ゴルフシューズは一番大事かもしれない
アマチュアにとって、ゴルフシューズが最もスコアに影響するギアかもしれません。 ゴルフでこの世で最も大きな力を出力している地球との唯一の接点がゴルフシューズ。 足元が安定しないとショットもブレてしまいます。
特に、ラウンドでは平らな場所はないと言ってよく、常に左右前後に傾いた状況でショットすることになります。 ラウンドで、あっていないシューズを履いてしまうとシューズの中で足が動いてしまい、ショットが数センチ単位でインパクトでショットがずれてしまいます。 練習場ではうまく打てるけど、ラウンドでは練習場で出ないようなミスショットが出るという方はゴルフシューズを疑ってみましょう。
ショットの安定は間違いなく足元から。 足元のフィット感、安定性にこだわったゴルフシューズメーカーで、一番のおすすめはFootjoyです。
Footjoyゴルフシューズの特徴
Footjoyは1857年に創業したマサチューセッツ州ブロックトンで創業された米国メーカー。 歴史は長く、1927年にライダー・カップでアメリカゴルフチームがフットジョイのシューズを着用した時から力を入れてゴルフシューズを作り続けています。 最近では、アシックスやニューバランスもゴルフシューズに参入していますが、Footjoyの経験値は段違いです。
PGAツアーでもFootjoyのゴルフシューズを愛用しているプロは多く、ジャスティン・トーマス、アダム・スコット、マックス・ホマなどのプロが使用しています。最近は初心者向けのエントリーモデルも充実しているFootjoyですが、基本的にはアスリートゴルファー向けのシューメーカーです。
ゴルフシューズは大きく分けると、履き心地がよく長く歩いても疲れづらい柔らかさを重視したモデルと、フィット感を高めてショットの安定性を重視したモデルがありますが、Footjoyは安定したショットを志向するゴルファー向けの製品が充実しています。 とにかく、ゴルフシューズでスコアを良くしたい、という方向けのシューメーカーがFootjoyです。
ゴルファーに最適なサイズを提供するため、主要モデルには、足の足幅(ウィズ)が2E(狭め)、3E(標準)、4E(幅広め)の3つサイズが用意されており、より幅広いアスリートゴルファーにフィットできる製品作りをしています。
Footjoyゴルフシューズの全モデル比較表
Footjoyでは、2023年2月に発売されたドライジョイズ プロ BOAが基準モデルとなっており、このドライジョイズ プロ含め安定性に優れたプロ、アスリートモデルとより歩行での疲れづらさを重視したモデルがあります。
全体のFootjoyのシリーズを表にまとめると以下の通り。
ドライジョイズ プロ BOA含む右側が安定性に優れたアスリート向けモデル。左側が歩いても疲れづらい余裕のあるサイズのエンジョイ志向向けモデルです。
スパイクの鋲が多い
Footjoyのアスリートモデルの鋲の数は9個です。
もちろん多ければ多いほどグリップ力が強くなるのですが、アディダスやニューバランスなどの他のメーカーの鋲の数は、8個以下。大体6~7個くらいのモデルが多い中、9個の鋲があるというのはかなりグリップにこだわっている証拠。 Footjoyの9個の鋲の数は最大で、グリップ力は最も強い。
ちなみに、スパイクの鋲がどうしても外れない時がありますよね。
そんな時はラジオペンチを使うと簡単に外せます。詳しくはこちら
独自のBOAシステムでフィット感が他社よりGood
Footjoyだけが、踵の部分にBOAが付いており、シューズ全体を締めることができます。他のメーカーのBOAシステムは、シューズの甲の部分だけを締めるのですが、Footjoyの場合は、踵の部分までワイヤーが入っているので、フィット感を高めることができます。
Footjoyゴルフシューズのサイズ感は0.5~1cm小さめを
Footjoyのゴルフシューズを選ぶときは、目安として普段履いているシューズより0.5~1.0cm小さめを選びましょう。
正確に足サイズを測るのがまずはシューズ選びの第一歩です。
Footjoyの足サイズの合わせ方はこちらを参考にしてください。
アスリートゴルファー向けおすすめFootjoyゴルフシューズ5選
No.1 ドライジョイズ プロ BOA
フィット感 | ★★★★★ |
安定性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★ |
全てのFootjoyのゴルフシューズの起点となるモデル。 日本人向けの足型を採用しており、日本人ゴルファーのためのアスリートモデルとなっています。 まずはこのモデルを試してみて、合わなければ他のモデルに移行しましょう。
フィット感を重視していて、しっかり足をホールドしてくれます。鋲も9個付いているので、足がずれてしまうこととは無縁。 アスリートには必要不可欠なモデルと言っても良いです。 また、このモデルは前モデルのリリースが2017年。 今回2023年モデルの購入を逃すと次はかなり先になってしまうため、早めに購入しておくことをお勧めします。
鋲 | 9個 |
サイズ展開 | 2E,3E,4E |
発売日 | 2023年2月 |
FootJoy ドライジョイズプロ BOA M(2E)の最安値はこちら↓
FootJoy ドライジョイズプロ BOA W(3E)の最安値はこちら↓
Footjoy ドライジョイズプロ BOA XW(4E)の最安値はこちら↓
No.2 プロSL カーボン BOA
フィット感 | ★★★★ |
安定性 | ★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★ |
