グリーンリーディングは、グリーンに上がる前から始まってます。
というか、グリーンに上がる前に9割決まっていると思っても良いです。
ほとんどのアマチュアゴルファーは、グリーンに上がってからボールの後ろに回ってグリーンを読み始めます。
中にはエイムポイントのような手法を取り入れている方もいるかもしれませんん。
ただし、グリーンリーディングはグリーンに上がる前、セカンドショット時に9割終わらせておくべきです。
グリーンに上がってからは、微調整をするだけ。
ちなみに、グリーンの傾斜を事前にコースのWebサイトなどで確認するのもほとんど意味ないです。
18ホール全部のグリーンの傾斜を覚えるのは至難の技です。
まず、基本のグリーンリーディングから。
グリーンは基本的に奥が高くて手前が低い設計になっています。
当然、例外もありますが基本は奥が高くて、手前が低いです。
ということは、ピンが中央に立っている場合、物理の法則で考えれば、以下のような転がりになります。
ピンの右側に落ちれば左へ曲がるライン、左側に落ちれば右へ曲がるラインが残ります。
ピンの真横が最も曲がり幅が大きい。
これが基本です。
通常のグリーンならば、グリーンに上がる前にラインのイメージはすでにつけることができるはずです。
あとは、グリーン上で多少の調整をすれば良いだけです。
シンプルに考えるなら、ピンの右側らな左に曲がる、左側なら右に曲がる、これを頭に入れておきます。
ただ、ホールによって、多少の調整をする必要があります。
小田急藤沢ゴルクラブの1番ホールのグリーンの例。
フォールスポットが少し中央からずれています。この辺り。
ここが一番低い地点なので、ラインとしてはこうなります。
ラインより右側なら左に曲がる、左側なら右に曲がります。
セカンドショット時にここまでは把握しておきます。
あとは、フォールラインを意識してグリーン上で曲がりはばを調整してストロークするだけ。
まず、大きな視点で傾斜を読むことが大事。
ビジネスでも同じかと思います。
いきなり、個別の課題の話題に拘泥するマネージャーをよく見てきましたが、その方法でうまくいく可能性は50:50です。
なぜなら、大きな視点で見てないからです。
大きな視点で見れば、AとBの選択肢があった場合、A:B=70:30 などと分析できるはず。
70の方に投資して、後の30%を細かな施策で埋めていく。
これがで多くのマネージャーはできていません。
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