Keramas(クラマス) の概要
Keramasはバリ島の東側エリアのメインになるサーフポイントです。クタとは反対側の東側のエリアというと、11~3月のバリの雨季に波が立つというイメージがありますが、4~10月の乾季でも波は結構あります。意外と乾季に訪れるとサーファーが少なく、穴場だったりします。ちなみに、クラマスで入って過去に最高だったのは7月でした。頭半のSteepな波が割れていました。バリバリの乾季でも良い波が割れていることがあります。
歩いて0分にオーストラリア資本のホテル(Hotel Konume)があるので、ポイントは基本的にオーストラリア人サーファーがたくさんいます。上手いオージーサーファーが奥から乗ってくるので、中級者以下のサーファーだと波が取れずにストレスだけが積もるかもしません。ストレスがたまるなら日本人が多いCucukanなどのポイントへ移動するのもテです。上級レベル以上のサーファーならそれなりに波が取れると思いますので、十分に楽しめるポイントです。
ちなみに海水は年中暖かく、男性ならサーフパンツ、女性ならビキニ一枚で十分です。
オヤジサーファーは楽しめるか?
40歳以上のサーファーでも上級者なら十分楽しめます。そこまでテイクオフにクセはなく、ピークからは乗りやすいです。乗れれば最高に良い波です。ただ、ウネリに敏感なポイントで目の前にホテルがあるのでポイントパニックになりがち。
ものすごく充実しているというわけではありませんが、バリはナイトスポットもあります。それなりにコストはかかりますが、日中はサーフィンして、夜は美女の待つカラオケバーに繰り出すという夢のようなサーフトリップが可能です。
バリのナイトスポットの情報はこの記事(↓)が参考になります。
アクセス・売店
自分でバイクを運転してアクセスするのも良いですが、目の前のHotel Komuneに滞在してポイントへアクセスするのが最もストレスはないです。それ以外の場合は、サーフガイドに頼んで連れて行ってもらうようにしましょう。Hotel Komuneに隣接して大きめのワルン(バリの売店)があるので、Hotel滞在でない場合はそこで食事を取ったり、軽く休憩できたりします。ミネラルウォーターやBintangビールも普通に売ってます。
どんな波か?
ライトのホレた波が特徴
ライトオンリーのサンドまじりのリーフブレイクです。レフト方向にもたまに乗ることができますが、すぐにクローズしてしまいます。ウネリに敏感で、周辺のポイントがフラットでもクラマスだけは割れていたりします。バックウォッシュが入るとかはなく、テイクオフにクセのない波です。正直、人さえ混雑していなければイージーなテイクオフから急な斜面のスリリングな波が堪能できるのですが、良い波になるとオーストラリアの屈強なサーファーが集まって来ます。そうなるとなかなか波が取れずにストレスが溜まってしまうこともあるかもしれません。
ロングライドできるというより、ホレた急斜面の波が特徴です。トップ周辺は割れるのが速いので、テイクオフ時の速い波の対応が必要です。グランドスウェルが入ってきて頭オーバーのサイズになるとチューブを巻くような波になります。テイクオフで、ボードを横向きにして波に捕まらない様にし、抜けたところでスピードに乗って波のフェイスを使ってカービング系の技をかましていく、というのがクラマスの基本の乗り方です。
ゲッティングアウトは超楽
ゲッティングアウトは楽です、ボードなどは必要なく、左側からパドルでエントリーします。リーフなので、波が割れていないところからエントリーすればほぼノードルフィンスルーでゲッティングアウトできます。波が割れているポイントまで近いので、疲れることもあまりないと思います。
カレントは強くないですが、右から左へのカレントは発生します。ピークからどんどん逃げていく形になるので、少し面倒といえば面倒かもしれません。
クラマスの波を愉しむためのTips
良い波になると、ピーク付近はうまいサーファーのピークの取り合いになってなかなかいいなみを掴むことができません。少しズレて、左側で待っているとそこでもピークが現れます。岸側から見て、右側のピーク付近に屈強なサーファーが集まっている時は、少し左手前側にズレて波を待っていればいい波が来ます(左側は波数多くないですが)。
波の特徴 | ライトオンリーのSteepな急斜面の波 |
カーヴィング | ★★★★★ |
リッピング | ★★★★☆ |
エアー | ★★★☆☆ |
チューブ | ★★★★☆ |
