〜1Inchしか違わないということで、女性にとってはかなり扱いづらい長さとなっています。44inchのドライバーを女性が使うというと、男性のイメージだと、ドライバーで47インチくらいの長尺ドライバーでスイングしているイメージです。個人的には、女性の場合、男性より2inch短い43インチくらいのドライバーにした方が良いと思うのですが、既製品でそこまで短いクラブは販売されていないようです。
長さはかなりスイングに影響します。長いクラブほど扱いづらく上達が遅くなってしまいます。できるだけ短いクラブを選んであげたいところです。カスタムでシャフトの長さが選べるようであれば、43インチ台の長さにすることをおすすめします。
ロフトは?
ロフトは12度前後が良いです。男性の場合、9〜10.5度のロフトが標準的ですが、男性と同じくらいだとボールが上がらず、またサイドスピンがかかりやすいのでミスも増えてしまいます。
メーカーは?
ドライバーの場合、基本的には海外メーカーの方が優位な傾向があります。やはりタイトリストやキャロウェイ、PINGなどの海外メーカーの方が研究開発予算が多くよりテクノロジーを詰め込んだギアをリリースする傾向にあります。海外メーカーと国内メーカーのドライバーのテクノロジーの違いで大きいのは、スリーブのあり/なしです。海外メーカーの場合は、多くの女性むけドライバーにシャフトとドライバーヘッドを離せるスリーブを採用しています。スリーブがあると、ロフトやフェースの向きを調整できるのはもちろん、シャフトが合わなければシャフトだけを買ったり、格安の中古のモデルを買ってシャフトを付け替えることも可能です。スリーブ付きのモデルの方が、コストパフォーマンスが良いといえます。
ちなみに、各社女性向けのクラブは現在強化中かと思いますが、男性向けに比べて圧倒的にラインナップが少ないのが現状です。例えば、海外メーカーのゴルフクラブ大手タイトリストは女性向けモデルを販売していません。
レディースゴルフドライバーおすすめトップ5
一位: PING G Le3
スリーブ付きのモデルで直進性が高いPINGのGLEシリーズ。とにかく曲がらないので、おすすめです。
二位: キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE MAX D ウィメンズ ドライバー
三位: テーラーメイド Qi10 MAX レディース ドライバー
四位: ゼクシオ13 レディースドライバー
五位: ブリヂストン B-LDドライバー
選択肢は、L、A(R2)、Rの3つ
一般の女性については、ゴルフクラブのシャフトフレックスは以下の3つから選ぶことになります。お店などでヘッドスピードを測ってフレックスを選ぶのは良いのですが、結論から言うと、フレックスLを最初に選んでしまうと後で上達の妨げになってしまうので、注意が必要です。
L (Ladies) | 28 〜 34m/s |
A (Average) or R2 | 32 〜 37m/s |
R (Regular) | 37 〜 40m/s |
Lシャフト
ヘッドスピードが28〜34m/s程度の非力な女性向けのフレックスです。重さは30g台となっており、かなり軽いです。男性向けのドライバーシャフトが60gですから、かなり軽いと思って良いです。確かに軽くて、店頭で女性が持つと「これが良い!振りやすい」となると思うのですが、流石に非力と言っても、軽過ぎます。これだと、女性によくある手打ちを助長してしまう可能性が高いです。
A(R2)シャフト
7番アイアンで100ヤードくらい飛ばせるくらいのヘッドスピードの女性ゴルファーが合うのがAもしくはR2の表記があるシャフトです。シャフトの重さはウッドシャフトで40〜50g、アイアンシャフトで60〜70gのものが多いです。
Rシャフト
男性でも60歳以上のシニアのような非力なゴルファーが使うシャフトです。女性でもそれなりにパワーがある方なら十分に使えます。ほとんどのシャフトにRのフレックスは設定があるので、上達した時に使えるシャフトの選択肢が多いです。
女子プロのゴルフクラブは?
