【2023年11月】最速でシングルになるためのパターを買うならどのモデルか?おすすめトップ10 

ギア

「パッティングはスコア全体の35%ほどを占めているので練習も35%以上パッティングに費やすべき」、みたいなことを言うゴルフコーチがいますが、これは完全に間違いです。 

なぜなら、確かにパッティングの打数は全体の打数の35%ほどを占めていますが、パッティングの打数の半分くらいは1m以内の距離です。 

1m以内の距離はパッティングの技術に大きく影響されず、ほぼ誰でも決めることができる距離。 

実際、パッティングが全体のスコアに影響する割合は15%ほどです。 

15%と言っても、14本のクラブの中では、平均すると1本7%ほどの影響度ですので、最もスコアに影響するクラブがパター。 

パターの選び方でスコアは変わってきます。 

シングルを目指すなら絶対にパター選びにこだわるべき。 

シングルになるためのパッティングのスキルとは? 

PGAツアーの選手が2mのパットを決める確率は50%程度。1.5m以内となると90%程度の確率です。 

シングルになるためには、1m以内のパットは90%程度で決めていく必要があります。 

目安としては、カップまでの距離に対して、10%の位置まで寄せられるスキルがあれば良いです。 

10mのパットならカップから1m以内に寄せることができればOK。 

パッティングスキルの要素 

パットを決めるための要素は、3つしかありません。 

グリーンリーディング 

距離感 

方向性 

この3つ。 

この全てがマッチしていれば、100%パターは入ります。 

グリーンリーディング 

グリーンリーディングにおすすめなのが、簡易的なAIMPOINTメソッドです。 

アダム・スコットや比嘉一樹などのツアープロが実践している方法です。 

詳しくマスターするなら、有料のレッスンに参加するしかないのですが、以下の手順の簡易的なAIMPOINTでも十分効果があります。 

AIMPOINTの3STEP 

STEP1: パッティングラインを跨いで5段階で傾きを測定する 

STEP2: 測定した1~5の指を立てる 

STEP3: 胸の前に手をかざし、指をカップに合わせて、立てた指の分だけパッティングラインをずらす 

胸の前にこのように指を立ててパッティングの方向を決める

距離感の合わせ方 

テンポ

距離感で大事なのはテンポです。 

一定のリズムで短い距離も長い距離も打ちます。1mの距離のテンポも15mの距離のテンポも同じです。 

あとは、ゆっくりストロークすること。ハエが泊まるくらいとにかくゆっくりです。 

テンポを測定するのは難しいのですが、パターのシミュレーターEX PUTTを使うと簡単に測定できます。 

こちら↓

常にカップ中心から30cm先を狙う

1mの距離でも5mの距離でも常にカップの中心から30cm先を狙います。

30cm先であれば、カップの直径が100%使えて、少し手前で曲がっても、思ったほど曲がらなくてもカップインします。

カップの60cm先まで転がると、カップが使える直径は60%になってしまいます。

距離感の合うパターとは? 

距離感を合わせるには、一定のテンポにしたいのですが、テンポを合わせるにはパターの重量を重めにした方が良いです。 

最近は軽量のパターもあるのですが、重めのパターの方がテンポは合わせやすいです。 

現在販売されているパターの多くは重量が530g台が多いのですが、成人男性なら550g以上あった方がテンポは合わせやすいです。 

あとは、一般的にマレット型のパターよりピン型のパターの方が距離感は合わせやすい。

 

一般的にはピン型の方が距離感を合わせやすいですが、パッティング自分のフィーリングが大事です。

マレット型の方が合わせやすいという方もいるので、そこは自分のフィーリングで決めましょう。

方向性 

方向性に大きく影響するがフェースバランス角です。 

パターを水平の場所に置いたときにフェースの向きの角度がフェースバランス角。 

フェースが真上を向くのが完全にフェースバランスのセンターシャフトのパター。これが最も真っ直ぐ出やすい。 

フェースバランス角が大きくなればなるほど、ストローク中のパターの開閉が大きくなり、方向性を合わせるのが難しくなります。 

一般的には、ネオマレット型のパターの方がフェースバランス角が小さく方向性が良いです。 

最速でシングルになるためのおすすめパターとは? 