ロングライド | ★★★☆☆ |
最適気象条件
Wave | Wetsuit | |
1月 | ★★★★★ | トランクス |
2月 | ★★★★★ | トランクス |
3月 | ★★★★★ | トランクス |
4月 | ★★★★ | トランクス |
5月 | ★★★ | トランクス |
6月 | ★★★ | トランクス |
7月 | ★★★ | トランクス |
8月 | ★★★ | トランクス |
9月 | ★★★ | トランクス |
10月 | ★★★ | トランクス |
11月 | ★★★★ | トランクス |
12月 | ★★★★★ | トランクス |
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11〜3月がハイシーズンだが年中割れてる
クラマスはバリ島の東側の海岸なので、基本的には11〜3月の雨季がハイシーズンですが、乾季でも波はまあまああります。乾季に言ってもそれなりに楽しめますので、そこまでシーズンを気にしなくて良いというのが私の感想です。
北風が吹くと厳しい
ビーチの向きは南西でオフショアの南風では波がシェイプされていい波になることが多いです。北風には弱くて北風が服と波が潰されてしまい、Poor Conditionとなります。風に強いポイントではないので、基本的に午前中の方がGood Conditionになることが多いです。
タイド
バリの他のポイントと同じく、ミドル〜ハイタイド時に入りましょう。基本的にロータイド時はノーサーフです。
最適サーフボード・フィン
サーフボード
波のトップは速いブレイク、急斜面のホレた波なので、ロッカーがミドル〜強めのハイパフォーマンスThrusterがGoodです。小波用のThrusterやツインフィッシュのようなロッカーが弱めのボードだとワンターン目が抜けることができないケースが多いでしょう。
↓クラマスでのおすすめサーフボード↓
フィン
テイクオフからワンターン目まではスピードが必要ですが、ワンターン目以降はオープンフェイスの斜面になりパワーサーフィンのカービング系でスピレーを飛ばしたいところです。FCSのフィンだとAcceralator系のオールラウンドモデルがおすすめです。スピードに乗ってカービングでフィンが抜けないようにしたいので、サイズはLサイズがおすすめ(Mサイズでも全然問題ないけど)。
↓クラマスでのおすすめFCSフィン↓
おすすめ宿泊ホテル
Hotel Komune
なんと言っても、クラマスの目の前にあるHotel Konume がおすすめです。波さえあればいつでもクラマスでサーフィン可能。サーフガイド要らずです。女子ウケも良いので、カップルで泊まるのもおすすめ。朝食が付いていないプランなので、そこはちょっと残念ですが、おしゃれなレストランが付いています。
Hotel KomuneのWebサイトを見ると、、ナイトサーフィンが可能とありますが、波が大きいKeramasでナイトサーフィンは危険すぎます。オーストラリア人でもナイトサーフィンやっている人はいないです。
ホテルには野外に卓球台が置いてあるんだけど
風でピンポン球が流される、流される〜
耳より情報
うねりに敏感なポイントなので、東側のメインポイントである、Sanur BeachやSerangan(スランガン)がスモールウェーブの時でも、胸〜肩の波が割れていることがあります♡
注意事項
Hotel KomuneのWebサイトを見ると、、クラマスではナイトサーフィンが可能とありますが、波が大きいKeramasでナイトサーフィンは危険すぎます。オーストラリア人でもナイトサーフィンやっている人はいないです。
Keramasサーフポイントまとめ
オヤジサーファーおすすめ度 | ★★★☆☆ |
サーファーレベル | 上級〜プロ |
Break | ライト |
Bottom | サンドまじりのリーフ |
ショート、ロング割合 | ショート100% |
ガールズサーファー | オーストラリアの子供が入っていることはある |
ローカル度 | ★★☆☆☆トラブルになることは少ない |
混雑度 | ★★★★★オージーと日本人で混雑する |
駐車場 | ホテル近くにある |
トイレ | 目の前にワルンあり |
シャワー | あり(冷水) |
住所 | Blahbatuh, ギャニャール バリ州 インドネシア |
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