上級者向けのスパイクレスシューズがプロS/L。 アダム・スコットやルイ・ウーストヘイゼン、イム・ソンジェなどの米国のプロが使っているシューズがこれで、ここ数年愛用しているプロが増加中。
スパイクレスのメリットはなんと言っても、足裏の感覚を得やすことです。スイングでは足から始動して、トップでは軸足の踵に体重を乗せないといけないのですが、これができていないアマチュアは結構多い。足裏でしっかり体重移動を感じるためには、やはりスパイクがあると邪魔です。スパイクレスを使うことで、足裏でしっかり体重を感じることができます。
プロが使うスパイクレスならこのモデル。世界展開のモデルで、現在は第4世代目。 プロSLは、ウィズが2E,3E,4Eが選べ、足幅が狭い方や広い方でも対応できるようになっています。 スパイクレスというと、柔らかいモデルが多いのですが、アウトソールの作りがしっかりしており、安定性に優れています。
鋲 | スパイクレス |
サイズ展開 | 2E,3E,4E |
発売日 | 2023年2月 |
FootJoy プロSL カーボン BOA M(2E) W (3E) XW(4E)の最安値はこちら↓
No.3 ツアーアルファBOA
フィット感 | ★★ |
安定性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
現在、Footjoyのツアーモデルで最もコストパフォーマンスが良いのが、このツアーアルファBOAです。 現在、マークダウンしており13,000円程度で買えます! ドライジョイズBOAに比べて重量感はありますが、しっかりしていて安定性に優れるタイプ。 サイズが3Eしか選べないのがデメリットではありますが。
鋲 | 9個 |
サイズ展開 | 3E |
発売日 | 2022年2月 |
Footjoy ツアーアルファBOAの最安値はこちら↓
No.4 ドライジョイズ プレミア ウィルコックス レース
フィット感 | ★★★ |
安定性 | ★★★★ |
コストパフォーマンス | ★ |
2024年1月にナイキとの契約終了を発表したタイガー・ウッズですが、自動車事故後に履いていたのは、ナイキではなくFootjoyのこの『ドライジョイズ プレミア ウィルコックス』です。ジャスティン・トーマスなどの多くの米国PGAツアープロが履くモデルの『ドライジョイズ プレミア ウィルコックス』も2E、3E、4Eのサイズ展開があるのですが、2Eと4EのサイズはFootjoyの公式サイトからしか購入できず、少し割高です。
ちなみに、PGAの選手のタイトリスト契約の選手はほとんどはこのモデルを履いています。 シンプルなスタイルにマッチするので、全体的にシンプルなスタイルで決めたい場合はこちら。このモデルのみBOAシステムではなくレース(紐)なので、レース派の方はこのモデルを!
鋲 | 9個 |
サイズ展開 | 2E,3E,4E ※2Eと4Eは公式オンラインサイトでのみ購入可 |
発売日 | 2023年2月 |
Footjoy ドライジョイズ プレミア ウィルコックス レースの最安値はこちら↓
先代モデルのパッカードレースもまだ購入できます(安いです!)!↓
No.5 ハイパーフレックス コア BOA
フィット感 | ★★★ |
安定性 | ★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★ |
デザインがFootjoyの中で最もスポーティなタイプのアスリートモデル。 ゴルフシューズは年ごとに特にアディダスがスポーツ寄りのデザインとなっており、それに追随したモデル。 若々しさがあるので、若年層でスポーティにアスリートモデルを合わせたい場合はこちら。 ドライジョイズシリーズよりスパイクの鋲が3つ少なく6個となっていますので、他のアスリートモデルに比べるとグリップ感は弱めです。
鋲 | 6個 |
サイズ展開 | 3E |
発売日 | 2023年2月 |
Footjoyハイパーフレックス コア BOAの最安値はこちら↓
Footjoyゴルフシューズを2倍長持ちさせるには
革靴からスニーカーまで、シューズ全てに言えることですが、シューズを長持ちさせるために最も効果を発揮するのは、シューツリーです。シューツリーを使わないと湿気が抜けず雑菌が繁殖してしまいますし、よく曲がる甲の部分のシワが深くなってしまい、アウトソールが割れてしまいやすくなります。シューツリーを使うことで、イメージですが2倍は長持ちしますので、絶対シューツリーを使いましょう。ラウンド後にはすぐにシューツリーを入れて風通しの良い場所で保管しましょう。
Footjoyから専用のシューツリーが出ています!↓
シューズのニオイを抑える裏ワザ
シューズの臭いは気になりますよね。臭いの元は雑菌です。菌です。臭いを抑えるには菌を繁殖させなければ良い。菌は湿気と暖かい温度があると繁殖するので、まずは履いたらシューツリーを入れて外に干すなどで乾燥させること。プラス、抗菌処理をすることが大事です。
抗菌処理には、エーザイのイータックが最高。購入したら、すぐにイータックで靴の中と中敷をビシャビシャになるくらいスプレーを吹きかけます。ビシャビシャになるくらいです。エーザイさんは公式には1週間抗菌作用がもつと言ってますが、実際には3ヶ月は持ちます。抗菌物質が正面にくっついて離れないのがこのイータック。
元々、障害を持つ人がなかなか歯磨きができないので、長時間もつ物質で歯に抗菌作用をしてしまえば障害を持つ人の歯が守られると開発されたのがこのイータックの成分。抗菌成分を接着剤のように物体にくっつけることができるのがこれ。3ヶ月ごとくらいに、シューズの中をビシャビシャにして乾かせば菌が繁殖せず臭いを抑えることができます。かなりおすすめです↓
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