ストロークではテンポが大事なので、タイミングがとりやすい重めのパターがおすすめです。 

もう一つは長さ。 

34インチのパターを使っているゴルファーが多いと思いますが、一般的な日本人の体系だと短めの33インチがおすすめです。 

タイガー・ウッズのような長身の選手でも33インチのパターを使っています 

短い方がコントロールしすく、方向性が合わせやすくなります。 

あとは、距離感を重視するならピン型やL字型、方向性を重視するならマレットやネオマレットという選び方が基本です。 

第1位: Masda Golf STUDIO-2 

方向性:★★★★ 距離感:★★★★★ 

ロフト角(°) 
ライ角(°) 72 
クラブ長さ(インチ) 33~35インチ 
クラブ重量(g) 565g(34インチ) 
フェースバランス角 Mid 

千葉の地クラブメーカーMasda Golfの削り出しパター。 

スコッティ・キャメロンの名器NEWPORT2にインスパイアされたというかほぼNEWPORT2のフォルムと同じなのがこのSTUDIO-2。 

本家のNEWPORT2より手作り感があり、手にとってみると職人のこだわりを感じる一本で、タイガー・ウッズのNEWPORT2のように一生の相棒に最高のパター。 

ピン型ですが、直進性が高く、特に距離が合わせやすい。 

左にひっかけづらいのも特徴。左へのひっかけのミスがある方には是非。 

Masda Golf Studo-2の最安はこちら↓ 

第2位: スコッティ・キャメロン Super Select NEWPORT 2 + 

方向性:★★★★ 距離感:★★★★ 

ロフト角(°) 3.5 
ライ角(°) 70 
クラブ長さ(インチ) 33~35インチ 
クラブ重量(g)  
フェースバランス角 Mid 

スコッティキャメロンの中でも最も人気がある NEWPORT2を少し分厚くして、慣性モーメントを高めたモデル。  

アマチュアにはこちらのNEWPORT 2 PLUSの方がおすすめです。 

真っ直ぐ打ち出せて、距離感も合わせやすい。 

リッキー・ファウラーが2022年のZOZOチャンピオンシップの時につかって上位に入ったり、や2023年マスターズ上位に入ったゲイリー・ウッドランドが使用したり。PGAツアーでもこちらを使っているプロもいます。 

Newport 2+の最安値はこちら↓ 

スコッティ・キャメロンのモデルの選び方はこちら

第3位: スコッティ・キャメロン Super Select GOLO 6 

方向性:★★★★★ 距離感:★★★ 

ロフト角(°) 3.5 
ライ角(°) 70 
クラブ長さ(インチ) 33~35インチ 
クラブ重量(g)  
フェースバランス角 Mid-Low フェースバランスに近い 

GOLO6はかなりフェースバランスに近く、水平なところにGOLO6を置くと、ほぼフェースが真上を向きます。 

トゥ側に少し重量が配分されているので、トゥヒール対称形状の PHANTOM X系より本当に若干ですがフェースの開閉がしやすくなっています。  

見た目はマレットですが、極めてネオマレットに近い性能なのが GOLO6です。  

PGAやLIVツアープロの使用率は高くないですが、2022年日本ランキングトップの比嘉一貴やベテランのパターの名手谷原秀人が使用するパターのモデル。 

ネオマレットも良いのですが、ネオマレットの形状は流行り廃りが結構あるので、このタイプのマレットの方が永く使用できます。 

10年、20年エースパターとして使っていくにはやはりこの SUPER SELECTシリーズから選んだ方が良いかと。  

スコッティキャメロンの場合、すでに NEWPORT系のピン型パターを保有している人がいると思いますので、セカンドパターとして保有するのも良いです。  

普段ピン型パターを使っているなら、それなりにフェースバランス角が少なすぎると違和感があると思いますが、GOLOくらい少しのフェースバランス角があると違和感なく、安心感だけがプラスされます。 

第4位: スコッティ・キャメロン PHANTOM X 5.5 

方向性:★★★★★ 距離感:★★★ 

ロフト角(°) 3.5 
ライ角(°) 70 
クラブ長さ(インチ) 33~35インチ 
クラブ重量(g)  
フェースバランス角 Mid-Low フェースバランスに近い 

