12月半ばを越えると気温も水温も下がり、サーフィンのテンションは下がってきます。
さらに、寒くなるとブーツが必要になりますが、ブーツを履くといきなりサーフィンの調子が悪くなることがあります。
テイクオフ時に足が前に出ず、ボードの上に立てなくなることがありますね。
この現象、なんとかテイクオフを速くするとか、懐のスペースを広くするなどのテクニックで対処する方法では解決できません。
とにかく、道具とテクノロジーで対処するのがはるかに簡単。
せっかく人の少なくなる冬のサーフィン、せっかくの機会を最大に活かすために、ブーツを履いても調子良くサーフィンできる方法を解説します。
真冬に足が前に出ない原因
原因1: 冷えて下半身が硬くなる
体が冷えるとどうしても動きがぎこちなくなります。
特にサーフィンのテイクオフでは下半身が硬くなると致命的です。
敏捷性も損なわれるので、いつもよりテイクオフに時間がかかってしまって立ちあがろうとした頃には、波が崩れてしまっているという状況になります。
これではテイクオフはできません。
原因2: ブーツに慣れていない
寒さで下半身が冷えているのに加えて、ブーツに慣れていないとさらにテイクオフは難しくなります。
ブーツに水が侵入してくるとフィット感が損なわれ、重くもなるのでさらに敏捷性は損なわれます。
真冬のサーフィンで足が前に出ないのを解決する6つの方法
ブーツのシーズンの前にブーツに慣れておく
本格的なブーツのシーズンになる前に必ず、ブーツを履いてサーフィンして慣れておきましょう。
かなり寒くなってからブーツを履くと、体が冷えることと、ブーツに慣れていないことのダブルパンチでテイクオフがままならなくなってしまいます。
真冬のサーフィンで足が出ないのを解決する方法
その1:ブーツは毎年新調する
ブーツは1年使わないで置いておくと、ラバーの部分が固くなってしまいます。
硬くなると、フィット感が損なわれてしまいます。
勿体無いところではなりますが、毎年ブーツは新調してフレッシュなものを使いましょう。
その2:最高峰のブーツを手にいれる
ブーツを新調する際は、最高峰のブーツを手に入れましょう。
親指のところで、二股に分かれているブーツはどうしても冷えやすいですし、フィット感がなくなりますので、二股に分かれていないソックスタイプを選びましょう。
おすすめサーフブーツNo.1: BE WET Prime α HYB SOX
最高峰のサーフブーツといえば、BE WETのPrime α。
少し高価ですが、海水の侵入が最小限、運動性能、保温性に圧倒的に優れています。
Prime α HYB SOXの最安値はこちら↓
おすすめサーフブーツNo.2: O’NEILL PSYCHO ARMOR W-ANKLE SOCKS
国内最高峰のウェットスーツメーカーオニールの最高級サーフブーツ。
間違いのない品質。
O’NEILL PSYCHO ARMOR W-ANKLE SOCKSの最安値はこちら↓
おすすめサーフブーツNo.3: Blacco サーフブーツ
Blacco サーフブーツの最安値はこちら↓
その3:ブーツリングを使って海水の侵入を防ぐ
海でブーツを履いていると、そのうち海水がブーツに侵入してきて、ブーツの中が海水でタプタプになってしまいます。
ブーツの中に海水が入ってくると運動性能がグンと落ちてしまいますので、ブーツリングを使いましょう。
ブーツリングがあることで、足首の部分が素肌と密着し、ウェットスーツの中で海水が入ってくるのをシャットダウンできます。
外からウェットスーツの裾を縛るブーツストラップもありますが、これだと水が溜まってしまいます。ブーツリングの方が水が外に排出されるので快適です。
安価なので、絶対使ったほうがいいです!
おすすめサーフブーツリング:O’NEILL ブーツリング
O’NEILL ブーツリングの最安値はこちら↓
その4:ショートジョンタイプのインナーを使う
インナーがあるのとないのとでは、下半身の保温性がかなり違います。
確かにウェットスーツの裏地で保温性はあるのですが、ショートジョンタイプのインナーを使うことで下半身の冷えを防げます。
やはり腰の部分が冷えるのと冷えないのとでは全く違います。騙されたと思って使ってみましょう。
おすすめサーフィンインナー: O’NEILL THERMO-X AIR FUSION NEOPRENE SHORT JOHN
とにかく安心安定のオニールのインナー。
起毛タイプの裏地になっているので、快適に真冬のサーフィンできます。
その5:冬用にボードを変える
5mmのウェットスーツやブーツを装備すると数kg重くなります。
動きも俊敏性が損なわれますので、冬用にはテイクオフに余裕のある安定性のあるボードを使いましょう。
サーフボードは安定性と回転性のバランスが大事です。
冬用には安定性を重視しましょう。
長さ、厚さ、幅
当然ですが、長さ、厚さ、幅が大きいほうが安定性は増します。
冬用ボードのおすすめとしては、長さと幅を少し大きくすることです。
厚さまで変えてしまうと、かなり普段のフィーリングが損なわれてしまいます。
普段のボードと厚さは同じで、長さを1inch、幅を0.5inch大きくすることをおすすめします。
テール形状
テールは、1.スワローテール、2.スカッシュテール、3.ラウンドテールの順に安定性が高いです。
いつもスカッシュテールを使っているなら、スワローテールに変えるだけでも安定性は感じます。
おすすめの冬用ボードはこちら↓
合わせてテイクオフのポジションを改めて確認しましょう。詳しくはこちら
Comments