プロやシングルプレーヤーでもショットが乱れることはあります。
ただ、そういう中でもそれなりにスコアをまとめてくるのがプロやシングルプレーヤーです。
彼らがやっていることはコースマネジメント。
コースマネジメントを徹底することで、実際、ラウンドで5打は変わります。
事前確認
まず、ピンの位置を確認するクセをつけましょう。
アマチュアゴルファーはピンが手前か奥かくらいしか確認しない人がいますが、しっかり左右のどちらにピンが切ってるかも確認しなければなりません。
そして、そのピン位置から逆算してルートを決めていきます。
基本のルートは、”ジグザグ”ルートです。
例えば、Par4で、ピンが左奥に切ってあるなら、ティーショットはフェアウェイの右側に置き、右側のフェアウェイから左奥のピンを狙えるルートを想定します。
ゴルフはミスのスポーツなので、実際はその通りにはならないのですが、想定ルートをしっかり決めておくことは上達の一歩です。
ミスが出たら次からそのミスショットが出ないように練習すれば良いのです。
Par4、Par5のティーショット
ティーグラウンドの真ん中からティーショットしていないでしょうか。
プロの試合を見ていると、プロがティーグラウンドの真ん中から打っているケースはほとんどありません。
ティーグランドの右側か左側からティーショットします。
フェードボールヒッターならティーグランドの右側、ドローボールヒッターならティーグラウンドの左側からショットします。
アマチュアのほとんどはこのティーショットの立ち位置が徹底できていません。これをやるだけでも、1ラウンドで1〜2個のOBは減らせます。
ティーショットも対角線に、ジグザグにショットしていくのです。
もう一つ大事なことは、狙い目をはっきりさせることです。
フェアウェイを右側と左側に分割して、ティーショットの落とし所を決めます。
はじめに設定したルートに合わせて、狙いを定めましょう。
Par3のティーショット、Par4のセカンドショット
Par3のティーショット、Par4のセカンドショットで、ピンまでの距離を測ってピンまでの距離だけ測って、ショットしていないでしょうか。
これではコースマネジメントになりません。
まず、以下の点をチェックしましょう。
ピンまでの距離に加えてエッジまでの距離も確認
ピンまでの距離だけでなく、必ずエッジまでの距離を確認しましょう。
エッジまでの距離を確認して、エッジからピンの幅がどれくらいあるかを確認しましょう。
レーザー距離計で測定して、エッジまでの距離を測定しましょう。
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セカンドショットの難易度チェック
セカンドショットでは、まず、ショットの難易度と自分の技倆を天秤にかけます。
例えば、ライはラフで左足下り、残りピンまで、200ヤードで手前に池、180ヤード飛ばさないと池を超えないというショット。
このショットを成功できる確率はどれくらいでしょうか。
シングルでも10回試して、2,3回というところだと思います。
ただ、こういう難しい状況でもウッドやハイブリッドを握って、ピンを狙いにいくアマチュアは多いです。
ゴルフはミスのスポーツ。
40点から50点くらいのショットで、誤魔化し誤魔化しパーを拾いに行くのがゴルフです。
まず、ミスが出たとしても大きな怪我をしないショットを選択しましょう。
先ほどの例の” ライはラフで左足下り、残りピンまで、200ヤードで手前に池、180ヤード飛ばさないと池を超えないというショット”なら、池の手前に刻んで 3打目でグリーンに乗せて、ボギーでOKという攻め方が基本。
大きな怪我をする確率が高いハザードは以下の通りなので、危険なところから避けていきましょう。
危険度No.1 | OB | 入れたら確実に2打罰で、同じところからショットが必要なので、4打以上のロスもある。 特に、グリーン近くのOBゾーンはきをつける |
危険度No.2 | 池 | 入れたら1打罰。 わかりやすいので、みんな避けるでしょう |
危険度No.3 | グリーンから30y以上離れたバンカー | プロでも難しい遠い距離のバンカーは、池と同じくらい危険 |
危険度No.4 | ショートサイドのラフ | ピンに近い方のラフは入れるとバンカーより難しい場合が |
危険度No.5 | ショートサイドのバンカー | ショートサイドのバンカーは入れたくないが、バンカー得意なら距離を出さないことはできる |
危険度の高い方から優先度高く避けていきましょう。
当たり前と思われるのですが、ラウンドになるとこのようなハザードを気にせずギャンブルのようなショットを選択するゴルファーは多いです。
特に、ダブルボギーを打った後など、ダブルボギーを取り返そうとして、必要以上にリスクを取ってしまうことがあります。
ダブルボギーを打った後は、ダブルボギーで良いのです。
前ホールより悪いスコアにならないよう、自分のメンタルをコントロールするのです。
グリーンの形状
グリーンの形状によって難しいパットと易しいパットがありますね。
簡単なパットは、距離が短く、曲がりが少なく、上りのパットです。
曲がりが少なく、上りのパッとが残るグリーンの位置を確認して、そのエリアを狙いましょう。
もう一度言いますが、ゴルフはミスのスポーツ。当然、狙い通りにショットはできないのですが、何度もしっかり狙いを定めてショットすることで、課題が見つかります。
その課題を克服することこそが上達というものです。
Par5のセカンドショット
Par5では、まずティーショット時に2打でグリーンを狙うのか、レイアップかを決めておきます。
例えば、550yのPar5で2打で上がろうと思うと、ドライバーのティーショットで300y近く飛ばす必要があります。
Par5ならなんでもドライバーで飛ばすではなく、レイアップするならきっちりレイアップの戦略でティーショットしましょう。
セカンドショットでグリーンの狙い方は、Par4のセカンドショットと同じです。
絶対行ってはいけないところを避けてショットします。
レイアップの場合は、サードショットで狙いやすいところを狙います。
以下のようなエリアは狙いづらいので、避けます。
中途半端な距離のバンカー | 100y以内のバンカーショットはプロでも難しいです |
ピンとの間に池などのハザードがある | ピンの間にハザードがある場合は狙いづらいので避けて、花道が手前にあるところを狙います |
木でスタイミーになる | 木が邪魔をして、インテンショナルショットを打たないといけないショットは避けます |
Par5のサードショット
Par5のサードショットは上りのパットが残るラインをしっかり狙いましょう。
ピンを狙ってオーバーしてしまうとバーディが取りづらくなってしまいます。
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