効率的なショートゲームの練習方法とは

基本理念
  • ゴルフ練習の費用を節約したい 
  • 効率的に練習して、コンペで勝ちたい 

すべてのスポーツに言えることですが、最もシンプルに上達する方法は「練習量を増やすこと」です。 

毎日500球のゴルフボールを練習場で打ち続ければ、ミスの幅が少なくなりかなり上達できるでしょう。 

自分の小学生の子供に、毎日リフティング100回を課して、週末のサッカークラブの練習にプラスして、週3回のサッカースクールに通わせれば、強豪チームでもレギュラーをとれるでしょう。 

練習は嘘つかない。その通りです。 

ただ、膨大な練習量を積むには、お金も時間も浪費します。 

結論から言うと、ショートゲーム9打打数を縮めるのには、週2回各1時間の練習、毎日の15分の練習で十分です。 

また、一回の練習で50球以上打つ必要もないです。 

効率的な練習のために必要なことは以下の3つです。 

  1. 実際のラウンドを想定した練習 
  1. 計測 
  1. フィードバック 

1.実戦を想定した練習とは? 

ドライビングレンジで見ていると、99%の人は黙々と同じクラブでボールを打っています。 

ただ、ラウンドにおいて、同じ状況でボールを打つ状況は、OBの打ち直し以外ありません。 

ラウンドでは、毎回違ったクラブで、違った距離、傾斜地でボールを打たなければなりません。 

このラウンドの状況にできるだけ近い練習をした方が、ラウンドでのスコアが良くなるのは当然。 

ラウンドに近い練習ができた人が勝ちです。 

練習を3つのパートに分けることを提案します。 

・ブロックプラクティス 

 いわゆる反復練習。クセの矯正や新しい技術を身につけるときに必要。 

 練習時間の10-20%を使います。 

 例えば、体重移動がうまくできていないので、確認するなど。 

 ボールを打つのは、5-15球くらいで良いです。 

・ランダムプラクティス 

 ラウンドと同じように、毎回違った距離、弾道でショットします。 

 練習時間の70%程度を使います。 

 ランダムに、15-25球打ちます。 

 毎回、距離、弾道を変えて打ちます。 

 ランダムな距離は、スマホのランダム数値生成アプリを使うと便利です。 

・ゲーム 

 練習の最後にゴルフのミニゲームをしてスコアをつけます。 

 目標のスコアを設定して、達成することを目標としましょう。 

 練習時間の10-20%を使います。 

 球数はゲームによって変わりますが、10-20球くらいです。 

全体で、1時間くらいで終わると思います。 

トレーニングの事例はまた後日アップしたいと思います。 

2. 計測 

計測なくして向上なし。 

これはビジネスにおいても基本と思いますが、多くの企業ではこの計測ができておらず、ボーナス時期の食前に無能なマネージャーによって手取りが変わってしまうというアホみたいなことを繰り返しています。 

ランダムプラクティスでは、ショットに対して1〜5で評価します。 

明らかなミスショット、大きなダフリ、シャンク、チーピンなど OBやレッドペナルティエリア、ほとんど距離が稼げないなどのショット。 
ミスショット。 クラブヘッドには当たったが、距離、方向性、弾道のいづれか2つが大きくずれた。 グリーンエッジから20y付近に近づけることができなかった。 
まあOKショット。 距離、方向性、弾道のいづれか2つがずれていた。 前には飛んだが、グリーンに乗らずグリーンエッジから20y付近に落ちた。 
まずまずのショット。 意図した通りの、距離、方向性、弾道のいづれか1つがずれていた。 グリーンに乗ったが、ホールまで距離のあるパットが残った。 
Good shot.  距離、方向性、軌道ともイメージ通り。 ワンピン以内についている。 

メモなどをして、記録しておきます。 

また、ゲームでの、スコアも記録しておきます。 

3.フィードバック 

ランダムショットでの平均スコアを計算します。 

エクセルオンラインなどで管理すると楽と思います。 

自分で、Golf Journal をつけて、課題とよかったところを記録しておきます。 

ゲームのスコアも記録しておきます。 

こうすれば、スコアがよかった時、何を気をつけていたのかと言うのがわかります。スコアが悪かった時も同じく、悪い傾向が見えます。 

これにプラスして、毎日15分の練習が必要です。 

毎日15分の練習は、家で簡単にできるパター練習です。 

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