PGA、LIVツアートッププロのウェッジセッティングから選ぶVokeyウェッジ  

ギア

PGA、LIVツアーでも人気の高いVokey Design SM9。 

2023年6月最新 のVokeyウェッジを使用するトッププロ等のセッティングについて紹介します。 

VokeyにはSMシリーズと日本限定のVokey Forgedの2種類ありますが、海外のプロのほとんどはSM9を使用してますね。

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ウェッジのセッティングに悩むアマチュアゴルファー、ウェッジの選び方についてはこちらでも解説していますが、プロのセッティングから決めるというのも一つの決め方です。 

Scottie Sheffler(スコッティ・シェフラー) 

PW GW SW LW 
TaylorMade P7TW Vokey SM8 Vokey SM8 Vokey Proto 
 50-12F 56-14F 60-6K 
DG X100 DG S400 DG S400 DG S400 

2023年6月現在、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーですが、ウェッジのセッティングはアマチュアゴルファーでも参考になる易しめのセッティング。 

あまり知られていないですが、スコッティ・シェフラーの最も大きな強みはグリーン周りのショートゲームです。

トッププロのグリーンエッジから20ヤード以内からの寄せワン率は60%くらいですが、シェフラーの寄せワン率は66%。実に、2/3の確率で寄せワンを奪っています。

ピッチングウェッジはアイアンセットのモデルを使用。ギャップウェッジ、サンドウェッジともハイバウンスのFグラインド。最新のSM9ではなく、SM8を使用しています。 

ロブウェッジも同じく優しめで、Kグラインド。 

ツアー屈指のショートゲーム巧者がバウンス多めの易しいセッティングを選択しているのは注目ですね。

Jordan Spieth(ジョーダン・スピース) 

PW GW SW LW 
Vokey SM9 Vokey SM9 Vokey SM9 Vokey Proto 
46-10F 52-8F 56-10S 60-T  
Project X 125 6.5 Project X 120 6.0 Project X 120 6.0 Project X 120 6.0 

ショートゲームの名手として名高い、ジョーダン・スピースはピンチングウェッジからSM9のセッティング。 

全体的にローバウンス設定。 

ボールに対して、毎回正確にヘッドを入れることができる自信を感じます。 

Justin Thomas(ジャスティン・トーマス) 

PW GW SW LW 
Vokey SM9 Vokey SM9 Vokey SM9 Vokey Proto 
46-10F 52-12F 56-14F 60-T 
DG X100 DG S400 DG S400 DG S400 

ジャスティン・トーマスもアマチュアが真似できそうなハイバウンス設定。 

ジョーダン・スピースも同じですが、ピッチングウェッジからVokey Design SM9を入れています。 

Max Homa(マックス・ホマ)

PW GW SW LW 
Vokey SM9 Vokey SM9 Vokey SM9 Vokey SM9
46-10F 50-12F 56-14F 60-04T 
KBS TOUR $-Taper 130 XKBS Hi Rev 2.0 125 SKBS Hi Rev 2.0 125 SKBS Hi Rev 2.0 125 S

メジャー大会ではなかなか上位に来ないですが、ツアーでは堅実な成績を続けているMax Homa。

ログウェッジ以外は、VokeyのFグライドでハイバウンス設定です。

ウェッジのシャフトを少し軽く、柔らかくしているのが特徴的。

Patrick Cantlay(パトリック・キャントレー) 

PW GW SW LW 
Vokey SM7 Vokey SM7 Vokey SM9 Vokey SM8 
46-10F 52-8F 56-8M 61-  
DG S300 DG S300 DG S300 DG S300 

パトリック・キャントレーはクラブをなかなか変えないのですが、ウェッジも同じくいまだに2世代前のVokey SM7を使っています。 

サンドウェッジからMグラインドを使ってるローバウンス設定。 

Adam Scott(アダム・スコット) 

PW GW SW LW 
Vokey SM8 Vokey SM8 Vokey SM8 Vokey SM8 
48-10F 52-12F 56-10S 60-8M 
DG X100 DG X100 DG X100 DG S400 

1世代前のSM8を愛用するアダム・スコット。

基本的にはウェッジもアイアンと同じシャフトのDynamic Gold X100を使っていますが、ロブウェッジだけはDynamic Gold S400を使っています。

Cameron Smith(キャメロン・スミス) 

PW GW SW LW 
Vokey SM9 Vokey SM9 Vokey SM9 Vokey Proto 
46-10F 52-8F 56-8M 60-T 
KBS Tour 130X KBS Tour 130X KBS Tour 130X KBS Tour 130X 

全体的にローバウンス設定のキャメロン・スミスですが、ウェッジのシャフトはアイアンと同じKBS Tour 130Xを使用しています。

ダイナミックゴールド使用のプロはウェッジのシャフトを柔らかく、重くする傾向にありますが、ProjectXやKBSのシャフトを使うプロはアイアンシャフトと同じか、むしろ軽くすることもあります。

まとめ 

PGAツアー、LIVツアーゴルフのトッププロが使っているウェッジセッティングの特徴をまとめてみると、、 

56度までのサンドウェッジのグラインドはF、S、Mで決まり 

トッププロはローバウンスのウェッジを使っているイメージがありますが、実は56度のサンドウェッジまでは, 

FやSバウンスのハイバウンス設定を選んでいるプロが多いです。 

最もローバウンスの設定のMバウンスでも、パトリック・キャントレーとキャメロン・スミスくらいで、少数派。 

アマチュアの場合は、FかSが良いでしょう。 

56度のサンドウェッジは必須アイテム 

さまざまなセッティングがありますが、Vokeyの56度のサンドウェッジは必需品。 

56度を選んでいないプロはほぼいないと言っても良いです。 

ピッチングウェッジからVokeyを入れている 

なんでも大きな流れというのはあるのですが、ゴルフクラブセットの大きな流れは「アイアンの減少」です。 

アイアンの本数がどんどん減っています、少し前までは14本のうち、3番アイアンからピッチングまで8本をアイアンが占めていましたが、アイアンは5番から9番までの5本くらいが本流になってきています。 

ピッチングウェッジもアイアンセットのものを使うのではなく、VokeyのSM9を使う選手が増えてきました。 

ウェッジのシャフトはアイアンとは違うものを 

アイアンセットのシャフトはXシャフトを選ぶ選手が多いのですが、ウェッジのシャフトはDynamic GoldのS400がよく選ばれています。 

ウェッジのシャフトは重め、柔らかめが良いというゴルフ批評家がいますが、実際のところは、重めで柔めというより、Dynamic Gold S400がウェッジには単純に人気と言ったほうが正しいです。

ジョーダン・スピースやマックス・ホマなどのProject Xをアイアンに採用しているグループは、逆にウェッジは軽め、柔らかめのシャフトを採用しています。

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