菅沼菜々プロ
1W | ダンロップ ゼクシオ エックス(8.5)ディアマナBB5(S) |
3W,4W,5W,7W | ダンロップ ゼクシオ エックス(15,16,18,20)テンセイ プロ ホワイト1K 50(S) |
5U | ダンロップ ゼクシオ エックス(23)テンセイ プロ オレンジHY 60(S) |
5I – PW | ダンロップ スリクソンZX5 MKIINSプロ ゼロス8(S) |
PW,AW,SW | ダンロップ クリーブランドRTX6(48,52,56)NSプロ850GH(S) |
P | PING2021タインC |
女子プロの場合、基本的にはSシャフトを選んでいます。ドライバーとウッドのシャフトは50g台、アイアンのシャフトは80g台。ヘッドスピードは42〜45m/sで、パワーのある男性と同じくらい。では、一般的な女性の場合、どのフレックスを選ぶのが適当でしょうか。
上達のためには、A(R2)かRがおすすめ
初心者の女性なら、最も柔らかいLシャフト!という感じで選びがちですが、Lシャフトはお勧めできないです。Lシャフトとなると、シャフトの重さが30g台と、軽過ぎます。軽すぎると手打ちを誘発してしまいます。また、上達した時に、Lのシャフトだと、クラブの選択肢がほとんどないです。カスタムクラブでフレックスLのシャフトはほとんど販売されていないです。
上達した時に最も選択肢が多いのがフレックスRのシャフトです。ほとんどのドライバー、アイアンのシャフトにはRフレックス設定があり、メーカーのカスタマイズでもRフレックスが選べますので、道具選びが楽しくなります。ただ、ある程度のヘッドスピードがないとスイングが厳しくなってしまいます。ドライバーで190ヤード程度飛ばせるパワーが必要です。
上達すると、「あの女子プロが使っている」とか「あの男子プロが使っている」とかと言うことでゴルフクラブやシャフトを選びたくなるものですが、Rシャフトのものを使っていれば、そのようなニーズに大体答えてくれます。
女性にとって、最も無難なのは、フレックスA(R2)のシャフト。Rほどではないですが、R2フレックスのシャフトは多くのモデルで採用されています。基本的には、R2の設定は、ウッドなら40gと50gのシャフト、アイアンなら60gのシャフトですが、50gのR2のシャフトはメーカーカスタムで選べる設定になっていないことが多いです。フレックスRに比べると選べるシャフトの選択肢が狭まってしまいますが、ほとんどの女性のヘッドスピードに対応できます。
おすすめゴルフシャフトまとめ
- Lシャフトは上達した時の選択肢がかなり狭いためおすすめしない
- ドライバーで190ヤードくらい飛ばせるならRフレックスがおすすめ。上達した時、ほとんど全てのシャフト、クラブが選べる
- Rフレックスが硬すぎると感じたら、A(R2)フレックスを使いましょう
おすすめドライバーシャフト
フレックス値
LやA、Rなどの表記がありますが、数値で表したものがフレックス値です。同じR2、Rでも微妙に違います。
トルク
トルクはシャフトの捻れる度合いの係数です。数字が大きいほど、捻れる度合いが大きくなります。捩れが小さい方が自分の思い通りにフェイスを戻せます。
調子係数
9.9以下 | 超先調子 |
10.0~14.9 | 先調子 |
15.0~19.9 | 先中調子 |
20.0~24.9 | 中調子 |
25.0~29.9 | 中元調子 |
30.0~34.9 | 元調子 |
35.0以上 | 超元調子 |
一位:グラファイトデザイン Tour Ad VF
少し重めの設定ですが、中調子でスライスを軽減してくれる設定。スライスが頻発するようならこのシャフトがおすすめです。タイガー・ウッズが使用しているシャフトで、ラウンドでこのシャフトを装着しているクラブを持っていると玄人好みします。
モデル | 表示 | 重量 | フレックス値 | トルク | 調子係数 |
4 | R2 | 45.6 | 9.2 | 5.5 | 23.1 |
4 | R1 | 46.6 | 10.4 | 5.3 | 23.6 |
5 | R2 | 55.3 | 10.5 | 4.2 | 23.4 |
5 | R1 | 55.5 | 11.3 | 4.2 | 22.0 |
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二位:フジクラ Speeder NX Black
女子プロの多くが使っているシャフト。他のシャフトより少しだけ重くハードな設計です。元調子のため、手を体に引きつけてクラブの先端を走らせることができるパワーのある女子むけのシャフト。
モデル | 表示 | 重量 | フレックス値 | トルク | 調子係数 |
40 | R2 | 46.5 | 8.7 | 5.6 | 30.1 |
40 | R | 47.8 | 9.4 | 5.4 | 29.0 |
50 | R | 53.4 | 9.9 | 4.8 | 25.1 |
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三位: 三菱ケミカル Diamana BB
カスタムシャフトの中では、重量が軽めでソフトな設定で、女子ゴルファーの基準となるドライバー、ウッドのシャフトです。中調子で、程よく捕まりやすい。
モデル | 表示 | 重量 | フレックス値 | トルク | 調子係数 |
43 | R2 | 43.8 | 9.6 | 5.1 | 25.6 |
43 | R | 44.6 | 10.2 | 5.1 | 31.7 |
53 | R | 49.4 | 10.8 | 4.9 | 20.0 |
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おすすめアイアンシャフト
日本シャフト Zelos
トゥルーテンパー スチールファイバー i 70cw