ジャスティン・トーマスやパトリック・キャントレーが愛用している形状は、このPhantomX5.5。ツノ型のモデルです。  

スコッティキャメロンのNEWPORT系に次ぐフラッグシップ形状です。 

既に在庫が少なくなっているので、購入は早めに。  

ジャスティン・トーマスが愛用している、Phantom X 5.5が最もおすすめです。 

第5位: Masda Golf STUDIO-3 

方向性:★★★★ 距離感:★★★★ 

ロフト角(°) 
ライ角(°) 70 
クラブ長さ(インチ) 33~35インチ 
クラブ重量(g)  
フェースバランス角 Mid 

L字パターの距離感とマレット型パターの直進性のいいとこ取りのパターがこのMasda GolfのStudio-3。 

第6位: テーラーメイド Spider Tour ダブルベンド (2023年モデル) 

方向性:★★★★★ 距離感:★★ 

2023年9月にテーラーメイドより発表された新モデル。  

最もスタンダードなスパイダーのモデルで、 Dubble Bendのネックで、フェースバランスになっているので真っ直ぐにストロークするというより真っ直ぐにしかストロークできないパター。 

ダスティン・ジョンソンが普段使っているモデル。 

テーラーメイドSpiderパターの2023年モデルについて詳しくはこちら

ロフト角(°) 
ライ角(°) 70 
クラブ長さ(インチ) 34~35インチ 
クラブ重量(g)  
フェースバランス角 フェースバランス 

第7位: オデッセィ WHITE HOT BLACK SEVEN CSパター 

方向性:★★★★★ 距離感:★★ 

日本オープンとZOZO Championshipで、石川遼が使っていたパターと同じタイプがこの WHITE HOT BLACK SEVEN CSパター。 

センターシャフトのタイプでストレートに打ち出せてショートパットに不安がないモデル。 

ロフト角(°) 
ライ角(°) 70 
クラブ長さ(インチ) 33~34インチ 
クラブ重量(g)  
フェースバランス角 フェースバランス 

第8位: スコッティ・キャメロン Super Select NEWPORT 2 

方向性:★★ 距離感:★★★★★ 

なんといっても、タイガー・ウッズが愛用しているタイプで、現在、パターの基本形となっているのが、このスコッティ・キャメロンのNEWPORT2です。 

トッププロが使っているので難しいと思われがちですが、フェースバランス角はピン型にしては小さめで直進性がありながら、距離感も出しやすい易しめの設計です。 

ロフト角(°) 3.5 
ライ角(°) 70 
クラブ長さ(インチ) 33~35インチ 
クラブ重量(g)  
フェースバランス角 Mid 

第9位: テーラーメイド Spider Tour X Short Slant (2023年モデル) 

方向性:★★★★ 距離感:★★★ 

ロリー・マキロイや岩井明愛がよく使っているのがこのSpider Tour Xタイプ。  

2023年11月に日本でも販売開始の最新モデル。 

ネックはShort Slantで、フェースバランス角が30°あり、フェースの開閉がしやすくなっています。  

マキロイは時にはスコッティ・キャメロンのピン型パターを使っていますが、ピン型パターとフェースバランス角が同じくらいなのでピン型と切り替えても違和感がないのでしょう。  

普段ピン型パターを使っていて、直進性が欲しいというゴルファーには最適なパター。 

ロフト角(°) 
ライ角(°) 70 
クラブ長さ(インチ) 34~35インチ 
クラブ重量(g)  
フェースバランス角 Mid 

2023年新作スパイダーパターシリーズの選び方はこちら

第10位: PING ANSER 2 

方向性:★★★ 距離感:★★★★ 

ピン型パターの元祖PINGの基本モデルがこのANSER2。 

渋野日向子選手が使用しています。 

ANSERよりANSER2の方が四角いフォルムで、スコッティ・キャメロンのNEWPORT2に対応するモデル。 

ロフト角(°) 
ライ角(°) 70 
クラブ長さ(インチ) 34~35インチ 
クラブ重量(g)  
フェースバランス角 Mid 

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