【2023年版】シングルなるためには攻略必須!5番ウッドを極めるためのテクニックとモデルの選び方 

ギア

最近は5番ウッドを抜いてその代わりウェッジを一本増やすPGAプロがいますが、アマチュアゴルファーにとっては5番ウッドは上達のための必須クラブです。 

5番ウッドを使用する場面はこの三つ。 

・ティーショット 

5番ウッドはドライバーや3番ウッド、3番ハイブリッドに比べてスライスがしづらいという性質があります。 

フェアウェイが狭いホールはもちろん、右側がOBや池などの右に行かせたくない、ドッグレッグでドローボールが求められるという場面で5番ウッドを自信を持って握れれば大きな武器になります。 

・Par5で、2オンを狙うためのセカンドショット 

5番ウッドが最も威力発揮する場面が、Par5のセカンドショットです。Par5でバーディが取れるかどうかでシングルになれるかどうかが決まります。 

81以下で回るには、4回あるPar5で2回はグリーン周りまで持っていきたいところですが、そのためには5番ウッドで200y~230y程度を10%以内の誤差でアプローチできれば良いです。 

・グリーン近くのラフからのアプローチ 

グリーン近くのラフからのアプローチは意外と難しいですね。パターで転がそうとするとラフに食われて距離感が出ない、ウェッジだとざっくりしそう。 

こういう時に5番ウッドで転がせると楽です。パターよりロフトがあるのでラフに食われず距離感が出しやすいです。 

当然練習が必要ですが、この技をマスターしておけばラウンドで1打縮める可能性が高まります。 

5番ウッドでクリーンにボールを捉えるには 

とはいえ、フェアウェイウッドを苦手にしているゴルファーは多いですね。 

ボールの位置 

ボールの位置は、左足より一足分中よりです。 

ここで左寄りに置きすぎてしまうゴルファーがよくいますので、注意しましょう。 

飛ばそうとしない 

5番ウッドを持つとどうしても飛ばしたくなりますよね。 

そうなるとどうしても力が入ってしまいミスにつながってしまいます。 

まず5番ウッドをうまく打つには、ロフトを信じてアプローチすること。力を入れて飛ばそうとしなくてOK。 

とにかく、ロフトを信じてアイアン感覚でスイングしましょう。 

スイングプレーンをフラットに 

フェアウェイウッドを打つときは、ボールの手前からボールを掃くようにうつ、と教えるコーチがいますが、あまり意識しすぎると手前をダフってしまいます。 

掃くようにではなく、スイングプレーンを少しフラット気味に意識してスイングしましょう。 

そうすれば、縦振りではなく横降りに近いスイングアークになって、自然とボールを掃くように打てるようになります。 

あとはイメージとしては、ボールの手前からヘッドを入れるのではなく、アイアンと同じようにダウンブローで捉えるように意識しましょう。 

ロフトが立って、飛距離が出るようになりますし、最下点が手前すぎてボールの上っ面を叩いてしまうミスも減ります。 

5番ウッドの選び方 

シャフトは? 

まずシャフトはネックが取り外しできるスリーブ付きのシャフトがおすすめです。 

一番大事なのは重量です。重量はドライバーからの流れを意識しましょう。 

ドライバーが60g台のシャフトなら、以下のように重量を配置していきます。 

ドライバー 60g台 
3W 70g台 
5W 80g台 
3U 90g台 

こちらのドライバーのシャフトの選び方を参考にしてみてください。

シャローフェイスかディープフェイスか? 

5番ウッドのフェイスは横長のシャローフェイスとコンパクトなディープフェイスのモデルがあります。 

シャローフェイスの方がボールの手前からヘッドを滑らせるイメージで打ちやすく、直進性に優れています。特にティーショットで使うときは安定性が抜群です。 

ディーブフェイスの方がダウンブローのイメージで打ちやすく、弾道をコントロールしやすいです。 

プロは弾道をコントロールしたいため、ディープフェイスのフェアウェイウッドを使っている選手が多いです。 

シングルになるための5番ウッドおすすめランキング 

5番ウッドを選ぶためのスペックには以下の要素がありますので、よく理解してから選びましょう。 

ライ角  大きいほどつかまりやすい  
MOI  大きいほど直進性が高い  
フェースプログレッション  数字が小さいとつかまりやすい  
重心距離  短いとフェースが閉じやすく、つかまりやすい 
重心角  大きいとつかまりやすい 

第1位 タイトリスト TSR3 

弾道:中弾道フェード系 

フェイス ディープ系 
ヘッド体積 (cc) 148.5 
ロフト 表示/実測 (°) 18.0 / 16.9 
ライ角 (°) 59 
MOI (g/cm2) 2426 
フェイス角 (°) -6.0 
重心距離 (mm) 30.5 
重心角 (°) 18.5 

タイトリスト契約のプロがこぞって使うのがTSR3。 

5番ウッドはかなり小ぶりなヘッドで、ハイブリッドのように打ち込めるフェアウェイウッドです。 

フェイス角が-6.0°でオープンフェイス、重心角も18.5°と抑えめでフェイスが閉じづらいが、ヘッドの体積が小さいのとライ角が59°と大きいのでボールを自在に曲げてコントロールしやすいスペック。 

スライスに悩むゴルファーはおすすめしませんが、フェードボールで狙っていきたいゴルファーには最適。 

また、タイトリストはカスタマイズの幅が豊富なので、シャフトをカスタマイズ必要なハードヒッターや上級者には絶対お勧めできます。 

2010年に発売された910Fシリーズから互換性のあるスリーブ装着で、中古でも豊富にシャフトを選ぶことができるのが、大きなメリット。 

他のメーカーより最終的にコストパフォーマンスが良いです。 

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No.2 Tour AD DI コスパが高い 
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第2位  PING G430 MAX 