女子の飛距離
一般的な成人女子のヘッドスピードは30〜32m/sです。ドライバーの飛距離で言うと、32m/sで175ヤード程度。56度のサンドウェッジで60ヤード。男性で250ヤード飛ばす人なら、56度のサンドウェッジで85ヤードくらいです。女子プロは男性と同じくらい飛ばすのですが、一般女性の飛距離はかなり飛ばないと思っておいてください。
クラブの長さの違い
女子 | 男性 | |
ドライバー | 44 〜 44.5 Inch | 45 〜 45.5 Inch |
7番アイアン | 36.25 〜 36.75 Inch | 36.75 Inch |
レディースクラブの場合、ドライバーで男性用の1Inch、アイアンで同じ長さか0.5Inch短くなっています。男性と女性だと、身長がざっくり10cm違うのに比べて、クラブの長さは0.5〜1Inchしか違わないということで、女性にとってはかなり扱いづらい長さとなっています。
44inchのドライバーを女性が使うというと、男性のイメージだと、ドライバーで47インチくらいの長尺ドライバーでスイングしているイメージです。個人的には、女性の場合、男性より2inch短い43インチくらいのドライバー、7番アイアンで1.5Inchくらい短い35.25Inchくらいの長さにした方が良いと思うのですが、そこまで短いクラブは販売されていないようです。ただ、長さはかなりスイングに影響します。長いクラブほど扱いづらく上達が遅くなってしまいます。できるだけ短いクラブを選んであげたいところです。
一般的なクラブの重さの違い
女子 | 男性 | |
ドライバー | 260g前後 | 320g前後 |
ドライバーシャフト | 40〜50g | 60g |
7番アイアン | 330g 前後 | 430g 前後 |
アイアンシャフト | 40〜50g | 100 〜 130g |
女子向けのドライバーの重さは男性のハードヒッターのドライバーより60gほど軽いのが通常です。これはこれで良いと思うのですが、アイアンはかなり軽くて、男性より100gほど軽くなっています。ドライバーもアイアンも40〜50gの軽量のカーボンシャフトが装着されているからなのですが、ちょっとドライバーの重さに比べてアイアンは軽すぎます。
実際、一般の女性ゴルファーのスイングをみていると、手を使って手打ちになっていることが多い。これは、アイアンが軽すぎるというのも一因かと思います。もう少しアイアンを重くして、体の回転で打たないとスイングできないようにした方が本当はいいと思います。ただ、店頭で女性が持った時、軽い方が振りやすいので、あまり重いと売れないのかもしれないです。ただ、流石にアイアンのシャフトが40gとかだと軽すぎる。
ドライバーシャフトが40〜50gなら、アイアンのシャフトは60g〜80gくらいが良いです。本来なら、70〜80gのスチールシャフトをおすすめしたいところです。アイアンについては、レディースクラブではなく、シニア男性向けのアイアンの購入も視野に入れておいた方が良いと思います。デザインさえ女性が許せば、価格はそんなに変わりません。むしろ、スチールの方が安い場合が多いです。
女子プロのクラブセッティング
菅沼菜々
1W | ダンロップ ゼクシオ エックス(8.5) ディアマナBB5(S) |
3W,4W,5W,7W | ダンロップ ゼクシオ エックス(15,16,18,20) テンセイ プロ ホワイト1K 50(S) |
5U | ダンロップ ゼクシオ エックス(23) テンセイ プロ オレンジHY 60(S) |
5I – PW | ダンロップ スリクソンZX5 MKII NSプロ ゼロス8(S) |
PW,AW,SW | ダンロップ クリーブランドRTX6(48,52,56) NSプロ850GH(S) |
P | PING2021 タインC |
女子ツアーの中でも飛ばし屋でない菅沼プロのセッティングは参考になります。ドライバー、フェアウェイウッドのシャフトは50g台、ハイブリッドが60g台、アイアンは80g台と重量フローが綺麗に決まっています。アマチュアの女性なら、それぞれのクラブで10gずつ軽くすれば良いバランスになるでしょう。
おすすめレディースゴルフクラブセッティング
本数は10〜11本で十分
女性のゴルフセッティングについては、男性のように14本のセッティングは必要ないです。男性のハードヒッターの場合、ドライバーで250ヤード(Runあり)、58度のサンドウェッジで90ヤード(Runあり)程度、飛距離がでます。250ヤードマイナス85ヤードで、165ヤードの飛距離をクラブ13本でカバーしています。一般的な女性の飛距離は、ドライバーで175ヤード程度、サンドウェッジで60ヤード、カバーしないといけない飛距離は110ヤードの幅です。
ハードヒッターの男性は165ヤードを13本のクラブでカバーするのに対し、女性がカバーしないといけないのは110ヤード。男性が一本のクラブでカバーするのは12.5ヤード程度、女性がカバーしないといけないのは、110ヤードなので、クラブは10-11本で十分です。
セッティングとしては、以下の通りで良いでしょう。
ドライバー | 1本 |
フェアウェイウッド | 2本 5w と 7w |
アイアン | 5〜6本 6番からPW もしくは 7番からPW |
ウェッジ | 2本 50度と56度 |
パター | 1本 |
女子の飛距離のイメージは以下の通り。ヘッドスピード32m/sの女子の場合。
ロフト(°) | 飛距離(yard) | |
1W | 12 | 175 |
5W | 18 | 155 |
7W | 21 | 140 |
6I | 27 | 120 |
7I | 30 | 110 |
8I | 34 | 100 |
9I | 39 | 90 |
PW | 44 | 80 |
AW | 50 | 70 |
SW | 56 | 60 |
おすすめメーカーは?
