レイドオフスイングでのP1(セットアップ)は非常に重要です。
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グリップ
レイドオフスイングのPGAツアーの選手でもグリップの形は多少のバリエーションはありますが、概ね、”かなりの”ストロンググリップが基本です。
セルヒオ・ガルシア
ダニエル・バーガー (かなりのストロンググリップです)
植竹希望
ジョン・ラームはスクエアに近いグリップですが、多くのレイドオフスイングのゴルファーはかなりのストロンググリップです。
ジョン・ラーム
目安としては、上から見たときに、これくらいのストロンググリップ。
昔から、左手の拳が3個ぐらい見えるのがストロンググリップと言われますが、実際は拳が4つくらい見えるくらいまでストロングに握るくらいで良いです。
実際、ダニエル・バーガーは、もっとストロングに握ってますが、拳4つくらい見えてしまうくらいで、ちょうど良いと思います。
ストロンググリップで握ることで、左手首の角度を維持しやすくなり、手元を近くに引き寄せることが容易になる効果があります。
気をつけないといけないのは、右手です。
右手は、ストロングではなく、ターゲットに対してまっすぐセットアップします。
スタンス
スタンスもプロによってかなりバリエーションがありますが、おすすめは。
右足をしっかり開く
です。
多くのアマチュアはダウンスイングからインパクトにかけて、右膝が前に出て力のないスイングになってしまっています。
多くのプロは、右膝が前に出ず、まっすぐターゲット方向に右足を伸ばして、力をボールに伝えます。
右足をしっかり開けば、右膝が前に出ずらくなります。
リッキー・ファウラーは、しっかり右足をオープンにするタイプです。
リッキー・ファウラー
左足もオープンですが、右足ほどオープンにしていません。
一般的には、右足は少し開くか、ターゲットに向けて垂直と教えられると思いますが、右足が前に出やすいアマチュアは、右足をしっかり開くことを意識すべきです。
角度としては、時計の位置でいうと、1時から、1時半くらい。これ、かなり開くイメージです。
ボールの位置
アマチュアはダフるのを嫌って、ボールを軸足側に置きすぎる傾向にあります。
ボールの位置は、左足より一足分右足側におきます。
かなり左側に置いていると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、プロはこの辺りに置いています。
これくらいボールを左に置いて、しっかり左側に体重移動してボールを捕らえることで長いインパクトゾーンを作ることができます。
右側にボールを置いてしまうと、スイング軌道が小さくなってしまい、ミスの確率が上がってしまいます。
ボールとの距離はクラブの長さ分離れます。
ボートとの距離についても、近くに立ちすぎる方が多いので、気をつけてください。
腕は前に伸ばした方が良い
個人差がありますが、腕は伸ばした方がレイドオフトップは作りやすくなります。
単純に、伸ばした方がフラット気味のスイング軌道に近づくからです。
クラブの長さによっても変わりますが、目安はミドルアイアンで構えた時に、腕と地面の角度が垂直ではなく、10度くらい角度がつくように構えるようにしましょう。
クラブが長くなるにつれて、より手が前に出る角度が大きくなり、アプローチショットでクラブを短く握るようになると、垂直に近くなります。
たった5度ですが、普段、腕と地面の角度が垂直で構えている方にとっては、かなりの違和感があると思います。
プロによっても個性がありますが、ほとんどのPGAプロは手が前に出て地面と角度がついています。
ロリー・マキロイは腕の位置を垂直に近く構えるタイプですが、レイドオフスイングのセルヒオ・ガルシアや、リッキー・ファウラーは、手元を前に出してセットアップしています。
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