最近、湘南の海に入っていても、ソフトボードのサーファーをよく見るようになりました。
私もサーフィンでソフトボードは使っているのですが、どのようなスペックを買べきでしょうか?
そもそもソフトボードとは?
ソフトボードとは、ボディボードで使うような軽い発泡スチロールのような素材で作ったサーフボードのことです。
2015年ほどから徐々に普及してきたイメージです。
それまでもソフトボードはあったのですが、とても重かったり、と普及していませんでした。2010年代中頃から、イケてるボードが発売され普及してきました。
ソフトボードのメリット
ソフトボードのメリットはまず、安価であることです。
普通のウレタンのサーフボードを購入するには、10万円以上は覚悟しないといけませんが、ソフトボードなら、5万円以下で手に入れることができます。
ボード自体が軽くて、通常のサーフボードに比べて柔らかいので、ボードが体に当たっても怪我をするリスクが低いです。安全です。
海で他人の体にボードを当ててしまって、大怪我をさせてしまったり、他人のボードに当ててしまって破損して弁償しないといけなくなったりすることはほとんど無いです。ただ、よく周りを見てサーフィンはしましょう!
安全なので、初心者のキッズがとりあえずサーフィン体験するのには向いていると言えます。
ソフトボード自体が破損することもあまり無いので、修理費用もほぼかからないです。保守の経済性も高いです。
性能面では、浮力がウレタンより大きいのでテイクオフがゲキっ速です。テイクオフでロングボードに勝ててしまいます。
ソフトボードのデメリット
ボード自体が厚くて、浮力がある分、ターンはしづらいです。また、ボードを水面に沈めることも困難なので、ドルフィンスルーは厳しい。
大波の時はパドルアウトが大変。小波用のボードと言えます。
ターンがしづらいので、一般的なウレタンボードのような波の上での激しいアクションや、急激なカットバックなどは難しいです。ウレタンボードのサーフィンとはスポーツが別物と考えた方が良いくらいのボードのパフォーマンスです。
サーフィンを上手くなりたいと純粋に思ってい方には正直向いていないです。
サーフィンを上手くなりたい方のサーフボードの選び方はコチラ↓
どんなサーファーに向いているのか
サーフィンを上手くなりたい方は、ウレタンのボードを最初から選んだ方が良いです。
1.サーフィンの初心者やキッズが楽しくまずはサーフィン体験する
2.いつも通常のサーフボードを使っているが、小波の時に違った乗り味のボードで楽しみたい中級者、上級者
のためのボードです。
プロサーファーでソフトボードを扱うのは、Mikey February が有名です。普段からソフトボードに頻繁に載っているわけではないようですが Youtube にソフトボード(フィンレスで乗ってます!)のパフォーマンスを見ることができます。8分くらいのところを見てみてください。
選ぶべきソフトボードのスペック
様々な長さのボードがありますが、7’0フィートのボードを選んでおけば間違い無いです。
ソフトボードは激しくアクションするボードでは無いため、クイックに動く短いボードは必要ないです。クイックに動きたいのであればウレタンのショートボードを選ぶべきです。
5フィート台の短いソフトボードもありますが、このショートの長さだったらもっと動かせる通常のショートボードを買った方が良いです。
とにかく、テイクオフが早く、まっすぐゆったり波をクルーズするなら7’0以上のボードを選択すべき。
ただ、7’0以上のボードになると、自宅に縦にボードを置けなくなってしまいます。ボードを家に横に置くとかなり場所をとってしまうので、縦におけるサイズにしたほうが良いです。
また、7’0のボードであれば、9’0のウレタンのロングボードと同じかそれ以上のテイクオフの速さがあるので、7’0のボードの浮力で十分です。
ソフトボードの表面はザラザラしているので、ワックスなしでも乗れますが、薄くワックスを塗った方がグリップが効いて乗りやすいです。
ワックスは、ウレタンのサーフボードで使っているものと同じでOKです。
私は SEX WAX を使っています。
おすすめソフトボード3選
おすすめソフトボード No.1 Three Weather “Bubble”
ムラサキスポーツのオリジナルブランド Three Weather の Bubble 7フィートモデルが一番おすすめです。
まず、価格は4万円以下で圧倒的なコストパフォーマンスです。 8月や12-1月のセールの時期であれば、3万円ちょいで買うことができます。
性能も全く問題なく、ソフトボードらしくテイクオフはゲキっ速で、やろうと思えばターンもできてしまいます。
デザインも落ち着いていて海で悪い意味で目立つこともないです。
初心者のサーフィン体験のためのボードとしては最高です。
フィンもついてきますが、FCS Iのフィンが装着可能。FCS II のフィンは装着できません。
サーフィン上級者が小波の時に使っても楽しいです。
使っていると、こんなふうに表面のロゴは剥がれてくるのですが、性能には問題ないです。
おすすめソフトボード No.2 ODYSEA サーフボード
ソフトボードのスタンダードしては、やはりODYSEAです。
海でよく見ます。
Three Weather の Bubbleほどではないですが、比較的安価です。 フィンもついていきます。
Bubbleと性能はほとんど変わらないですが、Bubbleより少しだけしっかりしているので、ターンが少しだけしやすい感じがします。
おすすめソフトボード No.3 88 SURFBOADS
デザインがカッコいいです。 Mikey February もこのボードを使っています。
フィンに加えてリーシュコードもついてきます。
楽天やYahoo!ショッピングでは売っていないので、サーフショップで手に入れましょう。
湘南だと T-Stick サーフショップで手に入ります。
買ってはいけないソフトボード
Softech サーフボードは買わない方がいいです。 海では良く見るのですが、、。
重くて浮力もなく、テイクオフが遅いので、ソフトボードのメリットが全く活かせないと思います。
これだったら、Three Weather の Bubble を買った方が絶対楽しめます。
Comments