各社女性向けのクラブは現在強化中かと思いますが、男性向けに比べて圧倒的にラインナップが少ないのが現状です。例えば、タイトリストは女性向けモデルを販売していません。国内のブリヂストンやスリクソン、外国ブランドのテーラーメイド、PINGあたりはウィメンズクラブをリリースしていますが、アイアンシャフトが30〜40gとあまりにも軽すぎる設定となっています。
その中でも、キャロウェイだけは女性向けクラブに力を入れており、女性むけクラブのカスタマイズも可能。フェアウェイウッド、アイアン、ウェッジのシャフトは豊富なラインナップから選択でき、長さもカスタマイズできます。
フレックス(硬度)は?
女性のアマチュアゴルファーの場合、フレックスは、L(Ladies)、A(Average) or R2、R(Regular)の3つの選択肢です。一般的にはヘッドスピードでフレックスを選びます。厳密にいうと、シャフトによって同じRでも硬さは違うのですが、そこまで気にしなくて良いです。
※AとR2は同じ設定です。
L (Ladies) | 28 〜 34m/s |
A (Average) or R2 | 32 〜 37m/s |
R (Regular) | 37 〜 40m/s |
ドライビングレンジなどで、振ってみて試すのが良いのですが、迷ったら、A or R2 か R で選んでおきたいです。L だと、上達した時に選択肢が少なくなり過ぎてしまいます。できれば、最も製品の選択肢が広がる R を選んでおきたいところですが、ドライバーで190ヤード近く飛ばせるパワーが必要です。迷ったら、A or R2 を選んでおいて良いです。
ドライバー
40gのシャフトのモデルがおすすめです。また、ロフトは12度前後のものが良いでしょう。10.5度のドライバーだと球が上がらないのと、サイドスピンが増えてしまうのでスライスしやすくなります。よほど入射角度がアッパーでない限り12度のドライバーが良いです。
カスタムができれば、43〜43.5inchくらいの長さにすると良いです。既製品のウィメンズドライバーだと、44〜44.5inchくらいが多いと思いますが、44inchの設定だと、男性が47inchくらいの長尺ドライバーを持っているのと同じイメージとなりますので、できれば短いものを買いたいです。
フェアウェイウッド/ユーティリティ
ユーティリティは使わず、フェアウェイウッドでのセッティングがおすすめです。シャフト重量はドライバーと同じか、10g重いものを選びましょう。アイアンセットとの相性も考えると、ドライバーより10g重め(50gのもの)がおすすめですが、50g台のシャフトでR2の設定のものは選べないことが多いですね。
組み合わせとしては、15度の3番ウッドは女性のヘッドスピードだと球が上がらなくなってしまいます。18〜19度の5番ウッドと3番ウッドの飛距離はほとんど変わらなくなってしまいますので、5番ウッドを入れましょう。次は、より球が上がりやすい7番ウッド。
形状の違うユーティリティを入れるより、ウッドのみのセッティングにした方がセッティングがシンプルになりますので、上達が早いです。ユーティリティは入れないセッティングがおすすめです。
アイアン
アイアンシャフトについては、40〜50gのシャフトのモデルが主流なのですが、50gのフェアウェイウッドの流れから考えると、60〜70g台のシャフトのモデルがおすすめです。今後のことも考えると、コストパフォーマンスを考えてスチールシャフトがおすすめです。70g台なら女性でも十分にスイングできる重さです。
ウェッジ
シャフトはアイアンと同じにしましょう。アイアンと同じ感覚でスイングできるようにするためです。
ロフトは50度と60度の組み合わせがGoodです。男性についても言えるのですが、女子には58度は必要ないです。58度になるとクラブヘッドがボールの下を潜ってしまって飛ばなかったり、フェースの上部に当たって飛ばなかったりというミスが起こりやすくなります。56度のウェッジがしっかり前に飛ばせるのでちょうど良いです。
パター
マレットやネオマレット型より、スタンダードなピン型のモデルがおすすめ。ピン形の方が距離が合わせやすく、スコアがまとまりやすいです。また、ピン方の方が流行り廃りが少なく永く使えます。長さは31〜32インチくらいが良いです。