北海道・ニセコのスノーリゾート徹底解説|物価高でお得に楽しむ滞在方法など

スノーリゾート

北海道・ニセコのスノーリゾート概要

コロナ時は外国人観光客が来れなかったため、ホテルは休業していたところもありました。また、飲食店の中には観光客の減少で閉店してしまったところも数多いです。コロナショックにより、リーズナブルな食事を提供していた居酒屋なんかもなくなってしまい、個人的には残念な気持ちです。

ニセコのスキーリゾートは外国人に言わせれば、世界でも最高のパウダースノーだそうです。スキーリゾートとしては、イタリアの

アクセス

新千歳空港からレンタカーで向かいます。バスも出ていますが、あまり割安ではないのでレンタカーが良いでしょう。せっかくの高級リゾートの滞在なので家族4人とかだとアルファードのような高級ミニバンに乗った方がいいのかなと思いがちですが、ニセコにそんな高級車で向かってるのは成金の中国人くらいです。ミニバンなら普通のノアやセレナのような大衆車で十分です。海外の旅行者は大体大衆車を借りているので、全然ノアやセレナでも恥ずかしくないです。

ニセコのスキー場

オープン時期

2021-22年シーズンはゴールデンウィークまで営業していました。私もGWに訪れたことはありますが、山頂はしっかり寒くてびっくりしました。雪さえあればGWでもスキーが楽しめます。

ただ、22-23年シーズンは雪不足のため4月までの営業となってしまいました。23-24シーズンはどうなるかわかりませんが、昨今の温暖化を考えるとGWまでは雪がもたない可能性が高いと思います。

パウダースノーを堪能できるプライベートツアーがあり、とてもおすすめなのですが、プライベートツアーに行くなら、1月か2月じゃないと厳しいです。3月になると雪が溶けてきて、プライベートツアーがクローズしてしまいます。

どんな雪か?

世界でも有数のパウダースノーが楽しめます。キッカーやパークが充実しているわけではなく、パウダースノーやエキスパート向けの不整地があり、恐れを知らない海外のフリースキーヤー向けのスキー場です。上級者向けのコースはしっかりエキスパート向けです。ニセコの上級者コースは日本の他のスキー場の上級者コースより数段レベルが高いです。斜度はキツくも不整地のコブもしっかり大きく、中途半端な入射角だとスキー板が弾かれてしまいます。うっかり中級者が挑んでしまうと心が折れてしまうでしょう。

天候としては、ニセコは基本的にずーと曇っています。なので雪が降りやすく、平地では晴れていてもニセコだけは雪が降っていたりします。ゴーグルのレンズは曇り用がいいです。

スノーボーダーもいますが、スキーヤーの方が多いです。7:3くらいでスキーヤーが多い感じでしょうか。キッカーやパークが充実しているスキー場ではないので、スキーならやはりパウダースノーを期待して、幅が1100mm以上あるオールマウンテン系のスキー板を持っていくことをおすすめします。ただ、上級者コースのレベルが高いので、あんまり幅広のいただとコースが楽しめなくなってしまうので、ある程度回転性もある95mm~105mmくらいの幅のスキー板が良いです。

ニセコの山には、ヒラフ、HANAZONO、ビレッジ、アンヌプリの4つのスキー場があります。ちなみに、頂上までいけば、どのスキー場にも分岐して降りて行けます。

ヒラフ

ニセコのメインのスキー場。例年はGWまで雪があり滑れます。ゲレンデが広く、滑走距離も長いので、広々と滑れます。1日では滑り切れないくらいのコースがあります。海外のコアなスキーヤーでも満足できるエキスパート向けのコースもあります。コアなスキーヤー向けっぽく、フードがついていない長距離のリフトがあります。頂上付近に行くと、HANAZONOと合流しやすいです。

HANAZONO

ヒラフよりはファミリー向けです。フードが付いているリフトがあり寒さが凌げます。麓にはおしゃれなレストランがあり、女性ウケが良いです。キッカーやパークがあります。中級者向けのコースが充実していますが、レジェンド・オブ・シンヤというエキスパート向けコースがあります。レジェンド・オブ・シンヤは不整地で、しかもコブが大きく並のスキーヤーでは攻略できない超難コースです。このコースをノンストップで滑れるようになれば、他のどんなスキー場の難コースでも怖くないです。

ビレッジ

麓にヒルトンニセコビレッジのホテルがあり、ヒルトンから直接アクセスできるのがビレッジです。ヒラフやHANAZONOに比べると、日が当たりやすく、オープン時期がヒラフ、HANAZONOより短いです。GWに行ってもオープンはしてないです。

アンヌプリ

ニセコの4つのスキー場の中では最も初心者向けです。初心者なら、HANAZONOかアンヌプリが良いです。

スキー場の選び方

まず、初めてニセコに行くなら、グランヒラフに行くのが基本です。本州のスキー場では体験できないような広大なゲレンデと長距離の斜面が続いています。初めて行ったスキーヤーは必ず感動します。ヒラフだけでも、1日では滑り切れないです。ヒラフを十分に堪能するには、2日くらいは必要。ナイターでもヒラフなら結構上の方までリフトで上がることができ、長距離の滑走が可能です。

ヒラフを堪能したら、HANAZONOでしょう。こちらも広大なゲレンデ。どこから滑っても楽しいですが、頂上付近の羊蹄サンセットコースは羊蹄山を目の前に見ながら急斜面を滑れるので気持ちいいです。頂上付近でグランヒラフと繋がります。

