サーフスケートのCARVER には、CX4、C7、C5 の3タイプのトラックがありますが、2023年4月現在、C5トラックを装着したモデルは極端に数が少なくなっています。おそらく、C5トラックはこのまま生産終了にかる可能性が高いです。
CARVER のトラックについては、実質CX4とC7 の2択です。
こちらの投稿では CX4を推奨していますが、サーファーのサーフスケートのレベルによってはC7 の方が良い場合があります。
CX4とC7のモデルで悩んでいる方に、CX4とC7の違いと、レベル別に購入すべきモデルを解説します。
CARVERのトラックの特徴
CX4、C7とも、一般的なスケートボードのトラックより、可動域が大きくなっています。
その分、トラックにかなり高さがあって、ボードを傾けても地面にボードが付いてしまわないように設計されています。
CX4とC7の違い
簡単にいうと、C7の方が前輪の可動域が大きく、サーフスケートのノーズ側を動かしやすくなっています。
よりサーフィンの感覚に近いのがC7です。
CX4は従来からあるCARVERのトラックで、サーフスケートのトラックのスタンダードです。CX系のトラックをCARVERは改良し続け、現在、4世代目のCX4となっています。
CX4の方が、構造上前輪の可動域が小さいです。
ノーズをぐいぐい動かすというより、ボードをしっかり傾けてターンする感覚です。よりレールを使ったサーフィンを意識できるようになります。
C7を買うべき人は?
すでにスケートボード経験者でそれなりにスケートボードのテクニックを習得しているのであれば、C7トラックで良いでしょう。
ノーズ部分が動かしやすく、サーフィンの感覚に近くなります。
すでにスケートボードを持っていて、プッシュをしっかりマスターしているかどうかで決まります。
もし、スケートボード経験者ですでにプッシュができるのであれば、プッシュを習得する必要がないため、よりサーフィンに近いC7を買ってサーフィンのフォームの陸トレに特化してCARVER C7 を使うのが良いでしょう。
スケートボードを持っていてまだプッシュを習得していない方は、まずはそのスケートボードでプッシュを習得しましょう!
プッシュができるようになってから、サーフスケートを買うとサーフスケートの習得が早いです。
CX4を買うべき人は?
スケートボードの経験がないか初心者でサーフスケートを買ってみたいという方は、絶対にCX4を買いましょう。
C7だと前輪がぐらぐらしすぎて、プッシュの習得が難しくなってしまいます。
CX4なら、前輪が比較的しっかりしているのでプッシュの練習がしやすいです。
まとめ
以下のチャートで、CX4とC7の選び方を確認ください。
ただ、それでも迷ったらCX4のトラックをおすすめします!
CX4トラックの方が、レールを使ったサーフィンを意識しやすく、サーフスケートとしての楽しさがあります。
迷ったら、CX4ですね。
おすすめCARVERのCX4、C7モデル
CARVERの場合、ほとんどのモデルでCX4、C7のトラック両方のタイプが発売されていますが、CX4はスケートボードに近いので、硬いウィールが付いていても楽しいです。
ただ、C7の柔らかいトラックで硬いウィールが付いているとせっかくサーフィンに近いフィーリングのトラックなのに、スケートボードに近くなってしまいます。
C7を選んだ場合は、標準の柔らかいウィールが付いているモデルを選ぶようにしましょう。
CX4、C7でそれぞれのおすすめのモデルはこちらです。
CX4ならKai Lava
全体的にバランスが良いのがKai Lava。
CX4トラックのCARVERは現在かなり在庫が少なくなっているのですが、Kai Lavaは比較的在庫があり、価格もリーズナブル。
長さ | 31” inch |
ウィールベース | 17″ inch |
幅 | 10.125” inch |
CARVER CX4 のおすすめモデルはこちら↓
C7なら Super Surfer
CARVERの一番の傑作で現在在庫がないBlack Tipとほぼ同じスペックなのが、Super Surferです。
Black Tipに比べて長さとウィールベースが 0.5 inch 短い。
ウィールが標準より硬い69mm/81Aを装備しているので、ウィールをスライドさせやすくなっています。
Black Tipがなかなか手に入らない今、これが最もおすすめなモデルです。
スペック
長さ | 32 ” inch |
ウィールベース | 17″ inch |
幅 | 9.875″ inch |
テール長さ | 6.25inch |
C7トラックのCARVERの選び方はこちら!
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