バリ島・サヌールリーフポイント概要
今まで乗った中で最高の波はどこかと私が問われれば、間違いなくこのサヌールリーフのライトの波です。このサヌールリーフが最高だと答えるバリニーズも多いです。それくらい最高の波が割れるのがサヌールリーフです。サヌールの中心地からも近く、徒歩でアクセス可能。サヌールエリアのメインポイントです。
オーストラリアのサーファーもいますが、そこまで多くありません。途方ないくらい奥から乗ってくるアグレッシブなオージーがいないのはGoodです。そういう意味では日本人の上級サーファーにはおすすめのポイントです。
オヤジサーファーは楽しめるか?
40歳以上のサーファーでも上級者なら十分楽しめます。少しテイクオフはクセがある波ですが、乗ってみると次々と波が現れて波がサーファーを押してくれる最高の波。ダブルの波になると初めは怖いと思いますが、なれれば乗れるようになります。本当に最高に良い波です。オーストラリアのサーファーは少なめで、ローカルが大事にしているポイントです。バリのサーフガイドと一緒に入ることをおすすめします。
ものすごく充実しているというわけではありませんが、バリはナイトスポットもあります。それなりにコストはかかりますが、日中はサーフィンして、夜は美女の待つカラオケバーに繰り出すという夢のようなサーフトリップが可能です。
バリのナイトスポットの情報はこの記事(↓)が参考になります。
アクセス
サーフポイントへは、ホテルから徒歩で向かう方法と、サーフガイドに連れて行ってもらう方法の二つです。海の中に大きな灯台が立っていてそこの脇からポイントへ向かいます。
波が割れる場所までは、パドルでもエントリーできますが、ボードを使う方が楽です。ボードは砂浜で待っていて、2024年8月現在だと100,000IDRで乗せてくれます。
どんな波か?
急斜面の極上ライト
ライトに割れるパワフルな波です。そのクオリティは最高で、エクセレントなコンディション時には急斜面の波が次々にでてくるような波です。特に、サイズアップした時は一生忘れられないようなスリリングな波が経験できます。ダブル〜トリプルになってもクローズせず、サーフィンが可能。バリニーズ曰く、沖に向かって右側に岬があるのですが、そこに大きな波がぶつかると、波が回ってきてセットが入るそう。右側奥のテトラの波を観察しつつ、波を待ちたいです。
リッピングやエアーを決めるというよりは、急斜面がどんどん続く波で、その斜面をパワーサーフィンで切り裂きたいです。大きくなるとチューブになる時はありますが、そこまでチュービーな波ではない。とにかく、パワーサーフィンを披露するには最高の波。
潮が動いている時には、沖に向かって右から左へのカレントが発生します。波のピークから逃げていくカレントなので、この時は少しポジションキープに疲れてしまうでしょう。
↓はGood Condisionの時のサヌールリーフです。波がどんどん現れてくるポイントです。
テイクオフは少しクセあり
テイクオフはいきなりボコっとウネリが現れて、後ろから押されるような少しクセのある波です。ダブルくらい大きくなるとむしろ気になりませんが、肩〜頭くらいのサイズの時はテイクオフで苦労するかもしれません。バックウォッシュの波のように後ろから押されるような感じなので、テイクオフ時に後ろにのけぞってしまいがちです。
対策としては、とにかくテイクオフでは低い姿勢を保つこと。もう一つは、サーフボードのテール側を抑えるようにして、ノーズを持ち上げるようにしましょう。そうすれば、安定してテイクオフできるようになります。
波の特徴 | パワフルなライトな急斜面 |
カービング | ★★★★★ |
リッピング | ★★★★☆ |
チューブ | ★★★☆☆ |
エアー | ★★★☆☆ |
ロングライド | ★★★☆☆ |
最適気象条件
基本的には、11〜3月の雨季の方がコンディションは整いますが、4〜10月の乾季でも波はあります。ちなみに私は7月に訪れて、ダブルサイズのエクセレントコンディションでした。
ロータイドになるとかなり水深が浅くなってしまいますので、ミドル〜ハイタイド時に入りましょう。ロータイド時にもできなくはないですが、パーリングすると背中をリーフで傷つけてしまうことがあります。
波とウェットスーツ
バリの東側は年間水温が暖かいので、基本的にトランクス一枚でOKです。
Wave | Wetsuit | |
1月 | ★★★★★ | トランクス or タッパ |
2月 | ★★★★★ | トランクス or タッパ |
3月 | ★★★★ | トランクス or タッパ |
4月 | ★★★★ | トランクス or タッパ |
5月 | ★★★ | トランクス or タッパ |
6月 | ★★★ | トランクス or タッパ |
7月 | ★★★ | トランクス or タッパ |
8月 | ★★★ | トランクス or タッパ |
9月 | ★★★ | トランクス or タッパ |
10月 | ★★★★ | トランクス or タッパ |
11月 | ★★★★ | トランクス or タッパ |
12月 | ★★★★★ | トランクス or タッパ |
最適サーフボード・フィン
最適サーフボード
ここでこそパフォーマンス系のThrusterを使いたいです。Thrusterで乗れる世界でも最高の波がサヌールリーフです。テイクオフは後ろから押してくれるような少しクセのある波なので、機動力のあるThrusterが最適。
最適フィン
固いカービング系の波です。フィンもFCSのCarver系を選択したい。2024年にリリースされた、FCSの最も硬い、カービング系のフィンがおすすめです。グラスファイバーのフィンでしっかりしています。日本で普段Mサイズのフィンを使っている方は、Mサイズでも良いですが、Lサイズの方が安心してターンできると多います。
周辺情報
おすすめホテル
Prime Plaza Hotel Sanur
サヌールリーフへ徒歩で行ける、バリのローカルに聞いたら必ずおすすめされる綺麗なホテルです。リーズナブルな料金の割には、朝食もついていて、部屋は非常に綺麗です。フィットネスジム、Barもついていて、飲んでいてラストオーダーになると部屋までドリンクを持ってきてくれます。グッドホスピタリティ。朝食はついてますが、そこまで美味ではないかもしれません。
耳より情報
サヌールリーフにいるローカルに”ココナッツの焼酎”をもらったのですが、最高に美味しいです!
注意事項
ロータイド時もサーフィンは可能ですが、インサイドまで乗ってしまうとかなり水深が浅いです。
サーフポイントまとめ
オヤジサーファーおすすめ度 | ★★★★★ |
サーファーレベル | 中級〜エキスパート |
Break | ライト |
Bottom | リーフ |
ショート、ロング割合 | ショート100% |
ガールズサーファー | ほぼいない |
ローカル度 | ★★★★☆ エクセレントコンディション時はサーフガイドを使いたい |
混雑度 | ★★★☆☆ オーストラリアのサーファーは少なめ |
駐車場 | |
トイレ | |
シャワー | あり |
住所 | Jalan Cemara, Sanur, Denpasar Selatan, Kota Denpasar, Bali, インドネシア |
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