お得なリフト券の買い方

おすすめホテル

ニセコでのホテル選びは少し悩ましいです。コロナ後から外国人観光客の増加により特に外国資本のホテルは値上げしています。12月下旬、1、2月のハイシーズンは3泊以上の宿泊に限っているホテルもあり、かなりコストがかかってしまいます。選ぶ基準は以下の通りです。

ゲレンデ直結ホテル

ゲレンデに直結しているホテルはいくつかあるのですが、やはり立地が限られているので数は多くありません。バブル時期に建設された古めのホテルが多く、あまり広くない昔ながらの間取りの部屋が多いです。スキー板を履いてホテルを出たらすぐにスキーできるので、完全にスキー目的なら良いと思います。ナイターも十分楽しめます。ホテルによっては雰囲気が良いわけではないのでカップルやファミリーでいくと少し不満が出るかもしれません。価格も高めです。

綾ニセコ

ニセコエリアでは部屋のグレード、立地ともに最も良いホテルです。グランヒラフの麓に立地していて直接ゲレンデリフトにアクセスできます。最高のホテルですが、やはり価格は高め。温泉も、フィットネスセンターもあり、何から何まで最高のホテルです。

湯元ニセコプリンスホテル ひらふ亭

プリンスホテルという名前ですが、苗場にあるような西武のプリンスホテルの系列とは関係がないホテルです。昔ながらのホテルといった感じで、部屋は広くないです。温泉があるのですが、この温泉は最高です。サウナも強めで整います。部屋はあまり広くなく、布団形式なので、くつろげるわけではないですが、ビュッフェ形式の朝食、夕食のレベルはめちゃめちゃ高いです。普通のビュッフェに見えるのですが、素材が良いのか、本当に美味しいです。

ヒルトンニセコビレッジ

ビレッジのスキー場に直結のゴンドラに乗れるのがヒルトンニセコビレッジ。夕飯はビュッフェスタイルですが、メインディッシュを別途頼むスタイル。夕飯、朝食は非常に満足できます。部屋は少し狭目で、家族4人で泊まると部屋が別れていない感じです。フィットネスセンターが広くて満足できるのがとても良いところ。

ヒラフ坂エリアホテル

ニセコのメインのスキー場グランヒラフの周辺にたくさんのホテルが建っています。外国資本のホテルが多く、新しい。外国の観光客をターゲットにしているので、価格は高いです。ただ、雰囲気は最高で、4人家族で泊まっても部屋も広々としていて、ホテル滞在自体が楽しくなるでしょう。飲食店やコンビニも近くて最高です。歩いてスキー場に行けなくはないですが、基本的には車に乗ってスキー場にアクセスします。ナイターで滑ろうとすると、ちょっと面倒です。

雪ニセコ

ニセコの新しい高級ホテル。チャトリウムニセコの上位互換のような高級ホテルです。大浴場、フィットネスセンター併設で、しかも従業員はホスピタリティに溢れています。家族5人くらいで泊まっても広々使えます。

チャトリウムニセコ

部屋は十分広く、家族4人で十分楽しむならチャトリウムニセコです。ボリュームのあるおしゃれな朝食が印象的。大浴場がないのがちょっとマイナスでしょうか。フィットネスセンターはありますが、少し狭いかな。

少し離れたホテル

できればニセコのスキー場近くに泊まって、徒歩でゲレンデに出ることができるとベストなのですが、少し離れたところに泊まっても十分に満足できます。ゲレンデ直結のホテルに泊まると確かに便利なのですが、少し離れるとどっちにしろ車でスキー場へ移動することになります。それであれば、少し離れたところの安価な宿を予約するのもGoodです。どちらにしろ車でスキー場にアクセスするのですから。

ヒラフ坂から少し離れたところにもホテルが建っています。価格は比較的リーズナブルです。ゲレンデ直結ではない、ヒラフ坂エリアのホテルでも結局は車でゲレンデに行くことになるので、スキー目的ならヒラフ坂エリアのホテルの利便さとそう変わりません。価格重視なので、部屋は狭いところが多いです。家族やカップルでリーズナブルに泊まりたいなら、このカテゴリのホテルがコスパ良いです。

貸し別荘

ヒラフ坂周辺にいくつかの貸別荘があります。一軒家の別荘なので、広さは十分です。6人くらいで泊まっても十分なスペースがあります。朝食や夕飯はついていないですが、十分に豪華。価格もヒラフ坂周辺の外国資本のホテルよりリーズナブルです。ただ、キャパが多くなので、あまり空いてないです。早めに探して、予約できるようなら先に予約した方が良いです。

お得なグルメ情報

ニセコでは物価がハンパなく上がっているという話がよくSNSやニュース番組で見ますが、実際のところ、外資の高級ホテルに入っているラーメン屋は確かに高いですが、少し距離のあるところや日本人が家族経営しているお店なんかはそこまで高くないです。確かにコロナ後に値上げしている店が多いですが。

ラーメンとかだと1,000円くらいで食べられるところが多いです。

ラーメン大心

千歳空港からニセコにいく途中、ニセコの入り口くらいのところにあるのがラーメン大心。ニセコのひらふ坂から10分くらいなので、スキー場からも近いです。リーズナブルで、量もあってクセになるラーメンです。

ゑびす亭

かなりリーズナブルに北海道の料理を楽しめます。普通の居酒屋的なメニューですが、子供でも食べられるものが多く、家族でいくと満足度MAXです。

TOSHIRO’S BAR

湯元ニセコプリンスホテル ひらふ亭の1FにあるBAR。研究熱心なマスターの至高の一杯が楽しめます。できればカウンターに座ってマスターと話してみると、いろんな情報が聞けますので、1日目に行ってみることをおすすめします。

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耳より情報

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