弾道: 高弾道ストレート 

フェイス シャローフェイス 
ヘッド体積 (cc) 163 
ロフト 表示/実測 (°) 18.0 / 18.6 
ライ角 (°) 57 
MOI (g/cm2) 2965 
フェイス角 (°) -0.2 
重心距離 (mm) 33.5 
重心角 (°) 20.7 

どうしても5番ウッドに自信がないという方は、PING G430 MAXを試して欲しいです。 

シャローフェイスで構えた時の安心感がMAX。 

G430 MAXのシャローフェイス

打ち込むイメージは湧きませんが、多少手前から入ってもまっすぐ飛んでいってくれます。 

慣性モーメント(MOI)が3000近くあり本当に曲がらないモデル。 

フェイス角もほぼ0°なので、ピンに対してまっすぐ構えてストレート系弾道で打ち出せる。シンプルにゴルフができる最高の5Wです。 

プロの間でも人気で、PGMのクラブ契約フリーの選手でも多くこのPING G430 MAXを選んでいます。 

PINGはカスタマイズのオプションが豊富で、PINGの純正シャフトもレベルが高く、純正シャフトからかなり安価に手に入れることができます。 

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第3位 テーラーメイド ステルス2プラス 

弾道:高弾道ドロー 

フェイス ディープ系 
ヘッド体積 (cc) 159.5 
ロフト 表示/実測 (°) 18.0 / 18.9 
ライ角 (°) 56.5 
MOI (g/cm2) 2286 
フェイス角 (°) -3.5 
重心距離 (mm) 33.0 
重心角 (°) 24.2 

クラブ契約フリーのプロでもよく使っているのがテーラーメイドのフェアウェイウッドです。 

テーラーメイドは伝統的にフェアウェイウッドの名器が多く、このステルスプラスも評判が良いクラブ。 伝統的にディープ系のフェイスが特徴。

Stealthのフェイス

フェイス角が-3.5°とフックフェイス気味で重心角も24.2°あるので、スイング中フェイスが閉じようとする挙動が大きめ。重心角全体的に捕まる設定になっています。 

曲げるというよりフェースローテーションを抑えて軽いドロー弾道がイメージしやすい。 

クラブ自体のレベルは高いのですが、タイトリストやPINGに比べるとカスタマイズの幅が狭く、中古でのスリーブ装着モデルが見つけづらいのがデメリットです。 

No.1 VENTUS BLUE TR 安定のVENTUS BLUE。選んでおいて間違いない。 
No.2 VENTUS BLACK TR BLUEより硬め。ヘッドスピードが46m/s以上あるなら。 
No.3 Tour AD IZ 粘りのある挙動が特徴。 
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第4位 タイトリスト TSR2 FW 

弾道:高弾道フェード 

フェイス ディープ系 
ヘッド体積 (cc) 152.1 
ロフト 表示/実測 (°) 18.0 / 17.5 
ライ角 (°) 59 
MOI (g/cm2) 2408 
フェイス角 (°) -5.4 
重心距離 (mm) 30.8 
重心角 (°) 18.9 

TSR3と同じく、中古モデルで適合するシャフトが豊富なのが嬉しいタイトリストの最新モデル。 

スペックはほとんどTSR3FWと同じですが、TSR3に比べると少しヘッドが大きめで、ボールが上がりやすくなっています。 

TSR3だと弾道が低すぎるという方に合うモデル。 

タイトリストはとにかくカスタマイズオプションが豊富なので、上達のためには最高におすすめ。 

No.1 TENSEI CK PRO ORANGE コントロール性が一番 
No.2 Tour AD DI 間違いないシャフト。コスパが高い 
No.3 VENTUS BLUE TR 飛距離性能ならこれ 
TSR2FWおすすめシャフト 

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第5位 PING G430 SFT FW 

弾道: 高弾道ドロー系 

フェイス シャロー系 
ヘッド体積 (cc) 175 
ロフト 表示/実測 (°) 19.0 / 18.4 
ライ角 (°) 56.5 
MOI (g/cm2) 3044 
フェイス角 (°) -1.3 
重心距離 (mm) 32.2 
重心角 (°) 27.7 

どうしても5番ウッドでスライスが出るならこれ。 

重心角が27.7°もあるので、自然とインパクトでフェイスが閉じる挙動となります。 

シャロー系でMOIも3044なので、直進性も高いので、スライスでOBが多いなら、お助けクラブになります。 

No.1 TENSEI CK PRO ORANGE コントロール性が一番 
No.2 PING TOUR BLACK 2.0 PINGの純正シャフトはレベルが高く、コスパ良い 
No.3 VENTUS BLUE TR 飛距離性能ならこれ 
G430 SFT FWおすすめシャフト

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おすすめ5番ウッドスペック比較 

 TSR3 G430 MAX Stealth2+ TSR2 G430 SFT 
フェイス ディープ系 シャロー系 ディープ系 ディープ系 シャロー系 
ヘッド体積 (cc) 148.5 163 159.5 152.1 175 
ロフト 表示/実測 (°) 18.0 / 16.9 18.0 / 18.6 18.0 / 18.9 18.0 / 17.5 19.0 / 18.4 
ライ角 (°) 59 57 56.5 59 56.5 
MOI (g/cm2) 2426 2965 2286 2408 3044 
フェイス角 (°) -6.0 -0.2 -3.5 -5.4 -1.3 
重心距離 (mm) 30.5 33.5 33.0 30.8 32.2 
重心角 (°) 18.5 20.7 24.2 18.9 27.7 

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