サーフィンのウェットスーツも徐々に値上げされていますね。少し前までは、プロモデルのセミドライスーツは10万円くらいのイメージでしたが、2022-2023年は12万円くらいの定価となっています。
価格が高くなっていますし、そもそも環境負荷軽減のためウェットスーツを少しでも長持ちさせたいというサーファーのためのTipsです。
エントリーモデルではなくプロモデルを買う
ウェットスーツメーカーの多くは、初心者やライトユーザー向けのエントリーモデルと、ヘビーユーザー向けのプロモデルを用意しています。
経験則からすると、絶対プロモデルを買った方が結局はコスパが良いです。
プロモデルの方が縫製がしっかりしていたり、耐久性が高い仕組みになっていたり、と経験則でエントリーモデルの2倍長持ちします。
エントリーモデルはプロモデルの、大体6 -7割の金額なのですが、耐久性まで考えるとプロモデルの方が結局はコスパが良いです。
バックジップのタイプが耐久性良い
ウェットスーツの形状は、背中にファスナーがあるバックジップタイプ、胸のあたりにファスナーがあるフロントジップタイプに大きく分かれますが、バックジップタイプの方が少しだけ耐久性に分があります。
フロントジップのタイプはタイプにもよりますが、時間が経つと首回りのところが伸びてきて水が侵入しやすくなります。バックジップタイプの方がこの傾向が少ないです。
専用のハンガーを使う
ハンガーが最も大きい要因と言ってもいいと思います。
ウェットスーツはサーフィン時以外はずっとハンガーにかけられた状態です。
ハンガーがクリーニング店でもらった簡易ハンガーとかだと、どうしても首や肩の部分に必要以上にテンションがかかり伸びてしまいます。
スーツを購入した時についてくる比較的しっかりしたハンガーだと、フック部分の強度が弱すぎて何回か使うとフック部分が取れてしまいます。
ウェットスーツ専用ハンガーを使うことで、強度が強く、肩や首の部分が伸びないようになります。そんなに高いものではないので、絶対使いましょう。
外に干す時間を最小限に
濡れたウェットスーツは外に干しているサーファーがほとんどだと思いますが、できるだけ外に干す時間を少なくしましょう。
外に干していると、日光やホコリ、温度の変化などで、ジャージ部分やゴムの部分が劣化してしまいます。
ある程度乾かしたら、部屋のバスルームなどへ移動させて乾かしましょう。
これをやるかやらないかで、かなり耐久性が変わります。
たまに中性洗剤で洗う
これをやっても大きな変化はないですが、やらないよりはマシです。
たまに中性洗剤で洗いましょう。
ちなみに、ウェットスーツは洗濯機で水洗いできなくもないのですが、あまりおすすめしません。摩擦でウェットが傷ついてしまうリスクが高いです。
中性洗剤はエマールやアクロンで十分ですが、ウェットスーツ専用の洗剤もあります。
まとめ
これらの対策を取ることで、確実に2倍ウェットスーツ持ちます(個人の経験です)。
特に、外に干す時間を減らす、専用のハンガーを使うのは、効果絶大です。
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