2022年もそろそろ夏ということで、今年こそサーフィンを始めようという方もいらっしゃると思います。
サーフィンを始める際に色々悩むことが多いと思いますが、サーフィンに取って最も大事なサーフボードについて解説します。
ビギナーが買うべきボードはどのようなボードでしょうか?
ショートボードは絶対におすすめしない
まず、6フィート弱のボードが主流になっていますが、ショートボードは絶対にお勧めしません。
サーフィンのビギナーにとって、サーフィンと聞くと一番にイメージするのはショートボードだと思います。2021年の東京オリンピックのサーフィン競技でもこのショートボードでのコンテストでした。
個人的にですが私は大人になってからショートボードでサーフィンを始めた人で上手くなった人をほとんど見たことがありません。
ショートボードは浮力がないため、滑り出しが遅くライディングできる回数が少なくなり、結果、楽しくない、うまくもならない、という負の連鎖に陥ります。
世界のトップサーファーでも怪我をした直後はミッドレングスと呼ばれる大きなボードで練習を再開するそうです。
トップサーファーでもいきなりショートボードに乗るわけではないのです。
ビギナーなら当然、ショートボードからスタートするのは”無謀”と思います。
とにかく、サーフィンを始めるにあたって、ショートボードは全くおすすめしません。
取り回しが悪いロングボード
ショートボードに対して、テイクオフがイージーなのはロングボードです。
イメージですが、ショートボードの5倍くらいテイクオフが楽です。
数が乗れるので、上達は早くビギナーでも初めからサーフィンを楽しめるでしょう。
こんなにメリットのあるロングボードですが、あまり初心者におすすめできません。
第一に取り回しが悪いです。
ロングボードの長さは3m程度。
大きなお家に住んでいる方は良いと思いますが、マンション住まいだとほとんどのエレベータに積めませんし、家に置いておくのも一苦労でしょう。
長さが3mありますし、ボードは反っているので意外と奥行きもあります。
重量もあるので、女性だと海の駐車場からポイントまで持っていくこと自体も難しいでしょう。
ポイントによっては、ボードを数百メートル運ばないといけません。基本的に海は風が内陸より強いのですが、風の中ボードを運ぶのはかなり大変だと思います。
車に積むのも一苦労です。
ロングボードは価格も20万円程度と高いですし、コスト面からも負担は大きい。
絶対的おすすめは7’2のミッドレングス(ファンボード)
結論として、ビギナーが買うべきはミッドレングスです。
一昔前まではファンボードと言われていましたが、最近はミッドレングスを呼ばれるようになっています。
まず、ミッドレングスはショートボードに比べて圧倒的にテイクオフが楽です。
ロングボードよりは少し劣りますが、体感としては”ロングボードとそんなに変わらない”テイクオフのイージーさがあります。
ロングボードよりもターンが楽なので、ミッドレングスから初めてショートボードへのステップアップもスムーズです。
もちろん、ロングボードへの転向も問題ありません。
とにかく、サーフィンではテイクオフして波にたくさん乗れないと楽しくありません。
ミッドレングスならビギナーでも波にたくさん乗ることができると思います。
長さは、7’2をおすすめします。
7’2は大体218cmです。
日本の多くの戸建てやマンションの部屋の高さは220cmですので、7’2なら縦に置くことができます。横に置くよりも圧倒的にスペースを取りません。
ボードにカバーをつけたとしても少し斜めに置けば十分に縦に置けると思います。
ボードはできるだけ長い方がテイクオフが簡単ですので、日本の家の高さギリギリの7’2をおすすめします。
7’0くらいでもそんなにイメージは変わらないと思いますので、7’0くらいでも問題ありません。
サーフショップに置いてあるミッドレングスで条件に合うものがあれば、サーフショップで購入されることをおすすめします。
サーフショップで購入すれば修理などの対応も良いと思います。
有名なメーカーからもミッドレングスのモデルは販売されています。
以下のメーカーのモデルは間違いない選択だと思いますので、参考にしてみてください。
チャネルアイランド CI Mid
JS Industries Big Bron
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